1日目。
早朝の十字峡から出発して行く登山者は中ノ岳への日帰りの方が多く、丹後山経由で山中泊する人はこの時点ではいなかった。
中ノ岳へは左手の登山口からコンクリートの階段を登って行く。一方丹後山登山口へは車道を右手に戻って行く。
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9/27 5:59
1日目。
早朝の十字峡から出発して行く登山者は中ノ岳への日帰りの方が多く、丹後山経由で山中泊する人はこの時点ではいなかった。
中ノ岳へは左手の登山口からコンクリートの階段を登って行く。一方丹後山登山口へは車道を右手に戻って行く。
午前6時に出発。落合橋まで車道を少し戻る。 空には雲が多いものの徐々に晴れて来ているようだった。
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9/27 6:01
午前6時に出発。落合橋まで車道を少し戻る。 空には雲が多いものの徐々に晴れて来ているようだった。
三国川に沿った車道を歩いて行く。十字峡を起点にして丹後山と中ノ岳とを繋ぐ稜線を歩く場合、時計回りか反時計回りのどちらを選ぶかは迷うところだが、越後駒に近い中ノ岳避難小屋の方が混むだろうと思ったことと、時計回りでは逆光になると考えて、今回は反時計回りで丹後山の避難小屋に泊まることにした。
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9/27 6:26
三国川に沿った車道を歩いて行く。十字峡を起点にして丹後山と中ノ岳とを繋ぐ稜線を歩く場合、時計回りか反時計回りのどちらを選ぶかは迷うところだが、越後駒に近い中ノ岳避難小屋の方が混むだろうと思ったことと、時計回りでは逆光になると考えて、今回は反時計回りで丹後山の避難小屋に泊まることにした。
栃木橋を渡ってすぐのところに丹後山登山口があった。6時35分着。避難小屋泊まりは10年前の吾妻連峰以来なので、慣れない重い荷物が肩に食い込み先行きが不安になる。
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9/27 6:36
栃木橋を渡ってすぐのところに丹後山登山口があった。6時35分着。避難小屋泊まりは10年前の吾妻連峰以来なので、慣れない重い荷物が肩に食い込み先行きが不安になる。
登山口で小休止してからいよいよ登山道に足を踏み入れる。丹後山まで4.6kmで距離的には大したことはないが、標高差は1300mほどある。今日は丹後山の避難小屋泊まりなので時間は十分あるからゆっくりと焦らずに行く。
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9/27 7:00
登山口で小休止してからいよいよ登山道に足を踏み入れる。丹後山まで4.6kmで距離的には大したことはないが、標高差は1300mほどある。今日は丹後山の避難小屋泊まりなので時間は十分あるからゆっくりと焦らずに行く。
30分ほど登り続けて7時10分に一合の鉄砲平に着く。この調子だと5時間以上はかかりそう。ここは休まずに通過する。
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9/27 7:10
30分ほど登り続けて7時10分に一合の鉄砲平に着く。この調子だと5時間以上はかかりそう。ここは休まずに通過する。
木の根が露出して滑りやすい道を登る。
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9/27 7:35
木の根が露出して滑りやすい道を登る。
道の傾斜も少し緩くなって、7時50分にようやく二合に到着。ここでリュックを下ろして休憩。体が一気に軽くなる。
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9/27 7:50
道の傾斜も少し緩くなって、7時50分にようやく二合に到着。ここでリュックを下ろして休憩。体が一気に軽くなる。
二合からは晴れ渡った青空の下に中ノ岳から日向山へと続く稜線が見えた。
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9/27 7:53
二合からは晴れ渡った青空の下に中ノ岳から日向山へと続く稜線が見えた。
中ノ岳は重量感ある立派な山容をしていた。
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9/27 7:52
中ノ岳は重量感ある立派な山容をしていた。
行く手を見れば遙か彼方に稜線が見える。あれが丹後山だろうか。
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9/27 7:59
行く手を見れば遙か彼方に稜線が見える。あれが丹後山だろうか。
10分ほど休憩してから先に進む。ほどなくして中ノ岳から兎岳に続く稜線が見えた。明日の今頃はあのあたりを歩いているはず。
2014年09月27日 08:04撮影
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9/27 8:04
