楢山峠周遊コース(↑真平口↓楢山口)

2024年05月19日(日) [日帰り]

• GPS: 02:59
• 距離: 4.7km
• 登り: 192m
• 下り: 173m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:59
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:59

6:57 スタート地点
9:56 ゴール地点

天候

晴/曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

梅野俣集落の民家が途切れたところに案内看板があり、その後が駐車場となっています。最大5〜6台程度停められます。先着はいませんでした。
駐車場にトイレはありません。山頂にきれいなウォッシュレット付トイレがあるようですが、今回はまだ冬囲い的なものがされており、使用不可能でした。
ツリーハウスでの宿泊申込みがあった時点で使用可とするのかもしれません。
ツリーハウス宿泊希望者は連絡先の記載がありますので、必ず使用料を支払って泊まってください。2,000円という情報が見つかりましたが、今でもそうかは不明です。
管理者への連絡先が記載された案内の写真は撮っていませんが、ネットで探せばあるかも知れません。

コース状況／危険箇所等

危険箇所はほぼありません。

写真

5/19 6:55

(ka)今日はここから！

どうも！カスティーナです！

(S)とある情報を仕入れたカスティーナ博士の提案により、当日決めたここにやって来ました。

(ka)昼前下山ができるマイナーハイキングルート(カスティーナ調べ)のリストを眺めていると、どうやらここに美しい姫がおられると。

5/19 6:57

(S)普段から人は多そうに見えない『周遊コース』。

(ka)ナビに従って到着してびっくり。
以前、何度かこの集落の前を通りがかったときに見かけていつか調べようと思っていた『周遊コース』。

5/19 6:59

(S)放棄された水田もあれば、しっかり稲作されている田んぼも。

(ka)大音量でラジオを聴きながら農作業をするおとうさん、アリ。

単純にラジオを聴きたいだけなのか、クマよけなのか……:( ;´꒳`;):

5/19 7:02

(S)農耕車や作業用車両のためなのか、しばらくは舗装路歩きです。

(ka)美しい声でさえずるウグイスの声が響くすてき道。

5/19 7:03

(S)朝露のカキドオシはきれい。

(ka)ラショウモンカズラかと見紛う立派な株！

5/19 7:11

(S)スタートから15分くらいで登山道に入ります。

(ka)大歓迎されてるぞー！いざ！

5/19 7:20

(S)ただ歩くだけならこれくらいで行けるんでしょう。

(ka)標高差を考えればフツー30分ちょい歩けば山頂ね。

5/19 7:23

(S)人の気配がまったくなく、静かで素晴らしい。
逆にクマがいそうで少し警戒しながら進みます。

(ka)とりあえずホイッスルは鳴らしとこ(;˙³˙)〜♪

5/19 7:24

(S)地面からすぐに花を付けたヤマツツジかわいい（＾ω＾）

(ka)チゴたん、みーんな終わってる代わりに地面を彩ってる。

5/19 7:33

(S)ぐえええ！ホントに咲いてるじゃん！しかもとてもいい状態！

(ka)よっしゃー☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

5/19 7:33

(S)ものすごい美人さん。

(ka)これはまさに旬♡

5/19 7:33

(S)横顔の妖艶さもすごいぞ。

(ka)ぐへえ！

5/19 7:34

(S)造花かと思うような完璧な美しさ。

(ka)ひれ伏すよりほかないです。

5/19 7:35

(S)ごめんね、キミも横でひっそり咲いてたね。

(ka)ナルコたん、ひっそりと。

5/19 7:39

(S)ヒメサユリ第一号に興奮醒めやらぬ中、次の株を見つけて見入るカスティーナ博士の図。

(ka)リアルにこんな顔、(((o(*゜▽゜*)o)))♡

5/19 7:41

(S)鳥はよくわからないけど、ヒヨドリらしい。

(ka)ぜんぜん逃げないの。

5/19 7:44

(S)「こんにちは！」「あらいらっしゃい」

(ka)小芝居に余念が無いカスティーナなのであった。

5/19 7:46

(S)ガクウラジロヨウラクはいい状態のものを探すのが難しいのよ。

(ka)そもそも終了点検に入ってます。

5/19 7:48

(S)粟ヶ岳を眺める。雪、ほとんど消えたね。

(ka)越後のキューピー！

5/19 7:49

(S)名所『ヒメサユリの小径』では今年も虫と猿に襲われて花が減っているようで、『ヒメサユリ祭』期間を短縮しているようです。この尺取虫が犯人ではないかも知れないけど、ここでも虫食いのつぼみがそれなりにありました。

