[完登]多摩100・百&ルリビ街道(東日原〜酉谷山〜長沢山〜芋ノ木ドッケ〜天祖山〜東日原)


- GPS
- 17:36
- 距離
- 35.0km
- 登り
- 2,648m
- 下り
- 2,643m
コースタイム
- 山行
- 5:24
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 6:48
- 山行
- 9:57
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 10:39
天候 | 1日目:晴れ、2日目:晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:東日原BS 16:22発(西東京バス) 16:40着 奥多摩駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全般的に特に危険な箇所や岩場・鎖場はありません ・東日原〜一杯水避難小屋:最初の30分標高差400mはつづら折れの急な登り。あとはトラバース気味に一杯水避難小屋まで。 ・一杯水避難小屋〜酉谷山:トラバース気味に少しずつ標高を上げる。コースは途中のピークを巻いていますが、七跳山だけコースをそれて立ち寄りました。薄いトレースあります。 ・酉谷山〜水松山:緩いダウン&アップのトラバース路。水松山はトラバース路から外れて稜線に乗ります。薄いトレースあります。 ・水松山分岐⇔芋ノ木ドッケ:稜線歩き。仏小屋ノ頭付近にちょっとした岩場がある。分かり難い箇所にはピンクテープあり。コヤセドノ頭⇔芋木ノドッケは気持ちの良い登り ・水松山分岐〜天祖山:ナギ谷ノ頭のコルまでは緩い下り。ナギ谷ノ頭への登りが急で足場も滑りやすいので注意。標高差200m上がります ・天祖山〜八丁橋:長い下り。落ち葉で滑りやすい箇所もあるので注意。八丁橋近くの標高800m付近に滑落注意箇所あります(ザイル設置されています) ・八丁橋〜東日原:林道歩き |
その他周辺情報 | ・酉谷山避難小屋について 水場:塩ビ管からの流れはないです。ただし溜まっている水はあります。 定員:6名(ヤマケイオンライン)とありますが、荷物を整理すれば8名くらいとまれそう(追記:ただし、これはかなり窮屈になりそう。テント泊のイメージ。↓のの老少年さんのコメントも参考にしてください)。土間も3名くらいは寝れそうな広さではある。 トイレ:綺麗なトイレあります。使用済みの紙は持ち帰り 携帯電波:入りません(ドコモ)が、稜線まで30mほどあがれば秩父側の電波をつかめます。 ・東日原の手前の中日原に飲食店が一つだけありました ・携帯電波:基本的に入りませんが、各山のピークでは若干入ります(酉谷山、天祖山)。 ・温泉なし |
写真
以下、地名に関する参考(Wikiより)
国土地理院の地形図では「芋木ノドッケ」となっているが、現地の表示は「芋ノ木ドッケ」である。登山地図や地元の案内などでも主に「芋ノ木ドッケ」としている
感想
残り4座となっていた多摩100山、多摩百山。うち3座は長沢背稜に乗っているピーク+天祖山で、すべてを1日で回るのは私の脚力では無理。春のこのベストの季節に酉谷避難小屋泊で行ってみました。避難小屋は混んでいるとツェルトになると思い、頑張って始発のバスで行きましたが、結局、週末なのに宿泊は私ともう1名の男性だけで、まったく杞憂でした。
長沢背稜ですが山行記録で「高速道路」と書く方もいるように、ほとんどのピークを巻いているので急なアップダウンも殆どない道です。その代わりに景色はイマイチになるですが、たまにある稜線部分では広葉樹の気持ち良い尾根でした。
1日目はほぼ上りだけで午後はリラックスタイムでしたが、2日目は距離21km、のぼり1400m、くだり2400mと久しぶりにキツイ行程でした。天祖山からの標高1300mからの下りが足の踏ん張りが緩くなったような気がして、落ち葉のスリップにもきをつけて慎重に下山。無事に多摩100山、多摩百山が完投できました。
野鳥のほうですが、ヒガラはちょくちょくと出現していますが、それ以上に、2日間で数にして十回ほどルリビタキに出会いました。まさにルリビタキ街道。ルリビタキはこの季節の本州では標高1500mにいるときいていたので、まさにその通りでした。ただ2日目の一回を除いて、すべて雌ばかり。不思議だなぁと思っていたら、若鳥の雄は雌と見分けがつかないらしい↓。ということは、どれかが実は雄?この辺、分かる方がいたらコメントいただけると嬉しいです。
https://midori-ikimono.com/2023/09/20/年齢で色が変わる不思議な鳥 ルリビタキのはな/
こんにちは!
新緑の奥多摩の山を楽しまれ、また、酉谷山避難小屋でも快適にお過ごしなられたらご様子で何よりです。
余分なこととは思いつつ、(極端なストレスなく)宿泊できる人数についての私見です。
前回利用時に板の間の横の長さを測ったところ3.6mでした。
8人で利用するとすると一人当たり0.45mですから、
8人が利用することになると、となり同士でぴったり密着しないとなりません。
そんなことから5人程度ならラッキー、6人までなら譲り合いながらOKかなと感じました。
ビバーク装備がない方が多くいる場合や、コンクリートの床でいいという場合は
板の間を利用する人はザックなどを床に下すなどして6人ぐらい、
コンクリートの土間に3人ぐらいで、どうにかトイレの出入りもできるかな
という経験があります。
いずれにしても(混雑が激しくても)譲り合えばいいことですが、
コメントさせていただきました。
きちんと計測されていたのですね。たしかに計算するとそのような感じですね。自分は小屋泊は殆どしていないので、テントに複数人定員とおりに入った場合でイメージしてしまいました。
これをみて勘違いする方がいるとまずいので、補足を追記しました。今回はコメントありがとうございました。
GWの時には普通に出ていた酉谷の水場、1週間後に涸れていたとはビックリでした。
長沢背稜、整備されすぎてて自分もあまり気にせず歩いてしまっていましたが、累積標高がなかなかどぎつい数字になりますよね(苦笑)
後々いろいろビックリする山域だなぁ…と思いながら振り返ってました😅
こんにちは。そうなんです。
ジョーさんの記録も、その前に和名倉で会った方にも、酉谷の水場の水は問題ないとみて・聞いていたのですが、実際にはパイプから出ておらず、自分もビックリです。今回初めての場所だったので、他に水場があるのか探しました(笑)
まー溜まっている水があったので煮沸して使ったので今回は問題は無かったのですが、こういうこともあるのかと思いました。
確かに整備されすぎで、まさに高速道路でしたが、ちょっとそれたところの稜線が好きでした。鳥🐤さんともたくさん出会えましたし
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