10分ほど休憩してから先に進む。ほどなくして中ノ岳から兎岳に続く稜線が見えた。明日の今頃はあのあたりを歩いているはず。
少し色づき始めた木々の中を登って行く。
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9/27 8:12
少し色づき始めた木々の中を登って行く。
厳しい登りは続くが、時折り木々が途絶えて広闊な展望に元気づけられるので助かります。また今日は爽やかな風が吹いてそれほど汗をかかないのも助かります。
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9/27 8:29
厳しい登りは続くが、時折り木々が途絶えて広闊な展望に元気づけられるので助かります。また今日は爽やかな風が吹いてそれほど汗をかかないのも助かります。
右手の上越国境稜線はまだ雲に覆われている。
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9/27 8:31
右手の上越国境稜線はまだ雲に覆われている。
8時35分に三合着。標高はようやく1000mを越えたようだ。登山口から2時間かかっているので単純比例計算すればあと4時間半ほどか。1時までには着くだろう。
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9/27 8:37
8時35分に三合着。標高はようやく1000mを越えたようだ。登山口から2時間かかっているので単純比例計算すればあと4時間半ほどか。1時までには着くだろう。
四合の手前で中ノ岳を見る。豪雪地帯だけに彫りが深い山容だ。このあたりでは威圧するような高さは感じなくなってきた。見慣れたせいか、あるいは少しは近づいてきたためか。
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9/27 9:01
四合の手前で中ノ岳を見る。豪雪地帯だけに彫りが深い山容だ。このあたりでは威圧するような高さは感じなくなってきた。見慣れたせいか、あるいは少しは近づいてきたためか。
9時15分に四合着。 ここで大休止する。ここは標高1250mほどのようだ。高さ的には半分以上登っているようだがまだ四合か。
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9/27 9:17
9時15分に四合着。 ここで大休止する。ここは標高1250mほどのようだ。高さ的には半分以上登っているようだがまだ四合か。
すっかり晴れ上がった空の下に大水上山から中ノ岳への稜線が続く。
2014年09月27日 09:30撮影
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9/27 9:30
すっかり晴れ上がった空の下に大水上山から中ノ岳への稜線が続く。
10時に五合を通過してしばらく登って行くと前方に笹に覆われた稜線が見えてきた。あれが丹後山かな。
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9/27 10:13
10時に五合を通過してしばらく登って行くと前方に笹に覆われた稜線が見えてきた。あれが丹後山かな。
六合の手前を登る。紅葉も鮮やかになってきた。
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9/27 10:14
六合の手前を登る。紅葉も鮮やかになってきた。
兎岳から続く稜線もずいぶん近くになった。
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9/27 10:17
兎岳から続く稜線もずいぶん近くになった。
10時20分に六合通過。標高は1480mほど。森林限界も近いようなのでもう少し頑張ろう。
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9/27 10:20
10時20分に六合通過。標高は1480mほど。森林限界も近いようなのでもう少し頑張ろう。
10時45分に七合着。前方に特徴的なシシ岩が見える。このあたりは森林限界を超えており、眺めも良いので適当なところで休むこととした。
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9/27 10:43
10時45分に七合着。前方に特徴的なシシ岩が見える。このあたりは森林限界を超えており、眺めも良いので適当なところで休むこととした。
左手にはもう仰ぎ見る必要もなくなった兎岳から中ノ岳にかけての稜線。
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9/27 11:00
左手にはもう仰ぎ見る必要もなくなった兎岳から中ノ岳にかけての稜線。
右手には下津川山とその向こうに巻機山。
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9/27 11:00
右手には下津川山とその向こうに巻機山。
シシ岩のまわりは紅葉真っ盛り。その左後方に目指す丹後山。
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9/27 11:12
