最高のテン泊「鳳凰三山」

2015年07月25日(土) 〜 2015年07月26日(日)

• GPS: 28:44
• 距離: 23.6km
• 登り: 2,866m
• 下り: 2,862m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:53
• 休憩: 1:59
• 合計: 9:52

6:17 青木鉱泉
8:01 8:05 南精進ヶ滝
9:22 9:28 白糸の滝
10:09 10:15 五色の滝
11:08 12:29 鳳凰小屋
13:22 13:23 地蔵ヶ岳
13:40 13:42 アカヌケ沢の頭
14:21 14:21 鳳凰小屋分岐
14:40 14:40 鳳凰山
14:58 15:07 薬師岳
15:25 15:34 鳳凰山
15:49 15:50 鳳凰小屋分岐
16:09 鳳凰小屋

2日目

• 山行: 6:20
• 休憩: 1:33
• 合計: 7:53

3:04 鳳凰小屋
3:54 3:55 鳳凰小屋分岐
4:20 5:07 鳳凰山
5:42 5:42 薬師岳
5:54 6:28 薬師岳小屋
6:39 6:40 砂払岳
6:47 6:47 薬師岳小屋
7:01 7:01 薬師岳
7:39 7:48 御座石
9:32 9:32 林道出合
10:06 10:07 中道ルート登山口
10:57 ゴール地点

天候

二日とも晴れでした(^○^)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

青木鉱泉駐車場を利用（￥1，500／2日）

コース状況／危険箇所等

青木鉱泉−鳳凰小屋
最初は至って普通の登山道で危険箇所はありませんが
徐々に高度を上げるにつれ急登に変わります。
この時期は朝早くても樹林帯の中はサウナ状態で
かなり暑い思いをしました。
ところどころで渡渉するところがあり、そこでは
冷気を得ることができます。
沢の水はそこまで多くはないですが、雨上がりでは
渡るのに難儀しそうな場所もありますので前日・当日の
天気には要注意です。
また、崩落箇所が数箇所あり鳳凰の滝を越えたあたりでは
登りと平行に一度大きく下りますのでご注意下さい。
また、五色の滝を過ぎると沢沿いを歩きますが
赤マークが多数あるので問題はないと思います。

鳳凰小屋−地蔵岳
小屋からは普通の登山道ですが終盤からは南アルプス特有の
白砂の道に変わります。
砂の厚いところはそうでもないのですが、薄いところは
結構滑りますのでご注意下さい。

地蔵岳−観音岳
ここからは稜線上を歩くので非常に気持ちがよいですが
風が強いとかなり難儀します。
道自体はちょいガレぐらいなので全く問題ないと思います。
ここの区間は若干長く感じるかもしれません。

観音岳−薬師岳
ここは非常に歩きやすい稜線です。
観音からだと高低差をあまり感じずに歩けますし、
赤マーカーが多く記されているので道間違いの心配も有りません。
逆ルートだと観音岳の登り返しが少し厄介です。

薬師岳−薬師小屋−砂払岳
ここの区間は特に危険箇所も有りません。
砂払岳からの富士山はなかなかなので登る価値はあります。

観音岳−鳳凰小屋
小屋へのトラバースルートは結構、急です。
ただキレてるとかの危険箇所は有りませんので
問題ないと思います。

薬師岳−青木鉱泉
延々と樹林帯の中をひたすら下ります。
かな〜り長いのでペース配分と足のダメージには
注意が必要になります。
雨上がりは赤土が殆どなので結構滑りますので注意してください。
なお、今回はショートカットルートが増水の為
使用できずに青木橋経由でしたが、遠回りの感じは無く
素直にこのルートでも大丈夫だと思います。

その他周辺情報

武田乃郷白山温泉を利用（￥６００／１人）

写真

7/25 6:07

青木鉱泉です。今日はここからスタート＾＾

7/25 6:24

ドンドコ沢と堤防、そして稜線に最高峰の観音岳ですね(^○^)

