記録ID: 71328
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ハイキング
奥多摩・高尾
真名井北稜（まない）、川苔山（川乗山）周辺バリエーションルート 東京電力送電線 新秩父線39号鉄塔〜新秩父線43号鉄塔 「新秩父線シリーズ」 [東京都西多摩郡奥多摩町]
2010年07月17日(土) [日帰り]
東京都
sj53
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.3km
- 登り
- 874m
- 下り
- 0m
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真名井北稜登山口(35.83742, 139.15703) 08:20 - 08:35尾根に出る(35.84023, 139.15397 東電黄杭あり)08:35 - 08:45 No.40鉄塔08:45 - 08:55 No.41鉄塔08:56 - 09:14 No.42鉄塔09:15 - 09:30伐採地の一番高い隅っこ09:30 - 09:35 No.43鉄塔に続く尾根合流09:35 - 10:00 1002m地点(35.852027, 139.130528)10:00 - 10:30 1168m地点(35.851351, 139.123694) 10:30 - 10:45真名井沢ノ頭(35.84903, 139.11881)10:47 - 11:04エビ小屋山(35.84432,139.12294, 1147m地点)11:10 - 11:28 エビ小屋山から東に延びるの尾根を降り林道に合流(35.84322, 139.12947) 11:28 - 11:33 真名井林道赤杭尾根乗越地点(35.84176, 139.13319, 標高約930m) 11:50 - 12:07真名井北稜登山口(駐車地点) *真名井北稜登山口及び赤杭尾根乗越は著者の勝手な命名です。xxxxm地点は2万5千分の1の地形図上での標高点です。
| 天候 | 薄曇り、標高1,100m以上はガス 登山口の気温27℃程度。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2010年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
自転車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
初めに ====== � ／震尚翹摸任鰐だ鞍�ルートです。コースの起終点も、コース途中も、道標は一切ありません。他のネット情報などにあるコース上の手製のプレートなども、登山当日は全く見当たりませんでした。過去に私が赤杭尾根を歩いた際に見た真名井沢ノ頭やエビ小屋山頂を示す手製プレートも撤去されていたので、周辺の私製道標の一斉撤去が行われた模様です。 東京電力送電線鉄塔巡視路用の標識杭はありますが、目印にはなっても示されているのは鉄塔への案内だけです。他の地形以外の目印は鉄塔だけ(番号が掲示されている)。ルート途中には迷いやすい箇所が複数あり(特に下山ルートとして利用した場合)また誤って沢筋に降りてしまうと脱出が困難になります。つまり低山といえども遭難する可能性が十分にあるルートです。 登山経験に加え、読地図力、コンパス、更にガスなどを考慮するとGPSが欲しいルートです。GPSも事前に分岐点などのウエイポイントをインプットしておかないと精度の高いナビゲーションは期待できません。 �◆‥个蝓Σ爾蠅妊襦璽肇侫．ぅ鵐妊�ングの難易度が全く違うコースです。登りで迷う確率は比較的低いと思いますが、下りでは他のインターネット情報にもあるように、注意しないと確実に道間違いをしてしまう様です(尾根違いに入ってしまう)。 コースを登りで利用する場合も、途中で引き返さなければならない場合に備え、途中要所要所（特に1002m及び1160m地点）で下山をイメージしながら周辺確認を怠らないようにして下さい。 �� 1/25000地形図では送電線は記載されていても鉄塔の位置までは記載されていませんが(※Yahoo mapには鉄塔位置も記載されている)、標高点と等高線、それに送電線を頼りに、尾根と思われる線を辿っていくと、真名井北稜の大まかなルートを捉えることができます。 �ぁ‥个蠅両豺腓療澗Г蓮�基本的には自分が常に尾根上か、もしくは真名井沢側にいることが確認でき、かつ登り続けていれば(途中大きく下ることはない)最後には真名井沢ノ頭に辿りつけます。ただ1002m及び1160mの急斜面を登るところでは注意深いルートファインディングが要求されます。一部区間で尾根を大丹波沢側に巻く区間もありますが、巻く距離は短く、また道が明瞭な区間でありそれほど心配はありません。 �� コース上で出くわす鉄塔は下からNo.40~No.42の3本だけであり、その他の鉄塔に出くわした場合はコースから外れていることになります。