白馬岳〜ウルップソウとツクモグサと大雪渓〜

2010年07月03日(土) 〜 2010年07月04日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 12.5km
• 登り: 1,708m
• 下り: 1,690m

コースタイム

猿倉〜白馬尻〜白馬大雪渓〜葱平〜白馬岳(白馬山荘泊)〜白馬大雪渓〜猿倉

天候

雨一時曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

普段単独行の多い自分には、今回初めてのグループ登山です。
足を引っ張らないか、迷惑かけないか、とても心配でしたが、みなさんとてもいい方ばかりなので、終始明るい雰囲気のなかで楽しい登山を楽しむことができました。
同行していただいたみなさんに感謝です。

当初は猿倉から大雪渓、白馬岳、小蓮華岳、白馬大池、白馬乗鞍岳経由で栂池に下る計画でした。梅雨まっただ中、あいにくの雨模様で、白馬岳から先の稜線歩きも展望がえられないだろうとの判断で、下りも大雪渓経由で猿倉に下りました。

大雪渓は白馬尻手前から雪がありました。残雪は多めのような気がします。道中はいたるところに転がり落ちてきた落石が点在してました。行動中も小規模な落石は何度もあり「ラク〜」と何回も叫びました。白馬大雪渓は落石の巣です。

基本的には軽アイゼンでも十分登れるのですが、葱平付近は軽アイゼンでは少しキツく感じました。前に刃がついているとだいぶん楽なのかもしれません。

葱平付近からは夏道が出現していまそた。

いわゆる小雪渓(今回は大雪渓と小雪渓はまだ雪でつながってました)はステップが切ってあったの雪渓のトラバースは問題ありませんでした。

小雪渓を越えればほぼ夏道になります。途中何回か小規模な雪渓を横切るのですが、アイゼンをここではずしても問題ありませんでした。

小雪渓を越えたあたりから高山植物のお花畑があります。稜線にかけて、ウルップソウやツクモグサ、ハクサンイチゲ、ミヤマキンバイなどが咲いていました。

稜線上の登山道には雪は全くありません。

写真

7/3 4:19

早朝4時日の出直前の猿倉せす。
晴れてきたぞ!めざす稜線が!
一同テンションが上がる。

7/3 5:03

準備は余念なく!
途中まできて、「アイゼンわすれた!」「やべえ、サンダルで来ちゃった」などはシャレになりません。

7/3 5:14

猿倉荘です。
雨がポツリ、ポツリ!
天気予報よなぜ当たるんだ!

7/3 6:41

白馬尻です。
白馬大雪渓がすぐそこに迫っています。
ここからこの雪の白い帯を登ります。
ここでアイゼン装着。はやる気持ちを抑えながら、後で外れるととても危険なので落ち着いてしっかり装着します。うん!まるで何かと?いやいや・・・

7/3 6:45

白馬大雪渓ナウ!

7/3 6:56

この辺りはまだゆるいです
快調!快調!御開帳!

7/3 7:43

落ちている石は上から転がってきた落石です。
「ラアクッツ!」

7/3 7:44

ちょびっと後をふりかえります。

7/3 8:06

また登ります。

7/3 8:55

また振り返ります。

7/3 9:14

またまた振り返ります。
登った登った。がんばった。一同褒め合います。
チームワーク抜群!

7/3 9:35

葱平付近。

7/3 9:45

葱平付近でちょいと一服
「まあまま甘いもんでも」

7/3 9:46

杓子岳付近の岩稜

7/3 9:55

登山道に雪解け水と雨水が沢のごとく流れています。
徒渉状態

7/3 10:06

稜線が見えてきました。

7/3 10:06

白い花はハクサンイチゲでしょうか?

7/3 10:09

小雪渓のトラバース。
「コースから外れたらダメダメ」
案の定滑落!途中で止まって一同一安心!
下まで落ちたらふりだしからです。

7/3 10:13

小雪渓から下を見ます。
滑落したら止まりません。

7/3 10:26

まだまだ登ります。

7/3 10:30

7/3 10:43

ハクサンイチゲ?

7/3 10:44

ウルップソウ

7/3 11:03

杓子岳(左奥)

7/3 12:31

やっと稜線に出ました。
左に行けば、杓子岳、白馬鑓ヶ岳、不帰の嶮、唐松岳、五竜岳、そして鹿島槍ヶ岳。右に行けば、白馬岳、朝日岳そして栂海新道で日本海親不知、又は、小蓮華岳、白馬大池、白馬乗鞍岳、栂池へ。
道はどこまでも続きますね。マロンじゃなくてロマンです。

7/3 12:32

ガスって何にも見えましぇん。

7/3 12:35

7/3 12:37

7/3 12:40

7/3 13:01

白馬山荘は富山県と長野県の県境です。ここで悪さをしたらどこの県警のお世話になるのでしょうか?

7/3 13:10

お疲れ様でした。乾杯!

7/3 16:07

雨降りガスガスでしたが、一瞬視界が開けました。
杓子岳(手前)白馬鑓ヶ岳(奥)

7/3 16:35

剱岳(中央)

7/3 16:38

7/3 16:38

剱、立山方面

7/3 16:38

旭岳(朝日岳ではありません)

7/3 16:41

7/3 16:57

今晩のディナー。ななんと、す・き・や・き!

7/4 4:26

朝食はすき焼き風リゾットと牛肉入りフレッシュサラダです。朝から豪華です。

撮影機器：

EOS Kiss X2 CANON