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Yamareco

記録ID: 705672
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

初めての富士山は富士宮〜御殿場ルート

2015年08月24日(月) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:05
距離
13.5km
登り
1,420m
下り
2,352m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:20
休憩
1:35
合計
8:55
距離 13.5km 登り 1,420m 下り 2,364m
10:40
10:45
40
11:25
40
12:05
12:10
35
12:45
12:50
55
13:45
13:50
5
13:55
10
14:05
14:20
5
14:25
5
14:30
14:40
25
御殿場口頂上
15:55
15
16:45
25
17:10
17:50
10
18:00
ゴール地点
天候 上り富士宮ルート 五合目〜元祖七合目霧雨 八合目〜山頂晴天
下り御殿場ルート 山頂〜六合目晴天 六合目〜五合目濃霧
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き 富士駅に前泊 富士宮に電車移動 富士宮口五合目までバス
帰り 御殿場口新五合目から御殿場駅までバス
登山バスはフリーきっぷ(往復3100円)で4ヶ所の登山口のバスを利用可能
コース状況/
危険箇所等
たくさんの人が登っているので道迷いの心配はなし
ガレ場ザレ場はそれなりに注意しながら通行してください
その他周辺情報 帰りに御殿場駅近くの人参湯を利用 400円
貸しタオル、石鹸、シャンプーは別料金
今では絶滅寸前の昔ながらの銭湯スタイル
予約できる山小屋
八合目池田館
御殿場口七合四勺・わらじ館
九合目万年雪山荘
九合五勺胸突山荘
頂上富士館
日曜日の仕事を終え、東京駅から高速バスで前泊予定地の富士駅へ
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日曜日の仕事を終え、東京駅から高速バスで前泊予定地の富士駅へ
24日の朝
お天気はイマイチ
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24日の朝
お天気はイマイチ
富士宮口五合目の駐車場も霧に覆われてます
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富士宮口五合目の駐車場も霧に覆われてます
気温14℃くらい
出発
このときは13:00くらいに頂上に着ければなぁ…って感じでした
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出発
このときは13:00くらいに頂上に着ければなぁ…って感じでした
ほどなく六合目雲海荘
霧雨なのでレインウェアを着たりザックカバーをつけたりしながら
まだ余裕
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ほどなく六合目雲海荘
霧雨なのでレインウェアを着たりザックカバーをつけたりしながら
まだ余裕
すでに雲の中なので上を見上げてもこんな感じ
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すでに雲の中なので上を見上げてもこんな感じ
新七合目が霧の中に浮かんでます
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新七合目が霧の中に浮かんでます
新七合目到着
時間が気になるので休憩せずに出発
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新七合目到着
時間が気になるので休憩せずに出発
まだまだ霧の中を登る
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まだまだ霧の中を登る
元祖七合目到着
どんだけ七合目ナンデスカ
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元祖七合目到着
どんだけ七合目ナンデスカ
いっきに霧が晴れて八合目の小屋が見えた
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いっきに霧が晴れて八合目の小屋が見えた
と思ったらまた雲が湧き上がってきてる
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と思ったらまた雲が湧き上がってきてる
八合目が雲に呑まれてしまった…
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八合目が雲に呑まれてしまった…
と思ったらまた見えた^^
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と思ったらまた見えた^^
八合目到着
ここで休んでるみなさんはけっこうお疲れの模様
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八合目到着
ここで休んでるみなさんはけっこうお疲れの模様
上を見上げると頂上も見えてる
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上を見上げると頂上も見えてる
富士山のはたらくくるま
ご苦労様です
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富士山のはたらくくるま
ご苦労様です
雲の上に出てきたのがよくわかる
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雲の上に出てきたのがよくわかる
九合目萬年雪山荘に到着
ここまでは高山病の症状も出ずに大丈夫そう?
と思ってました
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九合目萬年雪山荘に到着
ここまでは高山病の症状も出ずに大丈夫そう?
と思ってました
下界は雨模様で分厚い雲海
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下界は雨模様で分厚い雲海
九合五尺の胸突山荘
時間を気にして休憩少なめだったツケがきて
このあたりでヘロヘロ
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九合五尺の胸突山荘
時間を気にして休憩少なめだったツケがきて
このあたりでヘロヘロ
雲海を眺めながら長めの休憩
高山病か紫外線の強さのせいか
眼がチカチカしてきた
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雲海を眺めながら長めの休憩
高山病か紫外線の強さのせいか
眼がチカチカしてきた
突然足が前に出なくなり3歩ごとに休憩を入れながら
気力だけで山頂を目指す
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突然足が前に出なくなり3歩ごとに休憩を入れながら
気力だけで山頂を目指す
この鳥居を過ぎればもう少し
なんだけど足が前に出ない(涙)
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この鳥居を過ぎればもう少し
