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Yamareco

記録ID: 711511
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

冬は無理でも今ならいける! 阿弥陀南稜〜阿弥陀岳 〜美味いカレー食べたさに赤岳はパス!(笑)〜

2015年09月05日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.8km
登り
1,454m
下り
1,455m

コースタイム

日帰り
山行
7:49
休憩
1:10
合計
8:59
5:50
26
6:16
6:16
93
7:49
7:49
17
8:06
8:06
32
8:38
8:53
67
10:00
10:29
28
10:57
11:07
40
11:47
12:03
12
12:15
12:15
55
13:10
13:10
39
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
【コース全般】
「山と高原地図」では赤く塗られていない、所謂バリエーションルート。
とはいえ、全体通して踏み跡はしっかりついており、ほとんどは歩き易く、これって一般ルートじゃ?と思う程のコース。
が、P3からのルンゼにて、「あぁ、これがあるからバリエーションなのかぁ。」と思った次第。

ネット上などでは、剱岳、大キレットの経験があれば大丈夫、と書かれてる場合もありますが、鎖やロープ、鉄杭などに頼ってしまう人にはP3はちょっと厳しいかと思います。
垂直に近い岩壁で、自分で手がかり、足場を探すことが可能な人のみ、行けるルートですね。

ヘルメットは必ず持って行ってください。


【舟山十字路スタート地点】
御小屋尾根ルートと同じスタート口、同じゲートを通過してください。
最初、勘違いして水場や旭小屋に向かうゲートを目指してしまいました。

【スタート〜立場山〜無名山】
スタートからしばらく林道、途中から脇に入ります。
踏み跡もありますが、所々木に赤テープがついているので問題無し。
立場山までは結構急登です。
しっかり踏まれた道で、ザレてるような場所もなし。
御小屋尾根ルートと変わらないくらい。
立場山を過ぎて少し行くと一旦視界が開けますが、無名山の登りでまた樹林帯。
完全に視界が広がるのは無名山以降です。

【P1〜P2】
特に危険はないです。どちらも小ピークで左に巻くのが基本ですが、別に登っていいかも。

【P3】
ここがこのルートの核心かと。
基本は左に巻くルート、それなりにクライミング経験のある方は直登。
左巻きルートはルンゼを登りますが、取り付き点が2m強の垂壁状になっており、ここが一番注意。
ルンゼは60mくらいらしいのですが、終始かなりの急勾配で、水がチョロチョロ流れてます。
足場になりそうな場所には石が溜まっており、落とさないように注意が必要。
ガバの手がかりが結構あります。
上部の草付き場では、手がかりになるような岩がたまにボロリと抜けるので、ちゃんと固定された岩かしっかり確認のこと。
落石の危険が最も高いので、ヘルメットは被った方が良い。
特に先行者が見える場所にいる時は、必須と思ってください。
私は無名山からヘルメット装着して進みました。

【P4】
非常に幅の狭い足場のトラバースが数メートル。
危険と言えば危険ですが、似たような場所は他の山域の一般ルートでもある感じ。
注意して慎重に進めば問題なく通過可能。

【阿弥陀岳〜中岳】
急上昇、急降下のルート。
ストックは片付けましょう。登り下りとも、ストックはない方がいいです。

【御小屋尾根 阿弥陀岳山頂〜】
それなりに急勾配で、石はゴロゴロ、ザレザレで歩きにくい。
何回も足を取られ、転びそうになったことも幾度か。
今回のルートで、一番嫌なルートでした。
阿弥陀南稜の方がずっと歩き易いかも。
前回の参考で小池新道を通ったこともあり、小池新道の歩き易さとギャップがありすぎました。

