充実のテン泊装備で立山日帰り(゜◇゜)

2015年08月21日(金) [日帰り]

• GPS: 04:07
• 距離: 5.9km
• 登り: 581m
• 下り: 572m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:10
• 休憩: 0:57
• 合計: 4:07

8:04 スタート地点
8:54 8:56 一の越山荘
9:57 10:52 雄山
11:27 11:27 一の越山荘
12:11 ゴール地点

もう何も言いますまい。
まさに『登拝』、修行登山でした。

天候

室堂で既にけっこうな雨。雄山山頂に近付くに連れ風雨が激しく・・・

アクセス

利用交通機関：

自家用車

立山黒部アルペンルート：ケーブルカー駅の隣の駐車場は、AM5:00で7割程度でしたのでそこに駐車。天候と平日というのが影響しましたでしょうかね。

コース状況／危険箇所等

終始降り続く雨やガスで視界も悪く、2度の雪渓横断（十数メール位）も滑りまくるのでけっこう慎重にならないと転倒し易いです。
一ノ越から雄山への急登は、雨で若干雨水の流れが生じていましたので、それに伴って土砂が軟弱になり、表面もろともズズーっといってしまう可能性はありました。
すべて晴れていればノープロブレムだと思うんですよね（怒

その他周辺情報

周辺情報も何も、どこへも行く気が起こらないほどの、完膚なきまでの敗北でそれどころではありません(´_｀;)

写真

いや日帰りでこの充実度はないだろうとお思いでしょうけども。
本当は剣澤キャンプ場で2泊3日、快晴の中剱岳に登頂し、ドヤ顔で週明けにレコあげる予定でした（キリッ

8/21 8:14

予定通り、予約したこの日始発ケーブルカー〜バスで室堂到着。
約1ヶ月前にニコニコしながらWeb予約したアルペンルートです。
わかってはいましたよ？
いたけれども、まさかの快晴に転じるかも知れないじゃあありませんか。
外に出るも無慈悲な雨！

8/21 8:15

『それでもさ。
一応半年も前から楽しみにして計画していたんだし。
一応は向かってみようよ。』
振り返って室堂ターミナル。

8/21 8:15

気持ちに反してどんどん悪くなる気象条件・・・orz
出だしから着ていたカッパは中も汗でびしょびしょ。。。
でも気温は後で見て驚いたのです。

8/21 13:49

もう、心折れてアキ☆ラメ(´_｀)
それでも雄山山頂まで到達し、御祓いをしていただきました。
天気の好転を祈りましたが、そこは日頃の行ないでしょうか。
まっっっったく通じませんでした。

帰ると決めたらそそくさと撤退！
下山時のケーブルカーです。

8/21 14:02

駐車場に戻ってきました。
電鉄富山の電車を撮影です。
撮り鉄というわけではありませんが、
なんか消化不良で撮影対象があまりになかったもので。

8/21 14:07

一度乗ってみたくなるようなノスタルジックな車風です。

8/21 14:18

立山駅すぐ近くのお店で食べたぶっかけ山菜そばと白エビのコロッケ。
コロッケはサクサクでおいしかったなぁ。

これ、後で見て愕然としたんですが、平均気温が10℃くらいでしたよ。
やたらと手の感覚がなくなるくらい寒かったから、まぁ13〜4℃かなあと思っていたのですが。
けっこうな区間で10℃未満を叩き出している時間帯もあります。
汗冷えから低体温症へ向かう大きなワナであります。

大衆登山と化した雄山ですが、3,000mの山です。
そこをお忘れなきように。
私も、皆様も。

今回の撤退は、自分で言うのもアレですが正解であったと思います。あの風雨の中テントを張る、不可能じゃないけど、趣味の登山で『楽しいかどうか』。

撮影機器：

COOLPIX P310 ニコン

感想

ゲスト

半年前から、『そろそろ行かね？』と話題になっていた剱岳。
まぁ特に是が非でも行かなければ、というわけでもなかったのですが、
新潟県にいてさほど遠いとは言えない立山・剱を、いつまでも放置する方が
不自然であろうと。

入念に準備を重ね、会社を休む段取りもまぁほぼ無理矢理だがOK、
道具・交通機関の確保といつになく万全じゃありませんか。
さぁあとは天気だけだ！となって、そこで最後の最後につまずきました。

室堂に到着する以前から、ケーブルカー・バスの中から車窓を眺めれば、
ほぼ絶望的な天候。
せめてカッパ着て歩かないで良いくらいになってくれないかという儚い
願いもむなしく、ターミナル駅から外へ出ると、けっこうな降り・・・

せっかく来たんだし、まぁ向かおう、で、雄山までは楽勝で行けました。
御祓いをしていただき、この後どうしようかとなったとき、ちょうど
ツアーガイドさんが同じような判断を下さねばならない状況下に。

結局彼等はどうしたのかはわかりませんが、彼等は小屋泊、こちらは
テン泊、明らかにこちらの条件が厳しいし、安全を考えるなら中止に
すべきと判断し、そこから下山しました。
決めてしまえば後は速やかに下山、愚痴も出ますがまた来れば良い、
金は仕方ないけど山は逃げないし、ということで。

いつか必ずリベンジしてやるぞ剱！
今回はその姿の一部すら拝めませんでした。

コメント

NatureGirl

おつかれさまでした
お天気残念でしたね そんなにひどい雨だったのですね、私大雨の唐松（7月半ば）で同行者が危ない感じになってしまいそれ以来雨にはかなりビビってます。
もうそろそろ夏も終わりになりますね。すでに夏が恋しいです（笑）

ゲスト

グエエ〜(ｰ ｰ;)
こんばんわ！
NatureGirlさんこそ、火打山お疲れ様でした。
お天気の大崩れがなかったようで、良かったです

昨年高谷池ヒュッテでテン泊した際の、桃源郷のような
湿地帯を猛烈に思い出しました。
良い所ですよねえ！

こちらは大崩れというか、ほぼ『登山なんておかしいだろ！』
という天気でした。
せっかく来たんだし、の罠にハマらずに撤退したことが今回の
真髄でありました。

しかしながら、今頃剣澤でビールを傾けていたはず、と思わないでも
ないですが…

ま。
また行けば良いかな！
次はきっと、とんでもない快晴になる根拠のない確信があります！