錫ヶ岳@日光

2015年07月19日(日) [日帰り]

• GPS: 11:23
• 距離: 17.3km
• 登り: 1,697m
• 下り: 1,694m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:30
• 休憩: 0:54
• 合計: 11:24

5:44 金精峠、駐車場
6:17 6:18 金精峠
7:00 7:04 金精山
7:19 7:19 国境平
7:45 7:45 五色山
8:08 8:08 前白根山
8:24 8:24 避難小屋分岐
8:28 8:29 地震観測小屋
8:38 8:38 2385mP
8:54 8:54 白根隠山
9:22 9:22 白檜岳
9:58 9:58 2296mピーク
10:18 10:19 錫ノ水場(標高点2171m) 水場入口
11:08 11:19 錫ヶ岳
11:53 11:53 錫ノ水場(標高点2171m) 水場入口
12:24 12:24 2296mピーク
13:04 13:04 白檜岳
13:41 13:45 白根隠山
14:01 14:01 2385mP
14:10 14:10 地震観測小屋
14:15 14:15 避難小屋分岐
14:41 14:45 前白根山
15:08 15:16 五色山
15:35 15:35 国境平
15:53 16:11 金精山
16:41 16:43 金精峠
17:08 金精峠、駐車場

天候

霧→晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

群馬県との県境、金精峠よりのルート。
男体山入口の二荒山神社より車で20分ほどで金精峠に到着します。
今回は5時発予定 (結局6時発ですが…) だったので、三本松の駐車場に車泊。
星空が最高にきれいなんですわ。

コース状況／危険箇所等

皆さんの指摘通り、白根隠山付近のガレ場が怖いっちゃ怖い。
往路が霧の中だったため、道迷いを頻発。
晴れてみれば見晴らしも良く、マークも多いので道迷いの心配はないですが、視界不良の時は注意が必要。

その他周辺情報

トイレは湯ノ湖か三本松で済ませてきましょう。

写真

7/19 6:07

登山開始。まずは金精山目指すぞ！

7/19 6:07

金精峠の登り。いきなりの急登なんですが、寝ぼけ半分だったので特に問題なく通過。

7/19 6:08

6時ちょいすぎはいい感じの晴れ間

7/19 6:08

男体山も良い感じに見えてます。

7/19 6:15

急登の階段。
思うに、登山道の階段って逆にきついだけな気が…

7/19 6:28

金精峠のちょい先にある道標。この辺から雲が出始めた。

7/19 6:28

金精峠の先。最初はこんな道。

7/19 6:29

男体山+湯ノ湖。まだ晴れ。

7/19 6:30

金精山。ここから見る形がカッコ良くて好き。

7/19 6:31

ちょっと歩くと男体山の姿が変わります。まだ楽しいころ。

7/19 6:38

ちょっと目を離したすきに金精山は雲の中へと。

7/19 6:39

男体山+湯ノ湖に大真名子も仲間入り。

7/19 6:40

なんとなくとった山道。

7/19 6:44

湯泉が岳方面。

7/19 6:46

ここから直登できれば早いかなーっと考えたあの頃。

7/19 6:47

大震災あとからこんな表示が。って、震災前に来てないからほんとのところは知らない (無責任)

7/19 6:49

道の外を撮影。

7/19 6:49

で、道も撮影。

7/19 6:59

金精山への登りはこんな感じ。帰りのことを考えるとなんか足が重く…。

7/19 7:07

山頂付近。すでに半分雲の中。

7/19 7:11

金精山到着。予定より20分早い。

7/19 7:11

別の山名板。

7/19 7:11

だいてんぼ…あれ？

7/19 7:19

ちょっと行ったところでかろうじて金精トンネル付近の道路を確認。

7/19 7:25

金精山の先。国境平までの道はこんな感じ。

7/19 7:28

石楠花発見。きれいに咲いてたので撮影したんですが、これ以降嫌と言うほど群生してました。

7/19 7:28

石楠花の咲いてたあたり。散り始めですね。

7/19 7:32

国境平到着。さらに5分ほど予定短縮に成功。

7/19 7:32

五色山への登り。それほど急ではなく歩きやすいです。

7/19 7:32

ほんとは鹿が居たりする五色山への登り。今日はだれもいませんでした。

7/19 7:41

ややきゅうな登りを過ぎると、ちょっと広いところに出ます。

7/19 7:45

ゆるゆると登りが続きます。

7/19 7:47

石楠花のちょっとした群生。このころはまだまだ元気元気。

7/19 7:55

群生付近を遠目で撮影。先行者のペースに合わせるために写真が多目になってます(；・∀・)

