飯豊 北股岳BC-北股沢を滑走-

2024年05月14日(火) [日帰り]

• GPS: 10:40
• 距離: 26.3km
• 登り: 1,973m
• 下り: 1,983m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:38
• 休憩: 1:03
• 合計: 10:41

5:45 スタート地点
5:59 6:00 天狗平ロッジ
6:07 6:10 温身平
8:37 8:37 石転びの出合
12:05 12:24 梅花皮小屋
12:59 13:39 北股岳
14:21 14:21 石転びの出合
16:10 16:10 温身平
16:16 16:16 飯豊山荘上駐車場
16:26 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

倉手山登山口ゲート前Pを利用

その他周辺情報

梅花皮荘に入湯 500円

写真

5/14 5:40

倉手山登山口ゲートPより電動アシストMTBで出発

5/14 6:01

今年もまたやって来ました。
温身平からの飯豊連峰

5/14 6:17

MTBをデポ

5/14 6:20

ここから長いシートラ歩きの始まり

5/14 6:37

ブナ林にフィトンチッドを貰いながらの歩き

5/14 6:49

イワカガミ

5/14 6:49

同上

5/14 6:50

タニウツギ

5/14 6:50

ここは落ちたらやばい箇所

5/14 6:51

下つぶて岩を見ながら

5/14 6:51

ロープ、鎖を握って慎重に通過

5/14 6:51

この高度感！

5/14 6:55

シソバキスミレ

5/14 6:55

同上

5/14 7:02

うまい水で

5/14 7:02

ペットボトルに補給した。本当に有り難い水です。

5/14 7:05

これもシソバキスミレ

5/14 7:07

さすがにカタクリは終盤

5/14 7:13

以前Wさんが復路で落ちた箇所

5/14 7:12

今回もスカンポが生い茂っていました。Wさんはスカンポを握りしめ途中で滑落を止めました。

5/14 7:20

ニリンソウ

5/14 7:20

サンカヨウ

5/14 7:21

遭難碑に手を合わせた。

5/14 7:21

スケルトンのサンカヨウ

5/14 7:21

同上

5/14 7:22

梅花皮沢の雪解け水の流れ

5/14 7:24

エンレイソウ

5/14 7:29

もぅ少しで雪が繋がりそうだ！

5/14 7:30

キクザキイチゲ

5/14 7:31

ショウジョウバカマ

5/14 7:40

ここでようやく登山道を離れて雪渓に乗る。

5/14 7:40

北股岳アップで

5/14 7:47

アプローチシューズをデポし

5/14 7:44

兼用靴に履き替えた。

5/14 7:56

シール歩行開始

5/14 7:57

遠くに北股岳を眺めながらの登り

5/14 7:59

この辺りは沢割れが激しい。

5/14 8:00

同上

5/14 8:06

門内岳

5/14 8:16

ここも微妙に沢割れ

5/14 8:16

北股岳と滑走予定の北股沢を望む。

5/14 8:17

パックリと沢が口を開いていた！

5/14 8:19

こんな所に絶対に飲み込まれてはならない。

5/14 8:22

春の景色

5/14 8:26

ようやく石転びの出合に着いた。

5/14 8:26

左が石転び沢で

5/14 8:26

右が門内沢

5/14 8:33

自分はより早く北股岳に登れる石転び沢を選択した。

5/14 8:34

春の装い

5/14 9:09

ここで今日のgearを紹介します。ski: Dynafit DNA 153cm、binding: ATK SLR Release AT DIN6、boots: Dynafit PDGです。今日は長い区間の歩きがあるため自分の持ち合わせている最軽量の組み合わせで来ました！

