精進口登山道(精進湖〜大室山経由〜三合目)


- GPS
- 08:33
- 距離
- 33.2km
- 登り
- 1,169m
- 下り
- 1,169m
コースタイム
- 山行
- 8:08
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 9:48
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・精進口登山道は、ほぼ全区間、登山道と言うよりは遊歩道か林道 ・富士宮鳴沢線分岐から本栖風穴方面への道は、初めは林道レベルだが、途中で消滅 ・大室山へは、登り下りともに急登で踏み跡も不明瞭であるが、どこでも歩けるので、方向を見定めて好きなところを歩ける。 |
その他周辺情報 | 中央道17時頃、小仏トンネルを先頭に渋滞17km |
写真
感想
今回の山行の目的は、
1) 青木ヶ原の樹海を歩く
2) 大室山に登る
3) 高尾山〜富士山剣ヶ峰間で唯一の未踏破区間、精進湖〜二合目を歩く
早朝の青木ヶ原は、苔むした静かな原生林で清々しく気持ちよかったが、やはり初体験の青木ヶ原は、清々しさを100%満喫できず、見たくはないのにどうしても周りをキョロキョロと探してしまった。しかし、だんだん慣れってくると、こんなメジャールートから見えるところに、変なものがあるわけがないと思えるようになり、落ち着いて青木ヶ原の原生林を満喫した。
青木ヶ原を落ち着いて見ると、鬱蒼とした原始林だけではなく、よく整備された明るい樹林帯もあり、色々な景色が楽しめた。
どうも「青木ヶ原」と言うとマイナスのイメージがあるが、実際には縦横に、よく道が整備されており、静かな原生林を散策するには最高の場所だと思う。これが年間30万人も訪れる山とは思えないほど、静かで気持ちのいい場所であった。
大室山は以前から気になる山だったので、この機会に行ってみた。
ヤマレコの足跡と地図を参考に、北から本栖風穴へ向かうルートをとったが、ヤマレコの地図にもあるように途中で道が消滅。ただ、大室山の根元までは300m程度だし、原生林の中を歩いてみたいと思ったので、方向を見定めて突入した。この辺は、溶岩の上を厚い苔が覆っており、朽ちた倒木も多いが、藪こぎに比べれば楽である。溶岩の隙間を苔がフタをした自然の落とし穴に細心の注意をし、10分少々で遊歩道へ出た。大室山の周りには地図にない整備された道がかなりあるようだ。
遊歩道で本栖風穴を経由し、大室山の根元にたどりついた。山頂へ向かう微かな踏み跡はあるが、倒木や下草もなく、急ではあるが起伏の少ない斜面なので、適当に歩きやすい所を登って行くことができる。山頂の100mくらい手前から笹ヤブとなるが、膝上から腰くらいの高さなので、これも適当なところを歩くと登山道に飛出し、ほどなく北峰の山頂に着いた。
北峰から南峰までは500m程で、途中ヤブっぽい所まあるが、道がはっきりしているので特に問題は無い。三角点はこの先にある展望地の50mほど手前の分岐を左に行ったところにある。三角点の周りは背丈以上のヤブのため、視界は無い。
南峰の南斜面へ出ると、この日唯一の展望で朝霧高原から富士宮方面が一望できたが、雲が多く富士山はほとんど見えなかった。
下山は、初め北へ向かうはっきりした登山道を行ったが、登りと同様、どこでも歩ける斜面のため、登山道を外れてショートカットし、神座風穴に寄って精進口登山道に復帰した。
その後、遊歩道的登山道で静かな原始林を満喫して二合目へ向かった。
今回の一番の目的は、高尾山から富士山剣ヶ峰を繋げることで、二合目でこの目的が達成された。
今年は、菜畑山と丹沢を繋げたり、大変な苦労をして八幡尾根を歩き、茅ヶ岳と金峰を繋いだりしたが、これら全てが剣ヶ峰と繋がった達成感は大きかった。全くの自己満足でしかないが、高尾、奥多摩、奥秩父、丹沢あたりの山へ行って、富士山を見たとき、そこからあの頂上まで繋がっていると思うと、気持ちがよさそうで今から楽しみだ。
いつもは15〜20km程度の山行のところ33km歩いたが、道がよかったのと達成感で疲れを感じなかった。
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