7/19 7:55

五色山から五色沼と奥白根を撮影。ほんとは凄いきれいな眺めなんですがね…。

7/19 7:56

五色山から前白根に向けて。

7/19 7:57

こっちも石楠花たくさんでした。

7/19 7:58

五色沼方向は相変わらずの展望ゼロ。

7/19 8:03

良く知らないけど花です。結構咲いてました。

7/19 8:03

前白根への登り返し。

7/19 8:05

一息入れつつ花を撮影。
種類は知らないんだ…

7/19 8:06

前白根への稜線付近。

7/19 8:10

ちょっと急登になります。

7/19 8:11

ちょっとした急登付近には石楠花が群生。

7/19 8:11

道はこれで間違いない。この後何度もお世話になった道標。

7/19 8:14

前白根付近。霧のため、山頂が見つからない…

7/19 8:15

えっと…どこだこれ？

7/19 8:18

これもどこだ？

7/19 8:20

多分、前白根の山頂付近だと思われ。

7/19 8:22

山頂で、進む先がわからずに撮影した一枚。だったと思う。

7/19 8:27

前白根を下ったあたりにある分岐点。

7/19 8:27

こっちが五色沼方面。

7/19 8:27

こっちがこれから向かう方向。

7/19 8:28

ちょっと進むとヌタ場らしきところがありました。シカシカ

7/19 8:31

晴れていれば気持ちの良い稜線なんですが、あいにく雲の真っただ中です。

7/19 8:36

避難小屋への分岐。今日は用事なし。
…の予定です。

7/19 8:37

この辺から人に合わなくなります。

7/19 8:41

地震観測小屋発見！

7/19 8:42

正面から。なんかちょっと稲川的な怖さが…。

7/19 8:42

中はこんな感じ。散らかって…はないのか？

7/19 8:44

引き続き白根隠山目指します。

7/19 8:46

相変わらず雲の中。

7/19 8:47

所々に立木。

7/19 8:50

登りはさして急でもなく。緩い感じ。

7/19 8:56

道のわきには石楠花も咲いてました。

7/19 9:04

奥に見えるのが白根隠山か？と思いながら登る。

7/19 9:05

白根隠山到着。バックには奥白根が見えるはずなんだが、生憎雲の中。

7/19 9:06

事前調査では一番の危険地帯とされていたガレ場に突入。
が、霧でルートがわからない…

7/19 9:09

頂上左に見えるとんがったところ。道迷いしてあの辺を下りました。
正気の沙汰じゃない…

7/19 9:12

何とか下ってるところ。わかりにくいと思うけど、なかなかの勾配です。

7/19 9:13

もう少し下った。やっぱり結構な勾配なんで、慎重に慎重に。
慎重に、と言うならまずはルート探しを慎重にやっとけば…。

7/19 9:21

白檜岳への登り。この辺から笹藪がちらほら。

7/19 9:23

稜線のちょっと右手側を通過します。それなりに危険なので注意。

7/19 9:26

稜線を越え、再び笹薮の中へ。
この辺ではまだ道迷いなし。

7/19 9:28

笹薮で稜線。

7/19 9:32

帰りに迷わないようにと思って、写真多目です。

7/19 9:34

ここにも石楠花。

7/19 9:35

やっと道標発見。

7/19 9:35

道標の先はすぐに白檜岳の山頂。

7/19 9:36

白檜山を下ります。
ここらいったいは笹薮。
晴れると気持ちいです。

7/19 9:39

下ってきたところを振り返って。
この時は特になんとも思わなかったんですが、帰りにこの辺で絶望しました。

7/19 9:41

下りきるとちょっと笹が深くなり、道標も見えなくなり…。
この辺は道迷い連発。

7/19 9:44

ヌタ場か？
ちっさな沼。

7/19 9:52

笹薮を抜け、樹林帯に差し掛かりますが、やっぱり道迷いしやすいことに変わりなし。
道標は結構あるんで、晴れてれば道迷いしないでしょう。

7/19 10:08

すっかり林の中に。
道標は多く、藪は一旦なくなります。

7/19 10:08

この辺でずっこけて、ストックを1本折りました。
長年愛用したのでいつ折れてもおかしくない感じでしたが…。
やっぱりフルカーボンはちょっと弱いかも。

7/19 10:15

三角点か？
何やら発見。

7/19 10:15

この辺から再び藪。
これらも復路で厄介な存在に。

7/19 10:23

今までとちょっと違う道標を発見。
←　　→
スズ 白根
だそうです。

7/19 10:30