シシ岩のまわりは紅葉真っ盛り。その左後方に目指す丹後山。
七合から15分ほどで11時20分にシシ岩の上の八合に着く。
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9/27 11:19
七合から15分ほどで11時20分にシシ岩の上の八合に着く。
シシ岩から登ってきた道を振り返る。紅葉が綺麗です。
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9/27 11:19
シシ岩から登ってきた道を振り返る。紅葉が綺麗です。
シシ岩から目指す国境稜線方面を見る。こちらの紅葉も綺麗。
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9/27 11:20
シシ岩から目指す国境稜線方面を見る。こちらの紅葉も綺麗。
笹に覆われた緑の山肌。その中に点在する紅葉。そして青い空。長かった登りもあと少し。
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9/27 11:30
笹に覆われた緑の山肌。その中に点在する紅葉。そして青い空。長かった登りもあと少し。
右手には越後と上野との国境の稜線。
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9/27 11:31
右手には越後と上野との国境の稜線。
国境の稜線は越後沢山から下津川山へと続く。
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9/27 11:31
国境の稜線は越後沢山から下津川山へと続く。
登ってきた道を振り返る。左手遠くに巻機山。
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9/27 11:39
登ってきた道を振り返る。左手遠くに巻機山。
11時45分に九合着。ここで国境の稜線に合流。右に行けば巻機山方面だが笹原の中に道は見あたらない。左に行けば丹後山は近い。
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9/27 11:42
11時45分に九合着。ここで国境の稜線に合流。右に行けば巻機山方面だが笹原の中に道は見あたらない。左に行けば丹後山は近い。
笹原の中の緩やかな道を登って11時50分に避難小屋に着いた。
この数分後に御嶽山が噴火したことは翌日の下山中に知ったことだった。規制もなく警戒レベルも低く、また私自身昨年登ったところだったので大変驚きました。
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9/27 11:47
笹原の中の緩やかな道を登って11時50分に避難小屋に着いた。
この数分後に御嶽山が噴火したことは翌日の下山中に知ったことだった。規制もなく警戒レベルも低く、また私自身昨年登ったところだったので大変驚きました。
避難小屋の1階の左奥の一角を使わせていただくことにして、荷物を置いてから山頂付近を散策する。
丹後山山頂は小屋から数分のところだった。以下は山頂付近からの眺めです。
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9/27 12:57
避難小屋の1階の左奥の一角を使わせていただくことにして、荷物を置いてから山頂付近を散策する。
丹後山山頂は小屋から数分のところだった。以下は山頂付近からの眺めです。
まず、北には明日歩く兎岳から中ノ岳へと続く稜線。
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9/27 12:57
まず、北には明日歩く兎岳から中ノ岳へと続く稜線。
東には平ヶ岳とその左後ろに会津駒ヶ岳。
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9/27 12:58
東には平ヶ岳とその左後ろに会津駒ヶ岳。
南には国境の稜線が続く。左遠くに雲を纏っているのは尾瀬の至仏山。
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9/27 12:59
南には国境の稜線が続く。左遠くに雲を纏っているのは尾瀬の至仏山。
笹原の中の避難小屋と国境稜線。
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9/27 13:00
笹原の中の避難小屋と国境稜線。
巻機山
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9/27 13:00
巻機山
さらに先に進んで明日歩く道を偵察した。ご来光はどのあたりで迎えようかな。
2014年09月27日 14:20撮影
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9/27 14:20
さらに先に進んで明日歩く道を偵察した。ご来光はどのあたりで迎えようかな。
