リトル比良縦走


- GPS
- 07:30
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 1,457m
- 下り
- 1,445m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
比良駅にゴール後は電車で移動(240円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
スタートの音羽から岳山への登山道、シダが密生しており道迷いに注意です。 このルートは初めての夜間登山だったので、何度か道のないところに入りかけました。 |
その他周辺情報 | イン谷口に下山し、比良駅までの途中で「比良とぴあ」に寄り道。 入浴料610円 (散々比良には通っている癖に、初めての利用でした。) |
写真
装備
個人装備 |
雨具
日よけ帽子
着替え
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
携帯
時計
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
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感想
来週予定している富士登山に向けて、身体の準備ができていないことに気づいてしまい、取ってつけたようにたっぷり歩けるルートを組んでみました。
来週のスケジュールに合わせて0時にスタートのつもりだったのですが、寝坊して現地到着は3時間以上遅れてしまいました。
外に出てみると意外な星空と涼しい風!
運転中も抜けなかった体のだるさを振り払って気分一新スタート。
駅からほんのしばらくで音羽の登山口に到着します。
東の空はかすかに白んでくる気配ですが、まだまだ足元は真っ暗。
シカ避けのゲートを開けて進むとすぐに山の茂みの中に入っていきます。
自分の記憶にも覚えがないほどシダが密集する道沿い、何度も立ち止ってルートを探しながらの坂道。
白坂の表示(目を向けても闇ですが)あたりで何度か道を見失い、数m戻っては登りなおすことを繰り返しました。
過去に2度歩いているのでまだマシでしたが、初めてのルートだと夜間歩行の技術はまだまだないことを実感したことです。
一つ目のピーク、岳山を過ぎてオーム岩で小休止。
ソーセージパンを口にしてとりあえずのエネルギー補給。
実は腕時計をしていなくて、スマホの時計表示を見るのも面倒でザックに入れっぱなし。
こんなユルユルのハイキングで予行演習になるのか、相当疑問です(汗)
一応地形図を手に持って現在位置をチェックしながら歩いています。
でも時間を見ていないのでコースタイムも確認できず、自分が早いのか遅いのかわからないまま・・・
今日はある程度歩くことに集中しようと意気込んでいるものだから、常に急がないといけないような強迫観念が頭の中を占めています。
リトル比良は割と細かくピーク、コル(峠)が並び、それぞれのアップダウンが結構きついんです。
行く手に次に登るピークが見えているのに道はどんどん下り、また標高差が広がっていく、メンタルをじわじわ傷めるような状況が繰り返し現れ、内心の焦りを煽ります。
トレーニングのつもりで足を止めないように歩いていましたが、7つ目のピーク、ヤケオ山への登りでは足もつりかけてたまらず小休止。
そこからの急登は身体をだましだまし、やっと登り切ったという笑えない状況・・・
時間も見ないままにただ先を急ぐような歩き方でたどり着いた釈迦岳。
初めて腰を下ろしておにぎりを頬張り、自分の体を確かめます。
時間に余裕があれば、武奈ヶ岳から蛇谷ヶ峰に向かってみようと思っていたのはさすがに無謀ですが、南比良に向かっていくらか足を延ばしておきたかったんです。
でもここでの想定外の疲れに戸惑いもあり、今日はとりあえずこのまま下りることにしました。
一休みした後の下り道、さっきまでとは大違いで山の景色がやわらかく見えています♪
歩く側の気分ひとつで同じ山が違うものに見えてしまうなんて、人間の目なんてあてにできないものです。
ガスの風景を楽しみながら、沢の水の冷たさに癒されながら、下りはあっという間の道のりでした。
下りてくるとこれもずいぶん久しぶりのイン谷口から比良駅へ。
途中で比良とぴあに寄り道して汗を流し、田園風景の中を比良駅へ。
意気込んでスタートしたはずでしたが、なんとものんびりしたゴールになってしまったものです・・・
駅ではフランス人のお嬢さん2人組に武奈ヶ岳へのルートを尋ねられ、持っていたガイドブックを見るとまだロープウェイやリフトが載っています!