7/25 6:27

シナノナデシコですね〜(^O^)／

7/25 7:09

シモツケソウですね〜(^o^)／

7/25 7:23

ツリガネニンジンとミツバチですね〜(^o^)／

7/25 7:51

日本名瀑100選の南精進ヶ滝ですね〜。豪快で見事でした〜♪

7/25 8:08

ヤマホタルブクロですね(^O^)／

7/25 9:17

白糸の滝っぽくないけど白糸の滝でした＾＾；

7/25 9:55

五色の滝に到着〜(^O^)／

7/25 9:58

水量が半端なく、ビチョビチョになります＾＾

7/25 10:02

開き直って雨乞いしてやりました〜＾m＾お陰でビチョビチョの冷たすぎて鳥肌立ちました＾＾；

7/25 10:38

沢沿いに出ると地蔵岳のオベリスクが出迎えてくれました〜＾＾

7/25 10:47

お目当てのタカネビランジを発見(^O^)／最近、固有種に目が無いんです＾＾v

7/25 11:00

鳳凰小屋に到着＾＾メニュー拡大してみてくださいね＾＾

7/25 12:43

至る所で咲いていたタカネビランジでした＾＾

7/25 12:52

海に来たかと間違える白砂とオベリスク〜♪

7/25 13:05

北西方向に甲斐駒ケ岳がいらっしゃいました〜＾＾

7/25 13:05

向きを変えると女王：千丈ヶ岳が待ち構えてます＾＾

7/25 13:05

こっちからみる甲斐駒ケ岳はやっぱり格好良いです〜(~o~)

7/25 13:09

これから向かう観音岳と奥には富士山がいました〜＾＾

7/25 13:17

賽ノ河原と地蔵群ですね〜(゜_゜)それにしても一杯ですね。

7/25 13:19

登頂記念に撮っておきました〜＾＾

7/25 13:19

居ない方がやっぱり絵になりますね(>_<)

7/25 13:33

向きを変えると北岳・間ノ岳・農鳥岳が待ってました〜＾＾

7/25 13:34

北岳のこのアングルも格好良いですね♪

7/25 13:34

間ノ岳と農鳥岳もズームにしてみました＾＾

7/25 13:36

特徴的なオベリスクと奥には八ヶ岳〜＾＾

7/25 14:19

シロバナタカネビランジですね(^O^)／

7/25 14:20

地蔵岳と甲斐駒ケ岳そして中央が赤抜沢ノ頭ですね〜＾＾

7/25 14:27

稜線と観音岳ですね〜＾＾白砂がやっぱり良いです＾m＾

7/25 14:31

鳳凰三山最高峰の観音岳山頂に着きました〜＾＾v

7/25 14:31

山頂に居た人に撮ってもらいました〜＾＾

7/25 14:32

稜線の奥には最後の三山の薬師岳と富士山が待っております♪

7/25 14:40

キバナシャクナゲがここではまだ咲いてました〜ヽ(^。^)ノ

7/25 14:49

薬師岳登頂です〜＾＾結局一日で三山周れちゃいました〜(*^。^*)

7/25 14:50

登り返しが地味につらそうな逆アングルからの観音岳です♪

7/25 14:51

薬師岳山頂碑と南アルプスの山々ですね〜(^O^)／

7/25 15:21

誰もいない観音岳山頂で久々に自撮りに興じてみました＾m＾

7/26 3:51

夜中から登り始めてそろそろ朝を迎えようとしてます＾＾オベリスクと八ヶ岳が目を覚ましそうです＾＾

7/26 3:53

八ヶ岳が青から赤に変わり始めています＾＾と、言う事は酸性ですねってリトマス試験紙じゃないか＾m＾

7/26 4:11

とってもムーディーな富士山と雲海です＼(^o^)／

7/26 4:25

金峰山方面から太陽が昇ってきそうですね〜＾＾色が半端ない♪

7/26 4:26

富士山がめちゃくちゃカッコ良い事になってる〜♪

7/26 4:29

甲斐駒ケ岳方面も染まってきてますね〜＾＾

7/26 4:30

観音岳山頂にはそこそこの人がいますね〜＾＾それにしても雲が良い色になってますね＾＾

7/26 4:33

北岳も朝を迎えそうですね＾＾v

7/26 4:34

はい、来ました＾＾おはようございます♪

7/26 4:35

まん丸の太陽さんがお出でなすったよ〜〜〜♪

7/26 4:36

モルゲンロートな北岳です(゜o゜)

7/26 4:53

朝だからこその空気感が成せるこの最高のコントラストですね♪北アルプスまでくっきりです♪

7/26 4:58

これから向かう薬師岳と富士山ですね〜＾＾

7/26 5:00

鳳凰三山の影が白根三山に投影してます♪

7/26 5:05

太陽光線が芸術的になってますね〜〜♪

7/26 5:08

雲海が凄まじい事になってました♪

7/26 5:31

吸い込まれるような青色と際立たせる白砂の演出が憎いこんな稜線を歩きたかったんです＾＾

7/26 5:39

砂払岳と富士山ですね＾＾これを見た瞬間に砂払岳も登りに行くと決めました〜＾＾

7/26 6:29

砂払岳山頂からの富士山も素晴らしかったです〜＾＾

7/26 6:30

砂払岳山頂からの薬師岳と観音岳です＾＾この山頂も良い所でした〜♪

撮影機器：

OLYMPUS PEN Lite E-PL5 オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

poohpooh

今回は初の南アルプス進出でした。
当初はソロで日帰りを予定しましたが、そうは行かない
事情もありましてテン泊になりました。

多分、軽い装備でも過酷なルートなのにテン泊装備にカメラセットで
重量は18Kgに成長したザックを担ぎいざ鳳凰三山へ。
天気予報どおりの良い天気とそれ以上にありがたくない暑さ・・。
あまり、水を飲まないほうだと思う私なのですが
汗が止まらず水分補給。
小屋に着くころには1L以上の水分を消費してました＾＾；
この減り具合にはビックリしました。

