[薬師岳]片道6時間ルール適用の為、山頂踏めず。折立より日帰りピストン。

2015年07月19日(日) [日帰り]

• GPS: 11:55
• 距離: 19.6km
• 登り: 1,790m
• 下り: 1,785m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:35
• 休憩: 1:55
• 合計: 9:30

7:00 折立
7:35 7:40 太郎坂(アラレちゃん)
8:05 8:15 三角点
9:25 9:30 五光岩ベンチ
10:15 10:45 太郎平小屋
11:00 11:00 薬師峠
11:40 11:40 薬師平
12:30 13:10 薬師岳山荘
13:45 13:50 薬師平
14:10 14:20 太郎平小屋
14:40 14:40 五光岩ベンチ
15:25 15:30 三角点
15:50 15:55 太郎坂(アラレちゃん)
16:30 折立

天候

午前7時 折立登山口 曇り 気温20℃ 無風
午後1時 薬師岳山荘 濃霧 雨 気温12℃ SW5m/s

アクセス

利用交通機関：

自家用車

[往路]自宅(府中市)0:30-所沢IC1:20-(関越、上信越、北陸道　379km ETC料金5780円)-立山IC5:00-5:30亀谷ゲート連絡所6:00-(有峰林道小見線1900円)-6:40折立登山口駐車場 439km 6時間10分
[復路]折立駐車場16:45-（有峰林道東谷線26km）-東谷連絡所17:25-(林道高山大山線29km)-見座17:55-（国道471、安房トンネル540円、158号 73km）-松本IC19:30-（長野、中央道191km小仏トンネル25km渋滞 ETC料金3550円）-国立府中IC11:00-11:10自宅 320km 6時間25分

コース状況／危険箇所等

折立から登山道は、太郎坂の急坂をジグザグに登っていく。アラレちゃんの看板を過ぎ、樹林帯を抜けると三角点に出る。ここからしばらくは草原と樹林帯を繰り返し、やがて草原の急登となる。急斜面を登り切ると、五光岩ベンチに出る。さらに広々とした高原を進むと、稜線上の太郎平小屋に着く。
太郎平小屋からは主稜線上を北へ。薬師峠から薬師平へは急な登り返しとなる。樹林帯を抜けると、ガレた小さな谷の登りとなる。このあたりは小さな雪渓が残っている。
やがて道は右に折れ、大きなケルンのある薬師平に出る。遭難碑を左方向へ進み、稜線の脇を登ると薬師岳山荘が現れる。
折立~薬師岳山荘 標高差1345m。

その他周辺情報

最後のコンビニは、立山ICから11kmのセブンイレブンです。ここは、アルペンルートのバス乗り場でもありますので大規模駐車場完備です。深夜、早朝でも登山客で賑わっています。
安房トンネル経由で帰る場合、日帰り温泉は「ひらゆの森」までありません。今日は、駐車場満車で寄りませんでしたが、夜9時まで500円で入浴可能です。