5/14 9:28

斜面は嬉しいことに落石少なく比較的面ツルです！

5/14 9:28

中斜面をクトー装着して登っていく。

5/14 9:34

左はほん石転び沢です。

5/14 10:08

傾斜がさらに上がってきた。

5/14 10:30

北股沢の斜面をチェックしながら

5/14 10:54

シール登行の限界を感じたのでアイゼンのシートラに換装

5/14 11:24

亀裂もあり

5/14 11:56

ようやく梅花皮小屋が視界に入った。

5/14 11:56

石転び沢を振り返ってみる。かなりの傾斜です！

5/14 11:56

こちらが北股沢の斜面

5/14 11:56

北股岳

5/14 11:58

ようやく梅花皮小屋に到着

5/14 12:04

梅花皮岳

5/14 12:04

朝日連峰

5/14 12:04

北股岳

5/14 12:07

ハクサンイチゲ

5/14 12:07

同上

5/14 12:07

同上

5/14 12:07

治二清水で補給
ここの水もうまい水に負けず劣らず美味です！

5/14 12:08

ゼブラ模様はガスのかかる大日岳

5/14 12:08

ミヤマキンバイ

5/14 12:09

同上

5/14 12:09

梅花皮小屋と北股岳

5/14 12:10

梅花皮小屋の内部の様子
きれい！

5/14 12:19

大日岳

5/14 12:23

梅花皮岳、烏帽子岳

5/14 12:27

大日岳

5/14 12:27

御西小屋が見えた。

5/14 12:28

梅花皮岳、烏帽子岳

5/14 12:31

ミヤマキンバイ

5/14 12:33

石転び沢上部の雪渓

5/14 12:33

同上
そのうち崩れるのは確実。今日でないことを祈るのみ！

5/14 12:36

ビクトリーロードを行くhare

5/14 12:40

完全にその姿を見せてくれた大日岳

5/14 12:40

梅花皮岳、烏帽子岳、御西岳

5/14 12:41

ここにもクラックあり

5/14 12:52

梅花皮岳と烏帽子岳の間に飯豊本山の姿が見えた。

5/14 12:52

大日岳

5/14 12:55

山頂の祠が見えた。

5/14 12:55

この雪庇もいつ崩れるかわからない？

5/14 12:56

オウインの尾根は通行禁止
自分は湯の平温泉からオウインの尾根を一度ここまで登ったことがあります。

5/14 12:56

北股岳頂上にゴール！

5/14 13:00

鳥居で記念写真

5/14 13:02

少しすると門内岳から周回してきたSさんが到着し一緒に記念写真

5/14 13:08

門内岳

5/14 13:08

遠くに尾瀬や中越の山々

5/14 13:32

ゼブラの山々
右が二王子岳

5/14 13:43

ここでスキー装着し滑走開始

5/14 13:52

うっすらとマイシュプール

5/14 13:50

クラックはギルランデでかわしていく。

5/14 13:54

同上

5/14 13:50

アップで

5/14 13:52

クラックを避けながらのマイシュプール

5/14 14:00

急斜面にIN

5/14 14:00

吸い込まれるような斜面

5/14 14:00

DNAを信じて行きま〜す！

5/14 14:00

ドーパミン出まくりです！

5/14 14:01

雪質はザラメで特に問題なし

5/14 14:02

どんどん落としていく。

5/14 14:02

同上

5/14 14:03

振り返ってマイシュプール

5/14 14:07

一気に降りてきた。

5/14 14:08

下に石転び沢が見えた。

5/14 14:09

滑ってきた斜面を振り返る。

5/14 14:11

同上

5/14 14:12

石転び沢に入ると傾斜はかなり緩む。

5/14 14:14

同上

5/14 14:18

面ツルなので大回りでかっとんだ！

5/14 14:22

石転び沢＆門内沢の合流点

5/14 14:30

沢割れ地帯もうまく通過してきた。

5/14 14:45

サンカヨウ

5/14 14:48

キクザキイチゲ

5/14 14:59

ニリンソウ

5/14 15:14

復路もうまい水で助かった。

5/14 15:23

つぶて岩の上のトラバース道は復路も大変気を遣う。

5/14 15:52

ようやくMTBデポ地点まで戻った。

5/14 16:01

板とブーツが付けられたザックを背負いMTBラン

5/14 16:19

倉手山登山口ゲートに戻り無事終了

5/14 16:51

梅花皮荘付近より夕方の飯豊連峰

5/15 13:20

翌日帰宅後コシアブラ＆アカコゴミの簡単料理し、飯豊の春の旬の山菜を楽しみました。

撮影機器：

PowerShot G9 X Mark II CANON

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple

感想

hareharawai

　毎年この時期恒例の飯豊の北股岳BCに今回も挑戦。小国町役場に問い合わせたところ今日車で行けるのは倉手山ゲートまでで、飯豊鉱泉まで車で入れるようになるのは5/17(金)からとのこと。いずれにせよ電動アシストMTBが大変有効なためを車に積んできた。電動アシスト全開にし、わずか10分のライドで温身平先の堰堤に到着。そこから長い長いシートラ歩きが始まる。この梅花皮沢左岸道歩きのために最軽量のgearで来たが、いつ来てもここは長く辛い。やっとのことで雪渓に乗れアプローチシューズから兼用靴に換装しシール歩行開始。スタートしてすぐ沢割れ地帯を通過。万が一沢の激流に落ちたら間違いなくあの世行きだ。どうにか石転び出合へ。ここまでMTBデポから3.2km。石転び沢は例によって上部へ行くにつれて傾斜が増す。中斜面でクトー装着、最上部の35°を越える斜面はアイゼン装着しシートラで登り上げた。梅花皮小屋で少しマッタリしてからいざ北股岳へ。頂上でもゆっくりしているとゲートでお会いした宇都宮のSさんが到着したので一緒に記念写真を撮った。Sさんはまだ30歳とお若く門内岳から反時計回りでこの北股岳まで歩いて来た。
　北股岳頂上でSさんと別れ、自分は北股沢へ向かう。今回の北股沢の斜面はクラックがやたらと多くルート取りに相当悩まされた。落ちなさそうなクラックは敢えてギルランデで突破し、ヤバそうな箇所はできる限り避けるようにしたつもり。どうにか極上ザラメで面ツルの北股沢の47〜48°くらいの斜面に出ることができた。思いっきり谷に身体を落とし込んで滑走した！ここでは久しぶりにドーパミンが出まくった気がした！十二分楽しんだ後で石転び沢に合流。ここも雪質、斜面状態共に良く、大回りでかっとんだ。梅花皮沢は沢割れや落ちている木の枝などに多少悩まされたものの滑れない程ではなかった。アプローチシューズデポ地点までスキー滑走し、板を脱ぎ兼用靴からアプローチシューズに換装した。あとは長い長いシートラ歩きが待っていた。それでもMTBデポ地点に着くとあとは楽ちん。わずか10分程度のランで倉手山ゲートまで帰ってきた。10時間40分もの長い行動時間を要す山行を無事終え、充実感に浸ることができた。