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Yamareco

記録ID: 7103103
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

高山植物の宝庫「花の百名山・アポイ岳」

2024年08月05日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:20
距離
10.3km
登り
791m
下り
791m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:49
休憩
0:29
合計
4:18
距離 10.3km 登り 791m 下り 791m
11:00
1
駐車場
11:10
40
11:50
10
12:00
12:04
32
12:36
12:38
10
13:10
13:18
19
13:37
13:38
20
14:04
15
14:19
14:32
7
14:39
30
15:09
15:10
8
15:18
駐車場
天候 曇りのち一時雨
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●アポイ岳登山口の駐車場を利用
・駐車スペースは30台以上あり
・トイレ有り
・登山ポスト有り
コース状況/
危険箇所等
★登山道整備度:3〜4(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度 :2(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度 :2〜3(難5・4・3・2・1易)鎖場、ヘツリ等の頻度や時間等
★登山道の眺望:4(良5・4・3・2・1悪)
★山頂の眺望 :2(良5・4・3・2・1悪)


【すれ違った登山者の人数:1グループ、ほか1人】


◆アポイ岳の高山植物
・アポイ岳はカンラン岩でできた世界でも珍しい山。カンラン岩は植物にとっては住みにくく根付き難いうえに、海に近いため霧により夏でも涼しく、雪が少ないため冬の間は地面が吹き曝しになるとのことで、低標高にも拘らず、高山植物が見られるのは、こうした高山に似た厳しい環境があるおかげだそう。この時期は花の種数が少ないが、一年を通して多様な花を楽しめる。

◆ルートの状況(登山口〜5合目避難小屋)
・登山口から避難小屋までは、標高差300mを緩やかなに登っていく。
・特に危険性を感じる箇所はなく子供でも歩けるルートだが、1箇所飛び石の渡渉があるので、増水時は注意が必要。
・避難小屋は休憩小屋であり、宿泊には向かいない構造になっている。