なんだけど足が前に出ない(涙)
ようやく富士宮口の山頂に到着
なんと九合五尺から1時間かかった
とりあえず浅間大社奥宮にお参りして休憩
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ようやく富士宮口の山頂に到着
なんと九合五尺から1時間かかった
とりあえず浅間大社奥宮にお参りして休憩
お参りのご利益なのか、休憩を取ったせいか
さっきまでのキツさが嘘のように足が軽くなって
剣が峰をめざす
馬の背の傾斜がよくわかるアングル
時間的に厳しくなってしまったので
この時点でお鉢巡りは断念する
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お参りのご利益なのか、休憩を取ったせいか
さっきまでのキツさが嘘のように足が軽くなって
剣が峰をめざす
馬の背の傾斜がよくわかるアングル
時間的に厳しくなってしまったので
この時点でお鉢巡りは断念する
馬の背を登り中
滑りやすい砂に足をとられてスリップしてる人が多くいます
最後のひと踏ん張りは慎重に
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馬の背を登り中
滑りやすい砂に足をとられてスリップしてる人が多くいます
最後のひと踏ん張りは慎重に
富士宮口山頂と三島岳(3734m)方面
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富士宮口山頂と三島岳(3734m)方面
いちおう記念写真
この手前でブラタモリの撮影隊に遭遇
思わずタモリさんにカメラを向けたらスタッフに叱られた(;´Д`)
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いちおう記念写真
この手前でブラタモリの撮影隊に遭遇
思わずタモリさんにカメラを向けたらスタッフに叱られた(;´Д`)
剣が峰から見た噴火口
写真では大きさが分かりづらい
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剣が峰から見た噴火口
写真では大きさが分かりづらい
御殿場口山頂へ
剣が峰、富士宮口山頂の喧騒に比べてひっそりとしてます
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御殿場口山頂へ
剣が峰、富士宮口山頂の喧騒に比べてひっそりとしてます
ここでゆっくり遅めのおにぎり昼食を摂って下山開始
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ここでゆっくり遅めのおにぎり昼食を摂って下山開始
ここまでの遅れを取り返すべくハイペースで八合目到着
見晴館は休業中
御殿場ルートは人も少なく岩場もほとんど無いので快調に歩けます
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ここまでの遅れを取り返すべくハイペースで八合目到着
見晴館は休業中
御殿場ルートは人も少なく岩場もほとんど無いので快調に歩けます
七合九勺にある赤岩八合館でお手洗いをお借りします(300円)
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七合九勺にある赤岩八合館でお手洗いをお借りします(300円)
これから向かう七合五勺砂走館の下は分厚い雲
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これから向かう七合五勺砂走館の下は分厚い雲
七合五勺砂走館に到着
山頂方面は快晴
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七合五勺砂走館に到着
山頂方面は快晴
すぐ下の七合四勺にわらじ館
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すぐ下の七合四勺にわらじ館
この先は新五合目まで山小屋はありませんとのことで
ここで山バッヂ購入
靴ヒモを締めなおして大砂走りに備える
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この先は新五合目まで山小屋はありませんとのことで
ここで山バッヂ購入
靴ヒモを締めなおして大砂走りに備える
七合目日ノ出館
休業中だそうでひっそりと廃墟になってます
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七合目日ノ出館
休業中だそうでひっそりと廃墟になってます
大砂走り手前のちょい砂走り
このあたりでもけっこう砂走り感覚を味わえます
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大砂走り手前のちょい砂走り
このあたりでもけっこう砂走り感覚を味わえます
宝永山を見ながら急いで下る
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宝永山を見ながら急いで下る
六合目分岐
時間が無いので宝永山は諦めてこのまま大砂走りの下山道へ
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六合目分岐
時間が無いので宝永山は諦めてこのまま大砂走りの下山道へ
いよいよ念願の大砂走り
だけど、嫌な感じの雲が…
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いよいよ念願の大砂走り
だけど、嫌な感じの雲が…
こんな角度を砂に埋もれながらザクザク下ります
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こんな角度を砂に埋もれながらザクザク下ります
濃霧に突入すると視界は10m以下
全身びしょ濡れになりながら先を急ぐ
砂が濡れているので砂埃が舞わないのが唯一の救い
ガイドのロープを見失わないように
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濃霧に突入すると視界は10m以下
全身びしょ濡れになりながら先を急ぐ
砂が濡れているので砂埃が舞わないのが唯一の救い
ガイドのロープを見失わないように
まったく景色を楽しむこともできず黙々と下る
前後に他の登山者も見えずかなり心細い
標識も直前まで来ないと確認できない
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まったく景色を楽しむこともできず黙々と下る
前後に他の登山者も見えずかなり心細い
標識も直前まで来ないと確認できない
なんとか大石茶屋へたどり着いたけど
依然として霧の中
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なんとか大石茶屋へたどり着いたけど
依然として霧の中
ここからバス停まで10分弱
最終のバスの時間まで余裕があったので肉うどんをいただく
熱々の出汁が霧雨に濡れて冷えた体に染みわたる
このあとバスで御殿場駅まで下り
大石茶屋のご主人に教えてもらった御殿場駅前の人参湯で
さっぱりと汗と埃を流して帰路につきました
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ここからバス停まで10分弱
最終のバスの時間まで余裕があったので肉うどんをいただく
熱々の出汁が霧雨に濡れて冷えた体に染みわたる
このあとバスで御殿場駅まで下り
大石茶屋のご主人に教えてもらった御殿場駅前の人参湯で
さっぱりと汗と埃を流して帰路につきました