ただ、水場もあり水分には困らないのでそこは助かりましたが
鳳凰小屋のテン場はすごい人気で夕方には通路寸前まで
テントの山になりました＾＾；
私は早く着いていたので上段の一等地を確保しラッキーでした。

鳳凰小屋のトラバースからは久々にソロで気ままに歩け
素晴らしい稜線を堪能でき満足♪
夕日まで稜線にとどまるかも考えましたが、夕飯と
下見無しの下りはさすがに問題だと思いパス。
次の日の登りの為に、下見をしつつ小屋に下山。

テン場では隣にあったナイスシニアと談笑＋夕飯を
ご一緒できこういうのも良いなと実感。

明け方、ご来光を求めて2：30に撤収開始。
良いタイミングで観音岳直下に陣取りし
最高の瞬間を拝見できました＾＾

少し寄り道して薬師小屋に良くとある女性から
声を掛けられてビックリ。
先々週に権現の頂上で話をした方でした。
その時は虫対策完全で顔を覚えてなかったのですが
話の内容がばっちりで間違いないと確信。。
こんなこともあるんだなーという思いと、世の中は
狭いなという衝撃を覚えました。
薬師小屋の方は「七夕みたい」って笑ってましたが
なかなか良い例えでした＾m＾

その後下山を開始しましたがなが〜くなが〜い下りは非常に堪えました。
まだまだテン泊装備に慣れていないのを実感。
次回以降の課題も頂き、良い山行だったと締めたいと思います

コメント

aigoe

南アは初でしたか~
poohpoohさん、おじゃまします。

鳳凰テント泊お疲れ様でした。かなり暑かったようですが良いお天気と
富士山の写真がいい感じですね〜(^^)v

先週の千枚小屋からもいい眺めでしたが、こちらもやっぱりよいですね。
また行きたくなってしまいました。

どうも早起きの苦手な私は、以前に鳳凰小屋下の富士見台というところ
からご来光撮影しました。この際に奇跡的に撮れたのが今のプロフィール
画像になっている赤富士画像なんです。

poohpooh

Re: 南アは初でしたか~
ａｉｇｏｅさんこんにちは。
コメント有難う御座います。
富士見台からも良いアングルになるんですねー＾＾
そういえば、鳳凰小屋に案内あったのに覗きに行くの
忘れてました＾＾；
次回行ったときにしっかり拝みたいと思います。
この日は本当に良い天気で今まで見ていた北岳と
違う姿が見れて最高でしたー＾＾
今度はあっち側に行ってみたいものです＾＾ｖ

schun

あのどんどこ沢を・・・・。僕は嫌だぁ〜〜〜(笑)
poohpoohさん、おはようございます。
ちょっとこの記事気になっていたんですが、自分の方がまとまらず
遅れてしまいましたぁ〜。ごめんなさいね。ｏ(_ _ )ｏ。

タイトルを、書きたかった。(笑)。初テン泊でそこですかぁ〜すごい。
テン泊装備でどんどこ沢は僕には無理ですよ〜。さすがですねぇ〜。
力持ち〜ヽ(^o^)丿
でも、その甲斐あって素敵なお写真の数々。これが目的だったんだなぁ〜って
拝見しながら感じました。

やっぱ、夕日や朝日にはエンターテイメント性を感じますね。
素敵な写真を拝見し、今日はのんびりできそうです。

流石に今日が嫁さんの誕生日なんで、今週は山は控えようかと・・・。
来週もPTAの奉仕作業なので無理なんですけどね。
夏山楽しんできてください〜(^_^)/~

poohpooh

Re: あのどんどこ沢を・・・・。僕は嫌だぁ〜〜〜(笑)
Ｓｃｈｕｎさんこんにちはー＾＾
ドンドコ沢はなかなかでしたね〜。
嫁連れて日帰りは無理だったので仕方なくテン泊でしたが
登ってる最中は日帰りの方が楽だなーって思いました＾＾
今回は夕日を見るには不便なとこだったのでパスしましたが
朝日は外せないので、夜中２時半には撤収して
朝から山頂に上がった甲斐あって良い感じで撮れました〜＾＾
お陰で帰りも早い時間でラッキーでした♪