甲武信ヶ岳、三宝山(毛木平から反時計回り周回)


- GPS
- 10:00
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,459m
- 下り
- 1,462m
コースタイム
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 10:01
天候 | 午前中曇り一時小雨。昼から徐々に晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
毛木平〜三宝山、十文字小屋〜毛木平は特に危険な箇所はありません。三宝山〜十文字小屋は特に武信白岩岳や大山付近は急傾斜部が連続し、鎖場、梯子が多数ありますので注意が必要です。 |
写真
感想
今年最初の日本百名山チャレンジは昨日八ヶ岳(赤岳、横岳)に登り、2日目の今日は甲武信ヶ岳です。清里の宿を早朝出発して5時頃毛木平駐車場に到着。千曲川水源地経由で甲武信ヶ岳から十文字小屋を反時計回りで周回しました。前半は千曲川の清流に沿って心地よい川音を聴きながら緩やかに登っていきます。奥秩父らしいしっとりとした苔に癒されながら歩を進めると2時間程でナメ滝が現れ、さらに1時間程で千曲川の源流水源地に到着します。日本一の長さを誇る大河信濃川のスタートは、何と苔の間から湧き出る清水でした。冷たくて美味しい源流水に元気をもらいひと登りで金峰山から続く尾根に上がります。平日で天気も良くないためかここまで7組の方々とスライドしただけでしたが、ついに雨がぱらつき風も出てきてしまいました。甲武信ヶ岳登頂も真っ白で景色は何も見えず、早々に甲武信小屋まで下りて雨宿り休憩しました。埼玉県最高峰の三宝山まではまき道で行き、場合によっては引き返そうと思ったのですが、何と雨も上がり天気が回復してくれたので、月寒あんぱんでエネチャージして十文字小屋へ進みました。今が旬のシャクナゲが観たかったのです。十文字小屋までの尾根道は武信白岩岳や大山など岩場の上り下りが多く鎖場多数で変化があり退屈しませんでした。大山手前からお楽しみのシャクナゲロードが始まり、ピークには少し早かったものの艶やかで豪華な花が次々に目を楽しませてくれました。風はやや強いものの晴れ間が広がる気持ちの良い尾根道を下りて十文字小屋に到着。美味しい甘酒をいただき休憩しました。天気は回復しましたが、結局甲武信ヶ岳から十文字小屋までは誰にも会わず一人旅でした。十文字小屋からはひたすら続く下り道に耐え、千曲川を立派な橋で渡って往路に合流しスタート地点の毛木平駐車場に無事下山しました。甲武信ヶ岳では残念ながら展望はありませんでしたが、千曲川の水源地と埼玉県最高峰の三宝山に足跡を残し、シャクナゲの咲き誇る変化のある岩場の稜線歩きを楽しみ、充実した山行となりました。おしまい。
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