標高2000mを越える中ノ岳はやはり貫禄あります。 越後駒ヶ岳もちょこっと見えています。
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9/27 14:21
標高2000mを越える中ノ岳はやはり貫禄あります。 越後駒ヶ岳もちょこっと見えています。
手前から大水上山、兎岳、小兎岳。
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9/27 14:22
手前から大水上山、兎岳、小兎岳。
小屋に戻ってみると1階には中ノ岳から縦走されてきた方が1名、2階には十字峡から登ってきた団体さん9名が到着していた。
夕方近くに国境稜線を撮影しに再び九合へ。その途中で小屋を振り返る。
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9/27 15:18
小屋に戻ってみると1階には中ノ岳から縦走されてきた方が1名、2階には十字峡から登ってきた団体さん9名が到着していた。
夕方近くに国境稜線を撮影しに再び九合へ。その途中で小屋を振り返る。
南の国境稜線は一面笹原が広がっていて綺麗。道らしきものは見られないので積雪期でないと縦走は大変だろう。
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9/27 15:21
南の国境稜線は一面笹原が広がっていて綺麗。道らしきものは見られないので積雪期でないと縦走は大変だろう。
暗くなる前の4時半ごろから夕食の支度をして5時頃には食べ終わった。あとは寝るだけだが、その前に日没を見なければと外に出る。
南の国境稜線には滝雲のような雲がかかっていた。
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9/27 17:04
暗くなる前の4時半ごろから夕食の支度をして5時頃には食べ終わった。あとは寝るだけだが、その前に日没を見なければと外に出る。
南の国境稜線には滝雲のような雲がかかっていた。
暮れゆく中ノ岳。
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9/27 17:20
暮れゆく中ノ岳。
不安な気持ちで始めた今回の山歩きも、一日目は何とか無事に終わった。さて明日はどのような展開になるか。
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9/27 17:22
不安な気持ちで始めた今回の山歩きも、一日目は何とか無事に終わった。さて明日はどのような展開になるか。
2日目。
午前4時半ごろに外に出て空を見上げると沢山の星が見えたが夜明けが近いため満天というほどではなかった。
昨夜風が強かったので心配したが、どうやら天気は良さそうだ。
写真は東の空のおおいぬ座。上の一際明るいのはシリウス。
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9/28 4:31
2日目。
午前4時半ごろに外に出て空を見上げると沢山の星が見えたが夜明けが近いため満天というほどではなかった。
昨夜風が強かったので心配したが、どうやら天気は良さそうだ。
写真は東の空のおおいぬ座。上の一際明るいのはシリウス。
ご来光が近くなった5時35分に一晩お世話になった小屋を出発した。
午前5時40分頃、丹後山を越えたところで会津駒ヶ岳からの日の出を迎える。右の山は平ヶ岳。
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9/28 5:39
ご来光が近くなった5時35分に一晩お世話になった小屋を出発した。
午前5時40分頃、丹後山を越えたところで会津駒ヶ岳からの日の出を迎える。右の山は平ヶ岳。
日の出直後の大水上山から中ノ岳にかけての稜線。右には荒沢岳のシルエットも。
2014年09月28日 05:43撮影
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9/28 5:43
日の出直後の大水上山から中ノ岳にかけての稜線。右には荒沢岳のシルエットも。
上の写真から数分後。朝日が当たって朝焼けする山々。右のピークは大水上山。左奥に中ノ岳と越後駒。
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9/28 5:47
上の写真から数分後。朝日が当たって朝焼けする山々。右のピークは大水上山。左奥に中ノ岳と越後駒。
大水上山へ登る途中で振り返り見た景色。右手前が丹後山。左端は平ヶ岳。その右に尾瀬の至仏山と武尊山。
2014年09月28日 05:54撮影
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9/28 5:54
大水上山へ登る途中で振り返り見た景色。右手前が丹後山。左端は平ヶ岳。その右に尾瀬の至仏山と武尊山。
6時ちょうどに大水上山の一郭の水源点に到着。碑の後ろには兎岳、小兎岳、越後駒、中ノ岳が並んでいる。
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9/28 6:01