もう何もないことを四苦八苦の末に説明しましたが、外国人向けのガイドにはほとんどすべてロープウェイがまだ載っています。
これだけ外人さんが多くなるとトラブルも心配です。
さて、フィジカルの確認のつもりで歩いた結果が不安をあおることになった今回でしたが、準備と行程の中で最低抑えるポイントはいくつか見つかりました。
せっかくの経験を踏まえて、なんとかなったと言える来週にしたいものです。
富士山に向けてのトレーニング
monさんも登山前は不安を覚えられるものなのですね
出かけてしまうと目の前のこと以外何も考えないのですけれど
出かける前は何度もルートを調べています
東北遠征時 比良の上空を北に向け飛行機が向きを変えていました
地元の上空はとっても害がありそうな空気が立ち込めていたのに
琵琶湖が見えた頃 急に晴れやかな空気に変わったのをみて
同じ近畿でも自然が豊かな地域とそうでない地域の差を見下ろし感慨にふけって
若い頃に訪ねた比良 今も沢山新鮮なもので溢れているのですね
掲げた目標に到達できますように
安全にご無事に下山し
自宅に帰って来られますように祈念いたしております
merさん、いらっしゃいませ
登山前の不安・・・
普段の日帰り山行ではそんなことないのですが、最近は遠征の度にちょっとずつ背伸びしたプランを立てるものだから・・・
(背伸びするのは今に始まったことじゃないですが、何度反省しても懲りてないです
歩行距離にしても、昔の感覚では問題のある距離ではないんですが、現在の体力でカバーできるものか、全く未知数です
比良の空気が綺麗かどうか自信はありませんが、気候は日本海側の影響を受けだすのがこの辺りです。
湖東では伊吹山、湖西では比良あたりが気流のぶつかるポイントのようですね。
同じ大津市内ですが、市街地と比良では天気がまったく違うのは日常のことです。
涼しくなったらmerさんも琵琶湖を見下ろしに歩いてみられては
来週のルート、若干天気の不安はありますが、先月歩いたその先をちょこっと楽しみに行ってきますね
半分ずつ歩いたことはあります。
つなげてみたいけれど、時間はかかかるだろうし、スタートはやめると、暗いうちは、道迷いも気を付けないといけませんね。
イン谷からスタートすれば少しは楽なのかなぁ。
楽を考えている時点で、山行する資格なし
churaさん、こんにちは
初めてここを歩いた時は、北小松に車をデポして始発で近江高島に移動し、音羽からスタートでした。
寒風峠から北小松に下りましたが、標高が低いのになかなかくせ者のルートです
釈迦岳までまず登ってしまえば確かに負荷は減るかも・・・
山を歩くことは苦行が目的ではない・・・ので、その日の調子や気分で柔軟に行ってもいいですよね
同じコースで歩きましたよ。
涼峠あたりからは、ひざが完全にだめになってしまい、登山をあきらめないといけないのではと思うくらい追い詰められました。
これはあかん、ということでsennrakuyaさんに駆け込んで救われ、今日に至っております
ゆえに、ちょっとトラウマもあるのですが、ぼちぼち、自分の成長を確かめるために、歩いてみようかなぁ
釈迦岳の登りなら、道はだいぶ歩いているので、ヘッデン登山でも歩けそうです。早朝から歩き始めて、時間にゆとりがあれば、いけるはずなんですが。
南比良の稜線に比べればアップダウンはきついし、膝に来るのもわかりますね
でもchuraさんの経験値はその当時とは比較にならないから、ぜひ楽しんで歩いてみてください
釈迦岳からのコースは歩いたことはありませんが、また新鮮な印象で歩けそうな気がしてきましたよ
同じルートを逆に歩くのがまた楽しみにできるんだから、ホントにきりがない
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