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Yamareco

記録ID: 681317
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬岳〜白馬大池・お花畑と雲上の散歩道

2015年07月19日(日) 〜 2015年07月20日(月)
情報量の目安: S
都道府県 新潟県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
28:18
距離
20.8km
登り
1,562m
下り
1,550m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:28
休憩
0:24
合計
3:52
距離 4.8km 登り 651m 下り 82m
9:49
89
11:18
11:19
75
12:34
12:57
40
2日目
山行
6:55
休憩
1:57
合計
8:52
距離 16.0km 登り 905m 下り 1,453m
5:03
38
5:41
5:42
38
6:20
44
7:04
39
7:43
8:01
25
8:26
8:36
32
9:08
9:09
38
9:47
9:48
23
10:11
11:12
35
11:47
11:59
47
12:46
51
13:37
13:50
1
13:51
4
13:55
ゴール地点
天候 19日:雨〜晴れ〜雨
20日:晴れ(ガス)
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
栂池高原駐車場:この日は朝8時の時点でガラガラでした。料金1日500円
ゴンドラ・ケーブルカー:往復3,600円。荷物15Kg以上で350円。
コース状況/
危険箇所等
全般に整備が行き届いており、危険箇所や間違いやすい場所は有りません。
この日、天狗原から乗鞍岳への登りに3カ所ほど雪田が残っていました。アイゼン無しでもOKですが、雪道に不慣れな方は軽アイゼンが有った方が良いと思います。

栂池自然園〜天狗原:樹林帯の急登が続きます、この日は雨のためぬかるみが酷くぐちゃぐちゃ、滑りやすく転んで泥だらけになっている方がたくさんおりました。

天狗原:平坦な木道、快適に歩けます。

天狗原〜乗鞍岳:3カ所ほど雪田が有ります。最初の雪田は平坦ですが残り2カ所は比較的急な傾斜が有ります。お助けロープも有りますが、登山者が多いときはロープは利用できません。雪道に不慣れな方は軽アイゼンを使いましょう。(特に下山時)雪道になれている方はアイゼン不要、キックステップで快適に上り下り出来ます。

乗鞍岳〜白馬大池:大きな岩のゴロゴロする歩きにくい道です。大池近くで1カ所雪田をトラバースしますが傾斜が緩いためキックステップで大丈夫です。

白馬大池〜小蓮華岳:大池出発直後に1カ所雪田がありますが、傾斜が緩いため問題はありません。その後はお花畑の中快適に高度を上げて行きます。船越の頭で稜線に立つと左側(南側)が切り立った崖ですので注意が必要です。

