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Yamareco

記録ID: 7084985
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

中央アルプス孤高の山 三ノ沢岳

2007年07月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:30
距離
6.0km
登り
686m
下り
686m

コースタイム

日帰り
山行
3:50
休憩
0:40
合計
4:30
5:50
20
6:10
10
6:20
90
7:50
8:30
85
9:55
10
10:05
15
10:20
千畳敷
天候 快晴のち霧
過去天気図(気象庁) 2007年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
往:菅の台−(バス)−しらび平−(ロープウェイ)−千畳敷
復:千畳敷−(ロープウェイ)−しらび平−(バス)−菅の台
早朝の菅の台駐車場。4時前から5人目に並ぶ。
早朝の菅の台駐車場。4時前から5人目に並ぶ。
その後瞬く間に長蛇の列となる。臨時バスが4時50分頃に出た。
その後瞬く間に長蛇の列となる。臨時バスが4時50分頃に出た。
バスとロープウエイを乗り継いで5時35分に千畳敷に到着。朝日を浴びる宝剣岳。
バスとロープウエイを乗り継いで5時35分に千畳敷に到着。朝日を浴びる宝剣岳。
午前5時50分に駒ヶ岳神社に参拝して登山道に入る。
午前5時50分に駒ヶ岳神社に参拝して登山道に入る。
極楽平(中央の残雪のある付近)目指して登る。
極楽平(中央の残雪のある付近)目指して登る。
極楽平への登りから宝剣岳と伊那前岳を見る。下に見えるのはロープウエイの駅。
極楽平への登りから宝剣岳と伊那前岳を見る。下に見えるのはロープウエイの駅。
主稜線が近づき宝剣岳もほぼ水平方向に。
主稜線が近づき宝剣岳もほぼ水平方向に。
険しい山容の宝剣岳。
険しい山容の宝剣岳。
午前6時10分に極楽平に着く。冷たい風が吹き抜ける。
午前6時10分に極楽平に着く。冷たい風が吹き抜ける。
左に三ノ沢岳を眺めながらしばらく主稜線を緩く登ってゆく。
左に三ノ沢岳を眺めながらしばらく主稜線を緩く登ってゆく。
宝剣岳分岐から三ノ沢岳を目指す。三ノ沢岳の上を怪しげな雲が流れて行く。
宝剣岳分岐から三ノ沢岳を目指す。三ノ沢岳の上を怪しげな雲が流れて行く。
分岐から駒ヶ岳、中岳、宝剣岳を眺める。
分岐から駒ヶ岳、中岳、宝剣岳を眺める。
宝剣岳から下って来る人が見えます。
宝剣岳から下って来る人が見えます。
分岐から主稜線と別れて三ノ沢岳を目指す。雲行きが更に怪しくなってくる。
2006年07月28日 06:25撮影 by  Caplio R3 , RICOH
7/28 6:25
分岐から主稜線と別れて三ノ沢岳を目指す。雲行きが更に怪しくなってくる。
山頂付近は雲に包まれてきた。
山頂付近は雲に包まれてきた。
鞍部へ下る途中から駒ヶ岳と中岳を振り返る。右に天狗岩が小さく見える。駒ヶ岳から左へ下った鞍部は玉ノ窪で山小屋がある。
鞍部へ下る途中から駒ヶ岳と中岳を振り返る。右に天狗岩が小さく見える。駒ヶ岳から左へ下った鞍部は玉ノ窪で山小屋がある。
雲に覆われ始めた三ノ沢岳。その奥の空木岳方面は既に雲の中。
雲に覆われ始めた三ノ沢岳。その奥の空木岳方面は既に雲の中。
ときおり雲が切れて三ノ沢岳が大きく迫る。
ときおり雲が切れて三ノ沢岳が大きく迫る。
中央アルプス主脈。中央右遠くに桧尾岳が見える。
中央アルプス主脈。中央右遠くに桧尾岳が見える。
不意に目の前の岩に名も知らぬ鳥がとまる。
不意に目の前の岩に名も知らぬ鳥がとまる。
鞍部付近から見上げた三ノ沢岳。
鞍部付近から見上げた三ノ沢岳。
このような岩の直登もあります。
このような岩の直登もあります。
登山道脇に咲くハクサンイチゲ。
頂上が近づくと登山道脇にいろいろな花が見られるようになる。
登山道脇に咲くハクサンイチゲ。
頂上が近づくと登山道脇にいろいろな花が見られるようになる。
アオノツガザクラ
アオノツガザクラ
ハクサンシャクナゲ