◆ルートの状況(5合目避難小屋〜山頂)
・5合目以降は、風衝地や痩せ尾根等に大きな樹木が少なく、見晴らしが良い気持ちの良い尾根歩きになる。
・技術難度が高い箇所はないが、8〜9合目付近は、岩場の急登で一部ロープが設置されているので下り利用時は注意したい。
・なお、復路で利用した南尾根ルートは、往路ルートに比べ登山道の整備度はイマイチ。特段の支障はないが、幌満花畑が目的でなければ主ルートをピストンしても良さそうだ。
北海道遠征スタート!
今回は、新潟⇒苫小牧行きのフェリーに乗船。
新潟市の美しい夜景、バイバイ♪
2024年08月03日 22:33撮影 by  Canon EOS R10, Canon
3
8/3 22:33
北海道遠征スタート!
今回は、新潟⇒苫小牧行きのフェリーに乗船。
新潟市の美しい夜景、バイバイ♪
翌夕方に苫小牧に着き、美しい夕日を眺める。
2024年08月04日 18:37撮影 by  Canon EOS R10, Canon
4
8/4 18:37
翌夕方に苫小牧に着き、美しい夕日を眺める。
登山初日。
スタートは、襟裳岬から。
でも、霧が濃く何も見えない。
2024年08月05日 04:13撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
8/5 4:13
登山初日。
スタートは、襟裳岬から。
でも、霧が濃く何も見えない。
本日午前中は生憎の雨予報のため、当初予定した神威岳には入らず、花の百名山で有名なアポイ岳に登ることに変更。
2024年08月05日 09:14撮影 by  Canon EOS R10, Canon
8/5 9:14
本日午前中は生憎の雨予報のため、当初予定した神威岳には入らず、花の百名山で有名なアポイ岳に登ることに変更。
ビジターセンターを見学しながら雨が止むのを待つ。
2024年08月05日 09:36撮影 by  Canon EOS R10, Canon
8/5 9:36
ビジターセンターを見学しながら雨が止むのを待つ。
午前11時。ようやく雨が止んだので、登山に出発!
2024年08月05日 11:01撮影 by  XQ-CT44, Sony
8/5 11:01
午前11時。ようやく雨が止んだので、登山に出発!
お〜、それなりに増水して濁ってるね〜
2024年08月05日 11:06撮影 by  XQ-CT44, Sony
1
8/5 11:06
お〜、それなりに増水して濁ってるね〜
最初、ココだけ、飛び石の渡渉がある。
増水時は注意しよう。
2024年08月05日 11:10撮影 by  XQ-CT44, Sony
1
8/5 11:10
最初、ココだけ、飛び石の渡渉がある。
増水時は注意しよう。
まずは緩やかな登山道を進む。
2024年08月05日 11:17撮影 by  Canon EOS R10, Canon
8/5 11:17
まずは緩やかな登山道を進む。
大きなクマ除けの鐘を鳴らす。
ん〜、大きく良い音色だ!
2024年08月05日 11:19撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
8/5 11:19
大きなクマ除けの鐘を鳴らす。
ん〜、大きく良い音色だ!
わ〜、こんなところに小さな子供達⁉
聞くと、夏休みの学童の一環とのこと。
北海道の子供たちは逞しいね〜👍
2024年08月05日 11:27撮影 by  Canon EOS R10, Canon
3
8/5 11:27
わ〜、こんなところに小さな子供達⁉
聞くと、夏休みの学童の一環とのこと。
北海道の子供たちは逞しいね〜👍
小さな沢を木橋で渡渉しながら進む。
2024年08月05日 11:38撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
8/5 11:38
小さな沢を木橋で渡渉しながら進む。
3合目を過ぎると、少しづつ登山道らしくなってきた。
2024年08月05日 11:54撮影 by  Canon EOS R10, Canon
8/5 11:54
3合目を過ぎると、少しづつ登山道らしくなってきた。
登山口から約1時間で5合目の避難小屋に到着。
2024年08月05日 12:01撮影 by  Canon EOS R10, Canon
8/5 12:01
登山口から約1時間で5合目の避難小屋に到着。
小屋の中はこんな感じ。
2024年08月05日 12:01撮影 by  Canon EOS R10, Canon
8/5 12:01
小屋の中はこんな感じ。
5合目から山頂方面を見上げる。
あら〜、やっぱガスってるね〜
2024年08月05日 12:03撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
8/5 12:03
5合目から山頂方面を見上げる。
あら〜、やっぱガスってるね〜
ココからは花を楽しめいながら歩こう。
まずは、ホソバトウキ。
2024年08月05日 12:03撮影 by  Canon EOS R10, Canon
2
8/5 12:03
ココからは花を楽しめいながら歩こう。
まずは、ホソバトウキ。
尾根伝いに登っていく。
2024年08月05日 12:06撮影 by  Canon EOS R10, Canon
8/5 12:06
尾根伝いに登っていく。
イブキジャコウソウ
2024年08月05日 12:09撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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8/5 12:09
イブキジャコウソウ
サマニオトギリ
2024年08月05日 12:12撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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8/5 12:12
サマニオトギリ
アポイマンテマ
2024年08月05日 12:22撮影 by  Canon EOS R10, Canon
4
8/5 12:22
アポイマンテマ
振り返ると雲海。
でも、色々真っ白で良く分かんなーい。
2024年08月05日 12:23撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
8/5 12:23
振り返ると雲海。
でも、色々真っ白で良く分かんなーい。
7合目直下から岩が多くなり始める。
2024年08月05日 12:24撮影 by  Canon EOS R10, Canon
