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Yamareco

記録ID: 70705
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

はじめての雲取山

2010年07月13日(火) 〜 2010年07月14日(水)
 - 拍手
miketama その他1人
GPS
23:46
距離
20.9km
登り
2,199m
下り
1,684m

コースタイム

1日目 10:34鴨沢バス停→12:48堂所12:57→13:53七つ石小屋14:15→14:46ブナダワ
   →15:18五十人平ヘリポート→15:22奥多摩小屋15:33→16:31雲取山頂上
   →16:53雲取山荘
2日目 06:14雲取山荘→06:28大ダワ→07:18芋ノ木ドッケ→07:29白岩山→
    07:48白岩小屋07:58→08:13前白岩山→08:55お清平→09:12霧藻ケ峰09:20
    →10:04三峯奥宮分岐→10:13鳥居→10:20三峯神社バス停
天候
過去天気図(気象庁) 2010年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
9:31奥多摩駅着 9:40鴨沢西行きバス
コース状況/
危険箇所等
・水場は堂所手前(美味しかった!!)、七つ石小屋(美味しかった!!)、雲取山荘(10歳若返った!)。未確認ですが奥多摩小屋。
・トイレは鴨沢バス停前、七つ石小屋、雲取山荘、三峯神社バス停。
 使用しませんでしたが、雲取山避難小屋、白岩小屋、霧藻ケ峰休憩所。
倒木は2,3本くらいでした。
倒木は2,3本くらいでした。
どうどこ。
こういうの見ると、大貫妙子♪の「彼女と彼のソネット」が思い出されます。
こういうの見ると、大貫妙子♪の「彼女と彼のソネット」が思い出されます。
地平線?の向こうも霧。
地平線?の向こうも霧。
コレだったのですね〜
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コレだったのですね〜
鹿なんですけれどねー、
鹿なんですけれどねー、
展望は次回のお楽しみにとっときます。
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展望は次回のお楽しみにとっときます。
8畳ひと部屋に16人宿泊する時もあるとか!?今回はのびのびでラッキーでした。
8畳ひと部屋に16人宿泊する時もあるとか!?今回はのびのびでラッキーでした。
白岩小屋の展望台。朝05:30に出発すればここでゆっくり出来たかな。
白岩小屋の展望台。朝05:30に出発すればここでゆっくり出来たかな。
池袋S山荘で購入した虫除けグッズ。安全ピンで帽子に付けて使用。私には効果アリ。ニオイとブラブラが気になるかも。
池袋S山荘で購入した虫除けグッズ。安全ピンで帽子に付けて使用。私には効果アリ。ニオイとブラブラが気になるかも。
撮影機器:

感想

 何日も前からどのルートで行くか揉めに揉め、修行大好き同行者は本当のところ日原からチャレンジしたかったのだが、天気も良くないのは周知の上だし、はじめて雲取山行くなら鴨沢ルートがいいだろうということで、渋々決定。

一日目
 鴨沢バス停で降りたのは私たちの他に大きなザックの大学生らしき男子二名のみ
 。私たちが完璧雨対策をしている間に出発していた。

 民家を過ぎて少し登ったところで車道に出て、車道沿いを少し行かなければならなかったのに、うっかりと山道っぽいヤブの中に進んでしまって少しして間違いに気づく。
 戻るのもなんだしで、1、3m?位下の車道へ飛び降りて何事もなかったかのように歩き、登山道へ入る。

 今日はザックに2リットルの水を入れてきた同行者は可哀相に重そうだ。安心したわたしはガブガブ水分補給をする。
 山の中で雨支度を整えていた先発二人組を追い越し少し行くと、水場が♪。
 持参したペットボトルが氷だけになっていたので汲んでは飲み、汲んでは飲みしてこんなに飲んで大丈夫かしらなんてこれっぽっちも考えずに飲んで落ち着きさあ出発。

 それまではゆるやかな登り道だったが、なんだか急につらい登りに変化して、高山病にかかったのかと思ったほど苦しかった。同行者も、この登りはきつかったと後で言っていた。というか、鴨沢ルートにこういった急坂があるのを予期していなかったというか…

 やっと着いた七つ石小屋で休憩。な、なんとまた豊富に水が♪♪
 激しく落胆する同行者。まあ、備えあれば憂いなし、ってね。

 ここからは目の前に富士山から大菩薩連嶺、丹沢がずらりと並んで見えるらしいが…
 ひと休みして雨の中を出発。

 ほどなく石尾根にとりつく。
 天気が良ければどんな景色が広がっているのだろう、と思わせてくれるような稜線上の道。
 もくもくと雨風の中を進み、ヘリポートを過ぎ、奥多摩小屋で休憩。

