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Yamareco

記録ID: 703397
全員に公開
ハイキング
丹沢

西丹沢自然教室→檜洞丸→同角山稜→とんでもなかった雨山峠越え→寄

2015年08月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
12:02
距離
17.2km
登り
1,653m
下り
1,907m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:28
休憩
0:35
合計
12:03
9:00
9:00
40
9:40
9:42
83
11:05
11:10
93
12:59
13:01
4
13:05
13:10
21
13:31
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9
14:05
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26
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14:49
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4
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20:54
2
20:56
ゴール地点
天候 晴れ、山頂方面で多少のガス。夏の丹沢は暑い!
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
往路
〜小田急”新松田”
JR松田〜JR谷峨 交通系ICカードが使えないので切符を購入¥200
富士急湘南バス JR谷峨〜西丹沢自然教室¥760 新松田駅乗車よりtotal220円安い

帰路
最終バスが出た後だったので、タクシーで寄BS→渋沢駅
この日は松田町で花火大会が開催された。
混雑していると思われるので、渋沢のタクシーを手配。
コース状況/
危険箇所等
◯西丹沢自然教室〜檜洞丸
最初の車道からゴーラ沢出合までは、足慣らしです。
沢からは、いきなりの急登続き。階段、鎖、梯子。
頂上付近になると、お花畑の木道が続き急登のしんどさを忘れさせる程の美しさ。

◯檜洞丸〜ユーシンロッジ
小さなアップダウンが続きます。しかも、稜線が細い!
長い鎖場、階段、梯子が随所に。
登山道の両側にアザミの植え込み? が多数有ります。
スラックスの上からもチクチクと葉先のトゲが刺さります。当分の間、コレに悩まされます。
全体的に木道や木階段以外は、注意して通過しなければいけない登山道です。

◯ユーシンロッジ〜雨山峠
林道から峠道に入ると、整備された丈夫そうな長い桟道が続きます。
しかし所々登山道が寸断されていて、その度に川床に降りその先で階段を登ります。
すべての迂回路に案内が表示されていませんので、自己判断も必要です。

