荒川岳・赤石岳〜悔しい天気!
- GPS
- 56:00
- 距離
- 28.8km
- 登り
- 3,210m
- 下り
- 3,194m
コースタイム
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:10
- 山行
- 10:20
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 10:20
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:40
天候 | 7/18雨時々くもり 7/19晴れのち雨 7/20ガスのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
椹島→千枚小屋 …なだらかな登り、危険箇所は殆ど無し。ずっと樹林帯〜一部で眺望もあるらしいけど、天候不良で何も見えず。 千枚小屋→千枚岳…樹林帯から森林限界を越えると眺望が広がった。危険箇所無し。 千枚岳→悪沢岳…岩場の下りがあるけど、気を付ければ大丈夫。 前岳→荒川小屋…長い下り。花畑有り! 荒川小屋→赤石岳…樹林帯の急坂後、岩場の稜線歩きだったかな〜?風雨強く記憶薄い。 赤石岳→富士見平…岩場の下り、トラバース〜滑りやすいので足元注意!登り返しに壊れた橋もあった。 あとはズーッと下り。 |
写真
感想
恒例海の日山行は南アルプス、荒川岳・赤石岳の椹島からの左回り周回としました。
今回は7名の参加、竹橋から毎日あるぺん号で朝6時前に畑薙ダム駐車場に到着、雨・・・例年通り(海の日山行初日雨6回/7回・・・雨率86%)。
椹島までの送迎バスは7時に出発し悪路を揺られて8時に椹島に到着・・・しっかり雨!
千枚小屋までの緩い登りはずっと樹林帯で見晴台からも何も見えない状況。
山会のペースは年々遅くなり、今回標準タイムの1.3倍で計画するもそれ以上にかかった・・・牛歩です。ゆっくりだから楽かな〜と思うが、いつものペースの倍の時間を重いザックを担ぐので結構疲れる。
千枚小屋着は17時ごろ。小屋は新しくきれいで肩幅+αのスペースは頂き19:00には就寝・・・皆おとなしく寝るようになった(くたびれたかな?)。
翌朝3時起床・・・満点の星〜いつもの通り!予定より少し遅れて3:50頃スタート。
日の出は4:50の予定・・・でまた牛歩で山頂の少し手前で日の出。富士山の横で雲海の下から太陽の赤い強烈な光がふつふつと湧き上がる様には感動しました。
風があり少し寒く、山頂の脇で小屋おにぎりの朝食・・・小ぶりのおにぎり3個とたくあん・梅干〜この弁当はなかなかうまいし、力が出る感じ!
千枚岳から悪沢岳の途中には岩場の危なっかしいところもあるけど、気を付ければ大丈夫。
千枚岳でストックはしまうように言ったのに言うことを聞かない先輩方は、直前の足場の悪いところでしまった。
悪沢岳(東岳)から前岳までは天気も良くて、北アルプスまで見えました(槍様のとんがりは雲隠れ・・・)。
前岳から荒川小屋までの下りにお花畑・・・天国ってこんな感じなのかな〜ってな感じで、シナノキンバイやハクサンイチゲが一面に〜食べられんようにか、柵があります。
荒川小屋の手前でポツポツと雨が・・・うそっ?小屋に着くと本降り・・・うそっ?
小屋で暖かいソバを食べて、やむなしでカッパを着る。
以降、赤石岳避難小屋まで雨降りっ放しの強風!
