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Yamareco

記録ID: 7046649
全員に公開
ハイキング
中国山地東部

猫山 〜梅雨明け、沢山のキノコに出会えた〜

2024年07月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:05
距離
6.3km
登り
463m
下り
463m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:32
休憩
0:33
合計
4:05
距離 6.3km 登り 463m 下り 463m
11:42
79
スタート地点
13:01
13:34
133
15:47
ゴール地点
天候 晴/曇
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
施錠してあるゲート手前の路肩スペースに車を停めて歩き始めました。
コース状況/
危険箇所等
上りに使った舗装林道は快適に歩けますが、その終点から山頂稜線までは急な山の斜面でなかなか大変です。終点まで行かず、途中の尾根から山に入るのが良いでしょう。
下りは地図の点線の尾根を歩きました。道かどうかは明瞭ではありませんが、比較的歩き易い尾根です。最後の舗装道路に入る前の谷筋が薮になっているところがあって少々苦労しました。
西側、河原方向から眺めた猫山。低いながら、山らしい端正な姿をしています。
2024年07月21日 11:18撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 11:18
西側、河原方向から眺めた猫山。低いながら、山らしい端正な姿をしています。
ゲートの手前の道路脇に車を停めました。
2024年07月21日 11:42撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 11:42
ゲートの手前の道路脇に車を停めました。
ここから歩いて入ります。
2024年07月21日 11:44撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 11:44
ここから歩いて入ります。
まるでこの先に何か施設でもあるかのような立派な舗装道路です。
2024年07月21日 11:46撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 11:46
まるでこの先に何か施設でもあるかのような立派な舗装道路です。
鳥取市方向 左に久松山
2024年07月21日 12:03撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 12:03
鳥取市方向 左に久松山
新しい林道が拓かれています。
2024年07月21日 12:08撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 12:08
新しい林道が拓かれています。
林道猫山線は六郎谷の方から続いています。
2024年07月21日 12:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 12:10
林道猫山線は六郎谷の方から続いています。
山頂はこれかな。
2024年07月21日 12:11撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 12:11
山頂はこれかな。
ヤブデマリかな
2024年07月21日 12:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 12:13
ヤブデマリかな
林道の終点です。続く道はなさそう。
2024年07月21日 12:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 12:13
林道の終点です。続く道はなさそう。
右側の斜面を登って行きます。
2024年07月21日 12:24撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 12:24
右側の斜面を登って行きます。
写真では傾斜具合が伝わりませんね。
2024年07月21日 12:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 12:40
写真では傾斜具合が伝わりませんね。
第一キノコ発見!傘が開ききっていますが、イグチの仲間でしょう。
2024年07月21日 12:41撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 12:41
第一キノコ発見!傘が開ききっていますが、イグチの仲間でしょう。
第二キノコは黒い傘。コンイロイッポンシメジかな。
2024年07月21日 12:46撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 12:46
第二キノコは黒い傘。コンイロイッポンシメジかな。
下草が少なくてヤブコギしなくて済むのがありがたい。
2024年07月21日 12:48撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 12:48
下草が少なくてヤブコギしなくて済むのがありがたい。
よく見かける灰褐色のキノコ。
2024年07月21日 12:56撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 12:56
よく見かける灰褐色のキノコ。
ヤマドリタケ(モドキ?)
2024年07月21日 13:00撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 13:00
ヤマドリタケ(モドキ?)
三等三角点「猫山」
北緯 35°23′55″.1720
東経 134°17′37″.1850
標高(m) 536.77
2024年07月21日 13:01撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 13:01
三等三角点「猫山」
北緯 35°23′55″.1720
東経 134°17′37″.1850
標高(m) 536.77
こんなマイナーな山に山頂標識があるとは予想外。
2024年07月21日 13:01撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 13:01
こんなマイナーな山に山頂標識があるとは予想外。
木の枝の間から湖山池方向が覗けました。
2024年07月21日 13:02撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 13:02
木の枝の間から湖山池方向が覗けました。
昼食は朝コンビニで買ってきたおむすびその他。
2024年07月21日 13:06撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 13:06
昼食は朝コンビニで買ってきたおむすびその他。
これは、噛まれたらヤバいヤツでは。
2024年07月21日 13:24撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 13:24
これは、噛まれたらヤバいヤツでは。
少しだけ遠くの山並みが見えます。
2024年07月21日 13:34撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 13:34
少しだけ遠くの山並みが見えます。
再びもりの中へ。少し下ったら行きと別の尾根へ入ります。
2024年07月21日 13:34撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 13:34