◯雨山峠〜寄
寄コシバ沢まで、とんでもなく崩壊した登山道が続きます。
登山道は崩壊。川床をけっこう歩きます。川床は石が多いので歩きにくい。
上を見上げると、宙に浮いた傾いた桟道が何箇所も見えます。
寄コシバ沢の桟道は落ちて通れません。
少し上流側の沢に降り、沢の先でワイヤーにつながっている桟道に取付きます。
危険度が大きく、ルートファインディングも必要です。
寄コシバ沢から先は、ゴーラ沢のような渡渉が3箇所くらい?有ります。
水量はゴーラ沢より、少し多めです。
林道に出てからは、長〜〜い道路歩き。
雨山峠からこちらは、特に川床歩きが多いので、荒天時は危険すぎます。
入山は絶対! ダメです。
西丹沢自然教室。
係員さんが、登山届けの提出を促されていました。
2015年08月22日 08:52撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
8/22 8:52
西丹沢自然教室。
係員さんが、登山届けの提出を促されていました。
ここから登山道です。
2015年08月22日 08:59撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
8/22 8:59
ここから登山道です。
ゴーラ沢を渡渉します。
2015年08月22日 09:35撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
8/22 9:35
ゴーラ沢を渡渉します。
楽に渡れますね。
2015年08月22日 09:36撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
8/22 9:36
楽に渡れますね。
ここから急登が始まります。
2015年08月22日 09:41撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
8/22 9:41
ここから急登が始まります。
展望台。
展望がイマイチ、イマニ くらい。
2015年08月22日 10:57撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
8/22 10:57
展望台。
展望がイマイチ、イマニ くらい。
お花畑の中を歩きます。
2015年08月22日 12:48撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
8/22 12:48
お花畑の中を歩きます。
突如、ソーラーパネル。
2015年08月22日 12:50撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
8/22 12:50
突如、ソーラーパネル。
檜洞丸山頂
2015年08月22日 13:00撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
8/22 13:00
檜洞丸山頂
山頂標柱
2015年08月22日 13:01撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
8/22 13:01
山頂標柱
うーん、この先へ行くのは時間的に無理かも・・
2015年08月22日 13:03撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
8/22 13:03
うーん、この先へ行くのは時間的に無理かも・・
山に登ると飲みたくなるコーラ。
青ヶ岳山荘さん、いただきま〜す。
2015年08月22日 13:08撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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8/22 13:08
山に登ると飲みたくなるコーラ。
青ヶ岳山荘さん、いただきま〜す。
行き先をユーシンロッジ方面へ変更。
道中の安全をお祈りして、出発!
2015年08月22日 13:32撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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8/22 13:32
行き先をユーシンロッジ方面へ変更。
道中の安全をお祈りして、出発!
石棚方面との分岐。
アザミの歓迎を受ける。
2015年08月22日 13:47撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
8/22 13:47
石棚方面との分岐。
アザミの歓迎を受ける。
同角ノ頭への長い登り階段。
上から見下ろしたところ
2015年08月22日 14:23撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
8/22 14:23
同角ノ頭への長い登り階段。
上から見下ろしたところ
木の間から少し見えた、蛭ヶ岳。
2015年08月22日 14:27撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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8/22 14:27
木の間から少し見えた、蛭ヶ岳。
同角ノ頭頂上。
2015年08月22日 14:34撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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8/22 14:34
同角ノ頭頂上。
細い尾根道。
2015年08月22日 14:51撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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8/22 14:51
細い尾根道。
こんな梯子。
2015年08月22日 15:11撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
8/22 15:11
こんな梯子。
綺麗なお花・・
ハンカイシオガマ なんだそうです。
2015年08月22日 15:32撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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8/22 15:32
綺麗なお花・・
ハンカイシオガマ なんだそうです。
こんな鎖場。
2015年08月22日 15:55撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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8/22 15:55
こんな鎖場。
こんな尾根を歩いてきた。
2015年08月22日 15:58撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
8/22 15:58
こんな尾根を歩いてきた。
大石山頂上。
2015年08月22日 15:59撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
8/22 15:59
大石山頂上。
大石
2015年08月22日 16:16撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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8/22 16:16
大石
ユーシンロッジ
2015年08月22日 16:46撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
8/22 16:46
ユーシンロッジ
これから雨山峠へ向かいます。
2015年08月22日 17:03撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
8/22 17:03
これから雨山峠へ向かいます。
川床から登山道へ戻る階段。
2015年08月22日 17:19撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
8/22 17:19
川床から登山道へ戻る階段。
こんな風に登山道が所々崩壊しています。
2015年08月22日 17:53撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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8/22 17:53
こんな風に登山道が所々崩壊しています。
やっと、峠へ到着。
夕闇が迫ります。
この先、お疲れで余裕なしの注意下山。
暗くなってきたので写真はありません。
2015年08月22日 18:09撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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8/22 18:09
やっと、峠へ到着。
夕闇が迫ります。
この先、お疲れで余裕なしの注意下山。
暗くなってきたので写真はありません。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ
備考 水分5L持って上がる。青ヶ岳山荘さんでコーラ0.5L追加。
下山時、水0.5L残る。 暑さ半端なかった。

感想

西丹沢に初挑戦の山行です。

計画では、檜洞丸から蛭ヶ岳、丹沢山、塔ノ岳を縦走して大倉BSへ下山でしたが、
急に暑くなったこの日、お盆休みでなまった体には非常にこたえました。
多量の汗と思うように進まない足。
これは、めっちゃしんどい山行になりそうな予感がしました。
檜洞丸で今後のコースを検討する。

登る途中でお話しさせてもらった、スケートのパトリック・チャンに似たイケメンのおにーさんが、『ユーシンへ降りて玄倉へ戻ります。』の言葉に心を動かされ、
同角山稜へ向かうコースへと変更します。
程なく、おにーさんと再会。 しかし、また各自のペースで山行開始。

この同角山稜、暑さにバテた体にはアップダウンが微妙にこたえます。
何回も足が攣りそうになったので、”芍薬甘草湯”を服用。
薬で騙し騙し山行を続けました。
そうこうしているうちに、ユーシンロッジに到着。
時間的に玄倉BSの最終バスへギリギリ時間。 もし間に合わなかったら駅まで遠い。
シュラフを持参しているので宿泊も考えます。
しかし、明日午前中に用事があるので、駅に近そうな寄BSへコース変更。

