記録ID: 8494147
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山
立山
2025年07月31日(木) 〜
2025年08月01日(金)


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 04:49
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 631m
- 下り
- 633m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
室堂ターミナルから一ノ越までは整備された石畳の道で広く歩きやすいです。一ノ越までの間に雪渓を4箇所渡りました。早朝だったため雪がしまっていて、溶けた雪が氷になっている箇所もありました。この日はチェーンスパイクなどの装備なしで慎重に通過しましたが、滑り易く注意が必要です。日中利用者が多い時には雪がシャーベット状になりますが滑り易いのは変わらず、足場を確認してゆっくり通過してください。一ノ越から本格的な登山道となり、ゴロゴロした岩やザレた石の急登が続きます。浮き石や転倒、落石に注意が必要です。登り下りでルートが分けられており、登りは赤のペイント、下りは黄色のペイントに従って歩きます。雄山山頂から立山最高峰の大汝山へはややアップダウンがあります。斜面を辿る道なので転落、転倒に注意してください。 |
その他周辺情報 | 称名滝、美女平、弥陀ケ原、天狗平、室堂平、大観峰、黒部ダムなど。宿泊した立山室堂山荘は立派なお風呂があり、入浴しながら立山の雄大な眺望を楽しめます。ターミナルから徒歩10分と近く諸設備も整っていて登山拠点として便利です。 |
予約できる山小屋 |
立山室堂山荘
|
写真
撮影機器:
感想
三度目の立山でようやく好天に恵まれ、3000メートルを超える峰から360度の素晴らしい眺望を楽しむことができました。22年7月は前日は晴天、当日も早朝は晴れていたものの、一ノ越あたりで山頂に雲がかかり始め山頂は雲の中。眺望ゼロの縦走となってしまいました。昨年は剱岳登頂の翌日にリベンジする計画を立てていましたが、やはり雲がかかってしまい断念しました。今回は早朝から快晴。一ノ越から標高が上がるにつれて槍ヶ岳などアルプスの山々の眺望が広がり、遥かに富士山頂や八ヶ岳、白山も目にすることができました。白いチングルマや色あざやかなイワギキョウなど高山植物が疲れを忘れさせてくれました。下山後には室堂平を散策しながらターミナルへ。紺碧の水を湛えたミクリガ池と白い残雪、夏の青空に聳える山々は絵のような美しさでした。真夏を迎えた室堂は海外からの観光客の皆さんで賑わいを見せていました。アプローチが良くバスから降りてすぐに雄大な大自然が楽しめる立山、室堂は人気があるようです。ちょっと気になったのが、一ノ越からの下山途中、登山道ですれ違った外国人観光客の中に軽装、タウンシューズで歩く姿を見かけたこと。登山道は良く整備されているとは言え、この時期はまだ雪渓があり、万一転倒すれば大事故につながりかねません。そのまま山頂を目指せば、3000メートル級の山には天候の急変、ちょっとバランスを崩しただけで怪我につながる急な登山道と危険が潜んでいます。無理せず安全に楽しめる範囲で日本の大自然に親しんでいただけたらと感じました。(前日に歩いた「弥陀ケ原」は別にアップしています)
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