【〜舟山十字路】
勾配も緩くなり、腐葉土が踏みしめられた道で歩き易い。
スタート地点。
左のまっすぐ直進が御小屋&南稜の入り口。
最初、間違って写真右に行ってしまいました。
こっちは信玄の隠れ岩を通り、西岳に向かうルートになります。
2015年09月05日 05:16撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
2
9/5 5:16
スタート地点。
左のまっすぐ直進が御小屋&南稜の入り口。
最初、間違って写真右に行ってしまいました。
こっちは信玄の隠れ岩を通り、西岳に向かうルートになります。
そのルートにある水場。
美味しかったです。
2015年09月05日 05:22撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 5:22
そのルートにある水場。
美味しかったです。
で、このゲート。
ここを少し過ぎてから間違いに気づきました。
信玄の隠れ岩に向かうには、このゲートを過ぎてすぐ、目立たない標識を右に折れてください。
この写真に標識が小さくチラっと写ってます。
あまり通る人がいないのか、踏み跡は不明瞭でしたが。
2015年09月05日 05:32撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 5:32
で、このゲート。
ここを少し過ぎてから間違いに気づきました。
信玄の隠れ岩に向かうには、このゲートを過ぎてすぐ、目立たない標識を右に折れてください。
この写真に標識が小さくチラっと写ってます。
あまり通る人がいないのか、踏み跡は不明瞭でしたが。
本来のスタート地点に戻ってきました。
結構、無駄な時間をロスしてしまった。
2015年09月05日 05:50撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 5:50
本来のスタート地点に戻ってきました。
結構、無駄な時間をロスしてしまった。
これこれ、この標識。
まっすぐが阿弥陀南稜。
写ってませんが、左の道に入ると御小屋尾根。
2015年09月05日 05:51撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 5:51
これこれ、この標識。
まっすぐが阿弥陀南稜。
写ってませんが、左の道に入ると御小屋尾根。
途中から舗装が切れます。
2015年09月05日 05:55撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 5:55
途中から舗装が切れます。
しばらく行くと橋。
2015年09月05日 06:11撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 6:11
しばらく行くと橋。
ここが阿弥陀南稜への分岐。
小さな標識が写ってますが、見落とさないように。
この分岐の手前に、同じように右に分岐する地点がありますが間違えないように。
標識を目印にしてください。
2015年09月05日 06:14撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
9/5 6:14
ここが阿弥陀南稜への分岐。
小さな標識が写ってますが、見落とさないように。
この分岐の手前に、同じように右に分岐する地点がありますが間違えないように。
標識を目印にしてください。
分岐を入ると最初はこんな感じ。
2015年09月05日 06:14撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 6:14
分岐を入ると最初はこんな感じ。
数歩で渡れる小さな沢を渡ります。
赤テープの目印があるのでルートは問題なし。
2015年09月05日 06:15撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 6:15
数歩で渡れる小さな沢を渡ります。
赤テープの目印があるのでルートは問題なし。
ここが立場山の取り付き点。
ステップのない、急勾配な泥の斜面。
事前ストレッチしてない人は、ここをゆっくり登りながら十分アキレス腱を伸ばしましょう(笑)
2015年09月05日 06:16撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 6:16
ここが立場山の取り付き点。
ステップのない、急勾配な泥の斜面。
事前ストレッチしてない人は、ここをゆっくり登りながら十分アキレス腱を伸ばしましょう(笑)
しばらく登ると尾根に出ます。左に折れます。
右からも合流する道があるようです。
2015年09月05日 06:24撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 6:24
しばらく登ると尾根に出ます。左に折れます。
右からも合流する道があるようです。
こっちが阿弥陀岳に向かう道。
2015年09月05日 06:24撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 6:24
こっちが阿弥陀岳に向かう道。
こっちが合流路。
たぶん、最初に間違えたルートから繋がってる道かと。
2015年09月05日 06:24撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 6:24
こっちが合流路。
たぶん、最初に間違えたルートから繋がってる道かと。
八ヶ岳は苔の森。
これはなんて苔でしょうね?
海藻のようだ。
2015年09月05日 06:30撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 6:30
八ヶ岳は苔の森。
これはなんて苔でしょうね?
海藻のようだ。
バリエーションですが、標識やマーキングはしっかりついてます。
2015年09月05日 06:30撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
9/5 6:30
バリエーションですが、標識やマーキングはしっかりついてます。
踏み跡も明瞭。
踏み跡が不明瞭でわかりにくくても、赤テープを探せば問題無し。
2015年09月05日 06:31撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 6:31
踏み跡も明瞭。
踏み跡が不明瞭でわかりにくくても、赤テープを探せば問題無し。
ツェルト?
何があるんでしょね。
2015年09月05日 06:41撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 6:41
ツェルト?
何があるんでしょね。
まるで大回転の旗門のような境界改札。
ルート上にたくさんあるので、これがあれば正解ルート。
2015年09月05日 06:42撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