 そこから先は風も強くなり、汗だくだったからだが冷えていくのがわかる。
 シラジクボと日向沢の峰を足したような急な登りまであり、一気に高度を上げているような感じだった。
 そうこうするうちに上から同行者が屋根が見えるという。エッ??
 大急ぎ(ナンチャッテ)で追いつくと霧の中に綺麗な建物、雲取山避難小屋?
…小雲取山はどこだったの??
 雲取山頂上、を確認。すぐに雲取山荘へ向かう。
 
 山荘に水がどうどう溢れていたのは言うまでもありません。

 本日の宿泊客は私たちの他に若い男性がひとり。追い越した大学生二名はテント泊だった。全員鴨沢ルートから、ということだ。
 
 夕食時に雨は上がり、窓から見えるのが両神山だと山荘の方が教えてくれた。
 本日見えた唯一の山。

二日目
 前夜夕飯を完食して満腹で、まさに泥のように疲れて綿のように眠り4時過ぎ起床。
 洗顔をしに表へ出た同行者は濡れて戻ってきて、雨と風を見て下山ルートを変更する、黒ドッケはやめて三峯ルートで下りる、となった。
 のんびり下りる予定がコースタイムは4時間、三峯神社発のバスが10:30、ということなので慌しく出発。若い男性も同じルートで下りて行った。
 けれども、考慮に入れていなかったコースなので途中何度も地図を見て、残り時間との計算をしながらひたすら下りる。
 とは言っても、山。
 なんで下るのに登るのかね〜とか、これが最後の登りだ、とかいいながら時計を気にしつつ急ぐ急ぐ。
 これがまた、けっこうな岩場もあるし、どうやって登るんだろうというような足元の悪いところもあるし、ただもうバスに間に合うようにひたすら。

 同行者が本当は今日行くはずだったドッケ方面の山々が見渡せるビューポイントに立ち止まっていた。あれは○○山、なんて確認する時間もなくチラ見でさあ急げ急げ。
 
 霧藻ケ峰で、残り時間はあと1時間10分位、参考コースタイムもちょうど1時間10分。あとは下りだけだから。
 
 ゴロゴロが多くてイヤだな〜とか足がちょっと痛いな〜なんて泣き言が許される訳もなく、今回は虫でそんな酷い目にはあわなかったが、やはり追い払いながらただただ下る。
 そういえば、この2,3日前に高水三山へ散歩に行った同行者が虫はおらず、トンボがいたって言ってたのになあ…

 で、わたしは何を勘違いしたのか、地図上で「鳥居あり」から三峯神社バス停まで15分とあるから小さな鳥居があったから、あ〜、良かった、もうあと少しじゃ〜ん、三峯神社行きたそうだったからいけるかなあ〜なんて余裕のよっちゃん状態になって少し速度をゆるめたのだけれど…
  何だか様子がおかしい…
  まだしっかり山の中だし…
 恐る恐る地図を確認したら、それは妙法ケ岳、三峯奥宮への分岐の鳥居だったのですよね〜><本当の鳥居までまだあと20分、さらにバス停まで15分!?

 もうびっくりしたのなんのって、走った、いえ、飛びましたね!
 途中で気がついたからよかったようなものの、あのままピクニック歩行だったらと思うと…地図、ちゃんと読めよ!

 やっと着いた本当の大きな鳥居のずっと向こうを歩いている同行者が遅い私をぷんぷん怒っている後姿が遠くからでもよくわかる。
 どんだけ飛ばしたかって、分岐から鳥居まで標準20分のところを9分、鳥居からバス停まで15分のところを7分!

 慣れ親しんだ西武バスが下に見えたときはうれしかった〜

 トイレにも行けて、靴の泥も落とせて、雨は上がったし。終わりよければすべて良し。

 バスの出発を待っていたら雲取山荘で一緒だった若い男性が半袖Tシャツ姿でさっぱりとした姿で再会。伺ったら、立ち寄り温泉に行ってお湯に浸かってきたそうな…
 脱帽ー!!


展望には恵まれませんでしたが、やっぱりやっと雲取山へ行けて楽しかったんだと思う。
 今朝目が覚めたとき07:00頃は芋ノ木ドッケをせっせと登ってた頃だな〜とか思うし、15:00頃はヘリポートなんてはじめて見た頃かな〜なんて、思い出している自分がいるのに気がつく。
 苦しかった登りも次に行く時までは克服していよう、という気持ちになれる。

 雲取山から東京湾!?

 見てみたいー!!

 




 

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