記録ID: 684957
全員に公開
ハイキング
氷ノ山
兵庫＆岡山県境 板馬見渓谷〜後山〜駒の尾山〜大海里峠〜鍋ヶ谷渓谷
2015年07月26日(日) [日帰り]
Machapuchare
その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 07:33
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 1,211m
- 下り
- 1,197m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:47
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 7:36
16:27
魚町公園駐車場
二つの渓谷と兵庫と岡山県境の高峰4座周遊コース
歩行距離22�辧∧盥垰�間7時間、歩行数33900歩
歩行距離22�辧∧盥垰�間7時間、歩行数33900歩
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
魚町公園駐車場＜写真01＞から松の木公園＜写真10＞までは千種（ちくさ）川沿いの舗装道路を歩きます。時折、車で通過すると気が付かない渓谷美や花などの自然を楽しむことができます＜写真02〜09＞ 松の木公園＜写真10＞から後山登山口＜写真24＞までは車が通れる林道と遊歩道が並行して延びているところがあり、滝や修験行場を散策するコースとなっています＜写真12〜23＞。日陰で心地よい快適な散策を楽しむことができますが、道がやや不明瞭となる所もあります。要所で道標が設置されているので、迷うことはないと思います。 後山登山口＜写真24＞から後山＜写真42＞までの登りは高度差が650m程あり、平成之大馬鹿門（おごしき山）＜写真38＞へのトラバースルートを除き、登りの連続ですが、おごしき山から後山の尾根道は比較的傾斜が緩やかで歩きやすいです。小石がごろごろしており、たまに苔むした石もありますが、登りでは滑る心配はほとんどありません。 後山＜写真42＞から駒の尾山＜写真53＞までの稜線は高度差も少なく多くの登山者が通るルートでもあるので、非常に整備されて歩きやすいです。多少ぬかるみがありますが、避けて通れるレベルです。 駒の尾山＜写真53＞から大海里峠を経て駒の尾登山口＜写真58＞まで下山するルートも道が整備されて歩きやすいです。ただし、地形図の道とは異なるので、地図で確認しながら進むと混乱します。ぬかるみがひどいところには丸太が転がしてあり、靴を汚さずにすみました。 駒の尾登山口＜写真58＞から魚町公園駐車場＜写真01＞までは鍋ヶ谷渓谷沿いの日向の舗装道をひたすら下ります。普段ならこの時期の晴れの日に歩くと、完全に夏バテするところですが、渓谷のおかげで少し癒されました。 |
| その他周辺情報 | ちくさ高原ではゆりの花が見頃を迎えています。この日はスキー場で「フォトセッションbyちくさ高原 ゆり娘2015」が開催されており、たくさんの人出で賑わっていたそうです。8月中旬頃までゆりの花の鑑賞を楽しむことができると思います。 |
写真
01魚町公園駐車場とトイレ
車を20台程停めることができます。空山の登山口（向かって右側）でもあります。
車を20台程停めることができます。空山の登山口（向かって右側）でもあります。
02アジサイとシオヤアブ♂まだこの辺りは綺麗な旬のアジサイが残っていました。それを証明するかのように、吸蜜しに来る蝶を狙ってシオヤアブが待ち伏せしていました。
02アジサイとシオヤアブ♂
まだこの辺りは綺麗な旬のアジサイが残っていました。それを証明するかのように、吸蜜しに来る蝶を狙ってシオヤアブが待ち伏せしていました。
まだこの辺りは綺麗な旬のアジサイが残っていました。それを証明するかのように、吸蜜しに来る蝶を狙ってシオヤアブが待ち伏せしていました。
03アジサイと石のモニュメント
石のモニュメントが何を表しているのかは不明でしたが、ちょっとしたアジサイ園になっていました。
石のモニュメントが何を表しているのかは不明でしたが、ちょっとしたアジサイ園になっていました。
04川そそ広場吊橋千種の人と水との歴史は古代にまでさかのぼり、その足跡は今なお、雨乞い神社や滝の信仰、川そそまつりといった神話や伝承によって数多く残され、水 の尊さや誇りが今に伝えられています。7月28日の川そそまつりののぼりが立っていました。