ちょっと進むと今度は林の中に入って行きます。
この辺で4年ほど愛用したSuper Distanceを折ってしまいました…お気に入りだったのに orz

7/19 10:31

水場への案内板と折れたストック。
さっき折ったばっかりなんでなんだか複雑な気分…
とりあえず、水場は帰りに余裕があれば寄る感じにして先を急ぐ。

7/19 10:31

藪と言うほどではないけれど、木の葉が行く手を阻みます。
下りだと気が勝手に体を支えてくれるんで、凄い楽。

7/19 10:31

道は一応しっかりしますが、相変わらずの霧で道標がよう見えん。

7/19 10:36

藪はどこまでも続きます。

7/19 10:38

ちっさい沼再び。
ここって動物の水場かなーっとか考えていたら熊が居るんじゃないかとちょっと怖くなった。

7/19 10:40

いよいよ藪が嫌な感じになってきた。
男鹿岳に塩那道路から取付いた時の藪を思い出す。

7/19 10:50

最後の登り。
と、他の方々の記録で良く見たところに到着。
疲れてはいるけどまだ行けそう。

7/19 11:00

この先、急に道標が多くなりました。
でも、道は結構わかりやすい。

7/19 11:04

一応登りきったけど、頂上らしさが無い。
GPS見てもここは頂上じゃない。
なんだよ。

7/19 11:06

最後の登りだと思ったのにまだあった。
しかも藪が一層深くなってるし。

7/19 11:13

登り切ってみると、やっぱり何もない。
GPSだとここの南あたりが山頂らしい。
もう面倒なので直登する。

7/19 11:15

→白根山
←錫ヶ岳
だそうです。

7/19 11:18

山頂、ついに発見。
予定より30分遅い到着です。
霧のため、道がわからずに進んだり戻ったり…だいぶ時間をロスしました。

7/19 11:18

三角点も発見。
山頂はちょっと広くてたいらでした。

7/19 11:18

もう一個+一個、山名板発見。

7/19 11:18

いつもの山名板も発見。
頂上はずいぶんにぎやかです。

7/19 11:32

南西方向に向かう山道。
ずっと進めば宿堂、皇海山、鋸山。
流石にそこまでは行けない。

7/19 11:33

山頂の南側。
笹原しか見えない…

7/19 11:33

宿堂方面の地図のようなものもあります。

7/19 11:33

もう一枚の地図をアップで。

7/19 11:39

角度を変えて南側をもう一枚。
もう来ることもないと思うので。

7/19 11:40

山頂で着替え、帰路につきます。
ご飯はもう少し安全なところに戻ってから…
と言う判断が、今回最大の失敗。

7/19 11:46

帰り。
ここを登ったなーと思いつつ歩いていると、ちょっと霧が晴れてきた感じが。

7/19 11:48

白根方面がかすかに見えてます。

7/19 11:49

ほら、何か湖的なものが見える。
…どこの湖だ？

7/19 11:55

藪をこぎこぎ帰ります。
これが結構疲れる。

7/19 12:01

景色が見えるようになってきたのだけが救い。

7/19 12:01

何かの施設を発見。なんだべ？

7/19 12:02

そうこうするうち霧が晴れました。
晴れてみれば実に良い道程でした。

7/19 12:06

水場に戻りました。
水はまだある。体力もまだある。
よし、熊が怖いから先を急ごう！

7/19 12:09

再び樹林帯にはいりました。

7/19 12:15

藪、そして登り。
藪が私を押し戻してくるのに相当参りました。。。
藪+登り＝地獄です。

7/19 12:18

晴れてきたので、何やら湖が見えます。
道程の南側に見えるこいつは何湖だ？

7/19 12:19

木がなぎ倒されて開けた場所に出たのでパシャリ。

7/19 12:19

木を避けてもう一枚。
形と対岸に見える建物の感じから、たぶん湯ノ湖です。

7/19 12:43

あ、またガスが…

7/19 12:49

さっきの口的な施設を再発見。
ロープウェーの駅か？

7/19 12:53

稜線はこんな感じ。
冬は風が凄いんでしょうね。

7/19 13:01

白檜山へのきれいな稜線まで戻りました。
稜線はきれいだけど道がよう見えん。
白檜の山頂で飯にする予定だったんですが。。。

7/19 13:02

右を見れば再び湯ノ湖。
ここいらはとある事情で写真が多くなります。

7/19 13:03

木を避けてもう一回湯ノ湖。
実に良い眺めですが、足にまとわりつく笹が疲れた体に異常に堪えました…
子の登りでは完全に疲れ切って、1分歩いて1分休むような状態に突入してます。