9/5 6:42
まるで大回転の旗門のような境界改札。
ルート上にたくさんあるので、これがあれば正解ルート。
私有地なんでしょうか。
これを見て「きのこの山」を持ってくれば良かったなと。
この看板を見ながら食べるのもおつなもんだ。
2015年09月05日 06:44撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
9/5 6:44
私有地なんでしょうか。
これを見て「きのこの山」を持ってくれば良かったなと。
この看板を見ながら食べるのもおつなもんだ。
立場岳まではずっと急登です。
2015年09月05日 06:44撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 6:44
立場岳まではずっと急登です。
苔の妖精が出迎えてくれました(笑)
2015年09月05日 06:47撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 6:47
苔の妖精が出迎えてくれました(笑)
四区ってなんでしょね?
穴山ってのは人の名前?
穴山さんの土地なんでしょうか。
2015年09月05日 06:49撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 6:49
四区ってなんでしょね?
穴山ってのは人の名前?
穴山さんの土地なんでしょうか。
海綿のような苔。
2015年09月05日 06:58撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 6:58
海綿のような苔。
西岳、だと思います。
2015年09月05日 07:11撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 7:11
西岳、だと思います。
これもキノコか!デカい!
私のシューズ、28cmです。
2015年09月05日 07:19撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 7:19
これもキノコか!デカい!
私のシューズ、28cmです。
朝日が透けてきました。
2015年09月05日 07:25撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 7:25
朝日が透けてきました。
苔に覆われた森、いい雰囲気ですね。
2015年09月05日 07:33撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 7:33
苔に覆われた森、いい雰囲気ですね。
朝日があたってますます良い雰囲気に。
2015年09月05日 07:39撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 7:39
朝日があたってますます良い雰囲気に。
苔の妖精達がニョキニョキと。
2015年09月05日 07:40撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 7:40
苔の妖精達がニョキニョキと。
モフモフした苔でした。
2015年09月05日 07:40撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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9/5 7:40
モフモフした苔でした。
あぁ、これは綺麗だわ。
が、境界改札と赤テープが写ってしまい台無し(笑)
2015年09月05日 07:48撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 7:48
あぁ、これは綺麗だわ。
が、境界改札と赤テープが写ってしまい台無し(笑)
立場岳に到着。
2015年09月05日 07:49撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 7:49
立場岳に到着。
この標識、標高間違えてます。
いろんなところで指摘されてますが、かたくなに直ってませんね。
2015年09月05日 07:49撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 7:49
この標識、標高間違えてます。
いろんなところで指摘されてますが、かたくなに直ってませんね。
権現岳がドッカ〜ンと見えました。
来シーズンこそは登るぞ!
2015年09月05日 07:56撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
2
9/5 7:56
権現岳がドッカ〜ンと見えました。
来シーズンこそは登るぞ!
阿弥陀岳も見えてきたよ〜!ワクワク!
2015年09月05日 08:03撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
9/5 8:03
阿弥陀岳も見えてきたよ〜!ワクワク!
ちょっと草で覆われた道もあります。
が、踏み跡はちゃんとわかります。
2015年09月05日 08:04撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 8:04
ちょっと草で覆われた道もあります。
が、踏み跡はちゃんとわかります。
青ナギ。
ここだけ、なぜこんな感じに。
不思議ですね。
2015年09月05日 08:06撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
2
9/5 8:06
青ナギ。
ここだけ、なぜこんな感じに。
不思議ですね。
青ナギでは、すでに草紅葉が始まってました。
2015年09月05日 08:07撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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9/5 8:07
青ナギでは、すでに草紅葉が始まってました。
おお!
大キレットが見える!
2015年09月05日 08:08撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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おお!
大キレットが見える!
青ナギを振り返ってみた。
2015年09月05日 08:12撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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9/5 8:12
青ナギを振り返ってみた。
無名峰に到着。