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04川そそ広場吊橋
千種の人と水との歴史は古代にまでさかのぼり、その足跡は今なお、雨乞い神社や滝の信仰、川そそまつりといった神話や伝承によって数多く残され、水 の尊さや誇りが今に伝えられています。7月28日の川そそまつりののぼりが立っていました。
千種の人と水との歴史は古代にまでさかのぼり、その足跡は今なお、雨乞い神社や滝の信仰、川そそまつりといった神話や伝承によって数多く残され、水 の尊さや誇りが今に伝えられています。7月28日の川そそまつりののぼりが立っていました。
05リョウブ日本では1科1属1種の親戚縁者のいないさびしい植物です。初夏に房状の花序をつけます。蜜をたくさん出すので、吸蜜に訪れる昆虫は多いようです。まだつぼみがたくさんありました。
05リョウブ
日本では1科1属1種の親戚縁者のいないさびしい植物です。初夏に房状の花序をつけます。蜜をたくさん出すので、吸蜜に訪れる昆虫は多いようです。まだつぼみがたくさんありました。
日本では1科1属1種の親戚縁者のいないさびしい植物です。初夏に房状の花序をつけます。蜜をたくさん出すので、吸蜜に訪れる昆虫は多いようです。まだつぼみがたくさんありました。
06オトギリソウ
和名（弟切草）の由来は、この草を原料とした秘薬の秘密を漏らした弟を兄が怒りのあまり斬り殺したという伝説からきているようです。
和名（弟切草）の由来は、この草を原料とした秘薬の秘密を漏らした弟を兄が怒りのあまり斬り殺したという伝説からきているようです。
07ルドベキア
ルドベキアは真夏の直射日光に強く、どんなに日当たりが強い場所でも生育します。もう1か所、群生しているのを見ました。
ルドベキアは真夏の直射日光に強く、どんなに日当たりが強い場所でも生育します。もう1か所、群生しているのを見ました。
08カワラナデシコ
和名の由来は河原撫子であり、河原によく生育していることによります。
和名の由来は河原撫子であり、河原によく生育していることによります。
09ガクアジサイガクアジサイはアジサイの原種で、花の真ん中(花序)のまわりを囲むのが装飾花です。すべて装飾花になったのがアジサイということのようです。植えられたもののようでした。
09ガクアジサイ
ガクアジサイはアジサイの原種で、花の真ん中(花序)のまわりを囲むのが装飾花です。すべて装飾花になったのがアジサイということのようです。植えられたもののようでした。
ガクアジサイはアジサイの原種で、花の真ん中(花序)のまわりを囲むのが装飾花です。すべて装飾花になったのがアジサイということのようです。植えられたもののようでした。
10松の木公園行者霊水後山・笛石山の登山口になっています。板馬見山には役行者（えんのぎょうじゃ）が開山したといわれる48の行場があり、この名水の名が付けられています。40リットル100円です。
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10松の木公園行者霊水
後山・笛石山の登山口になっています。板馬見山には役行者（えんのぎょうじゃ）が開山したといわれる48の行場があり、この名水の名が付けられています。40リットル100円です。
後山・笛石山の登山口になっています。板馬見山には役行者（えんのぎょうじゃ）が開山したといわれる48の行場があり、この名水の名が付けられています。40リットル100円です。
11松の木公園トイレなんと、トイレにステンドグラスが使用されています。もしかして神仏習合？ここからおごしき山の山頂近くまでは日陰で風がずっと吹いており、過ごしやすかったです。
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11松の木公園トイレ
なんと、トイレにステンドグラスが使用されています。もしかして神仏習合？ここからおごしき山の山頂近くまでは日陰で風がずっと吹いており、過ごしやすかったです。
なんと、トイレにステンドグラスが使用されています。もしかして神仏習合？ここからおごしき山の山頂近くまでは日陰で風がずっと吹いており、過ごしやすかったです。
12迎え行者
松の木公園の鳥居をくぐるとすぐに「迎え行者」がまつられています。
