白馬岳〜白馬大池・お花畑と雲上の散歩道


- GPS
- 28:18
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,562m
- 下り
- 1,550m
コースタイム
- 山行
- 3:28
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 3:52
天候 | 19日:雨〜晴れ〜雨 20日:晴れ(ガス) |
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過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ゴンドラ・ケーブルカー:往復3,600円。荷物15Kg以上で350円。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全般に整備が行き届いており、危険箇所や間違いやすい場所は有りません。 この日、天狗原から乗鞍岳への登りに3カ所ほど雪田が残っていました。アイゼン無しでもOKですが、雪道に不慣れな方は軽アイゼンが有った方が良いと思います。 栂池自然園〜天狗原:樹林帯の急登が続きます、この日は雨のためぬかるみが酷くぐちゃぐちゃ、滑りやすく転んで泥だらけになっている方がたくさんおりました。 天狗原:平坦な木道、快適に歩けます。 天狗原〜乗鞍岳:3カ所ほど雪田が有ります。最初の雪田は平坦ですが残り2カ所は比較的急な傾斜が有ります。お助けロープも有りますが、登山者が多いときはロープは利用できません。雪道に不慣れな方は軽アイゼンを使いましょう。(特に下山時)雪道になれている方はアイゼン不要、キックステップで快適に上り下り出来ます。 乗鞍岳〜白馬大池:大きな岩のゴロゴロする歩きにくい道です。大池近くで1カ所雪田をトラバースしますが傾斜が緩いためキックステップで大丈夫です。 白馬大池〜小蓮華岳:大池出発直後に1カ所雪田がありますが、傾斜が緩いため問題はありません。その後はお花畑の中快適に高度を上げて行きます。船越の頭で稜線に立つと左側(南側)が切り立った崖ですので注意が必要です。 小蓮華岳〜三国境:このコースのハイライト、雲上の散歩道の様な快適な稜線が続きます。 三国境〜白馬岳:稜線は細くなりやや急な岩場もあります。鎖やはしごは有りませんが強風の時など注意が必要です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
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備考 | 炊事用の軍手を忘れた、次回要注意 |
感想
梅雨明けはまだ先のようですが、夏山シーズンがやってきました。
1年で一番天気が安定して、ルート上から雪も消えることから快適な山行が出来ます。但しこの時期困った事もあります。
それは、山小屋が混雑して快適に利用できなくなることです。
最近の登山ブームは特定の時期特定の山域に集中しており、百名山など人気のある山はこの時期何処も人だらけになります。
それなら人のいない山に行けば良いのですが、限られた休暇を使って山に行く身にとってはそうも言っておられません。
登山道の混雑はどうしようも無いのですが山小屋の混雑はテントを背負って行く事で回避出来ます。
体力的に楽では無いのですが、この時期だけは私もテント派です。
と、言うことでテン泊のトレーニングに行ってきました。
約1年ぶりのテン泊になるため、なるべく楽に登れるところ、但しせっかく行くのだから登って楽しいところ、この条件で選び栂池から白馬大池、白馬岳の往復としました。
白馬岳の往復はもちろん最小限の荷物、テントや重い荷物は全て白馬大池に置いたままです。
初日、天気予報に反して雨。スタートから雨具上下で出発です。
久々のテン泊装備は重いし(と言っても16Kgでしたが)雨具は暑いし・・・、歩き出して5分で「帰ろうか?」と思いました。
それでも、今回挫折してしまうとこの夏のテン泊でのプランが全てダメになってしまいそうで、何とか心を奮い立てて頑張りました。(大げさですが(^o^)
