平ヶ岳


- GPS
- 09:34
- 距離
- 28.2km
- 登り
- 2,076m
- 下り
- 2,075m
コースタイム
- 山行
- 8:56
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 9:29
天候 | 快晴。稜線上は風強め。登りは薄手の長シャツ、下りは更にウィンドブレーカー。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口に登山ポストあり。宿泊前提の登山はだめとの看板も。 コース上には3箇所の倒木あり。水 |
その他周辺情報 | 直帰の予定だったが、居眠り運転が怖かったので、民宿駒口さんで一泊しました。近くの駒の湯は2000までの営業(宿泊で無料に!)。夜飯はあした天気さんで具だくさんのバジルパスタに。 |
写真
感想
仕事終わりに車を4時間ほど走らせ、3時に駐車場へ。金曜だからか、梅雨前の駆け込みからか、既に満車に近い状態(市のHP曰く30台駐車可)。道中鹿さん、キツネさんが顔を現し、ドキドキ。
7時に起床、トイレを済ませて、既に人気がなくなった駐車場を7:30頃に出発!寝過ごしてしまった...
緩やかな林道を抜け、ヤセ尾根をあがる。後ろからは双耳峰の燧岳がこちらを臨む。背中からは既に高いところにある太陽が照り、髪や肌が焼けるのを感じる。1000M程度まではヤモリ?カナヘビ?の日向ぼっこ、1200M辺りまでは晩夏の宵のようなヒグラシの大合唱と中々楽しげ。人間はホソ尾根を慎重に歩く。尾根筋がクッキリみえ、雄大な自然を楽しんで歩く。右手に縦走できそうな稜線を臨みつつ下台倉山を過ぎる。台倉山からは左手にトトロの耳のような燧岳をみつつ、右手に木の間から平ガ岳を見る!
台倉山から先、イワカガミなんかを見てたら、登りで足が上がらないことに気づく。朝食べていなかったことがここに来て出てしまった。。ゼリーやおにぎりを1本毎に取るも、時すでに遅し。暑さとも合わせてバテバテの中、景色も見る余裕もなく、何とか姫の池へ。双耳峰燧岳はいつしか峰が一つに見えていた。平ガ岳は頂上は平らでも、そこに至る道は変化に富んだマゾの道である。
姫の池の池塘を、のんびり見ながら東北らしい優美な山陵を山頂に向けて歩く。気持ちの良いただし登りはきつい中、ぴょんとウサギが顔を出した。標高2000M超でも茶色の可愛いウサギだが、こっちは息も絶え絶えのハイカーで写真の余裕もない。不思議の国のアリスみたいにどこかに連れてかれないかなとか妄想していると、遊ぶかのように再度木道をピョコピョコ走って草原に消えた。
やっとこさの頂上にはだだっ広い平原と謎の構造物、そして周囲には越後、東北の名峰が広がる。最近お気に入りのカップスターをすすり、ゆっくり休む。登山客の中では最後発と思われる中、晴天の平ガ岳山頂を独り占め。
ラーメン摂取のおかげか下山はペースを上げて、台倉清水まで一本。その後は水不足の不安感と眠さがやってきて、ペースダウン。。足を進めるのもきつい中、下台倉山で若干目を閉じる。燧岳の見た目は、双耳峰の姿を取り戻した。
夢現でホソ尾根を歩きながら、がれた道を一歩一歩下る。沢で乾いた喉を潤して漸く長い山行も終わる。いやはや大変きつい山行でした。
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