6時ちょうどに大水上山の一郭の水源点に到着。碑の後ろには兎岳、小兎岳、越後駒、中ノ岳が並んでいる。
水源点の位置と高さの銘板。
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9/28 6:10
水源点の位置と高さの銘板。
大水上山に向かう途中で水源点を振り返る。
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9/28 6:13
大水上山に向かう途中で水源点を振り返る。
大水上山を目指す。左は兎岳。近づいてみるとなかなか大きい山だ。
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9/28 6:19
大水上山を目指す。左は兎岳。近づいてみるとなかなか大きい山だ。
6時20分に大水上山の山頂に到着。遂に積年の懸案の山にやって来たのだった。天気も良いし感無量です。
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9/28 6:20
6時20分に大水上山の山頂に到着。遂に積年の懸案の山にやって来たのだった。天気も良いし感無量です。
大水上山の足下は利根川の最源流域。ここからの一滴が関東平野を潤す大河となる。
正面には平ヶ岳。あの頂からこの稜線を眺めて以来早くも19年が過ぎ去っていた。
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9/28 6:23
大水上山の足下は利根川の最源流域。ここからの一滴が関東平野を潤す大河となる。
正面には平ヶ岳。あの頂からこの稜線を眺めて以来早くも19年が過ぎ去っていた。
大水上山から利根川源流の谷を眺める。右に水源点。左に平ヶ岳、中央遠くに至仏山。
2014年09月28日 06:22撮影
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9/28 6:22
大水上山から利根川源流の谷を眺める。右に水源点。左に平ヶ岳、中央遠くに至仏山。
今回の山行の目的の一つを達成して先に進む。平ヶ岳方面への国境稜線と別れて次は兎岳だ。
申し分ない天気の上、慣れたためか荷物も幾分か軽く感じて今のところ調子はよい。
2014年09月28日 06:25撮影
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9/28 6:25
今回の山行の目的の一つを達成して先に進む。平ヶ岳方面への国境稜線と別れて次は兎岳だ。
申し分ない天気の上、慣れたためか荷物も幾分か軽く感じて今のところ調子はよい。
兎岳の登りから大水上山を振り返る。稜線付近は紅葉の盛り。
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9/28 6:40
兎岳の登りから大水上山を振り返る。稜線付近は紅葉の盛り。
7時に兎岳に到着。山頂には例の団体さんと荒沢岳からやって来た単独の方がいたが、先に中ノ岳に向かって下って行ったので暫しの間山頂を独り占めする。以下は兎岳からの展望です。
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9/28 7:10
7時に兎岳に到着。山頂には例の団体さんと荒沢岳からやって来た単独の方がいたが、先に中ノ岳に向かって下って行ったので暫しの間山頂を独り占めする。以下は兎岳からの展望です。
歩いてきた道を振り返る。手前から大水上山、丹後山、越後沢山そして下津川山へと続く。右端の巻機山は雲の中。
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9/28 7:04
歩いてきた道を振り返る。手前から大水上山、丹後山、越後沢山そして下津川山へと続く。右端の巻機山は雲の中。
平ヶ岳と尾瀬方面の山々。右の大水上山から平ヶ岳まで国境稜線が延々と続く。
2014年09月28日 06:59撮影
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9/28 6:59
平ヶ岳と尾瀬方面の山々。右の大水上山から平ヶ岳まで国境稜線が延々と続く。
これから向かう中ノ岳。中ノ岳はここからだと越後駒よりも立派な山に見える。
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9/28 7:04
これから向かう中ノ岳。中ノ岳はここからだと越後駒よりも立派な山に見える。
7時10分に大展望を満喫した兎岳山頂にお別れをして中ノ岳に向かう。
荒沢岳方面との分岐点付近から荒沢岳を眺める。左後方には守門岳と浅草岳が見える。荒沢岳からここまでは幕営装備で幾つものピークを越えてくる必要がある。
2014年09月28日 07:12撮影
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9/28 7:12
7時10分に大展望を満喫した兎岳山頂にお別れをして中ノ岳に向かう。
荒沢岳方面との分岐点付近から荒沢岳を眺める。左後方には守門岳と浅草岳が見える。荒沢岳からここまでは幕営装備で幾つものピークを越えてくる必要がある。
