上越のマッターホルンは雲の中 [七ッ小屋山⇒大源太山の周回コース]

2015年08月06日(木) [日帰り]

• GPS: 04:40
• 距離: 9.8km
• 登り: 1,215m
• 下り: 1,198m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:03
• 休憩: 0:30
• 合計: 4:33

5:07 旭原駐車場
6:19 6:21 シシゴヤノ頭
7:25 7:34 七ツ小屋山
8:17 8:36 大源太山
9:40 旭原駐車場

旭原駐車場（登山口）5:07⇒シシゴヤノ頭6:19⇒七ツ小屋山7:25
［標準CT　5:10（45％）］

七ッ小屋山7:34⇒大源太山8:17
［標準CT　1:00（72％）］

大源太山8:36⇒旭原駐車場（登山口）9:40
［標準CT　2:10（49％）］

※本日のペース：標準ガイドタイムの45〜72％程度です。
　　　　　　　　シシゴヤノ頭から大源太山までの稜線は、花を見ながらゆっくりペースです。

天候

曇りのち時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

湯沢町の大源太キャニオンから10分ほど林道を車で進み、終点にある旭原駐車場（登山用駐車場）を利用しました。
駐車スペースは10台程度あります。

[参考]
大源太キャニオンのバス停から登山口まで1時間弱ほど歩く必要はありますが、バスを利用することもできます。
バスは、南越後観光バスのHPで、時刻表等をご覧ください。

コース状況／危険箇所等

★登山道整備度：2〜3（良5・4・3・2・1悪）階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度　：2.5（難5・4・3・2・1易）歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度　：3（難5・4・3・2・1易）鎖場、ヘツリ等の頻度や時間等
★登山道の眺望：3（良5・4・3・2・1悪）
★山頂の眺望　：4（良5・4・3・2・1悪）


【すれ違った登山者の数：1人】


◆登山口からシシゴヤノ頭、大源太山までの標準CTは、ゆったり目な感じがします。

◆シシゴヤノ頭から七ッ小屋山までの稜線ルートの一部で刈り払いがされず、笹等が繁茂している箇所がありました。ルートを見失うほどではありませんが、下草が濡れている場合は、雨具を着用した方が良いと思います。