松の木公園の鳥居をくぐるとすぐに「迎え行者」がまつられています。
14不動明王山開き5月3日、山閉じ11月3日と書かれていました。ちなみに後山は、別名教霊山とも板馬見山とも言います。この向かいに湧水がありました。
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14不動明王
山開き5月3日、山閉じ11月3日と書かれていました。ちなみに後山は、別名教霊山とも板馬見山とも言います。この向かいに湧水がありました。
山開き5月3日、山閉じ11月3日と書かれていました。ちなみに後山は、別名教霊山とも板馬見山とも言います。この向かいに湧水がありました。
15笛石山登山口笛石山の名は、羽柴秀吉に攻められた長水城主宇野政頼一行が逃げる途中千種へたどり着いた時、 援軍の美作竹山城主新免伊賀守の到着を知らせる笛の音を、敵に先を越されたと思い込み、自刃したという哀話からきています。
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15笛石山登山口
笛石山の名は、羽柴秀吉に攻められた長水城主宇野政頼一行が逃げる途中千種へたどり着いた時、 援軍の美作竹山城主新免伊賀守の到着を知らせる笛の音を、敵に先を越されたと思い込み、自刃したという哀話からきています。
笛石山の名は、羽柴秀吉に攻められた長水城主宇野政頼一行が逃げる途中千種へたどり着いた時、 援軍の美作竹山城主新免伊賀守の到着を知らせる笛の音を、敵に先を越されたと思い込み、自刃したという哀話からきています。
16笛石山登山口橋より渓谷
この日は暑い日でしたが、渓谷沿いを歩いている間は涼しく感じました。
この日は暑い日でしたが、渓谷沿いを歩いている間は涼しく感じました。
18板馬見渓谷荘
沢の対岸に見えました。何を目的に建てられたものかは不明ですが、行者さんの宿泊施設かもしれません。トイレもあります。
沢の対岸に見えました。何を目的に建てられたものかは不明ですが、行者さんの宿泊施設かもしれません。トイレもあります。
20林道から登山道入口
ここから、車が通れる林道と歩道に分かれます。おすすめは歩道です。
ここから、車が通れる林道と歩道に分かれます。おすすめは歩道です。
21林道から下山道入口
歩道を沢沿いにしばらく歩くと、再び林道と合流します。この後さらに林道と歩道が分かれます。
歩道を沢沿いにしばらく歩くと、再び林道と合流します。この後さらに林道と歩道が分かれます。
22コンクリートの林道から沢
時折、垣間見られるいくつかの滝が心を和ませてくれます。
時折、垣間見られるいくつかの滝が心を和ませてくれます。
24後山登山口駐車場ここまでは車で入れますが、小石が転がっていたり凸凹があったりするので注意が必要です。後山・平成之大馬鹿門の案内図が立っていましたが、アバウトすぎてほとんど参考になりません。
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24後山登山口駐車場
ここまでは車で入れますが、小石が転がっていたり凸凹があったりするので注意が必要です。後山・平成之大馬鹿門の案内図が立っていましたが、アバウトすぎてほとんど参考になりません。
ここまでは車で入れますが、小石が転がっていたり凸凹があったりするので注意が必要です。後山・平成之大馬鹿門の案内図が立っていましたが、アバウトすぎてほとんど参考になりません。
25後山登山口後山登山口に「西大峰山 千種行者講 道場」と表記されていました。まさか、奈良の大峰山と同様、女人禁制？・・・大丈夫でした('_')
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25後山登山口
後山登山口に「西大峰山 千種行者講 道場」と表記されていました。まさか、奈良の大峰山と同様、女人禁制？・・・大丈夫でした('_')
後山登山口に「西大峰山 千種行者講 道場」と表記されていました。まさか、奈良の大峰山と同様、女人禁制？・・・大丈夫でした('_')
26二の沢休憩舎
この休憩舎はルート上にありますので、休む休まないにかかわらず中を通り抜けます。
この休憩舎はルート上にありますので、休む休まないにかかわらず中を通り抜けます。
28旧女人禁制垢離（こり）取場
これも女人禁制の名残です。右上に見える岩の下には・・・29へ