感想

公共交通機関を利用して日帰り富士登山を満喫しようー!というコンセプトで
富士宮ルートを登り、お鉢巡りをして御殿場ルートの大砂走りを楽しむ
という企画を立てました

しかし千葉から日帰りはさすがに厳しかったので、富士駅前で前泊
朝イチの7:30富士宮駅発の富士急登山バスで出発
富士宮登山口から9時に登山開始
雲に覆われた富士宮ルートを黙々と登ります
八合目が見えたあたりから雲を抜けたのか青空が見え始め
紫外線にさらされながらも気持ちの良い登山
同ペースで登ってきた他の登山者との交流も楽しみながら快調に歩を進めるも
九合五勺以降はガクッとペースダウンしてヘロヘロになりながら登頂成功

帰りのバスの時間を考慮して当初予定していたお鉢巡りは断念
剣が峰のピークをピストンして御殿場ルートを下ることに
馬の背を登ったところでNHKのブラタモリ撮影班と遭遇したり
ピークで外国人青年と言葉も通じないままカメラのお願いをしあったり
それなりに富士山頂を満喫して御殿場ルート山頂へ
おにぎり3個の腹ごしらえをしてから下山開始

山頂から八合目まで視界を遮るものもなくハイペースで快調に進む
オリエンタルなBGMがかかっている八合目赤岩館でトイレをお借りし先へ急ぐ
このあたりは七合四勺のわらじ館まで山小屋が集中している区間
これより下は砂地のため建築物は建てられなさそう

宝永山が見えてくるといよいよ大砂走りへ向かう下り六合目ですが
向かう先には怪しげな雲が…
バスの時間に間に合わないと今日中に帰宅できないのでそのまま雲の中へ突入
せっかく大砂走りを楽しむはずだったのにまったく視界を確保できず
慎重にかつ急いで歩を進めます

雨に濡れた溶岩の砂は若干重い感じでしたが砂埃が舞うことも無く歩きやすい
だけど先が見えない中で延々と続く単調な砂歩きは精神的にキツい
何度もGPSを確認するも濃霧のせいなのか現在地を確認できず
30分前に確認した位置のままだったことでさらに心細くなった

さいわいガイドのロープがずーっと張られているので
ロープを見失わないように新五合目をめざして歩く
そのうち大石茶屋の案内看板を見つけて安堵

大石茶屋では「バスの時間までゆっくりしていってください」と
暖かいお言葉をかけていただき
冷えた体を温める熱々のうどんを食べて生き返った心地

バスに乗って御殿場駅へ
人参湯という昔ながらの銭湯に寄ってから帰路につきました

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コメント

やったね‼️
富士山は独立峰ゆえの風の強さ、気圧の低下による高山病、大気の状況がダイレクトに反映してしまうので状況に合わせて対処が必要ですよね。
無事、登頂できて良かったですね‼️
私のチャレンジは来年越しかなぁ…
2015/8/27 16:27
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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