写真

7/19 5:29

午前5時30分、有峰林道亀谷料金所に到着。6時の開通時、30台以上並んでました。

7/19 6:36

午前6時40分、折立駐車場に到着。前日からの利用者でほぼ満車。

7/19 6:52

午前7時、薬師岳登山口(1350m)からスタートする。

7/19 6:57

愛知大学慰霊十三重乃塔。
昭和38年1月、山岳部員13人全員が東南稜で死亡しました。誰一人、コンパスと地図を携帯していなかった不可解な遭難でした。

7/19 7:36

7時35分、太郎坂の小広場。太郎を愛する会のアラレちゃん。私、柴太郎も入会したいものです。

7/19 7:55

樹林帯の登りが続く。屋久杉のような大木。

7/19 8:06

8時5分、三角点。やっと森林限界です。

7/19 8:07

三角点(1870m)は、ベンチのある休憩ポイント。

7/19 8:10

目指す薬師岳は、雲の中。

7/19 8:17

岩盤の登り。

7/19 8:19

しばらく草原と樹林帯を繰り返す。

7/19 8:22

ニッコウキスゲが、群生してます。

7/19 8:25

5m以上あるドイツカラーのポールは何の為？背後に有峰湖。

7/19 8:27

薬師岳山頂が見えたのは、この時だけでした。

7/19 8:53

良く整備された石畳の道が続く。

7/19 8:58

振り返れば眼下に有峰湖。

7/19 9:03

草原の登りが続く。

7/19 9:11

太郎平2．5km 折立5．5km。こんな看板が数百米毎にあります。

7/19 9:24

9時25分、五光岩ベンチ（2189m）。

7/19 9:25

池塘が点在してます。バックに北ノ俣岳。平ヶ岳のような景色です。

7/19 9:36

北を見ると、奥大日岳の山頂にも雲。

7/19 9:39

さらに広々とした高原を進むと稜線上に太郎平小屋が見える。

7/19 10:13

10時15分、太郎平小屋（2330m）に着く。

7/19 10:14

太郎平小屋。太郎ラーメンが名物だそうです。

7/19 10:22

アミノバイタル400円、バッジは1つ500円です。

7/19 10:30

太郎兵衛平から見た太郎山と北ノ俣岳。黒部五郎岳は雲の中。

7/19 10:31

薬師岳山頂は、相変わらず雲の中。

7/19 10:31

10時45分、早めの昼食後、薬師岳に向かう。

7/19 11:00

11時00分、薬師峠キャンプ場（2294m）。当初の予定ではここにテン泊し薬師岳と黒部五郎岳に登るはずでした。

7/19 11:05

ミヤマキンバイですか？

7/19 11:08

谷の登り。

7/19 11:14

ガレた谷の登り。

7/19 11:22

小さな雪渓が残っている。

7/19 11:31

樹林帯の沢を登りきると、太郎平小屋が遠くなりました。

7/19 11:39

30m程、雪渓を歩きます。

7/19 11:43

薬師平のケルン。残念ながら廃材置き場に見えてしまう。

7/19 11:52

チングルマですか？

7/19 12:01

ザレた斜面を登る。

7/19 12:30

12時30分、濃霧の中突然薬師岳山荘(2695m)に着く。

7/19 12:35

薬師岳山頂まであと50分ですが、風雨が強まりガスガスの為、ザレた斜面を登る気力が失せてしまう。

7/19 12:49

とりあえず、しらたまアンミツを食す。900円は、ちと高すぎます。

7/19 12:35

山荘でダラダラしてたら時間は午後1時をすぎてしまい、片道6時間オーバーの為、下山することにしました。やんちゃなジジイ本日はやんちゃせず。13時10分下山開始。

7/19 13:49

13時45分、薬師峠の水場とトイレ。

7/19 14:09

14時10分、太郎平小屋まで戻って来ました。雨が強くなってきた。

7/19 14:20

ニッコウキスゲ。

7/19 14:56

有峰湖の上に雲が流れ、幻想的です。

7/19 16:29

16時30分、折立登山口に無事戻って来ました。

7/19 17:23

有峰林道東谷料金所を通過後、野生の月輪熊に遭遇しました。

撮影機器：

Xperia A2 SO-04F SONY

装備

個人装備

ヘッドランプ(1) ライター(1) 保険証(1) 飲料(1) タオル(2) 携帯電話(1) 計画書(1) 雨具(1) 防寒着(1) スパッツ(1) 手袋(1) ストック(1) ビニール袋(3) ザックカバー(1) 時計(1) 非常食(2) 軽アイゼン(1) コンロ(1) ファーストエイドキット(1)

感想

shibataro

ONE HUNDRED　MOUNTAINS of JAPAN Kyuya Fukada Translated by Martin Hood
50. Yakushi-dake(2929m)
Unlike Shirouma or Yari,Yakushi-dake is no fashinable destination.But its weighty,solid profile makes it one of the greatest mountains in the Northern Alps.This is more than just a matter of scale and stature,for Yakushi has a majestic presence.
50.薬師岳（二九二六米）
　薬師岳は、白馬や槍のような流行の山ではないが、その重量感のあるドッシリした山容は、北アルプス中随一である。ただのっそりと大きいだけではない。厳とした気品もそなえている。
そんなわけで行って来ました、2ヶ月半ぶりの山登りは、北アルプス中部の薬師岳へ。当初の予定は、テン泊して薬師岳と黒部五郎岳の2座を登頂するつもりでしたが、台風11号のせいで薬師岳の日帰りピストンに変更。
久々の山登りで、足取りが重く設定タイムをオーバーした為に薬師岳山荘で引き返しました。
単独日帰りピストンの時には、片道6時間で引き返すと自分のルールを決めてます。
8月中旬に水晶、鷲羽、野口五郎岳を予定しているので、そのついでに黒部五郎岳を追加します。次に登る時には、晴れて欲しいもんです。