大朝日岳から中岳 古寺鉱泉よりピストン

2015年08月08日(土) [日帰り]

• GPS: 08:26
• 距離: 18.2km
• 登り: 1,732m
• 下り: 1,721m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:52
• 休憩: 1:30
• 合計: 8:22

4:29 古寺鉱泉
5:22 5:22 一服清水
5:26 5:27 ハナヌキ峰分岐
5:53 5:53 三沢清水
6:14 6:17 古寺山
7:18 7:26 銀玉水
7:48 7:55 大朝日岳山頂避難小屋（大朝日小屋）
8:05 8:38 大朝日岳
8:44 8:45 大朝日岳山頂避難小屋（大朝日小屋）
8:53 8:54 金玉水
9:01 9:16 中岳
9:38 9:41 大朝日岳山頂避難小屋（大朝日小屋）
9:57 9:58 銀玉水
11:12 11:27 古寺山
11:36 11:36 三沢清水
11:56 11:57 ハナヌキ峰分岐
12:01 12:02 一服清水
12:48 12:48 古寺鉱泉
12:51 ゴール地点

天候

登山口は晴れ猛暑。稜線の晴れはAM7時まで。それ以降はガス。しかも涼しい。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新潟市中央区からR113,R287経由（オール下道）で3時間。

コース状況／危険箇所等

全般に整備が行き届いており、歩き易い。

その他周辺情報

朝日鉱泉に向かい、途中木川ダムを過ぎて分岐。

写真

8/8 4:22

うっすら明るくなってきたところで出発。駐車場は、この時間でほぼ満車。

8/8 4:28

写真で何度も見た朝陽館。

8/8 4:48

登り始めるとほどなく合体の樹。

8/8 4:58

鮮やかなブナ林を進む。

8/8 5:01

日の出。

8/8 5:18

最初の水場。冷たくて美味。

8/8 5:25

ハナヌキ峰分岐。写真前方が古寺山方面。

8/8 5:48

第二の水場、三沢清水。

8/8 5:48

ホースから勢いよく湧き出している。最初の水場のほうが冷たかった感じがする。

8/8 6:03

稜線に出た。

8/8 6:05

雲海の上から月山。

8/8 6:05

鳥海山。

8/8 6:11

オオカメノキが実をつけた。晩夏の風情。

8/8 6:12

古寺山に着いた。登山口から1時間40分くらい。
ここまでは快晴。展望もバッチリで気持ち良い。

8/8 6:12

正面は小朝日岳。

8/8 6:13

大朝日小屋と大朝日岳。

8/8 6:13

西朝日岳から竜門山方面。朝日主稜線がバッチリ見れる。

8/8 6:21

古寺山からいったん鞍部に向かう。ダケカンバの樹が鮮やか。

8/8 6:33

小朝日岳には登らず、巻き道ルートへ。

8/8 6:41

この頃、徐々に下からガスが湧き出してきた。

8/8 6:49

小朝日岳の巻き道を過ぎたあたり。切れ込んだ崖。雪渓をかけあがるようにガスが登ってきた。

8/8 6:54

シラネセンキュウ。この花がよく咲いていた。

8/8 7:00

一気にガスに包まれてきた。

8/8 7:06

見晴らしの良い尾根上に出た。

8/8 7:07

竜門山より先は見えなくなってきた。

8/8 7:07

東側は雲海。

8/8 7:17

ヤマハハコ。

8/8 7:18

銀玉水の取付に来た。

8/8 7:19

すぐ脇にハクサントリカブト。

8/8 7:21

岩場から忽然と清水が湧いている。冷たくて超美味。多くのヤマレコユーザーが絶賛する通り！

8/8 7:26

銀玉水を過ぎると整備された石段の登山道。

8/8 7:28

アザミが多く咲いていた。

8/8 7:29

シロバナニガナ。

8/8 7:31

ハクサンフウロ。

8/8 7:35

飯豊にも多く咲いていた花。

8/8 7:39

大朝日岳を臨む。辿り着くのが先かガスが上がるのが先か。

8/8 7:40

小屋までの稜線漫遊が始まるところ。

8/8 7:40

8/8 7:42

小屋が見えた。

8/8 7:42

中岳が間近に。量感たっぷり。

8/8 7:44

道端のあちこちにミヤマリンドウ。

8/8 7:46

8/8 7:45

もうすぐ小屋。

8/8 7:47

ミヤマコゴメグサ？

8/8 7:50

マツムシソウ。

8/8 7:51

小屋の目の前ではタカネナデシコの花畑が見事。

8/8 7:51