小兎岳との鞍部に下る。前方の越後三山の眺めが素晴らしいです。
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9/28 7:17
小兎岳との鞍部に下る。前方の越後三山の眺めが素晴らしいです。
7時40分に小兎岳に到着。と言っても登山道の一番高いところが頂上と思われるだけで、標識も何もなかった。
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9/28 7:39
7時40分に小兎岳に到着。と言っても登山道の一番高いところが頂上と思われるだけで、標識も何もなかった。
小兎岳から下る途中で見た中ノ岳。小兎岳の次の1768mピーク(写真左手前)までは道の両側の笹は綺麗に刈り払われており歩きやすかった。地元の方々のご苦労に感謝しながら進む。
2014年09月28日 07:45撮影
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9/28 7:45
小兎岳から下る途中で見た中ノ岳。小兎岳の次の1768mピーク(写真左手前)までは道の両側の笹は綺麗に刈り払われており歩きやすかった。地元の方々のご苦労に感謝しながら進む。
1768mピークへの登りから小兎岳と兎岳を振り返る。
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9/28 7:57
1768mピークへの登りから小兎岳と兎岳を振り返る。
8時に1768mピークと思われるところに着く。小屋を発ってから2時間半ほど。このあたりまでは比較的順調に来ることができた。
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9/28 7:59
8時に1768mピークと思われるところに着く。小屋を発ってから2時間半ほど。このあたりまでは比較的順調に来ることができた。
1768mピークを振り返る。
1768mピークの少し先からはこれまでと違って小さな起伏のある少し険しい斜面の道が続いた。道を横切る笹に足を取られて滑りながら進んで行く。
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9/28 8:30
1768mピークを振り返る。
1768mピークの少し先からはこれまでと違って小さな起伏のある少し険しい斜面の道が続いた。道を横切る笹に足を取られて滑りながら進んで行く。
中ノ岳との鞍部付近から近づいてきた中ノ岳を見る。時刻は8時半。標高差は400mほどあるがあとどれくらいの時間がかかるだろうか。
2014年09月28日 08:33撮影
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9/28 8:33
中ノ岳との鞍部付近から近づいてきた中ノ岳を見る。時刻は8時半。標高差は400mほどあるがあとどれくらいの時間がかかるだろうか。
中ノ岳に登る途中から辿ってきた道を振り返る。手前から1768mピークと小兎岳、兎岳が重なる。兎岳の右に台形の大水上山、その右に丸い丹後山。丹後山へ登ってきた尾根もよく見える。
眺めはよいが1768mピークからの下りの道で歩くペースを崩してしまい、少し疲労感が出てきた。
2014年09月28日 09:14撮影
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9/28 9:14
中ノ岳に登る途中から辿ってきた道を振り返る。手前から1768mピークと小兎岳、兎岳が重なる。兎岳の右に台形の大水上山、その右に丸い丹後山。丹後山へ登ってきた尾根もよく見える。
眺めはよいが1768mピークからの下りの道で歩くペースを崩してしまい、少し疲労感が出てきた。
疲れが出始めた体にむち打って急登を続ける。
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9/28 9:26
疲れが出始めた体にむち打って急登を続ける。
九合の池ノ段まで登れば、荷物を置いて空身で頂上まで行くことができる。急登が続くがあと一頑張りと言い聞かせて登って行く。時刻は9時半ごろ。
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9/28 9:34
九合の池ノ段まで登れば、荷物を置いて空身で頂上まで行くことができる。急登が続くがあと一頑張りと言い聞かせて登って行く。時刻は9時半ごろ。
中ノ岳への登りの途中から振り返り見る(9時40分ごろ)。写真中央付近の1768mピークから1時間半以上かかっている。だいぶペースが落ちてしまった。
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9/28 9:39
中ノ岳への登りの途中から振り返り見る(9時40分ごろ)。写真中央付近の1768mピークから1時間半以上かかっている。だいぶペースが落ちてしまった。
右手に只見川の源流の一つである北ノ又川の源頭の滝沢を見おろす。紅葉した木々の中にまだ残雪がある。
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9/28 9:45
