大峰 矢納谷から稜線へ


- GPS
- 08:52
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,922m
- 下り
- 1,974m
コースタイム
天候 | くもり時々雨→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
矢納谷:大滝3つの他にもゴーロの岩間滝は無数にあり。巻きルートとか杣道はなんとなく着いているので、ルーファイは存外そこまで苦労しない。 フェルトで行ったがそこまでヌメリは強くなくラバーでも良いかも 上谷/柏木への道:状態も雰囲気もとても良い道 |
写真
ちなみに自分はここで滝の中腹くらいにいる光景を見て、もっとデカく巻かないといけないと思いこんでしばらく迷走した(ここより少し進んだところで折り返してスッと登る)。
ここを越えたとてこの先で詰まると引き返せなくなるかもしれないので、谷はここで脱出して稜線に上がることにする
感想
最近、なんちゃって沢登りとかショートサーキット登山みたいなのしかしてないので、もうそろそろ久しぶりにちゃんとした沢登りがしたくなり目指したのは大峰。上多古川本谷を目指そうかとも思ったが、だいぶ久々なのとどうせ上多古本谷に行くなら日程に余裕を持って行きたいよな、ということで今日は矢納谷で慣らし運転とした。
矢納谷は名前のついた3つの大滝はいずれも見事。巻き道はどれもそんなに苦労しなかった、さすがはそれなりに人気の沢って感じだった。それよりは間のゴーロ帯の岩間滝の処理とかの方が重要そうに思われる。
で、帰りは杣道を引き返すのが一般的なようだがこれが結構悪いらしく、ここの部分を避けたかったのと個人的に沢登りは稜線とかピークまで詰め上がりたい派なので、稜線まで詰め上がってみることにした。
Co1340の二俣はおそらく竜ヶ岳方向へ続く右俣が本流で水量も多い。ただ、帰路に近いことと、地形図的に詰まったときに稜線に逃げやすそうな左俣を今回は選んだ。正直左右ともわりと沢筋は険しそうな印象でおっかなびっくり進んでいくが、案の定というかCo1400付近で越せない滝に当たって稜線に上がることとなった。まあ、情報のないとこを進むからにはよくあることか……
300mを登り大峰の稜線に到達、ここから上谷/柏木への登山道を辿る。この道は初めて通ったが状態もいいし雰囲気もかなり良い。しかし伯母谷覗で休憩した1時間を含めて全然誰とも会わなかった。勿体ないな〜と言いつつ下っていくと本日初めての人と出会う。沢装備をしているので話してみると上谷をアスカベ平まで詰めた帰路だそう。いろいろ話しているうちに、個人的に大ファンのhillwandererさんであることが判明。まさかこんなところでお会いできるとは、いやこんなところだからこそお会いできたのか?そのまま上谷集落まで一緒させていただき、恐れ多くも上多古林道の駐車地まで送っていただいた(ありがとうございます、助かりました)。以前にも三田谷でヤマレコの方にばったり出会ったこともあるし、山登り趣味、特に沢登りに関しては意外と狭い界隈なんでしょうか。
☆矢納谷、さして危ない箇所も多くなく、楽しく滝見のできる沢でした。杣道での下山はどうだか知らんが、それを恐れて行かないくらいなら稜線まで詰め上がってしまってはいかがでしょうか。
コメント
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昇龍の滝や赤ナメクチキの滝、いいですよね〜。未だに結構上位で好きな滝です。谷奥であんまり記録にない滝にぶつかると(困ると同時に)ちょっと嬉しいですよね。
こちらこそお疲れ様でした。
自分は記録のない谷に分け入った経験はまだそこまで多くはないですが、未踏(本当にそうかどうかはおいといて)の地を進むワクワクは何者にも変えづらいですね。
またどこかの谷底でお会いしましょう!
登山の経験もほぼないままの沢デビューでしたが、自分的には初めての沢登りより下山の方が怖かったのを思い出しました。
個人的には、リアルhillwandererさんに会えた事が羨ましいです。実は、私もファンです(笑)
山登りデビューには矢納谷は少しいかつすぎですね。
hillwandererさんとの邂逅は本当に予想外でした、伝説のポケモンよりよほど嬉しかったです笑
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