小蓮華岳〜三国境:このコースのハイライト、雲上の散歩道の様な快適な稜線が続きます。

三国境〜白馬岳:稜線は細くなりやや急な岩場もあります。鎖やはしごは有りませんが強風の時など注意が必要です。
栂池高原駐車場。
雨のため車は少なめ、ガラガラです。
2015年07月19日 08:32撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
7/19 8:32
栂池高原駐車場。
雨のため車は少なめ、ガラガラです。
ゴンドラリフトに乗ってスタート。
あいにく天気予報に反して雨。
2015年07月19日 08:39撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
7/19 8:39
ゴンドラリフトに乗ってスタート。
あいにく天気予報に反して雨。
ゴンドラからロープウェイに乗り継ぎスタートライン。
残念ながら雨は上がらすスタートから雨具上下です。
2015年07月19日 09:42撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
7/19 9:42
ゴンドラからロープウェイに乗り継ぎスタートライン。
残念ながら雨は上がらすスタートから雨具上下です。
栂池自然園。
ここから観光コースと別れ登山道が始まります。
残念ながら山は厚い雲の中・・・。
2015年07月19日 09:48撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
7/19 9:48
栂池自然園。
ここから観光コースと別れ登山道が始まります。
残念ながら山は厚い雲の中・・・。
途中、雨と重荷、暑さに負け本気に帰ろうかと思いました。
それでも天気は回復基調、下界は晴れている様です。
2015年07月19日 10:39撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
7/19 10:39
途中、雨と重荷、暑さに負け本気に帰ろうかと思いました。
それでも天気は回復基調、下界は晴れている様です。
天狗原に近づく頃は雨も小降りになり乗鞍岳が眺められるようになりました。
2015年07月19日 11:07撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
7/19 11:07
天狗原に近づく頃は雨も小降りになり乗鞍岳が眺められるようになりました。
最初の雪田。ここは平坦で皆さん楽々歩いています。
2015年07月19日 11:13撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
7/19 11:13
最初の雪田。ここは平坦で皆さん楽々歩いています。
天狗原に到着。
快適な木道が続きます。
2015年07月19日 11:20撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
1
7/19 11:20
天狗原に到着。
快適な木道が続きます。
乗鞍岳への雪田。
何と凄い行列。どうも雪に不慣れな方が多く手間取って渋滞している様です。
2015年07月19日 11:25撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
7/19 11:25
乗鞍岳への雪田。
何と凄い行列。どうも雪に不慣れな方が多く手間取って渋滞している様です。
風吹大池への分岐が現れると快適な天狗原の木道も終わりです。
2015年07月19日 11:25撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
7/19 11:25
風吹大池への分岐が現れると快適な天狗原の木道も終わりです。
乗鞍岳への雪田に取り付きました。
多少の傾斜は有りますが、キックステップで楽勝です。
2015年07月19日 12:11撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
7/19 12:11
乗鞍岳への雪田に取り付きました。
多少の傾斜は有りますが、キックステップで楽勝です。
乗鞍岳山頂。
広々とした山頂に大きなケルンが有ります。
地元の中学生の集団登山でしょうか?大賑わいです。
2015年07月19日 12:54撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
7/19 12:54
乗鞍岳山頂。
広々とした山頂に大きなケルンが有ります。
地元の中学生の集団登山でしょうか?大賑わいです。
山頂は本当に広々。
雪の有るときにガスったら嫌な場所です。
2015年07月19日 12:55撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
7/19 12:55
山頂は本当に広々。
雪の有るときにガスったら嫌な場所です。
山頂から白馬大池が間近に見えます。
池の畔に1カ所雪田のトラバースが有りますが、傾斜が緩いため楽勝です。
2015年07月19日 13:14撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
7/19 13:14
山頂から白馬大池が間近に見えます。
池の畔に1カ所雪田のトラバースが有りますが、傾斜が緩いため楽勝です。
一気に飛ばして設営完了。
お茶を沸かして一休みです。
テントから見るこの景色、1年ぶりです。
2015年07月19日 14:40撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
1
7/19 14:40
一気に飛ばして設営完了。
お茶を沸かして一休みです。
テントから見るこの景色、1年ぶりです。
人気のテント場ですが、何とか池の畔の絶好のロケーションを確保しました。
この後また雨になりました。
2015年07月19日 14:41撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
7/19 14:41
人気のテント場ですが、何とか池の畔の絶好のロケーションを確保しました。
この後また雨になりました。
翌朝、晴れました。
山頂はまだガスの中ですが期待に胸が膨らみます。
2015年07月20日 04:58撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
2
7/20 4:58
翌朝、晴れました。
山頂はまだガスの中ですが期待に胸が膨らみます。
今日は必要最小限の荷物で山頂往復、身も心も軽やかです。
2015年07月20日 04:59撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
7/20 4:59
今日は必要最小限の荷物で山頂往復、身も心も軽やかです。
5時に出発。色とりどりのテントがまだたくさん張ってあります。
2015年07月20日 05:04撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
1
7/20 5:04
5時に出発。色とりどりのテントがまだたくさん張ってあります。
緩やかな雪田を横切って山頂に向かいます。
2015年07月20日 05:04撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
1
7/20 5:04
緩やかな雪田を横切って山頂に向かいます。
振り返ると乗鞍岳の後からご来光です。
2015年07月20日 05:07撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
2
7/20 5:07
振り返ると乗鞍岳の後からご来光です。
朝日が出ました。
逆光に雪田が反射してちょっと異様な美しさです。
2015年07月20日 05:08撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
3
7/20 5:08
朝日が出ました。
逆光に雪田が反射してちょっと異様な美しさです。
晴れの快適な稜線を進みます。
足下には可憐な高山植物のお花畑、まさに夏山満開です。
2015年07月20日 05:17撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
