六甲駅で阪急から神鉄に乗り換える


- GPS
- 07:17
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,718m
- 下り
- 1,463m
コースタイム
- 山行
- 4:39
- 休憩
- 2:38
- 合計
- 7:17
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
猫が道の真ん中でこっちを見ていた。
カメラを向けるとあわてて私の横をすり抜け、少し離れたところで止まってまたこっちを見る。
かわいい子猫だ。
お出迎えしてくれたのか、この道は行くなと警告してくれたのか。今思えば後者だったような気がする。
堰堤工事のようだが、最後の最後でまた試練。
登り返すのは嫌なので、まわりを見渡し、右側がいけそうと
判断して縁をまわりこむように進む。
感想
六甲と名の付く駅が阪急と神鉄にあり、乗り換えたらどうなるのか。
もちろん両駅の直線距離は8キロほどあり、その間には六甲の山々が立ちはだかって
いる。
それを歩いて越えるという少々すっとぼけたことをやってみようという発案だった。
以前杣谷道を登ろうとした時に最初の渡渉のところで左に入ってしまい、結局
摩耶観光ホテルの廃墟のところに出てしまったことがあった。
その時は行者小屋の手前の分岐でまっすぐ行き、堰堤を越えたところで道がなくなり間違っていることに気づいた。そのあと急斜面を登り尾根に取り付いて歩いていったら摩耶観に出た。
六甲ではおなじみの茶色の棒状道標もなかったのでおかしいとは思っていたが、
道がはっきりとしているのでずっと杣谷道を歩いているものだと思い込んでいた。
その間違って入ってしまったのが摩耶東谷で、そのあと色々調べたら結構おもしろそうな谷のようだったので、今回はその谷を詰めて掬星台まで行ってみたらどうかと
考えた。
掬星台からは縦走路を進み、前が辻でシュラインロードに入ってその終点から
古寺山に登って神鉄六甲に抜けるというのが今回の山行計画だった。
摩耶東谷はやっぱり一般的なコースではない。
道がはっきりしているのは展望のある岩場の付近までで、そのあとは不明瞭。
道があるものと思い込んでいたのが悪かったのか、ルート探しに時間を費やしてしまった。
基本谷の中を歩かなければならない。
足場のないところのロープ頼りの登りもあり、下手をすると滑落の危険もある。
最後のほうの水路状の構造物のところも歩きづらかった。
やっとの思いで水平道に出た時はこれで無事に生還できたと表現してもいいくらい
の気持ちだった。
スリット状の堰堤やゴルジュなど見どころもあって楽しませてはくれるが、
お勧めはできない。
初めてだと経験者と同行が望ましいだろう。
ヘルメットも持ち合わせたほうがいいかもしれない。
後半わざわざ古寺山を登ったのは六甲の中でも好きな山であるからだ。
あまりハイカーも多くなく、静かな山歩きが楽しめるのがいい。
単にシュラインロードから神鉄六甲に出るなら、古寺山の登り口の手前の三叉路を
左に行けばほぼ下りの舗装路歩きで行ける。
右に行けば古寺山の登り口を見送ったあと、逢山峡を通って唐櫃台か有馬口に行ける。
だが古寺山に登っても時間はさほど変わらない。
シュラインロード側の行者道と下りて行った上唐櫃道は古寺山のメインルートで
道はしっかりしている。
今回は最後の最後で堰堤の工事か何かで道が寸断されていて大いに困ったが。
ヤマレコのルート作成で通行止めで設定できなかったのはこのせいかとこの時
初めて理解できた。
ただ上のほうも下のほうも全く案内もなく、道もふさいでなかった。
迂回できるから通ってもいいということなのだろう。
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