ここでヘルメットを装着。
ストックも仕舞います。
2015年09月05日 08:38撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 8:38
無名峰に到着。
ここでヘルメットを装着。
ストックも仕舞います。
八ヶ岳を境に、山梨県側はずっと雲が湧き上がってました。
2015年09月05日 08:38撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 8:38
八ヶ岳を境に、山梨県側はずっと雲が湧き上がってました。
写真じゃ伝えられないんですが、ここから見える阿弥陀岳はそびえ立っていて、迫力があります。
2015年09月05日 08:38撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
9/5 8:38
写真じゃ伝えられないんですが、ここから見える阿弥陀岳はそびえ立っていて、迫力があります。
これがP1だろうか。
ピークとは名ばかり、小さな岩です。
2015年09月05日 08:59撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
9/5 8:59
これがP1だろうか。
ピークとは名ばかり、小さな岩です。
多分、P2。
別に登れないことはないですが、基本通り左に巻きました。
2015年09月05日 09:05撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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9/5 9:05
多分、P2。
別に登れないことはないですが、基本通り左に巻きました。
P3が目の前に。
2015年09月05日 09:07撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
4
9/5 9:07
P3が目の前に。
P3。
左のリッジ、刃こぼれしたような場所が巻きルートの通り道。
2015年09月05日 09:15撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
3
9/5 9:15
P3。
左のリッジ、刃こぼれしたような場所が巻きルートの通り道。
コゴメグサがあちこちに咲いてました。
2015年09月05日 09:20撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 9:20
コゴメグサがあちこちに咲いてました。
踏み跡はしっかり。
2015年09月05日 09:21撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
2
9/5 9:21
踏み跡はしっかり。
巻道ルートもしっかり見えてますね。
2015年09月05日 09:22撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
2
9/5 9:22
巻道ルートもしっかり見えてますね。
巻道途中からP3を見上げる。
ん〜、登れるんじゃ?
以前登った、雑穀谷のBフェイスよりも行けちゃうような。。
が、ここは無茶せず。
2015年09月05日 09:22撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
2
9/5 9:22
巻道途中からP3を見上げる。
ん〜、登れるんじゃ?
以前登った、雑穀谷のBフェイスよりも行けちゃうような。。
が、ここは無茶せず。
小さな小さなお花畑がまだ残ってました。
2015年09月05日 09:23撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 9:23
小さな小さなお花畑がまだ残ってました。
これは、なんだろう?
2015年09月05日 09:23撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 9:23
これは、なんだろう?
通った道を振り返る。
2015年09月05日 09:24撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
9/5 9:24
通った道を振り返る。
リッジの部分を折り返すように曲がると、この標識。
2015年09月05日 09:24撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
2
9/5 9:24
リッジの部分を折り返すように曲がると、この標識。
ここが直登ルートらしい。
行けるな、これ。ロープないけど。
が、やっぱりそんな無茶はせず、ルンゼに向かう。
2015年09月05日 09:25撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
2
9/5 9:25
ここが直登ルートらしい。
行けるな、これ。ロープないけど。
が、やっぱりそんな無茶はせず、ルンゼに向かう。
ミネウスユキソウだ!(日本のエーデルワイス)
初めて見た!
以前から見たい見たいと思いながら、出会う機会がなかった。
ようやく、巡り会えました。
憧れの女優に会えた気分!
なんて可憐で素敵な花だろう。
めちゃ嬉しかったですね。
なんの関係も根拠もないんですが、この花、松雪泰子さんを連想しちゃうのです(お恥ずかしい。。)
2015年09月05日 09:26撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
9/5 9:26
ミネウスユキソウだ!(日本のエーデルワイス)
初めて見た!
以前から見たい見たいと思いながら、出会う機会がなかった。
ようやく、巡り会えました。
憧れの女優に会えた気分!
なんて可憐で素敵な花だろう。
めちゃ嬉しかったですね。
なんの関係も根拠もないんですが、この花、松雪泰子さんを連想しちゃうのです(お恥ずかしい。。)
ここがルンゼの取り付き点。
このルートの核心で、この部分が最も注意でしょうか。
2m強、垂壁状になっており、岩登りの経験がない人は躊躇するかも。
もちろん、クライミング経験豊富な方々にはなんのことはない場所です。
2015年09月05日 09:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
9/5 9:28
ここがルンゼの取り付き点。
このルートの核心で、この部分が最も注意でしょうか。
2m強、垂壁状になっており、岩登りの経験がない人は躊躇するかも。
もちろん、クライミング経験豊富な方々にはなんのことはない場所です。
ルンゼはかなり急な勾配。
チョロチョロと水が流れてました。(季節と天気で量も様子も変わるでしょう。)
足場になるような場所には小石が溜まってるので、足を置く場合は注意してください。
手がかりはちゃんと探せばたくさんあります。
先行者がいる時は、落石に注意。