再びもりの中へ。少し下ったら行きと別の尾根へ入ります。
毒殺天使、キター!
2024年07月21日 13:36撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 13:36
毒殺天使、キター!
道なのかどうかわからないけれど歩きやすい尾根道。
2024年07月21日 13:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 13:40
道なのかどうかわからないけれど歩きやすい尾根道。
ここにも白いアクマが
2024年07月21日 13:42撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 13:42
ここにも白いアクマが
同じような開けた尾根を下ります。
2024年07月21日 13:42撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 13:42
同じような開けた尾根を下ります。
オレンジ色のタマゴタケ、美しい。
2024年07月21日 13:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 13:47
オレンジ色のタマゴタケ、美しい。
下ります。
2024年07月21日 13:50撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 13:50
下ります。
絡み合ってよくわからなくなっています。
2024年07月21日 13:52撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 13:52
絡み合ってよくわからなくなっています。
時々岩もありますが、概ね落ち葉の積もった尾根です。
2024年07月21日 13:52撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 13:52
時々岩もありますが、概ね落ち葉の積もった尾根です。
尾根の少し下に林道がありますが、尾根を歩き続けます。
2024年07月21日 13:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 13:53
尾根の少し下に林道がありますが、尾根を歩き続けます。
ピークには地籍調査の杭。
2024年07月21日 13:58撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 13:58
ピークには地籍調査の杭。
なんとなく道っぽい。
2024年07月21日 14:03撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 14:03
なんとなく道っぽい。
松露?
2024年07月21日 14:11撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 14:11
松露?
ここは人の手が入っています。
2024年07月21日 14:22撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 14:22
ここは人の手が入っています。
オニシロタケかな、シロテングタケかな
2024年07月21日 14:30撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 14:30
オニシロタケかな、シロテングタケかな
また道がわからなくなった。
2024年07月21日 14:45撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 14:45
また道がわからなくなった。
かなり下ってきました。照葉樹の森になりました。
2024年07月21日 14:48撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 14:48
かなり下ってきました。照葉樹の森になりました。
沢沿いの道。
2024年07月21日 14:52撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 14:52
沢沿いの道。
渡渉します。
2024年07月21日 15:00撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 15:00
渡渉します。
ここは昔は田んぼだったのでしょう。
2024年07月21日 15:01撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 15:01
ここは昔は田んぼだったのでしょう。
谷に沿って付けられた道。
2024年07月21日 15:04撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 15:04
谷に沿って付けられた道。
草が茂っていて道がわかりませんが足下の開けているところを探して進んでみます。
2024年07月21日 15:09撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 15:09
草が茂っていて道がわかりませんが足下の開けているところを探して進んでみます。
農道に出た。
2024年07月21日 15:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 15:10
農道に出た。
梨の果樹園の脇を進みます。
2024年07月21日 15:11撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 15:11
梨の果樹園の脇を進みます。
花原神社に立ち寄ります。
2024年07月21日 15:18撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 15:18
花原神社に立ち寄ります。
古いタブノキ。
2024年07月21日 15:19撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 15:19
古いタブノキ。
石段に小さなテングタケを発見。
2024年07月21日 15:22撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 15:22
石段に小さなテングタケを発見。
花原集落に出てきました。
2024年07月21日 15:28撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 15:28
花原集落に出てきました。
コンクリート舗装の道。
2024年07月21日 15:31撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 15:31
コンクリート舗装の道。
アスファルトの車道。
2024年07月21日 15:44撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 15:44
アスファルトの車道。
車のところまで帰ってきました。
2024年07月21日 15:45撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/21 15:45
車のところまで帰ってきました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子(キャップ) 登山靴 サブザック(19L) 昼食(おむすび+サラダチキン+バナナ) 行動食(飴) 飲料(麦茶600mL+無糖紅茶600mL) スマホ(GPS+ナビ) iPad mini(GPS+ログ) カメラ サブバッテリー 腕時計 手拭い 日焼け止め ファストエイドセット