2
7/20 5:17
晴れの快適な稜線を進みます。
足下には可憐な高山植物のお花畑、まさに夏山満開です。
遠くに浅間山。
噴煙が上がっています。
2015年07月20日 05:18撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
1
7/20 5:18
遠くに浅間山。
噴煙が上がっています。
雲が多いながらも好天が期待できる朝日です。
2015年07月20日 05:18撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
1
7/20 5:18
雲が多いながらも好天が期待できる朝日です。
可憐な女王、コマクサのお出ましです。
2015年07月20日 05:28撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
1
7/20 5:28
可憐な女王、コマクサのお出ましです。
下界の雲海は徐々に消えて行きます。
2015年07月20日 05:37撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
2
7/20 5:37
下界の雲海は徐々に消えて行きます。
稜線に立つと最初の目的地小蓮華岳が間近に見えます。
2015年07月20日 05:42撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
3
7/20 5:42
稜線に立つと最初の目的地小蓮華岳が間近に見えます。
快適な稜線をどんどん進みます。
2015年07月20日 05:47撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
7/20 5:47
快適な稜線をどんどん進みます。
下を見ると白馬大雪渓、白馬尻の小屋が見えます。
2015年07月20日 06:02撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
1
7/20 6:02
下を見ると白馬大雪渓、白馬尻の小屋が見えます。
残念ながら白馬主稜線方面はガスの中です。
2015年07月20日 06:02撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
2
7/20 6:02
残念ながら白馬主稜線方面はガスの中です。
今年はコバイケイソウの当たり年。
立派な群落が見られます。
2015年07月20日 06:18撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
1
7/20 6:18
今年はコバイケイソウの当たり年。
立派な群落が見られます。
小蓮華岳到着。
鉢が岳、雪倉岳方面のなだらかな山容。
2015年07月20日 06:22撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
1
7/20 6:22
小蓮華岳到着。
鉢が岳、雪倉岳方面のなだらかな山容。
山頂の剱の先に日本海。
見える街は糸魚川でしょうか?
2015年07月20日 06:22撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
7/20 6:22
山頂の剱の先に日本海。
見える街は糸魚川でしょうか?
小蓮華岳を越え白馬へ雲上の散歩道を歩みます。
2015年07月20日 06:24撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
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7/20 6:24
小蓮華岳を越え白馬へ雲上の散歩道を歩みます。
青空の先に続く稜線の道。
2015年07月20日 06:54撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
2
7/20 6:54
青空の先に続く稜線の道。
三国境が見えてきました。
2015年07月20日 07:01撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
2
7/20 7:01
三国境が見えてきました。
三国境から雪倉岳方面。
言わずと知れた栂海新道に続く山並みです。
栂海・・・いつかは行きたい。
2015年07月20日 07:03撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
3
7/20 7:03
三国境から雪倉岳方面。
言わずと知れた栂海新道に続く山並みです。
栂海・・・いつかは行きたい。
三国境を過ぎ白馬山頂を目指します。
2015年07月20日 07:03撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
1
7/20 7:03
三国境を過ぎ白馬山頂を目指します。
日本海を望んで。
やはり栂海新道は遠いなぁ〜。
2015年07月20日 07:03撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
3
7/20 7:03
日本海を望んで。
やはり栂海新道は遠いなぁ〜。
稜線の左側が大きく切れ落ち、白馬山頂らしくなってきました。
2015年07月20日 07:33撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
3
7/20 7:33
稜線の左側が大きく切れ落ち、白馬山頂らしくなってきました。
白馬山頂。
さすが人気の山です、皆さん思い思いに楽しんでいます。
2015年07月20日 07:43撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
1
7/20 7:43
白馬山頂。
さすが人気の山です、皆さん思い思いに楽しんでいます。
杓子岳はかろうじて見えますがその先はガスの中。
剱岳も見えそうで見えません。
2015年07月20日 07:46撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
4
7/20 7:46
杓子岳はかろうじて見えますがその先はガスの中。
剱岳も見えそうで見えません。
急に静かになった山頂をパチリ。
さあ私も下山です。
2015年07月20日 08:01撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
2
7/20 8:01
急に静かになった山頂をパチリ。
さあ私も下山です。
下り始めると意外に遠くに白馬大池が見えます。
2015年07月20日 09:17撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
2
7/20 9:17
下り始めると意外に遠くに白馬大池が見えます。
名残惜しく振り返りながら下山です。
2015年07月20日 09:17撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
1
7/20 9:17
名残惜しく振り返りながら下山です。
こんなきれいなお花畑があちこちに有ります。
2015年07月20日 09:25撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
1
7/20 9:25
こんなきれいなお花畑があちこちに有ります。
10時過ぎに戻ってくるとテント場はすっかり閑散としていました。
私も撤収して下山します。
2015年07月20日 10:20撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
7/20 10:20
10時過ぎに戻ってくるとテント場はすっかり閑散としていました。
私も撤収して下山します。
帰り道、乗鞍岳山頂で雷鳥が見送ってくれました。
2015年07月20日 11:57撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
7/20 11:57
帰り道、乗鞍岳山頂で雷鳥が見送ってくれました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ
備考 炊事用の軍手を忘れた、次回要注意