ここ、冬期の雪や氷がついてる時は厳しいなぁ。
やっぱり、冬期のここは無理だな。
2015年09月05日 09:31撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
2
9/5 9:31
ルンゼはかなり急な勾配。
チョロチョロと水が流れてました。(季節と天気で量も様子も変わるでしょう。)
足場になるような場所には小石が溜まってるので、足を置く場合は注意してください。
手がかりはちゃんと探せばたくさんあります。
先行者がいる時は、落石に注意。

ここ、冬期の雪や氷がついてる時は厳しいなぁ。
やっぱり、冬期のここは無理だな。
ルンゼを見下ろしたところ。
以外に長いです。
2015年09月05日 09:31撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
9/5 9:31
ルンゼを見下ろしたところ。
以外に長いです。
上部は草地。
手がかりになりそうな岩がありますが、たまにズボっと抜けたりするので、ちゃんと固定された岩なのか、確認してから体重をかけてください。
2015年09月05日 09:39撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 9:39
上部は草地。
手がかりになりそうな岩がありますが、たまにズボっと抜けたりするので、ちゃんと固定された岩なのか、確認してから体重をかけてください。
傾斜はこのくらい。(左上の空との境目を見ればわかるかと。)
取り付きを過ぎてから、ずっとこの程度の斜度です。
2015年09月05日 09:39撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
9/5 9:39
傾斜はこのくらい。(左上の空との境目を見ればわかるかと。)
取り付きを過ぎてから、ずっとこの程度の斜度です。
ルンゼを抜けて、P4が見えてきました。
2015年09月05日 09:41撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 9:41
ルンゼを抜けて、P4が見えてきました。
P3過ぎると赤岳が綺麗に見えてきます。
2015年09月05日 09:43撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
9/5 9:43
P3過ぎると赤岳が綺麗に見えてきます。
P4と奥に阿弥陀岳の山頂が見えてます。
2015年09月05日 09:45撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 9:45
P4と奥に阿弥陀岳の山頂が見えてます。
P4が近づいてきました。
2015年09月05日 09:49撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 9:49
P4が近づいてきました。
P4トラバースはこんな感じ。
足場は狭いですが、まぁ、普通に注意して進めば問題ないです。
2015年09月05日 09:51撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
9/5 9:51
P4トラバースはこんな感じ。
足場は狭いですが、まぁ、普通に注意して進めば問題ないです。
前の写真で、人が映ってた辺り。
2015年09月05日 09:55撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 9:55
前の写真で、人が映ってた辺り。
ここは右から巻くように登ります。
これを過ぎると、阿弥陀岳山頂まですぐ。
2015年09月05日 09:57撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
9/5 9:57
ここは右から巻くように登ります。
これを過ぎると、阿弥陀岳山頂まですぐ。
ルートを振り返ってみた。
2015年09月05日 09:59撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
2
9/5 9:59
ルートを振り返ってみた。
阿弥陀岳山頂到着!
2015年09月05日 10:04撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 10:04
阿弥陀岳山頂到着!
石仏と赤岳。
2015年09月05日 10:04撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 10:04
石仏と赤岳。
一瞬だけ、富士山の山頂が見えました!
この後、雲に隠れて最後まで見えませんでした。
忙しい中、富士山が挨拶してくれたような感じ。
2015年09月05日 10:05撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 10:05
一瞬だけ、富士山の山頂が見えました!
この後、雲に隠れて最後まで見えませんでした。
忙しい中、富士山が挨拶してくれたような感じ。
赤岳。
真冬の真っ白な赤岳は本当に美しかったが、緑の赤岳もなかなか。
2015年09月05日 10:21撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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赤岳。
真冬の真っ白な赤岳は本当に美しかったが、緑の赤岳もなかなか。
似たような写真ですが、中岳に向かう降り口から。
写真ではそう見えませんが、中岳のコルはほぼ真下に見えるような急降下です。
2015年09月05日 10:29撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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9/5 10:29
似たような写真ですが、中岳に向かう降り口から。
写真ではそう見えませんが、中岳のコルはほぼ真下に見えるような急降下です。
鎖場もありますよ。
写真ではそんな急には見えませんけど、実際はかなり。
2015年09月05日 10:36撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 10:36
鎖場もありますよ。
写真ではそんな急には見えませんけど、実際はかなり。
中岳山頂。
2015年09月05日 10:57撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 10:57
中岳山頂。
中岳山頂にはこんなもの。
なんでしょね? 徳の高い僧侶や修験道者の名前でしょうか?
2015年09月05日 10:57撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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中岳山頂にはこんなもの。
なんでしょね? 徳の高い僧侶や修験道者の名前でしょうか?
たまたまここにいた方、勝手にモデルにさせていただきました。
赤岳見つめて何思う。
2015年09月05日 10:57撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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たまたまここにいた方、勝手にモデルにさせていただきました。
赤岳見つめて何思う。
赤岳、今回はカレーを選んだけど、また来るよ(笑)
2015年09月05日 10:57撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 10:57
赤岳、今回はカレーを選んだけど、また来るよ(笑)
中岳より阿弥陀岳。
2015年09月05日 10:57撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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中岳より阿弥陀岳。
行者小屋が見えてます。
なるほど、夏はこんな感じなのか。
2015年09月05日 11:06撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 11:06
行者小屋が見えてます。
なるほど、夏はこんな感じなのか。
文三郎尾根が見えてますね。
また冬に来たいなぁ。
2015年09月05日 11:06撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 11:06
文三郎尾根が見えてますね。
また冬に来たいなぁ。
阿弥陀南稜。
2015年09月05日 11:07撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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阿弥陀南稜。
こっちは権現岳に向かうルート。
山梨側はずっと雲が湧き上がってました。
長野側はたまにガスが通過する程度。
山を境に天気がまるで違いますね。
北アルプスもそんな感じですけど。
2015年09月05日 11:07撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 11:07
こっちは権現岳に向かうルート。
山梨側はずっと雲が湧き上がってました。
長野側はたまにガスが通過する程度。
山を境に天気がまるで違いますね。
北アルプスもそんな感じですけど。
中岳のコルから、阿弥陀岳に登る道。
写真だとたいした傾斜に見えないですが、かなりの急上昇ですよ。
こりゃ、冬に雪がついてるときは無理ですわ。
2015年09月05日 11:22撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 11:22
中岳のコルから、阿弥陀岳に登る道。
写真だとたいした傾斜に見えないですが、かなりの急上昇ですよ。
こりゃ、冬に雪がついてるときは無理ですわ。
硫黄岳方面。