感想

 ずっと梅雨で山に行けてなかった。雨の降らない休日もあるにはあったのだが、仕事に関連するイベントや畑の草刈りで機を逃していた。ところが、天気予報が晴マークが続いている。どうも、梅雨が明けた雰囲気だ。土曜日は降水確率が50%あったので、映画を見に行った。日曜日は時間帯によるが、30%ぐらいになっていた。本格的な夏山シーズンに突入する前に少し汗を流して体に喝を入れなければと近くで無理なく歩けそうな山を歩いてみることにした。
 最初は河原町の西にある「高山」を歩いてみようと出かけた。ところが、道は通行止め、少し無理して侵入してはみたものの道が完全に崩落していて登山口まで進めなかった。そこで、以前から気になっていた河原町の東にある「猫山」を歩いてみることにした。「猫山」という名前も気にはなるが、それよりも、近くを通って眺めるたびに山らしい均整の取れたその姿が山好きおじさんの心をくすぐるのだった。ただ、登山記録はあまりない。眺望も無さそうだし、登山道も無さそうだ。急傾斜やヤブコギも覚悟していた。
 鍵のかけられた鉄のゲートの先に、山頂方向へ向かう道がありそうなので、ゲートの前に車を置いて、そこから歩き始めることにした。ゲートの向こうの道は舗装された綺麗な道で、落石や倒木もほぼ見られない。車の走る道なので傾斜も緩やかで歩き易い。時々遠くの山なみが見えるが、周囲の木の枝や高く伸びた雑草が邪魔をしていてあまり眺めは良くない。舗装道路の終点で道は途切れていた。そこから先に進む細い道も無さそうだ。山頂は右側だと思われるので道路の右側を調べてみたが、急斜面の削られた山肌だ。特に道は無さそうなので、覚悟を決めて、斜面の縁の灌木を掴んで山頂方向へ進むことにした。なるべく歩き易そうな尾根を探して灌木を掴んだり木の根元に足を載せたりして上を目指した。傾斜はきついが薮にはなっていないし荊(イバラ)も無い。頑張れば登れる斜面だ。そのうち尾根に取り付くと、進行方向が定めやすくなり、見通しもよくなる。一歩一歩を踏みしめながらゆっくりと上って行った。
 山頂には三角点の標石がある。3畳ほど草が刈られているが、周囲を灌木が取り囲んでいてほとんど眺望は無い。一カ所だけ木の枝の隙間から湖山池方向を眺めることができた。また、遠くになだらかな稜線が見えるのは扇ノ山だろうか。山頂を取り囲む気は広葉樹だ。背の低いのはアセビ、少し高いのはリョウブやナツハゼ、コナラなどかな。いずれもその場ではよくわからず、帰ってからGoogle画像検索で調べた結果だ。現地でわかるともっと楽しいんだろうけどな。
 やっと梅雨が明けて夏になったばかりなのだが、木の葉の間からいろいろなキノコが顔を出していた。真っ白なヤツは毒キノコ、ドクツルタケだろう。ひときわ美しかったのはオレンジ色のタマゴタケだ。食べられるキノコらしいが撮って帰って食べようとは思わない。森のマスコットとして愛でるだけで十分だ。
 時々茂みでガサガサという音がするとビビる。近くの落ち葉の辺りで音がするときは、その後ギ、ギ、ギーと音がして透明な羽のセミが低く飛んでいく。近くの藪の中で音がするときはその正体が何なのかわからないことが多い。少し遠くの薮で音がすると、シカが飛び出して逃げていくことがある。この日見た鹿は角も無く体格も小さい若い鹿のようだった。鹿のいる山は下草が鹿に食べられていて歩き易い。ただ、シカが増えるといろいろと問題もあるんだろうなと、悩ましくも思う。
 下りは地図の尾根上にある点線ルートを辿って車道へ向かうことにした。相変わらず下草の少ない尾根で踏み跡があるような無いような不明瞭なルートだが、尾根別れの不明瞭な所でGPSを確認すればほぼ問題なく進むことができた。尾根から下りて谷沿いの道に入る所も、地図上の位置が正しく把握できていれば目を凝らして探せば進むべきルートを見つけることができた。ただ、最後の舗装農道に出る直前は草が茂っていて胸丈ぐらいある草を掻き分けて進まなければならなかった。
 「猫山」という名前に因むようなものは特に見つけることはできなかった。多分もともとは「猫」ではなく「根子」とかなのだろう。実際歩いてみても、この辺りの普通の山で杉林に雑木の混ざる中に林道が走っていて鹿が生息している里山だ。ただ、大規模に森林が伐採されている様子は無かった。気になっていた地元の山をまた一つ知ることができた。

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