フジモク沢&広沢寺クライミング の予定が・・・ うーん失格だなあ


- GPS
- 08:38
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,390m
- 下り
- 1,377m
コースタイム
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 8:39
天候 | 2日間とも、丹沢に行ってはいけないような猛暑! 沢日和といえばそうなのかなあ。 広沢寺の南向きの弁天岩はフライパン状態で、手をレストするために岩から離すのではなく、熱くて持ってられない!ヌンチャク回収も熱さとの戦いだったようで・・・ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
相模湖ICから約1時間で道志の森キャンプ場。 山中湖周りのほうが距離は長いが運転的には楽かも。 道志ノ森キャンプ場から広沢寺まではこれまた1時間程度のワインディングロード。 ううーん三ツ峠のほうが近かったか?というのは言わない約束! |
コース状況/ 危険箇所等 |
初日の行程はバリルート下降、沢歩きです。 基本的な沢装備は必携。 2日目の広沢寺はマルチの練習もできる岩場です。 当然ですが、岩装備必携です。 きっと誰もが登る「一般中央ルート」は60mのシングルロープでも一発で下降できません。50mダブルでもギリギリか。 |
その他周辺情報 | 道志の森キャンプ場 http://doshinomori.jp/ 超人気キャンプ場のようです。 朝7時から入場可(混雑期だけのようですので要確認です。)なのですが、うじゃうじゃ車も人もいる。 当初は沢から戻ってきたらテント張ればいいか、と思ってましたがとんでもない。 なんとか場所確保、テントタープ張ってから沢に向かいました。 料金安く、子供用巨大プールもある。混むわけです。 道志の湯 http://www.doshinoyu.jp/ キャンプ場から4km程度。 混んでたけど、この時期混んでない方がどうかしてますね。 広沢寺クライミングゲレンデ クライマーは広沢寺温泉の無料駐車場を使わせていただきましよう。 路駐はだめよ。 駐車場に非常に綺麗なおトイレもあります。 |
写真
白石沢を詰めていることが判明したため、
安全に帰還できる方法をとることに。
白石沢のすぐ東側の尾根がさほど傾斜がなさそうなので、なんとか尾根に乗り上げようと模索。
意外と泥壁が悪く、熊笹のヤブも濃かったですが、苦戦の末なんとか尾根に乗り上げて一安心。
感想
沢靴歩きと地図読みの練習に丹沢のフジモク沢歩きを計画しました。
が、まんまと地図読みに失敗し、フジモク沢から白石沢へつめてしまい
沢をつめきらずに尾根へ乗っ越してしまいました。
そのためほとんど滝のない沢歩きだったのでハイキングにしましたが
沢靴、ハーネス、ヘルメット、補助ロープ、カラビナ、スリング、ATC
などの装備は整えています。
こんな間抜けなレコは参考になさる方はいないと思いますが念のため。
朝の7時過ぎからすでに人だらけのキャンプ場をスタート。
キャンプ場を通り抜けたとたんに静かな山歩きになる不思議。
城ケ尾峠までは一般登山道だと思ってテクテク歩いていたら、
テクテク、テクテク、あれっ、なんかへんだよ?!?
まんまと林道に導かれ浦安峠方面にルートミス。
ミスを挽回しようと使った泥の急斜面は倒木に浮石まみれで汗だくだく。
城ケ尾峠からが破線ルートで悪いはずがすでに悪路を歩かされる。
城ケ尾峠から地蔵平方面は旧東海自然歩道で峠〜信玄平間は特に荒れています。
木橋が落ちていたり、トラバースの足場が土砂で流されていたりします。
道標も少しありましたがかなり風化しています。整備は入らないと思うので
これより悪くなることはあってもよくなることはないかな。
でも信玄平の辺りは静かでとても感じのいいところでした。
地蔵平への最後の下りは九十九折れ。尾根の東寄りを歩いていないと下降口に気が付かないかも。
地蔵平は昔集落があったところだそうで拓けた平地が気持ちのいいところです。
地蔵尊があったそうなので次は寄ってみたいなぁ。
地蔵平でカップラーメンでお昼ご飯。そして装備を整えて沢歩きに備えます。
白水沢橋から入渓!
前日の大雨のせいか水量があるような。
アプローチで汗だくになったのでザブザブ水の中を歩きます。
水量多く、流れもそこそこ速いせいでしょうか、岩きれいで滑りが前回の初沢歩きの時と違ってほとんどありません。
ザブザブと歩き、堰堤をこえ、ザブザブ歩き、堰堤を越え、としてると右手に沢が。
ここを白石沢と勘違い。
思い出してみると前回の沢歩きの時にいくつか沢が入っていて、イハラ先生が「これは普段は枯れてる沢じゃないかなぁ」と言っていました。
勘違いした沢もよく考えるとそんな沢だったのかもしれません。
そして次の二股でまんまと白石沢へ引き込まれたkamehibaでした。
ざぶざぶ歩いてもなかなか滝が現れません。
あっ次こそはと思っても1メートルあるかないかの段差?!のみ。
これってまさか白石沢に入ってないよね〜そんなはずないよね〜と言いながら地形図とコンパスを出しながら進む。
いつまでたってもごろ岩歩きなので、むむぅ、絶対おかしいぞといやがるhibaにガーミンを出せと要求。
現在地と地形図を照合するhiba。
「残念ながら予想通り白石沢をつめていました」とのたまう。
残念なのはおまえだ!あっ、私もかっ!