夕闇迫る時間に”雨山峠”。 凄くハードな峠越えです。
峠までは川床に降りたり登山道に戻ったり、峠の先は楽な下りかな? と・・
峠でヘッデンと手持ちのライトを装備する。
楽なんて・・とんでもない!! 
石ゴロゴロの川床歩き。崩壊した登山道の迂回だらけ・・
GPSでルートをチェックしながら、注意して下っていく。
ゴーラ沢より水量の多い沢を3箇所くらい渡渉。
すっかり夜になってしまったので、ルートファインディングには十分注意します。
日中は判りやすい登山道も、夜は十分注意しないと道迷い、遭難する危険性が
有ります。 そんな人は私だけ?

ずいぶん下ってから樹林の中を下っている時、闇夜に光る小さな点。
よく見ると、蛾の目でした。光るということは聞いたことが有りましたが、
実際見るのは初めてです。

道路に降りてからは、長〜いけれども気楽な歩きです。
21時。寄BSでバスの時間を見ると、・・終わっている・・やっぱり・・
タクシーで帰るしかない。
今日は、松田で花火大会。タクシーが出払っているそうで、時間が判らない。
道も混んでそうだなぁ・・ 
じゃぁ渋沢のタクシーを呼ぼう。行き先が渋沢駅だったら問題ないだろう。
読みは大正解。しかも渋沢のタクシーは小田原のタクシーより安いそうです。
タクシー待ちの間、スパッツを外すとヒルが。スパッツに取付いていたんですね。
一緒に山行してくれていたようです。
お礼にアルコールのシャワーをプレゼントしました。

自宅最寄りの駅からバスで帰宅する。 バスが運行している有難みがヒシヒシと。
なんとか、日付が変わる前に自宅へ帰り着いた。 お疲れ様でした。
夏の丹沢は甘くないよ・・と 勉強になりました。有難うございました。

追記
同角山稜の途中で追い抜いたイケメンのおにーさん。
あれからどうしたんだろう? 玄倉BSへは間に合わなかっただろうに。
ユーシンロッジに泊まったんだろうか・・おっちゃんは心配していますが・・・ 
逆にヘロヘロで歩いていたおっちゃん、無事下山したんだろうか と思われていたりして・・。 お疲れ様でした。

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コメント

お疲れ様でした。
skywatcherさん こんばんは。ご無沙汰しています。
 当初の予定は、西丹沢自然教室から大倉BSまでの主稜縦走、もしかして牛乳プリン狙いですか?
1か月前の台風の影響で、犬越路や白石峠方面で落石リスクがあると西丹沢自然教室HPで注意喚起しています。雨山峠方面の登山道も影響がでていたんですね。
西丹はほとんど行ったことがないので、そろそろ行ってみたいと思っていたところだったのですが、もう少し様子を見ることにします。
 土曜日の夕方に軽くジョキングしましたが、かなり蒸し暑く足が上がらず、有に7分/Kmをオーバーいたしました(自分なりには一生懸命走ったつもり)。
そんな蒸し暑い中、午前様にならず、なにより無事のご帰還、本当にお疲れ様でした。冷たいビールで癒してください。
2015/8/23 23:39
Re: お疲れ様でした。
hadahiroさん 今晩は。こちらこそご無沙汰しています。
夏の蒸し暑い丹沢の洗礼を受けてきました。
登山途中に起きた攣りそうになった足の痛みは熱中症の初期症状だったかもしれませんでした。 恐るべし丹沢。水だけではダメだったような気がします。

気になっている”牛乳プリン”。もっと早い時間に下山しないと有り付けないようですね。
今度は、フジアザミと尊仏岩と牛乳プリン目当てで登ろうかな・・と思っています。

公共交通機関でのアクセスは、どうしても山行開始時間が遅くなって、ハードな登山を計画すると帰りの時間が遅くなる・・地元の方はいいなぁ〜 と・・
ユウシンで一泊してから蛭ヶ岳狙いも有りかな?

お陰様で今回の山行が終わって、疲れてヘロヘロで帰り着いてもビールだけは忘れませんでした。 次の日、なんと体重が4キロも減っていました。(^_^)v
減量トレーニングにもなる”丹沢”  また、今週末も・・行ってみようかな?

また、よろしくお願いします。
2015/8/24 21:02
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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