来年こそは縦走したい!
2015年09月05日 12:02撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 12:02
硫黄岳方面。
来年こそは縦走したい!
下界が綺麗に見えます。
2015年09月05日 12:02撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 12:02
下界が綺麗に見えます。
阿弥陀岳に戻りました。
山頂から、阿弥陀南稜の後半部分全貌。
青ナギがカサブタみたいだ。
2015年09月05日 12:04撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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阿弥陀岳に戻りました。
山頂から、阿弥陀南稜の後半部分全貌。
青ナギがカサブタみたいだ。
摩利支天(西の肩)。
2015年09月05日 12:07撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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摩利支天(西の肩)。
真ん中が御小屋尾根ルート。
遠く、尾根の右下に見えるのは、美濃戸山荘や赤岳山荘かな。
2015年09月05日 12:16撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 12:16
真ん中が御小屋尾根ルート。
遠く、尾根の右下に見えるのは、美濃戸山荘や赤岳山荘かな。
こっちが中央稜に向かう道。
行こうか迷ったが、事前の調査不足もあり、今回はパス。
2015年09月05日 12:16撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 12:16
こっちが中央稜に向かう道。
行こうか迷ったが、事前の調査不足もあり、今回はパス。
御小屋尾根の下りの出だし、勾配は急だし、ザレてるし、神経使います。
2015年09月05日 12:18撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 12:18
御小屋尾根の下りの出だし、勾配は急だし、ザレてるし、神経使います。
途中から樹林帯にも入るし。
2015年09月05日 12:53撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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途中から樹林帯にも入るし。
不動清水を過ぎると、傾斜も緩やかになり、道も良くなってきます。
いつも、下山時の写真が少なくなるな(笑)
2015年09月05日 13:19撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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不動清水を過ぎると、傾斜も緩やかになり、道も良くなってきます。
いつも、下山時の写真が少なくなるな(笑)
御小屋山(御柱山)。
諏訪大社の7年に一度の式年造営には、ここから新しい御柱が切り出されるそうですよ。
2015年09月05日 13:48撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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御小屋山(御柱山)。
諏訪大社の7年に一度の式年造営には、ここから新しい御柱が切り出されるそうですよ。
テント場が張れそうな場所がありました。
もちろんダメでしょうけど。
2015年09月05日 13:49撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/5 13:49
テント場が張れそうな場所がありました。
もちろんダメでしょうけど。
舟山十字路と美濃戸口への分岐地点。
ここを左に行きます。
2015年09月05日 13:50撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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舟山十字路と美濃戸口への分岐地点。
ここを左に行きます。
ここからは腐葉土の踏みしめられた道。
2015年09月05日 13:52撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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ここからは腐葉土の踏みしめられた道。
テングダケ、ですかね。
2015年09月05日 14:12撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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テングダケ、ですかね。
ありゃ、ピンボケだ。
テングダケの子供。
ほんと、お菓子かあんぱんみたいですね。
2015年09月05日 14:12撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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ありゃ、ピンボケだ。
テングダケの子供。
ほんと、お菓子かあんぱんみたいですね。
祠。ミニトマトがお供えされてました。
2015年09月05日 14:13撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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祠。ミニトマトがお供えされてました。
こんなところに神社?
地図にはたしかに神社の記号。
気になったので見に行ってみました。
2015年09月05日 14:22撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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こんなところに神社?
地図にはたしかに神社の記号。
気になったので見に行ってみました。
あったのはこの石碑と、
2015年09月05日 14:23撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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あったのはこの石碑と、
これが神社なのか?
歴史を感じさせるような、ミステリースポットのような、不思議な場所でした。
2015年09月05日 14:23撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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これが神社なのか?
歴史を感じさせるような、ミステリースポットのような、不思議な場所でした。
朝通った、南稜との分岐地点に到着。
2015年09月05日 14:47撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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朝通った、南稜との分岐地点に到着。
ゲートが見えてきたぞ。
2015年09月05日 14:47撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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ゲートが見えてきたぞ。
ゴール。
お疲れ様でした。
ちなみに、ここが駐車場所。
10台くらいしか停められません。
2015年09月05日 14:49撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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ゴール。
お疲れ様でした。
ちなみに、ここが駐車場所。
10台くらいしか停められません。
帰りはもみの湯です。
2015年09月05日 16:20撮影 by  iPhone 4S, Apple
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帰りはもみの湯です。
もみの湯にピンクマッチがあった!
もちろん、風呂上がりにがぶ飲み!
2015年09月05日 16:09撮影 by  iPhone 4S, Apple
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もみの湯にピンクマッチがあった!
もちろん、風呂上がりにがぶ飲み!
そしてここが、赤岳より優先してしまった(笑)ヴィラ・アフガン!
雰囲気あるでしょ?
2015年09月05日 16:54撮影 by  iPhone 4S, Apple
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9/5 16:54
そしてここが、赤岳より優先してしまった(笑)ヴィラ・アフガン!
雰囲気あるでしょ?
これが食べたかった!
ベーコンエッグとローストポークのカレー!
ツボの中のルーは欧風のコクのある味わい。
辛さとご飯の量を選べます。
ほんとに美味しいんだなぁ、これが。
2015年09月05日 17:18撮影 by  iPhone 4S, Apple
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これが食べたかった!
ベーコンエッグとローストポークのカレー!
ツボの中のルーは欧風のコクのある味わい。
辛さとご飯の量を選べます。
ほんとに美味しいんだなぁ、これが。