右手に只見川の源流の一つである北ノ又川の源頭の滝沢を見おろす。紅葉した木々の中にまだ残雪がある。
池ノ段の近くから中ノ岳を見る。標高は2000m近くになっており、ほぼ同じ高さで写真の左端に九合の池ノ段がある。
2014年09月28日 09:58撮影
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9/28 9:58
池ノ段の近くから中ノ岳を見る。標高は2000m近くになっており、ほぼ同じ高さで写真の左端に九合の池ノ段がある。
10時に池ノ段に到着。腹拵えを兼ねて10分ほど休憩してから空身で山頂に向かう。
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9/28 11:01
10時に池ノ段に到着。腹拵えを兼ねて10分ほど休憩してから空身で山頂に向かう。
山頂目指して登って行く。疲れがたまってきて足取りは重い。
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9/28 10:13
山頂目指して登って行く。疲れがたまってきて足取りは重い。
10時25分にようやく中ノ岳山頂に辿り着いた。丹後山を出発して約5時間、1768mピークから2時間半近くもかかってしまった。
折から湧き出した雲に遮られながらも360度の展望を楽しむ。
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9/28 10:26
10時25分にようやく中ノ岳山頂に辿り着いた。丹後山を出発して約5時間、1768mピークから2時間半近くもかかってしまった。
折から湧き出した雲に遮られながらも360度の展望を楽しむ。
まずは北東の方向に見えるのは御月山。このあとオカメノゾキを経て八海山へと続く。その右には日本海も見える。
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9/28 10:35
まずは北東の方向に見えるのは御月山。このあとオカメノゾキを経て八海山へと続く。その右には日本海も見える。
北の方向には越後駒ヶ岳。左端は中ノ岳避難小屋。
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9/28 10:35
北の方向には越後駒ヶ岳。左端は中ノ岳避難小屋。
越後駒ヶ岳。標高はこの中ノ岳よりも80mほど低い。 写真では分からないが、手前の台形状の稜線上に駒ノ小屋が見える。37年前の昭和52年の6月に泊まった小屋だ。
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9/28 10:35
越後駒ヶ岳。標高はこの中ノ岳よりも80mほど低い。 写真では分からないが、手前の台形状の稜線上に駒ノ小屋が見える。37年前の昭和52年の6月に泊まった小屋だ。
東の方には荒々しい荒沢岳。荒沢岳から続く稜線上には灰吹山や灰ノ又山などなぜか灰のつく山がある。
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9/28 10:27
東の方には荒々しい荒沢岳。荒沢岳から続く稜線上には灰吹山や灰ノ又山などなぜか灰のつく山がある。
足下には雪を残した紅葉の坂倉沢。
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9/28 10:29
足下には雪を残した紅葉の坂倉沢。
南には歩いてきた稜線の彼方に尾瀬や日光の山々が連なる。
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9/28 10:28
南には歩いてきた稜線の彼方に尾瀬や日光の山々が連なる。
南西の足下にはこれから下る日向山。
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9/28 10:38
南西の足下にはこれから下る日向山。
越後三山の最高峰である中ノ岳に登ることは今回の山行の目的の一つだった。まずまずの展望を得て目的を達成し、10時40分に下山の途につく。
池ノ段まで戻り、少し休憩して11時5分に十字峡目指して下りを開始。まずは日向山が目標だ。
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9/28 11:12
越後三山の最高峰である中ノ岳に登ることは今回の山行の目的の一つだった。まずまずの展望を得て目的を達成し、10時40分に下山の途につく。
池ノ段まで戻り、少し休憩して11時5分に十字峡目指して下りを開始。まずは日向山が目標だ。
かなり急な道を40分ほど下って11時45分に七合の小天上に着き、激下りもとりあえず一段落。このルートを登るとき、この最後の急登は疲れた体にこたえるだろうなあ。
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9/28 11:46
かなり急な道を40分ほど下って11時45分に七合の小天上に着き、激下りもとりあえず一段落。このルートを登るとき、この最後の急登は疲れた体にこたえるだろうなあ。
日向山手前の生姜畑を行く。日差しがないのが残念だが草紅葉が綺麗です。