(ka)群生してない分、被害が広がりにくいのかな？

5/19 7:52

(S)何か不思議な植生。何が違うかうまく言えないけど、よくある越後の里山とは少し違う感じ。

(ka)そだね、似てる植生の山が思いつかないな。

5/19 7:52

(S)思ったよりもたくさん咲いているヒメサユリ。これはしあわせ街道！

(ka)こんなに咲いてるとは嬉しい誤算⸜(*ˊᗜˋ*)⸝

5/19 7:58

(S)しかも美人さん揃い。

(ka)ほとんどがフレッシュなんだよね。

5/19 8:00

(S)ああーまだ早かったかぁ（泣）

(ka)んー、まあまだ5月だし！

5/19 8:02

(S)ペリカンを思い出す形状。

(ka)蕾を愛でるのもしあわせ(*´∀｀*)

5/19 8:03

(S)地味だけどヤマウルシも咲いていますよー。

(ka)あんな立派な樹木になるのねー。

5/19 8:06

(S)なんでこんなに素晴らしいコースが超マイナーなんだろ？

(ka)ねー、ヒメサユリをいちばん手軽に見られる周遊コースなのにね。

5/19 8:06

(S)大輪の女王さま。

(ka)これを貸切で鑑賞中。

5/19 8:06

(S)こう見るといい状態の花が多いね！

(ka)ここ数日で一気に開花したっぽいよね。

なんなら今朝開いた？

5/19 8:08

(S)大株もちゃんとあります。

(ka)見応えは十分よ。

5/19 8:10

(S)クマバチくんたちは縄張りを死守するのに躍起になっていてケンカが絶えない。

(ka)いいカメラだとホバリング中の虫さんも撮れるんだね(ㅅ´∀`*)

5/19 8:13

(S)基本的に眺望は望めないけど、花好きならゆっくり探しながらいけばちっとも飽きないですね。

(ka)端境期ゆえ、咲終わりのもの、これから咲くものの観察に余念が無い。

5/19 8:14

(S)長岡の某高校美術部が作成したというイラスト案内。

(ka)ちょっと眺望のあるところには必ずこの案内図が。

整備具合の気合の入り方はなかなかのもの。

5/19 8:14

(S)お、ここにも。いずれにせよまだ開花株はなかった。

(ka)もうちょい先のお楽しみね♪

5/19 8:15

(S)今度は守門が見えるね。

(ka)吉ヶ平側からの守門だ。

5/19 8:16

(S)ピンクっぽく写ってるけどこれはヤマツツジです。とってもきれいに咲いていた。

(ka)何気にヤマツツジも咲きたてだね。

5/19 8:18

(S)細かいアップダウンはあります。

(ka)そうそう、地形図には表れないヤツ(*´罒`*)