◆大源太山の南側の鎖場は、高度感があるので、高所が苦手な方は、下りは少し怖いかもしれません。足場を確保しながら慎重に下りましょう。

◆渡渉箇所が2箇所あります。最初の渡渉箇所は、増水時は濡れるかもしれませんので、大雨時は注意しましょう。

写真

8/6 5:05

林道終点の旭原駐車場。
駐車スペースは10台弱かな。
今日は、平日なので、ガラガラでした。

8/6 5:05

駐車場脇の登山口から出発です。
ポストもここにあります。

8/6 5:06

昨晩、雨が降り、下草が濡れているので、今日は、最初からゲーターを装着します。

8/6 5:08

朝5時過ぎのスギ林は、暗くて嫌な感じです。
久しぶりに熊鈴を鳴らしながら歩きます。

8/6 5:14

登山口から10分で最初の渡渉箇所が見えてきました。

8/6 5:15

渡渉箇所。
昨晩の雨で、少し増水していましたが、飛び石しながら渡れました。

8/6 5:16

大源太山（直進）、シシゴヤノ頭（右折）の分岐点。
今日は、周回ですが、まずは、右折し、蓬峠方面へ進みます。

8/6 5:25

ブナ林が多くなってきました。

8/6 5:44

胸高直径1m以上あるブナの大木もあります。
立派ですね。

8/6 5:44

九十九折を繰り返しながら標高を上げていきます。

8/6 5:48

8/6 6:17

ここを登ればシシゴヤノ頭です。

8/6 6:19

お〜、ついに視界が一気に開け、標高1472mのシシゴヤノ頭に到着。
太陽は見えますが、ガスがかかって視界不良になってきました。

8/6 6:20

シシゴヤノ頭。

8/6 6:21

しばらく稜線をゆるいアップダウンを繰り返しながら主稜線の分岐点を目指して進みます。

8/6 6:32

相変わらず、ガスって、周囲がどんな感じか分かりませんが、とりあえず、先に進みます。

8/6 6:37

刈り払いが、余りされていない区間も有り、濡れた下草の影響で、膝上まで濡れてきました。
早めに雨具のズボンを履けばよかったですが、時既に遅し。

8/6 6:40

ここを登れば、主稜線の分岐点です。

8/6 6:50

分岐点。
案内標柱が、倒れていたので、サイコロのように回転させながら、方向を確認します。

8/6 6:57

ここからは主稜線に沿って、七ツ小屋山を目指します。

8/6 7:03

ここも笹が生い茂り、ルートも分かり難くなってきました。
ストックで濡れた笹を掻き分けながら進みます。

8/6 7:14

ちょっとした湿原？

8/6 7:25

七ツ小屋山の山頂に到着。（左：清水峠、右：蓬峠）
何故か、久しぶりに、左足の踵が摩れて痛くなってきたので、三角点に座りながらテーピング処置をして、再出発です。

8/6 7:36

更に分岐点。
左折：大源太山、右折：清水峠

8/6 7:43

分岐点から大源太山を目指して鞍部まで下ります。

8/6 7:43

だんだん雲が上がっていき、視界が良くなってきました。

8/6 7:46

大源太山が見えてきました。
まだ、山頂付近は雲がかかっています。

8/6 7:50

8/6 7:51

大源太山の迫力のある山容が、次第に顔を出してきました。

8/6 7:54

鞍部まで下がり、ちょっとしたアップダウンを繰り返しながら岩場を進みます。

8/6 7:56

痩せ尾根ですが、特に危険性は無いですね。

8/6 7:57

上越のマッターホルンと呼ばれる雄姿のシルエットが見えてきましたね。

8/6 8:04

この先から山頂までは、鎖場の連続なので、ストックを収納します。
だんだんワクワクしてきましたよ〜

8/6 8:09

最初はトラロープの岩場が登場です。
危険性はありますが、上りは、ロープや鎖を利用しなくても登れる斜面です。
頭の中のBGMをミッションインポッシブルのテーマ曲にして、楽しく登りました。

8/6 8:12

鎖はこんな感じ。

8/6 8:14

足元はこんな感じ。
高度感はあるので、下りは慎重に進みましょう。

8/6 8:15

更に鎖場ですが、両手両足を使いながら、足場を確保して登ります。

8/6 8:17

大源太山の山頂付近の斜度はキツイ部分は、こんな感じです。

8/6 8:17

ここを登れば山頂です。

8/6 8:18

大源太山の山頂に到着です。
天候も幾分回復してきたので、ここで朝食をとりました。

8/6 8:19

山頂から北側の眺望。

8/6 8:34

山頂から七ツ小屋山を望みます。

8/6 8:35

20分弱、休憩して下山します。

8/6 8:37

ちょっとした岩場があるので、滑り易い箇所は慎重に降りましょう。

8/6 8:40

鎖も設置されていました。

8/6 8:41

ひたすら尾根に沿って下山します。

8/6 8:43

茂倉岳、谷川岳方面を望みます。
やはり、まだガスって見えないですね。

8/6 8:50

今日は、大気が霞んでいますが、湯沢の町も見えてきました。

8/6 9:09

標高が下がってくるとブナ林になります。

8/6 9:20

渡渉箇所。
大きい岩を使って渡ります。

8/6 9:25

1箇所だけ、梯子も設置されていました。

8/6 9:28

お〜、ついに最初の分岐まで戻ってきました。

8/6 9:32

最後の渡渉箇所で、今日も顔を洗って、サッパリしてから登山口に戻りました。

8/6 5:28

8/6 5:50

8/6 6:02

8/6 6:28

8/6 6:33

8/6 6:58

8/6 7:02

8/6 7:02

8/6 7:09

8/6 7:10

8/6 7:13

8/6 7:15

8/6 7:16

8/6 7:22

8/6 7:36

8/6 7:39

8/6 7:40

8/6 7:55

8/6 8:00

8/6 8:15

撮影機器：

PowerShot S120 CANON

感想

Joker

今日の昼から湯沢で所用があったので、それまでの間に登れる山ということで、上越のマッターホルンと呼ばれる大源太山に周回しながら登ることにしました。
昨日の夕方に雨が降ったようで、足元が濡れていたり、朝でも湿度が高く、標高が低い所は、サウナ状態で汗びっしょりです。
生憎、昨日の雲が取れ切れず、視界不良の稜線歩きになりましたが、まだ、花も咲いていましたし、鎖場も楽しく登ることができたので、充実感のある山行だったと思います。

昨年も七ッ小屋山付近は、ガスって視界不良だったので、次回こそは、青い空を見ながら歩けるようリベンジしたいと思います。