7/19 13:06

5分経過で歩行距離50m？
振り返っても全然進んでない。

7/19 13:19

15分ほどで何とか通過。
白根隠山が見えてきました。

ちなみに、白檜山でのご飯は回避。
非常にまずいことに、カップラーメンを持ってきたのに水がちょっとやばい。
目途がつくまで食べるに食べられない状況です。

7/19 13:29

白根隠山の崖の下。
ここに落ちなくて心底良かった。

7/19 13:29

白根隠山の山頂がはっきり見えました。
山頂に、途中でお会いした3人組の方が見えます。
帰りはルートを見つけられると良いのだけど。

7/19 13:33

さっきはあんなに霧だったのに、ものの5分できれいに晴れました。

7/19 13:36

さっきまで居た白檜山も良く見えます。

7/19 13:50

白根隠山から前白根を目指します。
この稜線が見たかったんです。

7/19 13:54

中禅寺湖に男体山。
きれいに見えてます。

7/19 13:55

白根は雲の中でした。

7/19 13:55

白根隠山山頂と白根山。

7/19 13:55

きれいに稜線を眺めながら歩きます。
残り1/4くらい。

7/19 13:55

しつこいけど男体山と中禅寺湖。
凄いきれいだったのと、疲れて足を止める機会が増えたので、写真も多目になってます。

7/19 13:56

前白根に向けて下ります。

7/19 13:57

日光一家がそろい踏み。

7/19 14:02

目線に合わせて写真を撮ってみた。

7/19 14:07

ふと見ると、白根山が顔をだしてました。
やっぱりデカイ。

7/19 14:11

中禅寺湖がきれいに見えてました。

7/19 14:13

白根山の足元にはまだ雪がありました。

7/19 14:14

平らなところでちょっと休憩。

7/19 14:14

白根山の山頂には人がたくさん見えました。

7/19 14:17

五色沼も発見。
非常にきれいに見えてます。

7/19 14:17

こちらは前白根。
遠いような近いような。

7/19 14:21

だいぶ下ってちょっと木の中を抜けます。
この先が地震観測小屋。

7/19 14:30

小屋の脇を過ぎ、前白根への稜線がはっきり見えました。

7/19 14:46

振り返るとこんな感じ。
行きは霧で見えなかったけど、きれいな稜線。
ここいらで水の残量を確認。
よりによって大盛りのカップラーメンなので、昼食は諦めました。
行動食をこれでもかと押し込んで、ちょっと長めに休憩を…

7/19 14:55

行きは霧で見えなかった前白根山頂に到着。
当初の下山予定時間です。

7/19 14:55

山名板もパシャリ。

7/19 14:57

前白根から望む白根山。

7/19 15:22

五色山から白根と五色沼を。
行きは真っ白だったのに今はきれいに見えてます。
ここでもしばしの休憩。
再び行動食を詰め込みます。

この時点で完全に満身創痍状態。

7/19 15:27

あ、避難小屋発見。

7/19 15:37

五色山からの下山ルート途中にある絶景ポイント。
ここがいいんですよ。

7/19 15:44

さぁ、最後の金精山に向かいましょう。

7/19 15:44

金精山の山頂が何とか見えます。

7/19 15:51

もう少し頑張って金精山の山頂を狙いました。

7/19 16:08

金精山山頂からの男体山+湯ノ湖。
ここの眺めはなかなか好きです。

撮影機器：

FinePix XP60 富士フイルム

装備

個人装備

長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 笛 ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ

備考

水不足の懸念から、昼食のラーメンが食えず…
結果、体力が回復できずにさんざんな山行になりました。

感想

NG-MTB

距離的には似たり寄ったりの大佐飛、黒岩、男鹿、日留賀 あたりと比べて、ちょっと違う感じのキツサのある山行でした。
往路はさほどでもなく、道迷いしまくった割にあっさりと登頂。
問題は復路。
往路では主に下りで邪魔にもならない邪魔をしてくれたていた藪が復路では登り。
必然、足に絡みついて体力という体力を根こそぎ持ってかれました。
そうこうするうちに水がちょっと心もとなくなってしまい、昼食のラーメンが作れなくなり…。
ブドウ糖のかけらを食えばのどが渇き…。
悪循環の末、いわゆるグダグダな状態になりつつ、何とか生還しました。

白根隠山付近でご一緒する感じになった3名様には下手気に心配かけてしまったと思われ…。
今後は無茶な山行をしないように気を付けよう。

駐車場に戻ると20日に錫を狙うという3名様が。
駐車場にテン泊しての登頂ということでしたが…夜は凄い雨だったんじゃないかと心配してます。
無事登頂できていると信じてますけど (*^ー゜)b


ともかくです。
帰りのいろは坂の大渋滞。
あれにはほんと閉口しました。
観光シーズンの連休に日光は鬼門ですね。