さて、ルートミスが確定して次をどうするか家族会議。
間違った地点に戻ってフジモク沢をつめなおすか、白石沢をつめるか。
どちらをつめても同じ稜線につきますが白石沢のあとの稜線までがどんな様子かわからない。
ガイドの本などによるとこの辺りはどこも稜線へ出る手前が悪いらしい。
沢の東側斜面がどうにか登れそうな傾斜だったのでそこを登って尾根に上がり、
尾根から稜線を目指すことにしました。
涼しい沢歩きから一転汗だくの泥壁登り。。
雨でグズグズ泥の斜面を木や木の根っこを掴みながら登り尾根に無事乗り上げました。
尾根は地形図でみた通りゆったりした登り坂で獣道のお陰で笹コギもほとんどなく城ケ尾山へ続く稜線に続いていました。
稜線についたらほっと一安心。
あ〜本当に地図読みはムズイ、ムズイと二人でいいながら汗だくになってキャンプ場に帰るのでした。
雪山での地図読みでは沢は行っちゃいけないところ。
尾根を、尾根を目指しますが沢登りはその沢をつめるのですよね〜
尾根の方が等高線でどんなか想像しやすいです。
慣れなのかもしれませんが沢はなかなか想像できない!
今回は日和ってガーミン様に頼ってしまいましたがあのまま頑張ってコンパス&地形図とで進むべきだったのかなぁ。
ツェルトとガスと防寒具はあったしなぁ。
でもキャンプとビールの魅力に負けたkamehibaでした。
あ〜情けないなぁ。
そしてログを見るとまんまと「この暑いのにちょっとロングなハイキング、なんちゃって沢歩きのおまけつき」な山歩きとなりました。はぁ〜〜〜。
キャンプ場に戻って、道志の湯でだくだくの汗をさっぱり流し、
ビールとたっぷりのお肉で反省会。
まぁこんな山行でしたので反省点が出るわ、出るわ。
思い返せば、前回の歩きの時、イハラ先生は地形の変化に敏感だったなぁ。
あそこまでなるのは無理だとしてもその真似事くらいはできるようになりたいです。
猛暑の東京と違い、沢沿いのキャンプ場は涼しくて9時には夢の中でした。
翌朝、快晴ですが肌寒いくらいの気温の中のんびり朝ご飯を食べてテント撤収。
混雑のわりに静かでいいキャンプ場でした。
そして2日目、向かうは広沢寺の岩場です。
絶対ウソだと思ってたけど「すぐ近くだから、せっかくだから行ってみようよ」とhibaにそそのかされ行きましたがこれは断固拒否るべきだった。。
広沢寺温泉の駐車場で車を降りた8時過ぎ。
すでに太陽ギラギラでクラクラしそうな気温です。
岩場は駐車場から徒歩で10分ほどですがその10分で汗びっしょり。
なにも考えずにカンカン照りの一般中央ルートをhibaリードでとりつく。
シングル60メートルで最終点まで一気に登り、「どうぞ」の声でkameの登り開始。
よっこら、と岩を触ると「あちっ!あちちちち!」。
hiba曰く「レンジでチンした時のお茶碗持っているみたいな感じ」なほど岩は激熱!
もう一手一手が熱い!そしてクライミングシューズ越しに指先も熱い!
そして体の背面は太陽熱でジリジリこげそう。
うひ〜助けて〜と思いながら登り、ランナーを回収しようとカラビナを触るとこれまた熱い!
灼熱地獄で体中から一気に汗が噴出し、命からがらhibaのいる最終点に到着。
「ヤバイ、まじでヤバイ。もう今日はこれ以上登らない。」と宣言するkameでした。
懸垂下降は2回で。よく整備された岩場で支点もしっかりしております。ありがとうございます。
日陰でスポーツドリンクをがぶがぶ飲んでどうにか正気を取り戻すkame。
hibaが日陰の5.8を1本リードで登って終了!
こんな酷暑の岩場に来る物好きは私たちだけだと思っていたら、なんと講習仲間のOさんが美人新妻と岩トレに来ていてびっくり。
それとレコをよく拝見しているkamogさんがいらっしゃいました。
お見かけした時「あれ〜kamogさんかも??」と思ったのですが講習をされているようだったので残念ながらお声掛けはしませんでした。
5.8くらいのルートをフリーソロでするすると登り、ロープの掛け替えをされていました。すげ〜。
お昼過ぎに帰宅し、サウナのような自宅でお片付け。
沢の後は片付けが結構大変ですよね〜
くちゃいウエアを洗濯し、ザックに沢靴、装備やらを全て水洗いして終了。
色々盛りだくさんの週末でした。
沢ハイカーの道は険しいなぁ。
でも楽しいからまたチャレンジしよう。
ガンバ、ガンバ!
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