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9/28 12:27
日向山手前の生姜畑を行く。日差しがないのが残念だが草紅葉が綺麗です。
生姜畑から中ノ岳を振り返るが残念ながら雲に隠れています。
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9/28 12:29
生姜畑から中ノ岳を振り返るが残念ながら雲に隠れています。
12時35分に五合の日向山に到着。中ノ岳から約2時間。このあと標高差1000mあまりの激下りが始まる。あと3時間くらいかな。
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9/28 12:35
12時35分に五合の日向山に到着。中ノ岳から約2時間。このあと標高差1000mあまりの激下りが始まる。あと3時間くらいかな。
五合を過ぎると樹林帯に突入。
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9/28 13:02
五合を過ぎると樹林帯に突入。
五合から50分ほど下って午後1時25分に四合に着く。ここで一休み。
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9/28 13:25
五合から50分ほど下って午後1時25分に四合に着く。ここで一休み。
四合からも樹林の中をドンドン下り続ける。
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9/28 13:33
四合からも樹林の中をドンドン下り続ける。
やがて左側の展望が開けた場所に出た。丹後山とシシ岩と思しき尾根が見える。
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9/28 13:43
やがて左側の展望が開けた場所に出た。丹後山とシシ岩と思しき尾根が見える。
日向山からもだいぶ下ってきた。
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9/28 13:45
日向山からもだいぶ下ってきた。
午後2時10分に二合の千本松原に着く。後ろに遠くなった日向山が見える。
ここで休憩して出発しようとするときに、後から下ってきた人から御嶽山の噴火のことを聞いた。本当に驚きました。
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9/28 14:12
午後2時10分に二合の千本松原に着く。後ろに遠くなった日向山が見える。
ここで休憩して出発しようとするときに、後から下ってきた人から御嶽山の噴火のことを聞いた。本当に驚きました。
二合から下って行くと前方が開けて眼下に十字峡が望まれた。もう少しだ、頑張ろう。
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9/28 14:29
二合から下って行くと前方が開けて眼下に十字峡が望まれた。もう少しだ、頑張ろう。
ところが途中のクサリ場で疲労も限界に達してきたので、一合で大の字になって寝転んで大休止した。そのあとも足に力が入らないまま何とか十字峡の階段上まで下ってきた。
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9/28 15:26
ところが途中のクサリ場で疲労も限界に達してきたので、一合で大の字になって寝転んで大休止した。そのあとも足に力が入らないまま何とか十字峡の階段上まで下ってきた。
疲労困憊の状況で階段を下って午後3時半に駐車場に戻る。これで三つ目の目的である周回ルートの踏破が達成できた。疲労は激しかったが、すべてを計画通りに運ぶことができ達成感もひとしおだった。
着替えをして荷物を整え、少し休んでから4時過ぎに帰途についた。
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9/28 15:28
疲労困憊の状況で階段を下って午後3時半に駐車場に戻る。これで三つ目の目的である周回ルートの踏破が達成できた。疲労は激しかったが、すべてを計画通りに運ぶことができ達成感もひとしおだった。
着替えをして荷物を整え、少し休んでから4時過ぎに帰途についた。
3日目。
昨夜、長野着は午後7時。レンタカーを返して駅前のホテルに行き、お風呂に入って2日間の疲れを癒した。
29日の帰途、木曽福島付近で電車から噴煙をあげる御嶽山を見た。自然の猛威は恐ろしい。人は自然に生かされているとつくづく思うのだった。
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9/29 10:34
3日目。
昨夜、長野着は午後7時。レンタカーを返して駅前のホテルに行き、お風呂に入って2日間の疲れを癒した。
29日の帰途、木曽福島付近で電車から噴煙をあげる御嶽山を見た。自然の猛威は恐ろしい。人は自然に生かされているとつくづく思うのだった。
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