これも女人禁制の名残です。右上に見える岩の下には・・・29へ
29岩の下の不動明王
28の岩の下には「不動明王」が設置されていました。沢の畔なので少し覗くのに苦労します。
28の岩の下には「不動明王」が設置されていました。沢の畔なので少し覗くのに苦労します。
31板葉見山再興基地跡30の避難小屋の中を通り抜けた所に石仏があり背後の立看板に「大壁忠司氏板葉見山再興基地跡 この地でテント生活」と書いてありました。
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31板葉見山再興基地跡
30の避難小屋の中を通り抜けた所に石仏があり背後の立看板に「大壁忠司氏板葉見山再興基地跡 この地でテント生活」と書いてありました。
30の避難小屋の中を通り抜けた所に石仏があり背後の立看板に「大壁忠司氏板葉見山再興基地跡 この地でテント生活」と書いてありました。
32不動の滝
かつて、この不動滝の前には掛橋・金掛の行場があり、丸木橋や岩場に鎖が掛けてあり、時には罰をうけ川に転落することもあったようです。
かつて、この不動滝の前には掛橋・金掛の行場があり、丸木橋や岩場に鎖が掛けてあり、時には罰をうけ川に転落することもあったようです。
33鐘懸（かねかけ）の行者
浅い岩窟の下に役行者（えんのぎょうじゃ）像があります。
浅い岩窟の下に役行者（えんのぎょうじゃ）像があります。
35おごしきコースと一般コースの分岐
おごしき山より平成之大馬鹿門のほうがコースとして浸透しているようでした。
おごしき山より平成之大馬鹿門のほうがコースとして浸透しているようでした。
36ロープ場の滝
水量が少ないながらも、激しく水しぶきを上げていました。この前にもロープ場がありましたが、どちらも登りでは不要なほどです。
水量が少ないながらも、激しく水しぶきを上げていました。この前にもロープ場がありましたが、どちらも登りでは不要なほどです。
37未熟なアキアカネアカトンボの代表種。成熟しても、頭部や胸部はあまり赤くなりません。夏の間は避暑のため高い山に登ってきます。ここから駒の尾山までの稜線は彼らの大群でアキアカネロードと化していました。
37未熟なアキアカネ
アカトンボの代表種。成熟しても、頭部や胸部はあまり赤くなりません。夏の間は避暑のため高い山に登ってきます。ここから駒の尾山までの稜線は彼らの大群でアキアカネロードと化していました。
アカトンボの代表種。成熟しても、頭部や胸部はあまり赤くなりません。夏の間は避暑のため高い山に登ってきます。ここから駒の尾山までの稜線は彼らの大群でアキアカネロードと化していました。
38おごしき山頂上頂上に平成之大馬鹿門があります。当初、京都の仏教大学の門柱として制作されましたが、名前が気に入らない大学から千種町が譲り受けたようです。
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38おごしき山頂上
頂上に平成之大馬鹿門があります。当初、京都の仏教大学の門柱として制作されましたが、名前が気に入らない大学から千種町が譲り受けたようです。
頂上に平成之大馬鹿門があります。当初、京都の仏教大学の門柱として制作されましたが、名前が気に入らない大学から千種町が譲り受けたようです。
39おごしき山頂上から後山ここから後山まであと高度差250mあり、比較的緩やかな尾根を登っていきます。日陰はここで終わりましたが、相変わらず風がありました。コエゾゼミらしき鳴き声が聞こえていました。
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39おごしき山頂上から後山
ここから後山まであと高度差250mあり、比較的緩やかな尾根を登っていきます。日陰はここで終わりましたが、相変わらず風がありました。コエゾゼミらしき鳴き声が聞こえていました。
ここから後山まであと高度差250mあり、比較的緩やかな尾根を登っていきます。日陰はここで終わりましたが、相変わらず風がありました。コエゾゼミらしき鳴き声が聞こえていました。
40おごしき山頂上からちくさ高原＆三室山
左奥にちくさ高原、右の稜線上に標高兵庫県第2位の三室山が見えています。
左奥にちくさ高原、右の稜線上に標高兵庫県第2位の三室山が見えています。
41おごしき山西尾根の倒木
この根の張り方からして、どうやって根こそぎ倒れたのか、自然の力に脅威を感じました。