感想

初バリエーションです。

まぁ、バリエーションとは言え、超入門用。
ほとんど一般道レベル。

元々、天気が良ければ、甲斐駒ヶ岳を黒戸尾根ルートでテント一泊ピストンするつもりだったが。
日曜日の天気がよろしくない。。。orz

日帰りならどこにしよっかなぁと思案し、最初は冬に登った赤岳山荘から南沢〜地蔵尾根〜赤岳ルートにプラスして阿弥陀岳に登ってこようかと計画。
真っ白なあの季節、阿弥陀岳の存在感に惚れ惚れし、いつか登りたいと思っていたのだ。
で、地図を眺めながらコースタイムなどを調べていたら、「阿弥陀南稜」の文字に目が止まる。
そうだ、ここはバリエーションがあったなぁ。
なになに?岩登り経験者以外立ち入らない事、だと?
そういえば、このルートは冬期の阿弥陀岳登頂ルートとして良く聞くなぁ。
カジった程度だが、岩登りの経験はあるし、基礎も学んだし。
冬期は無理だけど、この時期なら自分でも行けるんじゃ?

てことで、早速ネットで情報集め。
ふむふむ、ここはバリエーションルートの入門としては最適らしい。
踏み跡も終始しっかりついていて、迷う事もなかろう。
途中の岩場も、今の自分の技量でも行けるかな。
時間と体力があれば、赤岳まで行っちゃおう。

金沢を金曜の夜10時頃出発、オール下道で舟山十字路の登山口に着いたのは深夜3時くらいで一番乗り。
だぁれもいない暗闇、なんだか不気味で怖かったので、音楽をかけながら仮眠。
初めてで、しかもバリエーションなので、明るくなってから出発しよう。

車の気配で目が覚め、明るくなり視界もききだした5時に出発。

ところが、である。
地図上には、阿弥陀南稜に向かう点線ルートは、御小屋尾根ルートの入口ゲートではなく、水場の奥にある、もう一つの別のゲートを通っている。
自分もその通りに進み、そのゲートを通過したところで、「はて?なんか違うぞ?」。
事前にネットで調べたコースの様子となんか違う。
このまま行っても行けないことはないだろうが、ここは下手な判断はせず、一旦戻ろう。
ってことで、スタート地点まで戻り、もう一つのゲートを越えてみる。
ほどなく御小屋尾根と阿弥陀南稜の分岐標識。
これだよこれ。これが正解。
事前リサーチ、重要である。

しばらく林道、その後、標識に従い林道を外れ南稜の本コーススタート。

このコース、バリエーションとは言え、踏み跡はしっかりついてるし、赤テープやらペンキマークやらの目印も充実。
さらには私有地になってるのか、立ち入り禁止の鉄線がルートに沿うように張られ、境界改札がそこら中に旗門のようにあるため、ほぼ一般道。
が、それは無名峰まで。
無名峰から先はマーキングはないものの、踏み跡はしっかり。

そんなわけで、あまりバリエーションって感覚が湧いてこなかったわけであるが、P3のルンゼに来た時は、「あぁ、これがあるからバリエーションなんだなぁ。」と。
ここは、ちょっとでも岩を登れる人じゃないとちょっと厳しいかもね。
コース説明にも書いたが、岩場経験あっても、鎖やロープ、鉄杭などに頼ってる人はやめた方がいい。

なんだかんだ、阿弥陀岳山頂到着。
人はパラパラいる程度。
赤岳の迫力が素晴らしい。
ここからは権現岳の山容もよくわかる。
で、到着時間は10時ちょうどくらい。
スタートで無駄な時間をとってしまい、1時間近く遅くなってしまった。

さて、赤岳をどうするか。
体力的には結構疲れてはいたが、行って行けないことはない。
地図のコースタイムでは、阿弥陀岳からの往復で3時間程度。

実は今回の登山、阿弥陀岳、初バリエーションの他に、もう一つのミッションがあったのだ。(単に行きたいだけである)
この八ヶ岳界隈に、チョー美味いカレーのお店があるのだ。
下山後はそのカレーを楽しみにしてたのである。

昼食をとったので10時半。
今の体力で赤岳往復すると、下山は5時前後、下手するともっと遅くなるだろう。
目的のカレーのお店は19時半まで。
しかも、清里の近く、山梨県側なのだ。
さらに、下山後はまず最初に温泉に入らねば。

間に合わないかもしれない。。。


4分程悩んだ結果、私はカレーを取ったのだ。

赤岳よりカレーを優先したのだ。

私は山ノボラー失格なのだろうか。。


冗談はこのくらいで、カレーが食べたかったのは本当だが、
下山時間があまり遅くなるのも嫌だったこと、体力的にもあまり自信がなかったのもあって、ここは無理しないでおこうと判断した次第。
赤岳、真冬に登ってるしねぇ。

が、このまま降りても早すぎるので、せめて中岳だけでも行ってこよう。
てことで、中岳のピークだけは踏んできました。(笑)

下山ルートはやはりバリエーションの中央稜にするか、一般ルートの御小屋尾根にするか考えたのだが、
中央稜は下調べが不十分であったのと、一般ルートも知っておいた方がいいだろうとの判断で御小屋尾根から。

もみの湯で汗を洗い流し、体を癒したあと、カレー屋についたのは、夜の開店時間の17時ちょうど。
ミッション・コンプリートである。
あ、いや、赤岳登ってないのだった。。ミッション・ロストだ。

だが、赤岳まで行ってたら、やはりこのメイン(?)のミッションには間に合わなかったということだ。


さて、そのカレーのお店とは!

