扇ノ山ぶん回し (姫路登山口 〜 上山高原 〜 諸鹿峠)
兵庫県
鳥取県
ゆっくり
体力度について
- GPS
- 04:52
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,143m
- 下り
- 1,124m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:43
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 5:24
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
6月7日現在、 ・姫路登山口への道は一部凸凹で陥没しているので注意が必要。 ・ふるさとの森登山口への道は完全立ち入り禁止。 |
写真
扇ノ山を登ります。一番自宅から近そうなのが姫路コースだったので選んでみましたが。登山口までに行くのがちょっぴり大変。酷い凸凹がありました。駐車場もないので、他のルートをお勧めします。
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雨の後などは滑りますね。気をつけましょう。
扇ノ山避難小屋、雪が積もるので2階からも入れるような工夫がされていますね。中は驚くほど綺麗。最近建てられたのかなと思うほど。
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中は驚くほど綺麗。最近建てられたのかなと思うほど。
あ、写真では米粒程度で見分けられないかも？💦
中央の最奥にあるのが伯耆大山かな？
日本三百名山に選ばれているだけあって、平日でも登山客は複数いらっしゃいました。とある方に「どこから登ってきたの？」と声をかけられましたが、その真意は後で判明します（たぶん）。
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ところで、ヅッコってなんでしょうか？💦
これのおかげでお昼ご飯の時間が大幅に遅れることに💦
手前は山紫陽花でしょうか？もうすぐ開花時期ですね！
滝も有名ですが、今回は時間の関係上、無し！😭
上山高原避難小屋。一見普通の小屋かと思いましたが、こちらも素晴らしく綺麗。地域の方々が整備に尽力されているのでしょうね。ありがとうございます。（いつか泊まってみたい）
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トイレも2つ完備。流す用の水も汲んであります。部屋もめちゃくちゃ綺麗。避難小屋ってレベルじゃないよ（宿泊地レベルという話です）
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この辺でお昼食べると最高だろうな〜。
菌類に寄生する腐生植物なんですね！何度か見て来たギンリョウソウ（銀竜草、Monotropastrum humile）も腐生植物
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何度か見て来たギンリョウソウ（銀竜草、Monotropastrum humile）も腐生植物
進行方向が分かりにくかったです。
（結構考え事してると通り過ぎることがあります。この癖は治したほうがいいですね）
ここのロープは引っ張りすぎるとどんどん伸びて体勢崩しますのでご注意を。
こんなに多くの、そして大きなカマキリの卵は見たことがないですw
姫路登山口への道の凸凹��
この箇所の他にも1カ所酷い凸凹があり。
装備
| 備考 | 【忘れ物】モバイルバッテリー。 |
|---|
感想
氷ノ山に行ったんだし、次は扇ノ山を登ろうと思いました。
扇ノ山に登るだけなら短時間の山行になるので、氷ノ山のぶん回しコースのように、1周してみよう。というわけで、姫路登山口から入り扇ノ山を登り、上山高原を通過して諸鹿峠から再び扇ノ山に登り返すルートを取りました。これでも標準タイム8時間かかります。
なのに、「若桜鬼ヶ城も帰りに立ち寄れるのではないか」とトチ狂ってしまいましたが、下山時刻が15時になりかけていたのでそのまま帰宅することにしました。我ながら良い判断だと思います（ただ常識的に考えただけ💦）
実際姫路コースで登ってみると、「こんな短時間で山頂まで行けるのか」と驚きました。トレッキングポールを使ったのもありますが、45分程度で行けました。沢（か小川）を渡ったりする箇所が滑りそうで怖かったですが、しっかり足場を確認しながら行けば問題ありません。その後、階段ありの急坂が続きます。たまに木々の隙間から見える山々の景色で一休みしつつ登っていくといつの間にか扇ノ山山頂です。
扇ノ山山頂の避難小屋は今まで見てきた（といってもまだ登山暦半年もいってませんが）中でも一番綺麗にみえました。外も中も朽ちた箇所がなく清潔です。雪山登山するときぐらいしか利用する機会がなさそうですが、ぜひとも利用してみたいです。
その後は上山高原まで行ってそこからぐるりと諸鹿越まで周ります。上山高原までの道上には大・小ヅッコがあります。ゾッコは「頭」すなわちピークのことのようです。といっても、各ゾッコを示す標識は見当たりませんでした。他の方は見つけていたみたいですが💦
扇ノ山山頂〜ゾッコ〜上山高原は、比較的走れそうな箇所が多く、楽しかったです。途中5人ぐらいの登山客とすれ違いました。みなさん、上山高原から登っていらっしゃるようですね。おそらく次回は上山高原から登りたいです。
（菖蒲の開花時期なので「菖蒲池」で菖蒲の花を楽しめるのかなと期待していましたが、池に行くにはルートから外れて下に降りなければならないみたいだったので、諦めました。）
上山高原は予想に反して風景が素晴らしかったです。おそらく秋になると一面がススキに覆われるのだろうなと思わせるシーンから、上山を登ってみるとそこには日本海と周囲の山々が見渡せます。天気は晴れだったこともあり、海と空とが青く同一化したように見えました。今までは瀬戸内海しか見てきていなかったので新鮮でした。この景色は氷ノ山や鉢伏山からは見えないと思いますので、扇ノ山を登る際、この上山もサクッと登ることをオススメいたします。
上原高原で素晴らしいと思ったのは、避難小屋。扇ノ山の避難小屋は綺麗で眺望も良かったです。上原高原の避難小屋は眺望はありませんが、トイレは2部屋も完備しており、流すための水も十分用意されていました。避難小屋というレベルじゃないぐらい、宿泊施設のような雰囲気を醸し出していました。こっちにもいつか泊まってみたいな。この整備の良さは定期的に人が入って作業をしないと綺麗さなどを保ち続けられないと思います。関係者の皆様の活動、いつもありがとうございます。
上山高原〜諸鹿峠の間は「左馬殿道」と呼ばれているそうですが、山奥の静かな登山道になっています。林道も混ざっていて、道がはっきりしているところと、どこもルートに見えるような広がりのある道がミックスしているように感じました。氷ノ山ほどではないかもしれませんが、さまざまな山道が凝縮されたようで決して楽ではありませんが楽しく登ることができました。
危険箇所もロープを使う箇所ぐらいですので、準備に怠りがなければ問題なく通過できます。
お昼ご飯は開けた場所で食べました。ちょうど3割引になっていたタルタルソースのチキン南蛮と持ってきていた白米。ここでしっかりエネルギーを摂取して残りの登山に臨みます。
諸鹿越から扇ノ山への登り返しは距離が長く感じたのですが、実際は長くないですしあっという間に登ることができます。登山口は暗かったので、先行き不安に思っていましたが、少しいけば普通の登山道だということがわかります。
あとは朝通過した扇ノ山を通って姫路登山口に戻ります。
そこそこハードな分量ですが、気持ちよく下山できて良かったです。
さて、このまま鳥取県や兵庫県北部の山を攻略しちゃいましょうかね？（岡山百名山は放置しておいて......😓）
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