この根の張り方からして、どうやって根こそぎ倒れたのか、自然の力に脅威を感じました。
42後山頂上＆三角点
「後山」と「板馬見山」という二通りの表記がされています。岡山県では前者、兵庫県では後者の呼び名が主流なのでしょうか。
「後山」と「板馬見山」という二通りの表記がされています。岡山県では前者、兵庫県では後者の呼び名が主流なのでしょうか。
43後山ピーク標＆祠
標高1345mで、兵庫県では第3位、岡山県では第1位の山です。
標高1345mで、兵庫県では第3位、岡山県では第1位の山です。
44後山から船木山＆駒の尾山
後山から船木山（1334m）と駒の尾山（1280.5m）を見渡せます。
後山から船木山（1334m）と駒の尾山（1280.5m）を見渡せます。
46後山ピークのキアゲハ
オスは開けた山頂部で占有行動をとるとされています。追いかけっこを何度も見ました。
オスは開けた山頂部で占有行動をとるとされています。追いかけっこを何度も見ました。
47船木山頂上
標高1334mで岡山県第2位、兵庫県第5位の山です。岡山県側の眺望が開けています。
標高1334mで岡山県第2位、兵庫県第5位の山です。岡山県側の眺望が開けています。
48船木山西尾根から駒の尾山
鍋ヶ谷山から駒の尾山にかけての稜線が美しいです。
鍋ヶ谷山から駒の尾山にかけての稜線が美しいです。
49鍋ヶ谷山頂上
標高1253mで岡山県第5位、兵庫県第9位の山です。展望はききません。
標高1253mで岡山県第5位、兵庫県第9位の山です。展望はききません。
50鍋ヶ谷山西尾根から駒の尾山
鍋ヶ谷山から駒の尾山までの稜線も目を楽しませくれます。
鍋ヶ谷山から駒の尾山までの稜線も目を楽しませくれます。
52駒の尾山山頂から船木山＆後山
駒の尾山から振り返ると、上ってきた鍋ヶ谷山から船木山・後山の稜線がくっきりと鮮やかに見えます。
駒の尾山から振り返ると、上ってきた鍋ヶ谷山から船木山・後山の稜線がくっきりと鮮やかに見えます。
53駒の尾山頂上
標高1280.7mで岡山県第3位の山です。休憩を取りやすい石ベンチがサークル状に並んでいます。
標高1280.7mで岡山県第3位の山です。休憩を取りやすい石ベンチがサークル状に並んでいます。
54駒の尾山頂上から三室山
駒の尾山頂から標高兵庫県第2位の三室山（1358m）を中心とした山域が眺望できます。
駒の尾山頂から標高兵庫県第2位の三室山（1358m）を中心とした山域が眺望できます。
55ツマグロヒョウモン♂後翅（こうし）のへりが黒くなっていることで他のヒョウモン類と見分けられます。南方系の蝶で低地でもよく見られます。大海里峠に向かう途中からまた日陰になり、アキアカネなどの昆虫もいなくなりました。
55ツマグロヒョウモン♂
後翅（こうし）のへりが黒くなっていることで他のヒョウモン類と見分けられます。南方系の蝶で低地でもよく見られます。大海里峠に向かう途中からまた日陰になり、アキアカネなどの昆虫もいなくなりました。
後翅（こうし）のへりが黒くなっていることで他のヒョウモン類と見分けられます。南方系の蝶で低地でもよく見られます。大海里峠に向かう途中からまた日陰になり、アキアカネなどの昆虫もいなくなりました。
56ヒグラシ♂日本ではその鳴き声からカナカナとも呼ばれています。オスの腹部はメスよりも太くて長く、オスメスの区別がつけ易いです。沢の水を飲もうとこの木に近寄ったところ、不意に大声で鳴きはじめたので気づきました。
56ヒグラシ♂
日本ではその鳴き声からカナカナとも呼ばれています。オスの腹部はメスよりも太くて長く、オスメスの区別がつけ易いです。沢の水を飲もうとこの木に近寄ったところ、不意に大声で鳴きはじめたので気づきました。
日本ではその鳴き声からカナカナとも呼ばれています。オスの腹部はメスよりも太くて長く、オスメスの区別がつけ易いです。沢の水を飲もうとこの木に近寄ったところ、不意に大声で鳴きはじめたので気づきました。
58駒の尾登山口ヒグラシの大合唱を聞きながら大海里峠からの道を下り切ると、舗装道路に出てきます。ここから先はずっと鍋ヶ谷渓谷沿いの舗装道路を歩きます。急に日向になり、西日で暑くなりましたが、風と沢の音に救われました。
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58駒の尾登山口
