笠ヶ岳 笠新道〜山小屋泊〜小池新道

2015年08月09日(日) 〜 2015年08月10日(月)

• GPS: 37:32
• 距離: 33.0km
• 登り: 2,608m
• 下り: 2,608m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:26
• 休憩: 1:16
• 合計: 9:42

距離 13.2km 登り 2,116m 下り 355m

3:57 新穂高温泉無料駐車場
5:09 中崎橋
5:22 5:39 笠新道登山口
9:07 9:36 杓子平
11:02 分岐指導標（仮称）
11:02 11:14 笠新道分岐
11:55 抜戸岩
12:52 13:00 笠ヶ岳山荘
13:13 13:23 笠ヶ岳
13:39 笠ヶ岳山荘

2日目

• 山行: 9:56
• 休憩: 1:42
• 合計: 11:38

距離 19.7km 登り 495m 下り 2,263m

5:35 笠ヶ岳山荘
6:20 6:21 抜戸岩
7:00 7:01 笠新道分岐
7:03 分岐指導標（仮称）
7:15 7:18 抜戸岳
7:25 7:34 抜戸岳分岐
8:51 秩父平
9:54 大ノマ岳
10:57 弓折岳
11:02 11:05 弓折乗越
11:39 12:28 鏡平山荘
13:06 シシウドヶ原
13:50 チボ岩
14:02 秩父沢出合
14:49 小池新道入口
15:05 15:40 わさび平小屋
15:50 笠新道登山口
15:59 16:00 中崎橋
16:36 新穂高温泉駅
17:13 新穂高温泉無料駐車場
17:13 ゴール地点