5/19 8:19

(S)咲き乱れるってほど多くはないけど、程よく現れるからいつまでも楽しめます。

(ka)そうなのよ、わくわく感すごい！

5/19 8:19

(S)咲いたばかりの花が多く、ほとんどがいたんでいなくて本当にいい時期に来れました。

(ka)先週でもなく、来週でもなく、今週がドンピシャだったかと(*´艸`*)♡

5/19 8:20

(S)オサムシの仲間が小さい虫をもしゃもしゃ食事中。

(ka)やっぱりSMセンセイに報告すれば、たいていの虫さんのことは分かるね！

5/19 8:25

(S)うーんやっぱりいるよね！しかもこれ、ほぼ道の真ん中。踏まれないといいけど。

(ka)ここはみごとなお花畑✧*。٩(ˊωˋ*)و✧*。

5/19 8:29

(S)ギンちゃんひさしぶり！

(ka)ここらに何家族かお住いのようです。

5/19 8:39

(ka)やったー！楢山峠？山頂(* ᐕ)？

(S)花を探して登っているから超ゆっくりペース。やっと到着です。

5/19 8:35

(S)ツリーハウス！これは泊まってみたいね！

(ka)すっかり忘れてたけどリサーチ中に見たやつだ！

5/19 8:36

(S)中はとてもきれい。冬季は利用出来ないっぽいけど、予約して2,000円で泊まれるなら大いにアリだね！

(ka)むしろ住みたい。内覧中。

5/19 8:38

(S)これはどこが見えてるかなぁ。下田の一部なのかな？

(ka)南を見てるので下田じゃないんじゃないかな。

5/19 8:38

(S)御神木のようなブナあり。周囲のブナと比べると一際巨大です。

(ka)おっきーいヾ(o´∀｀o)ノ♪

5/19 8:55

(S)この辺り一帯は平地になっているので、ツリーハウス泊しなくても日帰りお弁当で十分喜べるなー。

(ka)だのに、貸切っ！

5/19 8:42

(S)『愛宕神社』かな？

(ka)地形図上だとこの先、道の表記もあるし実際、道がある。
三角点もあるんだけどもどうやらゴルフ場の敷地らしく「立入禁止」表示アリ。

ゴルフコース整備用の道路とぶつかりそうな予感もするので自重しました(´・ω・`)

5/19 8:36

(S)少し休憩して下山の運び。ニガナがきれい。

(ka)ちなみに山頂直下のベンチは守門を眺める展望台。

5/19 9:02

(S)下山路もまだヒメサユリが咲いているのです。

(ka)周遊できる上、登りも下りもヒメサユリロード。

5/19 9:04

(S)アザミがウニ化。

(ka)ぽんぽんっ！

5/19 9:06

(S)笹藪中でもおかまいなしに咲くわけです。草刈りはヒト科が鑑賞し易くするためか。

(ka)ワイルドな姫さま！

5/19 9:10

(S)にっこにこで迎えてもらえました。

(ka)陽あたり良好♡

5/19 9:10

(S)これも大株で超豪華！

(ka)これもしかして「ひめさゆりの小径」よりお買い得？

5/19 9:11

(S)すごいすごい！

(ka)いいところにベンチもあるわけよ。

5/19 9:16

(S)ニガナロードもすばらしい。希少種至上主義者でなくてよかった。

(ka)ありがちと思われるような花もシチュエーション次第では立派なお花畑なのだー。

5/19 9:18

(S)あー楽しい時間は短いなぁ（泣）

(ka)けっこうな急降下だった分、下山はほんとに早かった。

5/19 9:18

(ka)おやおや、コナスビちゃんですよー。

(S)コナスビはかわいいでちゅね〜（＾ω＾）

5/19 9:19

(ka)いいね、ヤマボウシも咲いてた。

(S)近寄って見るのはひさしぶり。

5/19 9:22

(ka)エゴノキ、ようやっと咲いてるの発見。

(S)大部分はつぼみでしたが、まもなくモリモリに咲くことでしょう。

5/19 9:25

(ka)お休み中の田んぼからも立派な山が見え隠れ。

いいところだなー。

(S)時間がゆっくり流れているような気がする。

5/19 9:26

(ka)そろそろおしまいのムラサキケマン。

(S)もうほぼ虫の息。

5/19 9:27

(ka)こっちはオニタビラコ？

(S)黄色い花が増えるとますますワケがわからないね！

5/19 9:27

(ka)で、これはオオジシバリかなあ。

黄色いキク科はわけわかんなーい。

(S)ニガナのような花がすごく多い。

5/19 9:30

(ka)イノシシの鼻息見たいのが聞こえて、ホイッスル攻撃を試みるも反応がない。

イノシシじゃなかったのかなあ( ´-`)

