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記録ID: 699171
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

【北岳】百花繚乱、軽快山行で充実の1DAY

2015年08月15日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.3km
登り
1,716m
下り
1,713m

コースタイム

日帰り
山行
6:40
休憩
1:48
合計
8:28
6:36
6:36
71
7:47
7:55
66
9:01
9:01
12
9:13
9:17
24
9:41
9:47
12
9:59
9:59
17
10:16
11:20
20
11:40
11:45
24
12:09
12:09
10
12:19
12:19
45
13:04
13:25
78
14:43
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
■芦安第二駐車場へマイカー駐車
 中央道甲府昭和IC〜約20KM
 14日(金)22時過ぎ到着時点で第二駐車場は8割〜9割程度の埋まり具合

■芦安〜広河原へ乗合タクシーで移動
 大人 1100円 + 100円(利用者協力金)
 15日3時30頃から始発便乗車待ちの列がちらほら並び始める。
 我々は4時頃から並び始めて始発便の2台目に乗車。
 夜叉神ゲートが少し前倒しで開いたので6時前には広河原へ到着。
コース状況/
危険箇所等
■登山道の状況
 我々の通過コース(大樺沢〜右俣〜草すべり〜白根御池)は良く整備されており、
 ルートも明瞭、特段危険となるような個所は感じなかった。
その他周辺情報 ■下山後の温泉
 金山沢温泉 入浴料850円 →JAF割引で760円
 http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/sisetsu/onsen-kanayamasawa
広河原からスタート。
広河原からスタート。
晴天につき目指す北岳が良く見える。
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晴天につき目指す北岳が良く見える。
分岐。ここは二俣方面へ進む。
分岐。ここは二俣方面へ進む。
大樺沢を何度か渡河する。
大樺沢を何度か渡河する。
日射もなく沢沿いの道は涼しい。
日射もなく沢沿いの道は涼しい。
【大樺沢】オニシモツケ?
【大樺沢】オニシモツケ?
【大樺沢】花名不明。
【大樺沢】花名不明。
新緑のような美しい色合い。
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新緑のような美しい色合い。
大樺沢ルート道中の標識。
大樺沢ルート道中の標識。
橋を渡ると日陰ゾーンを過ぎ日射を浴びることとなる。
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橋を渡ると日陰ゾーンを過ぎ日射を浴びることとなる。
北岳が大分大きく見えるようになった、黄色い花と緑と空の碧さの色合いが素晴らしい。
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北岳が大分大きく見えるようになった、黄色い花と緑と空の碧さの色合いが素晴らしい。
【大樺沢】キタタケトリカブト?
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【大樺沢】キタタケトリカブト?
二俣到着。日差しが強くなってきた。
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二俣到着。日差しが強くなってきた。
当初左俣へ行くつもりが間違って右俣へ進んでしまった。結果的に花を沢山愛でることができたので良しとする。
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当初左俣へ行くつもりが間違って右俣へ進んでしまった。結果的に花を沢山愛でることができたので良しとする。
【右俣】ハクサンフウロ
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【右俣】ハクサンフウロ
【右俣】花名不明。
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【右俣】花名不明。
【右俣】マルバダケブキ。
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【右俣】マルバダケブキ。
小梯子をいくつか突破する。この辺りは暑さ指数MAX。
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小梯子をいくつか突破する。この辺りは暑さ指数MAX。
北岳バットレスの岩壁。迫力満点。
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北岳バットレスの岩壁。迫力満点。
右俣ルート道中のすそ野。カール状になっていてどことなく千畳敷に似ているような気がした。
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右俣ルート道中のすそ野。カール状になっていてどことなく千畳敷に似ているような気がした。
【右俣】ウメバチソウ。
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【右俣】ウメバチソウ。
暑さ指数MAXの樹林帯を抜けた。
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暑さ指数MAXの樹林帯を抜けた。
草すべり分岐。肩の小屋方面を目指す。
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草すべり分岐。肩の小屋方面を目指す。
爽やかな風が吹く気持いい尾根。
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爽やかな風が吹く気持いい尾根。
小太郎尾根分岐。
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小太郎尾根分岐。
貴公子甲斐駒がズドーンと聳える。
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貴公子甲斐駒がズドーンと聳える。
甲斐駒とは対照的に女王仙丈ケ岳が優しい山容を見せる。
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甲斐駒とは対照的に女王仙丈ケ岳が優しい山容を見せる。
【小太郎尾根分岐辺り】ウサギギク。
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【小太郎尾根分岐辺り】ウサギギク。
涼しい微風で、肩の小屋を目指して気持ちの良い尾根歩き。
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涼しい微風で、肩の小屋を目指して気持ちの良い尾根歩き。
肩の小屋到着。2年降りにきたがトイレが綺麗になっていた。
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肩の小屋到着。2年降りにきたがトイレが綺麗になっていた。
鳳凰三山の稜線がよく見える。オベリスクがちょこっととんがっているのは肉眼でもよくわかった。
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鳳凰三山の稜線がよく見える。オベリスクがちょこっととんがっているのは肉眼でもよくわかった。
両俣の分岐点。この辺りで恐らく肩の小屋のスタッフだと思うが、空見で凄まじい勢いで駆け抜けていった。3000M越えの尾根であの早さで走れるなんで何とも超人的である。
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両俣の分岐点。この辺りで恐らく肩の小屋のスタッフだと思うが、空見で凄まじい勢いで駆け抜けていった。3000M越えの尾根であの早さで走れるなんで何とも超人的である。
北岳山荘と間ノ岳へ続く稜線。ここはいつか(近いうちに?)歩いてみたい。
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北岳山荘と間ノ岳へ続く稜線。ここはいつか(近いうちに?)歩いてみたい。
北岳の山頂を捉えた。
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北岳の山頂を捉えた。
北岳山頂到着。新しくなった標識を拝む事ができ満足。
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北岳山頂到着。新しくなった標識を拝む事ができ満足。
日本第2の高峰。個人的に年1度は訪れたい場所である。
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日本第2の高峰。個人的に年1度は訪れたい場所である。
東側は雲が湧いて富士山は見えなかったが、西側は青空が広がっていて素晴らしい展望。
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東側は雲が湧いて富士山は見えなかったが、西側は青空が広がっていて素晴らしい展望。
3000M級の稜線美を見ながら暫しランチタイムとする。
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3000M級の稜線美を見ながら暫しランチタイムとする。
【北岳山頂】花名不明。
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【北岳山頂】花名不明。
【北岳山頂】ミヤマキンバイ。
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【北岳山頂】ミヤマキンバイ。
山頂で十分展望を堪能し下山開始する。
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山頂で十分展望を堪能し下山開始する。
肩の小屋とその先へ続く尾根が見事である。
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肩の小屋とその先へ続く尾根が見事である。
草すべり分岐。下山は草すべり方向へ進む。
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草すべり分岐。下山は草すべり方向へ進む。
【草すべり】花名不明。
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【草すべり】花名不明。
草すべり下部。白根御池小屋が見える。この辺りで転倒(?)事故があったようで、既に救助要請がされていた。大事に至っていない事をお祈りする。
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草すべり下部。白根御池小屋が見える。この辺りで転倒(?)事故があったようで、既に救助要請がされていた。大事に至っていない事をお祈りする。
白根御池。雰囲気のいいテントサイトである。
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白根御池。雰囲気のいいテントサイトである。
白根御池小屋。
ソフトクリームをいただく。
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ソフトクリームをいただく。
広河原へ進む。
広河原へ帰還。
breezing本日の一枚「見下ろす肩の小屋」
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breezing本日の一枚「見下ろす肩の小屋」
breezing本日の一枚「北だけに立つmutsuki氏」
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breezing本日の一枚「北だけに立つmutsuki氏」
breezing本日の一枚「間ノ岳へ続く道」
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breezing本日の一枚「間ノ岳へ続く道」
breezing本日の一枚「北岳のお地蔵さん」
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breezing本日の一枚「北岳のお地蔵さん」