ハクサンシャクナゲ
イワツメクサ
頂上が近づき、まわりにはチングルマなどの高嶺の花が増えてくる。
頂上が近づき、まわりにはチングルマなどの高嶺の花が増えてくる。
お花畑の中の道を行きます。
お花畑の中の道を行きます。
頂上直下の南斜面のお花畑。花の種類はそれほど多くない。
頂上直下の南斜面のお花畑。花の種類はそれほど多くない。
頂上近くのお花畑。ハクサンイチゲやシナノキンバイが多い。
頂上近くのお花畑。ハクサンイチゲやシナノキンバイが多い。
頂上直下のお花畑
頂上直下のお花畑
岩が積み重なる頂上はもうすぐ。
岩が積み重なる頂上はもうすぐ。
午前7時50分に三ノ沢岳頂上に到着。
午前7時50分に三ノ沢岳頂上に到着。
頂上からは期待した雄大な展望を得ることはできなかったが、頂上付近の広大な斜面に広がるお花畑はなかなか見ごたえがあった。
花は色とりどりというものではなく、アオノツガザクラやイワツメクサ、ハクサンシャクナゲ、ハクサンイチゲ、チングルマ、ゴゼンタチバナ、ツマトリソウ、コバイケイソウ、そしてコマウスユキソウなどその殆どが清楚な白い色だった。
頂上の大岩の上で40分ほどを過ごしてから下山の途についた。
頂上からは期待した雄大な展望を得ることはできなかったが、頂上付近の広大な斜面に広がるお花畑はなかなか見ごたえがあった。
花は色とりどりというものではなく、アオノツガザクラやイワツメクサ、ハクサンシャクナゲ、ハクサンイチゲ、チングルマ、ゴゼンタチバナ、ツマトリソウ、コバイケイソウ、そしてコマウスユキソウなどその殆どが清楚な白い色だった。
頂上の大岩の上で40分ほどを過ごしてから下山の途についた。
コマウスユキソウの群落。主稜線との合流点や極楽平付近に多かった。
コマウスユキソウの群落。主稜線との合流点や極楽平付近に多かった。
コマウスユキソウ
コマウスユキソウ
極楽平を経て千畳敷に戻ったのは10時20分頃だった。千畳敷からの宝剣岳はあまりにもよく知られた眺めだが、間近で見るとなかなか迫力がある。雪田を行く人がゴマ粒のようです。
極楽平を経て千畳敷に戻ったのは10時20分頃だった。千畳敷からの宝剣岳はあまりにもよく知られた眺めだが、間近で見るとなかなか迫力がある。雪田を行く人がゴマ粒のようです。
今日の下りは10時を過ぎると2時間以上待ちとなることが予想されるということだったが、案に相違してロープウエイの混雑はなかった。大した時間待ちもなく10時40分のロープウエイに乗り、そのあとバスを乗り継いで菅の台に着いたのは12時頃だった。
今日の下りは10時を過ぎると2時間以上待ちとなることが予想されるということだったが、案に相違してロープウエイの混雑はなかった。大した時間待ちもなく10時40分のロープウエイに乗り、そのあとバスを乗り継いで菅の台に着いたのは12時頃だった。
しらび平方面に少し戻ったところにあるこまくさの湯に浸かってから帰途についた。
しらび平方面に少し戻ったところにあるこまくさの湯に浸かってから帰途についた。
撮影機器:

感想

中央アルプスにはこれまでに過去4回登っており、北の将棋頭山から南の越百山までの主稜線はほぼ歩き通している。しかし主稜線から少しはずれたところにある三ノ沢岳は優に2800mを越す山でありながら今日まで訪れることはなく、何となく気になっていた。
一方、今年の夏は太平洋高気圧の勢力が弱く、7月末になっても東海から東は梅雨が明けずに不安定な天気が続いている。この週末は晴れのち曇りの予報だが、こんな状況では山の天気は予測がつかない。しかし真に夏山らしい時期はこの週末が最後であり、たとえ日帰りでもその気分を味わいたいとあれこれ思案したあげく三ノ沢岳のことを思い出した。
朝早くから並んだおかげで、バスとロープウェイを乗り継いで標高2600mの千畳敷まで簡単に行くことができ、そこから約2時間で頂上に着いた。残念ながら山頂は霧の中で回りの展望は得られなかったが、今が盛りのお花畑を見ることができたのがせめてもの救いでした。

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体力レベル
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