ヒグラシの大合唱を聞きながら大海里峠からの道を下り切ると、舗装道路に出てきます。ここから先はずっと鍋ヶ谷渓谷沿いの舗装道路を歩きます。急に日向になり、西日で暑くなりましたが、風と沢の音に救われました。
ヒグラシの大合唱を聞きながら大海里峠からの道を下り切ると、舗装道路に出てきます。ここから先はずっと鍋ヶ谷渓谷沿いの舗装道路を歩きます。急に日向になり、西日で暑くなりましたが、風と沢の音に救われました。
59鍋ヶ谷渓谷
真夏の舗装道路は灼熱地獄なのですが、時折、こうした鍋ヶ谷の渓谷に癒されます。この少し手前でGPSの電池を入れ替えました。
真夏の舗装道路は灼熱地獄なのですが、時折、こうした鍋ヶ谷の渓谷に癒されます。この少し手前でGPSの電池を入れ替えました。
60鍋ヶ谷渓谷所々こうした渓谷に下りて涼を取るのが真夏の登山の楽しみ方です。そばには車を止められる草地があり、コンクリートの遊歩道のようなものが少しだけありました。
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60鍋ヶ谷渓谷
所々こうした渓谷に下りて涼を取るのが真夏の登山の楽しみ方です。そばには車を止められる草地があり、コンクリートの遊歩道のようなものが少しだけありました。
所々こうした渓谷に下りて涼を取るのが真夏の登山の楽しみ方です。そばには車を止められる草地があり、コンクリートの遊歩道のようなものが少しだけありました。
61大釜の滝落差は15m程ですがなかなか綺麗な流れで、滝壺から眺めるよりも道路から眺めた方が景観がいいです。鍋ヶ谷渓谷とは反対側なので、気づきにくいかもしれません。
61大釜の滝
落差は15m程ですがなかなか綺麗な流れで、滝壺から眺めるよりも道路から眺めた方が景観がいいです。鍋ヶ谷渓谷とは反対側なので、気づきにくいかもしれません。
落差は15m程ですがなかなか綺麗な流れで、滝壺から眺めるよりも道路から眺めた方が景観がいいです。鍋ヶ谷渓谷とは反対側なので、気づきにくいかもしれません。
62タマゴタケカサの色は赤から赤橙色。形は最初は卵型でやがて饅頭型になり、最終的には中央に出っ張りのある平らな形に変形し黄色味を帯びていきます。テングタケの仲間で唯一食べられるそうです。
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62タマゴタケ
カサの色は赤から赤橙色。形は最初は卵型でやがて饅頭型になり、最終的には中央に出っ張りのある平らな形に変形し黄色味を帯びていきます。テングタケの仲間で唯一食べられるそうです。
カサの色は赤から赤橙色。形は最初は卵型でやがて饅頭型になり、最終的には中央に出っ張りのある平らな形に変形し黄色味を帯びていきます。テングタケの仲間で唯一食べられるそうです。
63元鍋ヶ森神社鎮座地大正六年、西河内集落内にある峯王神社に合祀されるまでは立派な社があり、 雨乞いの神様として信仰を集め村内だけでなく、岡山、鳥取方面からも祈願に参詣されていました。
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63元鍋ヶ森神社鎮座地
大正六年、西河内集落内にある峯王神社に合祀されるまでは立派な社があり、 雨乞いの神様として信仰を集め村内だけでなく、岡山、鳥取方面からも祈願に参詣されていました。
大正六年、西河内集落内にある峯王神社に合祀されるまでは立派な社があり、 雨乞いの神様として信仰を集め村内だけでなく、岡山、鳥取方面からも祈願に参詣されていました。
64元鍋ヶ谷神社と渓谷
今でも縁結びの神様、勝負運の神様としても広く信仰を集めているようです。
今でも縁結びの神様、勝負運の神様としても広く信仰を集めているようです。
65西河内公民館
小学校の廃校利用でしようか。アンティークな公民館でした。
小学校の廃校利用でしようか。アンティークな公民館でした。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下（厚手）
軍手
雨具
スパッツ
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴（防水加工）
靴ひも予備
アタックザック
ザックカバー
地形図
コンパス
ファスナー付クリアーファイル
筆記用具
携帯
時計（防水）
タオル
カメラ
飲料水（スポドリ＆茶）
水筒（保温）