感想

梅雨明けはまだ先のようですが、夏山シーズンがやってきました。
1年で一番天気が安定して、ルート上から雪も消えることから快適な山行が出来ます。但しこの時期困った事もあります。
それは、山小屋が混雑して快適に利用できなくなることです。
最近の登山ブームは特定の時期特定の山域に集中しており、百名山など人気のある山はこの時期何処も人だらけになります。
それなら人のいない山に行けば良いのですが、限られた休暇を使って山に行く身にとってはそうも言っておられません。
登山道の混雑はどうしようも無いのですが山小屋の混雑はテントを背負って行く事で回避出来ます。
体力的に楽では無いのですが、この時期だけは私もテント派です。

と、言うことでテン泊のトレーニングに行ってきました。
約1年ぶりのテン泊になるため、なるべく楽に登れるところ、但しせっかく行くのだから登って楽しいところ、この条件で選び栂池から白馬大池、白馬岳の往復としました。
白馬岳の往復はもちろん最小限の荷物、テントや重い荷物は全て白馬大池に置いたままです。

初日、天気予報に反して雨。スタートから雨具上下で出発です。
久々のテン泊装備は重いし(と言っても16Kgでしたが)雨具は暑いし・・・、歩き出して5分で「帰ろうか?」と思いました。
それでも、今回挫折してしまうとこの夏のテン泊でのプランが全てダメになってしまいそうで、何とか心を奮い立てて頑張りました。(大げさですが(^o^)

努力が報いられたか、暫く歩くと次第に雨が上がりはじめ、天狗原に着いたときはすっかり良い天気になってきました。
こうなると元気百倍、暑苦しい雨具を脱ぎ捨てちょうど出てきた雪田の涼しさもあって一気に快適で楽しい山行になりました。
さっきまであんなに重かった荷物も気にならなくなり、やっぱり「気分次第」でどうとでもなるのを痛感しました。

その後は楽しみながら乗鞍岳を越えて白馬大池へ、テントも大池のそばの最高のロケーションに張ることが出来ました。
梅雨明け前のため天気は不安定で、テントを張り終えるとまた雨、大雨にはならなかったものの、結局夜半まで降り続きました。