(S)まったく動かないけど、ホイッスルの音に呼応して唸る…なんだったのか？

5/19 9:33

(ka)これはきっとウスバシロチョウ！

きれいに撮れたねー。

薄く透ける翅がきれいだよね。

5/19 9:56

(ka)ただいまー！

お、車が増えてるよ。

(S)人、来るんだね（笑）

撮影機器：

EOS 6D CANON

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

iPhone XS 64GB SIMフリー Apple

感想

SM100C

どうやらヒメサユリが咲くらしい。
そんな低山もなくはないだろうが、多くもないだろう、本当に咲いているなら儲けもの、程度でその日に決めた楢山峠。

咲く時期にはどこに行ってもけっこうな混雑となるヒメサユリ。
人気の花なのだが、人が多いとゆっくり見て撮影するのも気が引けるので、こんな無人の場所があるのはとてもうれしい。

整備の力の入れ具合は相当なものだとわかるのだが、ヒメサユリ推しということもなく、その紹介は現地看板に一切ない。
なぜなのかはわからないが、おかげで貴重な時間を過ごすことが出来た。

探せばまだまだこんな「宝の山」ってあるものなんだなぁ。

長年住んでいるとわからない新潟のよさ。
住み始めて2年のカスティーナ博士に教わること多数であります。

kastin52

朝起きて、天気を見て、さて。
今日もせっかくだからどこかへお出かけしたいな。

ふと引っ張り出してみたハイキングコースだったけどもちょっと過去レコを検索するとどうもヒメサユリが咲くみたい。

どうせ明日は仕事だし、あんまり長いコースは歩けないからちょっとでも山気分を味わえて、あわよくばヒメサユリ。

数株咲いてればうれしいな、なんて出かけたけども、歩き出せばまさかの真っ盛りで、歩けども歩けども姫さまロードの周遊コース。

まるきり人が来ないコースでもなさそうだけども、もうちょっとうまく宣伝すればもっと人気になってもおかしくないのに。

下山したとき、ちょうどこれから歩き出す方とごあいさつをした。

駐車場で概念図を確認している。
どうやらここへは初めて歩きにきた様子。

ヒメサユリのことは内緒にしておこう。

その方がきっと、咲いてる姿を見つけたときのしあわせは、知ってて見つけるよりもずっと、おっきくなるはずだもの。

コメント

猫山歩

こんにちは♪
今年は袴腰山がシカかサルの食害で1割程度と言われているので、そこは狙い目ですね。
ただ人がいなくてクマが出そうなのが今一つなのと山頂がゴルフ場脇で???みたいな感じになるのがネックでしょうか(笑)
ただ咲いているのを見に行くだけなら十分な里山ですよね。

kastin52

猫山歩さん、おはようございます。
どうやら袴腰、芳しくないようですね。

そもそもヒメサユリのこと、すっかり頭から抜けてて今年はいっさいリサーチしてなかったんですけど楢山峠周遊は大正解でした。

こういう里山は野生動物との共存、植生の保全、観光資源としての整備などの問題は複雑に絡み合ってると実感します。

SM100C

猫山歩さんこんにちは！
ヒメサユリの小径は昨年よりもさらに悪化しているようで、関係者は気が気じゃないでしょうね。多くはないでしょうけど経済効果もそれなりにありそうなくらいの人出ですもんね。

ここはホント、クマやイノシシと出くわしそうですよね！
痕跡とか雰囲気で、なんとなくですが遭遇確率は他の山よりは高そうです。
我々はそういう動物に対してのここまでの警戒は滅多にしませんし、そもそもクマ遭遇確率ってニュースに出るイメージほど高くないのは明白なんですが、さすがにここは出会った時の覚悟を少しだけしていました。

前日までヒメサユリを見ることになるとは思いもせず、唐突にこんな状態の花を見ることが出来て得した気分になれました！