非常食（栄養補助食品）
スマホ（山使用可能）
eTrex30（GPSナビゲーター）
|
|---|
感想
今回のコースのねらいは、夏の晴れの暑い日に長時間山行に耐えられるか否かを試すことでした。案の定、標高600m前後の地点で昼間には気温が30度を超えるほど絶好の訓練日和となりました(*_*)
日射病や熱射病対策として、クエン酸入りのスポーツドリンクを中心に一人当たり2.5リットルの飲物を持参し1時間おきぐらいに水分・塩分補給をしたり、帽子に後頭部を守るフードをつけたり、沢の水に浸したぬれタオルで額や後頭部を時々冷やすなど、最小限の予防策を講じました。水分補給に至っては沢沿いの道が多かったこともあり、5回ほど沢の水も飲みました。この過剰とも思えるこまめな水分補給のおかげで脱水症状や虚脱感に陥ることなく、暑い日の中での7時間半（実際の歩行時間は7時間程）にも及ぶ過酷な山行を無事終えることができました。
この日はのべ5リットル以上の水分補給をしましたが、翌日の体重計測では、ほとんど体重が増えていないことに衝撃を受けました(*_*; さらに山行後焼肉＆デザート食べ放題で普段の食事の2倍以上の量を摂取したにもかかわらず、翌日の体幹の体脂肪率が1ケタ台になったことに、改めて真夏の22�凖仍海硫畊鵑気鮖廚っ里蠅泙靴拭�
稜線上にはアキアカネ＜写真37＞が大量におり、アキアカネロードと化していました。まだ未熟な色合いだったので、麓の沢で羽化して間もないのかもしれません。また、エゾハルゼミの鳴き声が時折聞こえました。標高がもう少し低くなるとヒメハルゼミが鳴いていました。大海里峠から駒の尾山登山口までの林道ではヒグラシ＜写真56＞がよく鳴いていました。その他にも後山のピークではキアゲハやツマグロヒョウモンなどの蝶の仲間もたくさんいました。多くの蝶が地面から一生懸命ミネラル補給をしているようでした＜写真46や55＞。草花はあまりみられませんでしたが、こうした昆虫たちとの出会いもいいものです。
今回のコースでは岡山県の山標高ベスト5のうち、1位（後山）・2位（船木山）・3位（駒の尾山）・5位（鍋ヶ谷山）の四座も踏破しました。真夏、晴天と好条件がそろった日のせいか、これらの山は今まで見た中でもベストな景観でした。特に稜線がこれほど美しい山域だということに今まで気づかなかったのが不思議なくらい、その美しさは際立っていました。こういうシーンがあるからこそ、今まで登ったことのある山でも、季節や時期、天候によっても異なる感動を得られます。
ヤマレコ投稿を始めたのがほぼ1年前で、その時のコースが今回のコースのほぼ逆コースでした。その当時より気づきが多くあり、山をさらに楽しく感じたのも、他のヤマレコユーザーの方々のおかげと感謝しています。
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駒の尾山〜後山
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都道府県最高峰巡りフィナーレ：後山（岡山県最高峰：林道駐車スペースよりおごしきコース→一般ルート周回）
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2024年04月13日 (日帰り) [B]
【近畿百名山】後山 〜松ノ木橋より結果ピストンで〜
2024年04月06日 (日帰り) [A]
駒の尾山の最新記録
駒の尾山〜後山
2024年04月20日 (日帰り) [C]
岡山県最高峰 後山
2024年04月13日 (日帰り) [B]
駒の尾山
2024年03月27日 (日帰り) [B]
後山、北面の伐採された斜面
2024年03月21日 (日帰り) [C]
駒の尾山、私の山スキーシーズン開幕！！
2024年03月11日 (日帰り) [B]
船木山の最新記録
駒の尾山〜後山
2024年04月20日 (日帰り) [C]
後山
2024年04月14日 (日帰り) [B]
岡山県最高峰 後山
2024年04月13日 (日帰り) [B]
【近畿百名山】後山 〜松ノ木橋より結果ピストンで〜
2024年04月06日 (日帰り) [A]
20240331後山(4日目/6連休)
2024年03月31日 (日帰り) [C]
grane さん
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