八ヶ岳の麓、山梨県側にある、「ヴィラ・アフガン」というお店である。
ヤマレコでもチラホラ登場してるようで、結構有名なお店かと。

何年も前に、バイク雑誌でこの店が紹介されており、すごく気になっていた。
実は今年の春に登山とは別でここを通った時に、ここのカレーをいただいたのだが、それはもう美味しくて、めちゃめちゃ気に入ってしまったのである。

なので、せっかく近くに行くのだから、絶対食べて来ようと。
登山の後に食べたら、それはそれは美味しいはずである!

どんなカレーかは、レコの写真を見てください!
いや、美味しかった!
登山の後に、このボリュームは最高だ!

満足した帰り道、偶然にも諏訪湖の花火大会に出くわす。
じっくり見たかったが、帰りが遅くなるので、これは車で走りながら鑑賞。
最後にとっても素敵なご褒美をいただいた気分でした。


さぁ、今度は冬期の阿弥陀南稜か?
いやいや、そんな技量はないだろう。。。(^^;)

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コメント

そこまで有名とは、、、
南陵おつかれさまです。

確かに週末や休み期間中は行列していますね?

自分も、ベーコンエッグカレーがお気に入りです
2015/9/7 1:58
Re: そこまで有名とは、、、
airmake07さん、こんにちは!

有名、ですよね?
この日も、食べて店を出る時、すでに待ってる人が何人もいました。

ショルダーベーコンが復活してたみたいですが、次回にしました。
まだ食べたことがないんで、また来るのが楽しみです!
2015/9/7 2:21
coral_reefさん、こんばんは。
「阿弥陀南稜」にチャレンジしたいと思ってました。

coral_reefさんのレコは非常に詳細でとても参考になりました。
岩場が好きですが、十分な力量が付いた時にチャレンジしたいと思います。

そしてちょっと気になったのがヴィラ・アフガンのベーコンエッグカレー!!
登山後の空腹には最高のごちそうですね。
そちらもチャレンジしたいと思います(笑)
2015/9/7 22:21
Re: coral_reefさん、こんばんは。
harukitiさん、こんにちは!

参考になれば嬉しい限り。
ちょっとわかりにくい場所や、ルートの状態などを伝えられたらと思いながら書きました。

そんなに構えなくても、ある程度岩場を経験されているなら、たぶん問題なく行けるとおもいます。
今の季節が暑くもなくちょうどよいと思うので、天気の良い日があれば、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

ヴィラ・アフガンは期待通りの美味しさでした!
こちらは登山でなくてもぜひご堪能を!
2015/9/8 0:21
いいレコですねぇ〜
ミッションって何!!
って思ったところで、カレーですよ。
そりゃ、譲れないミッションに違いないです。
いや〜、こういうレコ、大好きです。
カレーバンザイ お笑いバンザイ
その4分が核心部だったに違いないと、私は確信しておりますよw
それに、山行自体は初バリエーションの心の動きがよく出ていて。
つい音楽をかけてしまう辺り、めっちゃ共感しました
え、あ、そういうとこじゃないですよね

岩場もバリエーションも山も好きだけれど、それと同様かそれ以上のものがある。
っていう茶目っ気洒落っ気。
ホント、いいレコを読ませていただきました。
ありがとうございました
2015/9/18 21:07
Re: いいレコですねぇ〜
muniさん、どもども!
レス遅れました

ミッション、大事ですよ、はい。
わたくしの山行には、ほぼ必ずと言っていいほど、山、湯、食、のミッションがございまして。
どれも外すことが出来ないミッションなのでございます。
もはや、ワンセット。

そうですね、ルンゼより何より、赤岳に登るか悩んだ4分がこのミッションの真の核心だったのでしょう(笑)

かく言うmuniさんも、miouさんともどもに、これに「お酒」という大事なミッションがありますよね?(笑)
2015/9/23 10:27
こんにちは
Coral_reefさん、こんにちは。Rwenzoriです。
バリエーションルートなんてすごいですね~。しかも金沢から日帰りで八ヶ岳なんて恐れ入りました。良い山を続けられているようでなによりです。
最後のカレー屋さんには今度家族で行こうと思います。八ヶ岳なら家からは近いので。
自分は北アルプス以降は日帰りで細々登っています。でも今年はもう終わりかな~なんて。来年に向けて今から計画練ろうと思います。
2015/10/17 15:12
Re: こんにちは
Rwenzoriさん、こんにちは。

バリエーションと言っても、ほとんど一般道。
唯一、P3だけがちょっとって感じですね。
八ヶ岳、たしかに遠いですけど、なんとか日帰り可能です。
ただ、帰りの眠気は辛いっすわ!

カレーはぜひぜひ!
2015/10/18 0:33
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ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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