テントサイトは適度に傾斜があり水はけも良いことから、雨が降り続いてもテントの中に浸水することは無く、雨音を聞きながら優雅に過ごせました。
夜半から風が出始め、寝ていて顔にテントが当たるほどの状態、今回は「テン泊トレーニング」が目的だったので、面倒がらずに全ての張綱を使いペグもしっかり打ち込んだのが幸いして、夜中に起き出してテントの補強をすることも無くゆっくり寝ていられました。

翌朝、4時起床。風が出てきたので好天が期待できましたが予想通り晴れています。
今日は重たい荷物は全てここに残して最小限の荷物で山頂往復です。

軽い荷物の何と快適なことか!登りも全く苦にならずどんどん登れます。
やはり山はこうでなくちゃ(^o^)
お花畑で有名なこのコース、まさに雲上の散歩道。
今年が当たり年のコバイケイソウの群落や可憐なコマクサ、ちょっと遅かったけどウルップソウ、等々高山植物だらけです。
快適な稜線の道は「坂の上の雲」のエンディングそのものの、雄大な風景を満喫しました。

白馬岳山頂からの展望はガスがかかっていてあまり良くありませんでしたが、それでも雄大な北アルプスの山々が一望で何度も登っていますが今回も感動しました。

下山は白馬大池からまたテントを背負って苦行の道。それでも目の前の乗鞍岳に登れば後は下りだけなので気分が楽でした。

天気が回復した休日。多くの登山者で賑わい登山道は一部渋滞しましたが予定通り13時過ぎには下山出来ました。


今年も無事にテン泊トレーニング完了。まだ何とかテントを背負って登れそうです。
さて夏本番、何処に行きましょうか?



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コメント

今回は白馬岳でしたか!
yamayaさん、おはようございます。
今回も久しぶりにヤマレコを開いたら、yamayaさんのレコがアップされておりました。ちょっと時間が空いてしまいましたが...
yamayaさんの1〜2回/月の山登りペースは良いですよね、でもラクとは言いながらある程度の標高差にペースも早いし、見習わないとですね。
私も白馬岳は好きな山の一つで、白馬岳〜白馬大池間の稜線は何度歩いても飽きることはないです。
いつものコース取りだと猿倉から詰めて、栂池に抜けて行くルートですが、毎回白馬大池で休憩していると「ここでテン泊したいなぁ〜」と思っていましたが、yamayaさんと同じコースなら可能ですね  今年も9月あたりに白馬岳を考えておりますが、今回はyamayaさんと同じルートを取ってみようかな?

予定してた7月初めのテン泊は天候が良くなかったのでキャンセル、今夜からテン泊で久しぶりの山歩きに行って来ます。前回は6月半ばのユルユルな平標山、果たして重いザックを担いで歩けるのか心配です。
歩く前から「今回はバテるなぁ〜」って思っている私です 
2015/7/23 5:16
Re: 今回は白馬岳でしたか!
opiroさんこんにちは。
今回は私にとって1年ぶりになるテン泊山行だった為、ゆるゆるコースを選んだので、何とか無事に登れました。
何しろいつも荷物は7〜8キロ位の空身に近い状態で登っているので、16キロの荷物は気分的に相当厳しいものが有りました。
ただ、途中から天気が良くなって気分もアゲアゲになった為何とか乗り切れました。
苦労した甲斐があって、やはりテン泊は楽しいですね
特に白馬大池のテント場は抜群のロケーションで、水も豊富、トイレもきれい、と三拍子揃った最高のテント場です。
超お勧めですので、是非行ってみてください。
opiroさんは今日から山ですか良いですね〜 ちなみに私は出張で広島に来ています
opiroさんがどの山に行くのか興味深々です。
レコ楽しみに待ってま〜す
2015/7/23 14:22
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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積雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
白馬岳(猿倉から栂池)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

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