天候

8/9晴-曇　8/10晴-雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

16:30着で深山荘付近の無料駐車場は90％

コース状況／危険箇所等

新穂高登山指導センター、左俣林道入り口に登山ポストあり。
秩父平は雪渓にロープが設置してあるものの使用せず通過可能。

その他周辺情報

温泉は深山荘、中崎山荘、ひがくの湯が至近。

写真

8/9 4:17

新穂高センター。
登山ポスト、トイレあり。
奇麗な建物です。

8/9 4:29

左俣林道入口。
登山ポストあり。

8/9 5:22

笠新道登山口。
ここから先、笠ヶ岳山荘まで水場なしとのこと。

8/9 5:48

標識が標高200m間隔であります。

8/9 6:00

思っていたよりは歩きやすい。

8/9 7:13

空が青い。

8/9 7:16

日差しが出てきました。
時折、視界が開ける場面があり気が紛れます。

8/9 8:45

焼岳と乗鞍。

8/9 9:10

槍ヶ岳。

8/9 9:10

穂高連峰。

8/9 9:15

杓子平。

8/9 9:16

疲れが吹き飛ぶ瞬間。
写真には写っていませんが、右の尾根伝いを行くと思いきやこのカールを下降して登り返します。

8/9 9:16

目指す場所。
まだまだ遠いなぁー。

8/9 9:17

小屋が見えます。

8/9 9:23

8/9 9:53

稜線を目指します。

8/9 10:18

杓子平を振り返って。

8/9 10:39

稜線まであと少し。
月が見えます。

8/9 10:43

この雪渓が小さな流れを作って登山道に流れ出していました。
水場として利用できるかもしれません。

8/9 10:44

振り返れば槍穂。
良い天気。

8/9 10:58

抜戸岳の分岐。

8/9 10:59

播隆上人も同じ景色を見たのでしょうか。

8/9 11:34

稜線に出ました。

8/9 11:40

8/9 11:52

抜戸岩をくぐって。

8/9 12:08

播隆平。

8/9 12:23

あと少し。
雪渓の最下部に水場があります。

8/9 12:31

水場。雪渓の溶けた水です。
山荘は水不足のためここから汲んでから向かいます。
テント場の近くです。

8/9 12:39

「山荘に水はありませんのでこちらで補給していってください」とのこと。

8/9 12:51

笠ヶ岳山荘着。

8/9 13:01

空身になって山頂へ。

8/9 13:13

山頂祠。

8/9 13:17

山頂着。

8/9 13:17

やや雲がかかってきました。

8/9 13:34

8/9 15:45

かなりガスが出てきました。
日没前には稜線はガスに覆われました。

8/9 15:48

深刻な水不足。雨が全然降ってないそうです。

8/10 5:09

槍ヶ岳に朝日が昇ります。
日出は05:09。

8/10 5:10

ズーム

8/10 6:04

さらば笠ヶ岳。
ありがとう笠ヶ岳山荘。
水を汲んで出発です。

8/10 6:10

日差しを正面に浴びながら。

8/10 7:16

抜戸岳。
登山道から外れているためザックをデポして空身で登りました。

8/10 7:45

無名のピークに寄り道。

8/10 8:04

通過時、ちょっと緊張しました。

8/10 8:17

8/10 8:25

秩父平。
雪渓にロープが設置されていますが使う必要はありませんでした。

8/10 8:29

水場。
コップが置いてありました。

8/10 8:32

秩父岩。

8/10 8:34

秩父平。

8/10 8:49

絶好の休憩ポイント。

8/10 9:26

双六小屋。

8/10 9:34

大ノマ岳と思いきや後で確認したら違うピークでした。

8/10 10:20

大ノマ乗越。

8/10 10:30

弓折岳への登り。
結構キツかった。

8/10 10:41

弓折岳、画面中央やや左の標識の奥。緑の小高い盛り上がりがピークです。

8/10 10:44

弓折岳山頂。ルートを少し外れたところにあります。
以後は下り。

8/10 11:02

弓折分岐（乗越）
鏡平へ向かいます。
槍穂は雲の中。

8/10 11:03

鏡平山荘。
見えているけどなかなか着かない。山荘を出発した対向者とのすれ違いも多かった。

8/10 11:38

鏡平山荘。
かき氷、美味しそうでした。
昼食＆コーヒーブレイク。

8/10 12:32

雲で逆さ槍は見えず。
あと2時間早く着いていれば見ることができたかなぁ。

8/10 12:46

熊のおどり場。

8/10 13:05

シシウドヶ原。
ベンチがあります。

8/10 13:27

イタドリヶ原。

8/10 13:51

チボ岩。

8/10 13:57

水場ですが少し先に規模の大きな秩父沢があります。

8/10 14:01

秩父沢。

8/10 14:42

林道が見えてきました。

8/10 14:49

小池新道登山口。

8/10 14:49

以後、林道歩きです。

8/10 14:57

真っ直ぐな道で足痛い。種田山頭火。

8/10 15:11

わさび平小屋。
そうめん！美味しそうです。
トマトとコーヒーでブレイク。
この後、雨に降られました。

8/10 16:29

林道終点が見えてきました。

8/10 16:33

左は近道とのこと。
利用してみます。

8/10 16:35

へぇ、ここに出るんだ。
ロープウェー乗り場です。

8/10 16:42

下山完了。
下山届を出して温泉へ。

撮影機器：

PENTAX Optio WG-1 GPS PENTAX

SC-02C samsung

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ 冷却スプレー

備考

笠新道登山口から笠ヶ岳山荘まで水場がないので飲料水は多めに携行。
南東斜面を登るので日差しを受けます。冷却スプレーで涼を得ました。

感想

sugimitsu

　槍ヶ岳(飛騨沢)を登った時も奥穂高岳(白出沢)に登った時も常に背後にあってその存在感をひしひしと感じていた山、笠ヶ岳です。北アルプスにあってどことも県境を接していない岐阜県独自の山。岐阜で生まれ育ち、故郷を愛する私にとっていつかは登ろうと決心していた山です。
　急登として知られる笠新道なので相当な覚悟で臨みました。特に人一倍の汗かきである私は登山口から山荘まで水場がないことに加え、南東斜面を登る＝日出と同時に日差しを右〜右後方からもろに受けるという点が不安でしたので、飲料水を約5ℓ携行しました。ところが、案ずるより産むが易しでよく整備された登山道は思っていたよりは歩きやすく、時折視界が開けた時には焼岳、乗鞍、槍穂を望見できたため気が紛れました。杓子平に着いた途端、あまりに素晴らしい景色に今までの疲れも一気に吹き飛びました。ただしカールを下って抜戸岳分岐への登り返しは油断しました。そのまま尾根伝いに行くと思っていたので結構キツかったです。懸念していた飲料水ですが杓子平以降は涼風が吹き気温も高くなかったため消費を抑えることができました。それでも消費量は3ℓ程でしょうか。
　笠ヶ岳山荘で一泊。記念すべき小屋泊デビューです。人生で初めて山で一夜を明かしました。布団は2人に1つでしたが同部屋の方の機転と見事な交渉力でスペースを確保し落ち着いて眠ることができました。下山は鏡平を経由して小池新道を下りましたが天候にも恵まれ素晴らしい稜線歩きを堪能できた、大変思い出深い山行となりました。