8/5 12:24
7合目直下から岩が多くなり始める。
キンロバイ
2024年08月05日 12:25撮影 by  Canon EOS R10, Canon
3
8/5 12:25
キンロバイ
標高550mの7合目を通過。
2024年08月05日 12:27撮影 by  Canon EOS R10, Canon
8/5 12:27
標高550mの7合目を通過。
馬の背お花畑に到着。
わ〜、色々な花があっていいところ♪
エゾマツムシソウ。
2024年08月05日 12:36撮影 by  Canon EOS R10, Canon
4
8/5 12:36
馬の背お花畑に到着。
わ〜、色々な花があっていいところ♪
エゾマツムシソウ。
アポイハハコ
2024年08月05日 12:31撮影 by  Canon EOS R10, Canon
3
8/5 12:31
アポイハハコ
チシマセンブリ
2024年08月05日 12:37撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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8/5 12:37
チシマセンブリ
ウメバチソウ
2024年08月05日 12:44撮影 by  Canon EOS R10, Canon
3
8/5 12:44
ウメバチソウ
ダイモンジソウ
2024年08月05日 12:45撮影 by  Canon EOS R10, Canon
2
8/5 12:45
ダイモンジソウ
馬の背分岐(幌満分岐)
往路は左折し、山頂に直登しよう。
2024年08月05日 12:47撮影 by  Canon EOS R10, Canon
8/5 12:47
馬の背分岐(幌満分岐)
往路は左折し、山頂に直登しよう。
分岐から山頂まで標高差は170mほど。
岩場の尾根を進む。
2024年08月05日 12:50撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
8/5 12:50
分岐から山頂まで標高差は170mほど。
岩場の尾根を進む。
時折姿を見せる周囲の稜線。
2024年08月05日 12:55撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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8/5 12:55
時折姿を見せる周囲の稜線。
9合目を通過。
2024年08月05日 13:00撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
8/5 13:00
9合目を通過。
最後、ダケカンバに入れば山頂へ。
2024年08月05日 13:08撮影 by  Canon EOS R10, Canon
2
8/5 13:08
最後、ダケカンバに入れば山頂へ。
到着!
周囲は樹林帯覆われ眺望は良くない。
2024年08月05日 13:09撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
8/5 13:09
到着!
周囲は樹林帯覆われ眺望は良くない。
一等三角点にタッチ!
2024年08月05日 13:10撮影 by  Canon EOS R10, Canon
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8/5 13:10
一等三角点にタッチ!
復路は、幌満花畑に下る南尾根ルートへ。
2024年08月05日 13:20撮影 by  XQ-CT44, Sony
8/5 13:20
復路は、幌満花畑に下る南尾根ルートへ。
往路に比べると登山道の整備はイマイチな感じ。
2024年08月05日 13:27撮影 by  XQ-CT44, Sony
1
8/5 13:27
往路に比べると登山道の整備はイマイチな感じ。
幌満花畑に到着したが、花々はイマイチ。
雨も降りだし、往路ルートをピストンでも良かったかも。
2024年08月05日 13:37撮影 by  XQ-CT44, Sony
2
8/5 13:37
幌満花畑に到着したが、花々はイマイチ。
雨も降りだし、往路ルートをピストンでも良かったかも。
エゾシオガマ
2024年08月05日 13:24撮影 by  XQ-CT44, Sony
2
8/5 13:24
エゾシオガマ
暫し、トラバースで樹林帯歩き、往路ルートに戻る。
2024年08月05日 13:43撮影 by  XQ-CT44, Sony
1
8/5 13:43
暫し、トラバースで樹林帯歩き、往路ルートに戻る。
お疲れさまでした!
2024年08月05日 15:18撮影 by  XQ-CT44, Sony
8/5 15:18
お疲れさまでした!
撮影機器:

感想

日本二百名山&三百名山の完登まであと僅か。
夏休みを利用して、未踏の山の登頂を目指し北海道遠征してみました〜♪♪
しかし、フェリーで道内に到着すると、天候が芳しくありません。
当初は、日高山脈にどっぷり浸かり、二泊三日で小屋泊しながら神威岳&ペテガリ岳に行こうと装備等を準備していましたが、生憎の空模様。。。
渡渉や沢登りが多いルートなので、雨天時のリスクを考慮し、泣く泣く予定変更としました。

結局、三百名山ではないものの、初日は花の百名山で超有名なアポイ岳で行ってみることにしました。
ガスガスで眺望が見えないうえに、復路は雨が降り出し傘の出番もありましたが、珍しい花々に「お〜」「お初〜」と叫びながら歩き、それなりに楽しめました。


<2日目のオプタテシケ山へ>
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7112698.html
<3日目の石狩岳へ>
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7112695.html
<4日目の恵山へ>
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7109481.html

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ハイキング 日高山脈 [日帰り]
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

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