努力が報いられたか、暫く歩くと次第に雨が上がりはじめ、天狗原に着いたときはすっかり良い天気になってきました。
こうなると元気百倍、暑苦しい雨具を脱ぎ捨てちょうど出てきた雪田の涼しさもあって一気に快適で楽しい山行になりました。
さっきまであんなに重かった荷物も気にならなくなり、やっぱり「気分次第」でどうとでもなるのを痛感しました。
その後は楽しみながら乗鞍岳を越えて白馬大池へ、テントも大池のそばの最高のロケーションに張ることが出来ました。
梅雨明け前のため天気は不安定で、テントを張り終えるとまた雨、大雨にはならなかったものの、結局夜半まで降り続きました。
テントサイトは適度に傾斜があり水はけも良いことから、雨が降り続いてもテントの中に浸水することは無く、雨音を聞きながら優雅に過ごせました。
夜半から風が出始め、寝ていて顔にテントが当たるほどの状態、今回は「テン泊トレーニング」が目的だったので、面倒がらずに全ての張綱を使いペグもしっかり打ち込んだのが幸いして、夜中に起き出してテントの補強をすることも無くゆっくり寝ていられました。
翌朝、4時起床。風が出てきたので好天が期待できましたが予想通り晴れています。
今日は重たい荷物は全てここに残して最小限の荷物で山頂往復です。
軽い荷物の何と快適なことか!登りも全く苦にならずどんどん登れます。
やはり山はこうでなくちゃ(^o^)
お花畑で有名なこのコース、まさに雲上の散歩道。
今年が当たり年のコバイケイソウの群落や可憐なコマクサ、ちょっと遅かったけどウルップソウ、等々高山植物だらけです。
快適な稜線の道は「坂の上の雲」のエンディングそのものの、雄大な風景を満喫しました。
白馬岳山頂からの展望はガスがかかっていてあまり良くありませんでしたが、それでも雄大な北アルプスの山々が一望で何度も登っていますが今回も感動しました。
下山は白馬大池からまたテントを背負って苦行の道。それでも目の前の乗鞍岳に登れば後は下りだけなので気分が楽でした。
天気が回復した休日。多くの登山者で賑わい登山道は一部渋滞しましたが予定通り13時過ぎには下山出来ました。
今年も無事にテン泊トレーニング完了。まだ何とかテントを背負って登れそうです。
さて夏本番、何処に行きましょうか?
yamayaさん、おはようございます。
今回も久しぶりにヤマレコを開いたら、yamayaさんのレコがアップされておりました。ちょっと時間が空いてしまいましたが...
yamayaさんの1〜2回/月の山登りペースは良いですよね、でもラクとは言いながらある程度の標高差にペースも早いし、見習わないとですね。
私も白馬岳は好きな山の一つで、白馬岳〜白馬大池間の稜線は何度歩いても飽きることはないです。
いつものコース取りだと猿倉から詰めて、栂池に抜けて行くルートですが、毎回白馬大池で休憩していると「ここでテン泊したいなぁ〜」と思っていましたが、yamayaさんと同じコースなら可能ですね
予定してた7月初めのテン泊は天候が良くなかったのでキャンセル、今夜からテン泊で久しぶりの山歩きに行って来ます。前回は6月半ばのユルユルな平標山、果たして重いザックを担いで歩けるのか心配です。
歩く前から「今回はバテるなぁ〜」って思っている私です
opiroさんこんにちは。
今回は私にとって1年ぶりになるテン泊山行だった為、ゆるゆるコースを選んだので、何とか無事に登れました。
何しろいつも荷物は7〜8キロ位の空身に近い状態で登っているので、16キロの荷物は気分的に相当厳しいものが有りました。
ただ、途中から天気が良くなって気分もアゲアゲになった為何とか乗り切れました。
苦労した甲斐があって、やはりテン泊は楽しいですね
特に白馬大池のテント場は抜群のロケーションで、水も豊富、トイレもきれい、と三拍子揃った最高のテント場です。
超お勧めですので、是非行ってみてください。
opiroさんは今日から山ですか良いですね〜
opiroさんがどの山に行くのか興味深々です。
レコ楽しみに待ってま〜す
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