8/8 7:52

ハクサントリカブトもいっぱい。

8/8 7:52

小屋到着。

8/8 7:53

小屋から中岳、西朝日岳方面の稜線。

8/8 8:01

大朝日岳山頂を目指す。

8/8 8:05

山頂到着。

8/8 8:05

8/8 8:06

飯豊連峰がクッキリ。

8/8 8:07

西側。遥か新潟方面。

8/8 8:07

平岩山、祝瓶山方面。いつかこっちにも行ってみたい。

8/8 8:11

山頂で会った人に記念写真をとってもらった。

8/8 8:37

ガスが晴れ、360度パノラマ絶景を期待してみたが、無理そうなので下山する。

8/8 8:45

小屋まで降りて考える。さて西朝日岳へ向かうか。

8/8 8:50

時間があるので行くことにした。金玉水。

8/8 8:51

銀玉水との飲み比べもよいが、ここはスルー。

8/8 8:50

ミヤマリンドウがいっぱい。

8/8 8:51

鞍部から中岳ピーク。

8/8 9:02

ニッコウキスゲがまだ頑張っていた。

8/8 9:03

イワイチョウ。

8/8 9:12

中岳ピーク付近。慰霊碑。

8/8 9:11

ここから西朝日岳へは一旦かなり下らなければならない。天気も怪しくモチベーションがかなり下がったので今回はここまでとした。

8/8 9:25

大朝日岳と向き合う。この角度で天気が良ければ綺麗な三角錐が拝めるはず。ガスが晴れるのを待ちベストショットを狙ったがこれが精一杯だった。

8/8 9:34

マツムシソウとキリンソウ。

8/8 9:41

小屋に戻る。そのまま古寺に向かい下山する。

8/8 9:48

ミヤマリンドウが一番群生していたところ。

8/8 9:48

チングルマのなりの果て。

8/8 9:53

ザレ場を下る。

8/8 10:08

ガンガラ沢へとつながる雪渓。

8/8 10:10

ハクサンシャジン。

8/8 10:17

熊越。崖っぽいところ。

8/8 10:28

小朝日岳。今回は登らない。

8/8 10:30

黒倉沢の雪渓。

8/8 10:33

小朝日岳分岐。

8/8 10:52

前方、古寺山。

8/8 10:54

東側は、朝はすっかりガスに覆われていたが、この時間はだいぶ見晴がよくなっていた。

8/8 11:25

8/8 11:23

朝日主稜線ともオサラバ。

8/8 11:56

ハナヌキ尾根分岐まできた。前方は日暮沢方面。

8/8 12:22

日差しが強くなってきたがブナ林が日差しを遮り、暑くない。

8/8 12:48

発電機の音が聞こえてくると朝陽館が近いということ。で、戻ってきたところ。

8/8 12:48

お盆の時期、山奥で清流があるということは、メジロアブがいるということ。

8/8 12:52

駐車場に着いた。メジロアブの大群にお迎えされた。

8/8 13:34

全部追い払ったと思ったら、車の中にまだ1匹いた（汗）。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough オリンパス

感想

ricefieldspk

　本当は泊りで行きたかった夏の大朝日岳だが、諸般に事情により日帰りとなった。盛夏で下界は最高気温34度の予報も出ており、であれば登山は早朝に限る。ほとんど寝付くことも出来ず新潟の自宅を12時40分に出発し、いざ大朝日岳登山口の古寺鉱泉へ向かう。
　真夜中の山道をひた走り3時30分すぎに駐車場に着く。予想より早く着いたので、ゆっくりめに腹ごしらえと支度をし、やや明るくなってきた4時30分すぎに登山道へ出た。
　全般に整備が行き届いておりとても登りやすい印象。登って初めて視界が開けるのが古寺山。ここでの朝日主連峰の大展望は圧巻だった。その後はガスが立ち込め山容が見え隠れする展開になるが、時折見せる稜線の美しさは飯豊に勝るとも劣らない。　秋は見事な紅葉になるという。この時期に再び来てみたいと思ったし、縦走してこその朝日とも言われる。今回は雄大なる朝日のほんの一部に触れたに過ぎない。もっと朝日の山々を知りたいし、四季折々の表情を見てみたい。そう感じることが出来た1日だった。
　最後にメジロアブについて。ここに来る前から想定はしていたので驚くほどでは無かったが、相変わらずの超高速の特攻をみせつけてきた。1年ぶりのこの虫との格闘は、もはや夏山の風物詩でもある。今回は対策バッチリで1か所も刺されなくて良かった。車のアイドリングは絶対ダメ。集団で襲われたら手に負えない。さっさと車の中にもぐり窓は閉めきりましょう。