標高3000mからの滑降「乗鞍岳」

2024年05月15日(水) [日帰り]

• GPS: 05:40
• 距離: 6.1km
• 登り: 680m
• 下り: 690m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:29
• 休憩: 1:18
• 合計: 5:47

9:21 スタート地点
10:32 10:38 肩の小屋口
12:37 12:37 蚕玉岳（乗鞍）
12:45 12:53 乗鞍岳頂上小屋
13:07 13:09 乗鞍岳
13:14 13:57 乗鞍岳頂上小屋
14:23 14:42 肩の小屋口
15:07 15:07 位ヶ原山荘
15:08 ゴール地点

天候

晴れのち薄曇り

写真

5/15 9:07

位ヶ原山荘でバスを降りると正面に富士見岳。

5/15 9:10

この先車道を離れシールで正面の台地に上がる。

5/15 9:50

台地を登り切ると正面に剣が峰。

5/15 9:55

正面の急斜面を登る。雨溝が深い。

5/15 10:13

南アルプス、中央アルプス。眺望を楽しみながら登る。

5/15 10:13

鉢盛山の向こうに八ヶ岳連峰。

5/15 10:36

大雪渓が近づいてきた。

5/15 10:38

車道は除雪前、板を着けたままでも渡れる。

5/15 10:38

広大な雪渓。コースは人さまざま。右寄りに登ると雪のない稜線に出るかあるいは左に長いトラバースとなるので、概ね左側のは這松に寄りながら登る。

5/15 11:16

途中から急になるがシールとクトーでほぼ直線的に進む。

5/15 11:45

右側にはクレパス。

5/15 12:16

雷鳥の鳴き声がし、見ると丁度着地。急いでズームアップ。まだ白が多い。

5/15 12:25

急斜面を振り返る。バックは北アルプス。

5/15 12:33

山頂が見えてきた。

5/15 12:55

稜線に出ると白山が辛うじて。

5/15 12:55

槍・奥穂・前穂の揃い踏み。

5/15 13:00

板とザックを頂上小屋脇にデポし、まずは信州側の社に参拝。

5/15 13:07

続いて岐阜側の乗鞍本宮を参拝。

5/15 13:06

山頂権現池の「瞳」開眼！

5/15 13:06

何と山頂にテントウムシ。

5/15 13:06

乗鞍山頂部の様々なピーク。

5/15 13:07

大日岳。滑走跡が見えた。

5/15 13:13

山頂直下の雪渓を見下ろす。安心。

5/15 13:22

噴煙上げる浅間山。

5/15 13:22

目立つ奥穂・前穂の吊り尾根。

5/15 13:31

槍の穂先も。

5/15 13:31

そして笠ヶ岳。

5/15 13:53

頂上小屋少し上ほぼ標高3000mから滑降開始。点在する石が気になる。

5/15 13:55

滑り出しを振り返る。石を避けながら急斜面を滑る。ザラメなので問題なし。

5/15 13:55

雪渓の幅が少し広がる。

5/15 13:58

まだ急斜面は続く。

5/15 14:01

この下で隣の雪渓を合流。

5/15 14:08

滑り甲斐のある急斜面。

5/15 14:08

後は車道に向けて滑降。

5/15 14:12

左側の狭い雪渓を滑った。

5/15 14:16

ここまで来れば緩斜面。

5/15 14:17

滑走ルートを振り返る。

5/15 14:31

急だったが快感。スキー跡は上部が広い右の雪渓が圧倒的。

5/15 14:31

上部をズームアップ。

5/15 14:41

車道から先は緩斜面だが雨溝が厄介。

5/15 14:47

急斜面になると溝が少く、快適。

5/15 14:49

段々木が出てくる。

5/15 14:54

かなり腐ったきた最後の急斜面。

5/15 14:54

スキー跡だらけ。

5/15 14:55

下り出しは結構急。

5/15 14:56

思うようにターンが出来るので楽しい。

5/15 14:58

最後は木を避けながら滑る。それも一興。

5/15 15:02

車道に出て滑降終了。

5/15 15:08

バスは行き同様2台、後が三本滝下車用でがらがら。

5/15 15:42

ゲレンデはもちろん雪皆無。

5/15 16:43

三本滝からしばらく走り乗鞍を振り返る。

5/15 16:43

滑った雪渓が良く見えた。

撮影機器：

IXY 650 CANON

装備

個人装備

ストック1本 ウィペット1本 クトー他

感想

tokondensetsu

・今シーズン初の山スキーで乗鞍岳を訪れ、これが滑り納めとなった。このコースはバスの力を借りるので、比較的容易に3026メートルの山頂に達し、しかも山頂直下ほぼ3000メートルから滑降できるのが魅力。
・肩の小屋口から先右寄り、中央、左寄りのルートがあるが、右寄りは稜線に出ると雪がなくシートラトなり、中央ルートは後半で左に長いトラバースとなるので、昨年同様左寄りに登った。斜度は急だがずり落ちることは殆どない。クトーを装着していたが、ザラメ雪なので効果のほどはわからないが。右手にウィペットを持ったので、滑ってもピックが斜面に刺さり止めることが出来た。
・山頂に立つと雪に覆われていた権現池に丁度瞳が開眼していた。最近開眼したようで、これから瞳が大きくなるのが楽しめそう。
・滑降ルートは山頂直下から、頂上小屋の下から、そして登った斜面の3つがあり、この順で雪渓の幅は広くなる。今回山頂直下から滑ったが、滑り出しで石が散在していたものの、雪がザラメなので、容易に避けて滑ることが出来、狭い急斜面の滑降が楽しめた。
・このコースは短いながらも雪渓、緩斜面、樹林帯と変化に富んでおり、また今でも雪は十分にあり、まだまだ楽しめそう。