計画では赤石岳避難小屋泊まり、余力があれば赤石小屋までとしていましたが、皆さんお疲れ気味で避難小屋にお世話になることにしました。
避難小屋と言っても、ちゃんと管理人さんが居て、食事がレトルト食になるだけでかなり快適。我々7人は想定になかったようで、(恐らく会の長老が千枚小屋で受付をした際に、願望で赤石小屋まで行くと言ったのでしょう。)小屋のお二人は、ずぶ濡れの客相手にかなりてんてこ舞い・・・四十数名になったようです(これまでの最高70名とか言われていた)。
夕食後には小屋の美人お姉さまとダンディー管理人様がハモニカの演奏と星のお話し・・・いままで小屋泊まりした中では一番家庭的で良い雰囲気。女性客にはこの小屋を目当てに来ていると言われる方も・・・
寝床は狭く、肩幅一杯ぐらい・・・寝返り打つたびに目が覚めたけど、まぁーよく眠れた。
翌朝4時、レトルト食でカレーを頂き、殆ど乾いていない荷物を整理して、5:20に出発。美人お姉さまが、玄関先でハモニカで景気付けの演奏と管理人様共々のお見送り。いい小屋だ...
受付の際に、赤石岳登頂証明書を頂いたが、その中に深田久弥の赤石岳について語った言葉があり、「これほど寛容と威厳を兼ねそなえた頂上はほかにはあるまい。」そのまま管理人様を評していった言葉のようでした。
ガスの中を出発、赤石岳二度目の山頂は何も見えず。
赤石小屋までの下りの途中でまた富士山が見えるも、赤石岳山頂はまだガスの中。1時間ほど下ってトラバース後に上り返し、富士見平・・・ここでも赤石や荒川の山頂はガスの中。赤石小屋を経由して延々と下り、メンバーのひとりが足の不調を訴える。筋肉が萎えて、曲げた足を伸ばせないとのこと...まだ1,000mも下りなければいけないのに。
エアーサロンパスを振り振り、荷物も分担、行動食を摂らせ、叱咤叱咤叱咤でな〜んとか椹島に下山。
全員が無事下山できて「良かった〜!」と心の中で叫んだ。最近山会の山行が激減している中で、ちょっとつらい計画をしてしまったことは反省。
来年は超甘の山行になりそう!
椹島から送迎バス1時間で畑薙ダム駐車場、予約しておいたジャンボタクシーは既に到着。案内では静岡駅まで3時間半とのことであったが、2時間半、17:30に到着。
新幹線東京駅経由でそのまま東北新幹線・・・乗り継ぎ悪く、那須塩原駅で1時間ちょい待ち・・・白河のAP着22:30。
則風呂、洗濯2回〜疲れました。
kurihさん、こんにちは
南アルプスの最深部の周回お疲れ様でした。やっぱり山頂からの朝日の時間は素敵ですね。拝見しただけで私も行きたいという気にさせてくれます。
赤石岳非難小屋!!
なかなかいい所のようですね。ハモニカでの景気付け。粋な計らいでこれからの道も軽く超えていけるような気にさせてくれそうですね。
久々の会の山行はきついものとなったようですね。さすがに久々の山行が累積3000mの上り下りだとかなりしんどいかもしれませんね。私もいつものメンバーと2年ぐらい山に行っておらず、どこに行こうかと四苦八苦中です。
長期縦走お疲れ様でした
aottyさんこんばんは。
がっつりとは言い難いですね〜。
大朝日岳、鳥海山と週一で結構歩いたので、今回の三日間のダラダラ歩きは筋肉痛も全くない少し物足りない感じです。天気が良くて気合いが入れば1日でも歩けるような気がします。
aottyさんなら楽勝でしょう。アクセスが悪いので何処かで一泊は出ますけどね。
南アルプスは北アルプスよりも静かで良いかもしれません。富士山も大きいし…
赤石岳はもう一度行きたいと思います〜晴れた時に!
kurihさん、こんばんは。
南アルプスのこの辺りは、まだちゃんと勉強していませんが、
山深くて興味あります。
北アルプスの派手さはないですが、威風堂々たる姿ですね。
お花も多いし、冨士山も近い!山容もカッコイイ!
いつ行けるかな〜?
ところで、海の日の晴天率は低いですね
いつもカッパを着ているイメージです
幹事、ご苦労様でした!来年は甘々?
konontanさんおはようございます。
来年は三連休の中日だけ登山、初日と三日目は観光と移動になりそうです。甘々です!
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