黒部五郎岳


- GPS
- 16:42
- 距離
- 36.0km
- 登り
- 2,724m
- 下り
- 2,726m
コースタイム
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 9:25
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 7:18
天候 | 霧時々曇り、時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
復路:富山地方鉄道のバスで富山まで |
写真
感想
黒部五郎岳は、北アルプスで未踏の百名山最後の一座で
今シーズン中に登りたいと思って、7月中旬位から、ずっと週末の天気を見てましたが
全く天気が安定せず、週中の平日が晴れてばかり。
天気予報を見てヤキモキするのに疲れたので
直前で天気予報がイマイチに変わりましたが、登る事に決定。
本当は太郎平小屋に泊まって、2泊3日の工程にしようと考えていましたが
休みの関係で、1泊2日しか日程が取れなかったので
黒部五郎小舎のピストンという、かなりの強行軍で計画。
【1日目】
前夜、まいたびバスで都内を出発。
土曜日の夜発、かつ天気予報がイマイチだったからか、人数少なめ。
隣の座席に人がいなかったので、比較的寝れました。
折立には予定より10分遅れの、6:50頃に到着。
さっと身支度と朝食を食べて、登山開始。
昔登った時、木道でばかりで、もっと登り易かったイメージでしたが
青淵三角点あたりまで、急登かつ岩ゴロゴロで登りにくく
三角点を超えたあたりから、木道に入りますが
木道もアップダウンが何箇所もあり
また、天気予報に反して、割りと晴れてくれたので
太郎平小屋までで、結構ヘトヘト。
いつもの工程ならここで終わっても良い感じですが、更に先へ。
等高線を見ると、赤木岳と黒部五郎岳の登り返しが目立ちますが
それ以外のピークも全部登り返しがあります。本当に大変。
黒部五郎岳で霧が晴れるのを少し待ちましたが、残念ながら晴れず。
まぁ、肩あたりからカールは見えたので良しとしました。
肩からカールへは、ググっとかなり降ります。
ここも岩場ゴツゴツの斜度がかなりある道なので
歩き辛く、怖かったです。
カールは、比較的歩き易かったですが
川の辺りで道を間違ってしまい、20分程ロス。
本当に、岩についている「〇」マークを目印にして行けば良いだけでした。
黒部五郎岳から、小舎は見えていたので
そこまで遠くないのかな?と思ってましたが
これも大間違いで、カールを抜けて、樹林帯を4度程抜けて
更に川沿いを延々と歩いて、やっと着く感じでした。
ここまで長い工程と、カールで道を間違えた事もあり
登山人生で初めて、立てた予定よりも遅着になってしまいました。
まだ日が長い夏場だったから良かったですが
せめて16時には着きたかった・・・。
黒部五郎小舎は、とても綺麗で
寝る場所も、コロナ禍から続いているのか
1人1布団になっており、トイレもとても清潔。
また
https://yamagoya-wi2.com/
のシステムが入っており、自分はたまたまauだったので
山小屋なのに、無料で快適なWi-Fiが利用でき
普通にYoutubeが見れてビックリしましたw
御飯もトンカツで疲れた体に有難かった・・・。
御飯は2回目の18時、消灯は21時でした。
【2日目】
4時起床、持っていたパンを朝食代わりにして、4時30分に出発。
朝飯は弁当にしてもらったので、昼に食べるつもりでした。
(結局あまり時間が無く、登山中には食べれなかったです)
前日、遅着=かなりペースが落ちていた事もあり
この日は、折立発12:30のバスを予約していたので
なんとしても、バスに間に合わないといけなかったので
縮められる所は縮めようと、ガンガン飛ばしていきました。
が、元々コースタイムが厳しめに設定されているような気もするし
度重なる登り返しと、全体的にアップダウンと、水平歩行=平らな所の連続で
水平歩行だと、それ程早く歩かないせいか、コースタイムx1.1程度にしかならず
バスに間に合わない!!!!
と、ずっと焦って歩いてました。
水平歩行でも駆け足で歩いて、太郎山直下のながーい平地で絶望しながら
目標の太郎平小屋9:30の少し前に到着して、やっと一安心。
(ずっと焦ってたのと、ピストンだったので、2日目は写真は殆ど撮らなかったです)
太郎平小屋から折立まで、コースタイムで3時間弱だったので
転んだりしないかぎり、普通に歩けば大丈夫だろう、と
足も疲労で痛かった事もあり、慎重に進みました。
1日目に来た大小のピークをヒーヒー登り返しながら
(太郎平小屋出てから、青淵三角点迄が本当に長かった)
予定の20分程前の到着。
登山口のトイレで、タオルで体を拭いて着替えて
登山口にあった自販機でスプライトを頂いて、水分と糖分補給。
12:30の富山電鉄バスに乗って、途中一回トイレ休憩を挟んで
14:20分頃に富山駅前に到着。
新幹線15:20分頃発のかがやきを取っていたので
せっかくの富山なので、寿司とビールでキメて、今回の登山は終了!
なんとか行けるだろう、と思って立てた計画でしたが
自分の登山人生史上、1日の山での歩行距離が一番長い山行になりました。
(皇海山より長かった)
さすがにこれが限界!
自分も健脚の方だと思って立てた計画でしたが、この計画は、本当にお勧めしないですw
行くなら、太郎平小屋泊⇒黒部五郎小舎泊⇒新穂高方面に下山
の方が帰りの登り返しも少ないし良いかな、と思いました。
(新穂高からのバスの時間が微妙だったので、今回折立のピストンにしました)
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