感想

山仲間breezing氏と3週の山行となった。

さすがに前週、前々週と北アルプスへ泊まり山行をやっているので、
今回はコストなどの諸問題から1DAY登山が好ましいと計画を練る。
北アルプスとくれば次は南アルプスだろう、と安直な思考の元、
私としても本年中に是非とも行きたかった北岳1DAYプランを検討した。

北岳を1DAYとなると広河原のアクセスと時間制限がポイントとなる。
芦安から始発タクシーで広河原着がおおよそ6時。
最終タクシー芦安方面出発がおおよそ16時30分。
つまり、制限時間が10時間30分程(休憩や準備込)となる。
標準コースタイム通りでの行動では少々厳しい。
まずは、始発タクシー乗車を死守することが前提となるだろう。
今回は万全を期して芦安へ前夜入りすることにした。
これが功を奏し当日はさほどバタつくことなく始発便に乗車できた。

肝心な山行に関してだが、私もbreezing氏もローカットシューズに
軽量ザックと、トレラン風の出で立ちで行動することにした。
当初、暑さによるペースダウンも懸念していたが、常に前倒しで
行動でき、気温が上がり切る前に稜線に出る事ができたので、
さほど暑さに苦しめられることなく、終始快適だった。
また、この日は入山者数もさほど多くなかったように見え、
ルート中の渋滞や混雑は皆無で、所々休憩ポイントでも適度な
賑わいで、大変静かな山行を堪能することができた。

軽量装備による軽快登山、混雑無縁の登山道、百花繚乱の花、
南アルプス北側の山々の眺望、いずれも大変満足できる充実の山行となった。

今回も成功。

3週連続の登山はmutsuki氏の提案で北岳日帰り。
実のところ、北岳には昨年も登頂を予定していたが、混雑や天気の問題で今回までチャンスが巡ってこなかった。それだけに今回は天気も良いとの事前情報により期待が高かった。不安は芦安から広河原までの道のり。南アルプスは自身2度目だが、前回仙丈ケ岳の登山時はひどい混雑でバスに立ち乗りしたつらい記憶がある。
今回は芦安に前日入りし仮眠。朝一のタクシーに乗れたことから登山も快適で、軽量装備も功を奏して予定よりもかなり早いペースで登頂ができた。
北岳から見渡す景色はもちろん最高。特に間ノ岳への稜線は個人的に大好きな風景であると言えた。
mutsuki氏の言うとおり、1年に1回は訪れる価値のある山と感じた。

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