記録ID: 6838536
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ハイキング
京都・北摂
京都市北端の里「久多」から登る「天狗峠」、「三国岳」
2024年05月24日(金) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:23
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 800m
- 下り
- 798m
コースタイム
天候 | 晴れ 時々 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●「滝谷」→「天狗峠」 「滝谷」沿いの林道歩きからスタート。林道終点から先は「山と高原地図」で難路に区分されており、少々ややこしいコースでした。広い谷間を直進した後に、渡渉して右方の枝谷へ入ります。間もなく左の急斜面にトラバース気味に取付き、Uターンして尾根筋まで直登します。落葉の堆積等によりルートが分かり難くなっている箇所が有りますが、道標やテープによる道案内のお陰で、何とか迷わずに済みました。 尾根筋に出るとルートは単純ですが、全体的に傾斜がキツく、ロープが下がっているような斜面も... 足場が崩れ易いので、低木や根っ子等を掴んで支点にするような箇所も有りました。 稜線に出ても、「天狗峠」まで小さなアップダウンが有ります。倒木や低灌木を迂回する箇所が結構多く、ルートが不明瞭になっているので神経を使います。 ●「天狗峠」→「三国岳」 この区間も難路に区分されているのは、迷い易いからだと思われます。基本的には稜線歩きなのですが、ルートが真っ直ぐでなく枝尾根の派生も有ります。立木で視界も狭い上に、道は踏み跡程度となると、コースを外れないように歩くのも楽ではありません。ルート案内のテープも、取付け間隔がやや長めでした。 特に、「P936」から下る方向に注意が必要かもしれません。かなりの急降下だったので、引き返そうか悩みましたが、進んだ先にテープを見つけてホッとしました。 「三国岳」へ近づくにつれて、ルートは明瞭になっていく印象です。 ●「三国岳」→「岩屋谷」 稜線からの下り始めは、傾斜がかなりキツく、足場も安定していないので慎重に下りました。その後、尾根を真っ直ぐどんどん下りますが、谷筋に下り着く最後の急斜面は、一転してトラバース気味に続いています。「三ノ岩屋」への分岐道はその途中に有り、道標も立っています。足下に谷が覗く危なっかしい道なので慎重を要します。 谷筋に下り着くと、「京都府立大学 久多演習林管理舎」へ到るまでに数回の渡渉を要します。比較的簡単な渡渉でしたが、同時に倒木を乗り越えるアスレチック的な箇所も有りました。「管理舎」へ着くと、そこから先は林道歩きとなります。 |
その他周辺情報 | 公衆トイレは、「久多 中の町」の「志子淵神社」の傍らに有ります。 |
写真
「天狗峠」へ到着 😃
倒れたままの大木が原生林っぽいですね...
天狗「岳」とも記されており、「ピーク」であることに間違いありませんが、平らな「ピーク」なので、登ることなく着いた感が有りました。
倒れたままの大木が原生林っぽいですね...
天狗「岳」とも記されており、「ピーク」であることに間違いありませんが、平らな「ピーク」なので、登ることなく着いた感が有りました。
装備
個人装備 |
スパッツ
グローブ
日よけ帽子
サングラス
フェースカバー
防虫剤
熊鈴
雨具
ヘッドランプ
食料
飲料
地図
モバイルバッテリー
スマホ
|
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感想
公共交通機関の利用を常とする小生にとって、「天狗峠」は「秘境」のお山。周囲のバス停からのコースタイムを計算すると、何処から登っても4〜5時間は要してしまい、帰りのバスに間に合わない... 山行計画段階で対象から外れてしまいがちでした。
今回、季節は巡って朝の冷え込みも無くなり、流儀を曲げてバイクツーリングにてアプローチ。出発して1時間程で京都市最北端の山里「久多」へ到着。「京都北山」の「秘境」を巡るなら、やっぱりマイカー利用が楽ちんですね... これからの暖かい時期は、もっと活用しようと思いました。
「久多」で出会った住人の方によると、このお山では結構事故が頻発しているとのこと。親切なご忠告を頂戴し、気を引き締めて一日歩きました。歩いてみた実感ですが、危険箇所が多いというよりも、ルートの不明瞭さや迷い易さを感じました。ひょっとすると、その点が事故に繋がっているのかも...
奇しくもこの日はヤマレコアプリに不具合が生じ、地図上の現在地点は表示されるものの、方位を示す矢印が消えたり、動かなかったり... 普段、ややこしい所を歩く際に大活躍している機能なので、これを失うと調子が狂います。
スマホや登山アプリ、GPSが未だこの世に無かった頃、登山道を辿るというごく基本的なことが、とても難しかったことを久しぶりに思い出しました。「久多」の谷や「天狗峠」の稜線という「秘境」を辿ったからかもしれません。
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