ただNo.43鉄塔はコースのすぐわきであり(巻いているだけ)、若干道が不明瞭になるかもしれませんがNo.43鉄塔から正規ルートへの復帰は容易だと思います。 �� ここでの案内は登りの場合の供述です。 著者は真名井北稜を下山ルートとして利用したことはないので、下山ルートとしての利用を予定されている方は必ず他の情報を参照願います。 �� 緯度経度情報を含め ここに提供されている全ての情報はあくまでも参考までに提供させて頂いております。 添付のルート図はあくまでも真名井北稜の概念図であり、実際の登山に利用できる精度はありません。本情報利用による如何なる不利益が生じても、著者は一切の責任を持ちません。 全ては自己責任で行動願います。 �─ゞ畴�は害獣駆除でハンターの入山が増えています。 特に冬場などはハンター以外は殆ど人が入らない山域なので動物と勘違いされ誤射される可能性は少なくともハイキング道沿いよりは高いと思っています（滅多にあることではないと思いますが）。 私は一般的ではないエリアに入山する際にはハンターと同じ蛍光オレンジの帽子をかぶり、またハンターの気配を感じたらわざと大声で「こんにちは！」というようにしています。 通常複数人で山に入るハンター達は、自分達以外の人を見かけた場合、トランシーバーで連絡を取り合い事故予防（要は動物じゃないから撃つな、と）を行っているので、ハンターに自分の存在を気づかせるのは大切なことです。 �� 当日は柔らかい銀行を携帯していたのですが、尾根上でも辛うじて電波一本、しかも実際に使おうとすると圏外になってしまう状況で、結論としては尾根の上でもダメでした。子供の携帯は大丹波に中継設備があると思いますので、利用可能の可能性が高いですが、それでも見通しのよい尾根筋に限られると思います。 コース概要(登りの場合) -------------------------------------------------------------- 真名井北稜登山口から北稜尾根に出るまでは約15分の行程。道はしっかりしている。急だが顎が出てしまうほどではない。尾根に出たところで新秩父線No.39号鉄塔への案内杭あり(No.39方向には行かない)。 尚、No.39号鉄塔へは往復5分。 尾根に出たらNo.40鉄塔方面に尾根を登る。 道は明瞭。最初の鉄塔がNo.40で、あとは下から上へNo.41,42と続いている。No.42鉄塔まではひたすら尾根伝いに登る。途中巻く箇所もあるが、尾根から大きく離れることはない。鉄塔周辺は切り開かれているのだが、木がないため夏季は藪がうるさくなる。No.41鉄塔で先の尾根道が見つからず(そのまま藪を進めばすぐに明瞭な尾根道があったのだが判らなかった)鉄塔の北側の不安定な斜面を巻くこととなった。No.42を通過しなおも尾根上を進むと進行方向左側(真名井沢側)に広大な伐採地が現れ、展望が一気に開ける。ここからは尾根上を忠実には進まず、尾根より少し真名井沢寄りの、伐採地の上限ラインを辿る。伐採地の一番標高の高い西北の隅から再び森林に入り、道なりに進んでいくと、ほどなく右手から来た尾根道と合流する。この合流点は下山利用の時は見逃しやすい地点だと思う。事実下山利用の体験記の多くは、そのまま尾根を進みNo.43鉄塔にたどり着いてしまっている（それでも問題はないと思うが若干遠回り）。この地点では既にNo.43鉄塔は背後となっており、伐採地ラインを進むことにより鉄塔の真名井沢側に巻く形となった。尚、No.43以降、北稜上には鉄塔はない。つまりNo.43を巻くとせばNo.42が最後の鉄塔となる。 合流点を過ぎると暫くは尾根上の快適な道が続くが1002m地点手前から急登斜面が始まる。両手も使わないと滑り落ちそうなほどである(それまでは息が乱れる様なシンドイ登りは無かった)。この先の1168m地点手前もそうだが、急登斜面ではハイカーそれぞれ登りやすいルートを取るためか踏み後が明瞭でなく、その事が下山時の道間違いを誘発させているものと考えられる。赤テープも一応あるが数は少なく注意が必要。急登斜面が終わると尾根道に合流するが、ここら辺が1002m地点になる。 下山利用の場合、この地点で右下に下るべきところを そのまま尾根道を進んでしまい、巡視路の階段（簡易的なステップ）やNo.45鉄塔に辿り着いて初めて尾根違いに入ってしまったことに気づくケースが多いようである。 尚、真名井北稜に階段やステップ箇所はない。 しばらく尾根道を進むと、今度は1168m地点への急登が始まった。ここを登り切った付近が1168m地点で、ここも下山利用の場合は若干迷いやすいポイントだと思う。1002m前後も1168m前後も、斜面と尾根道の関係は非常に似た感じである。この先は尾根道を粛々と登れば真名井沢ノ頭にたどり着く。ここからは赤杭尾根の整備された登山ルートを使い古里駅へ下山してもいいし、川苔山方面にもう一汗かいてもいいし、如何様にもできる。私の場合は古里駅方面へ進み、アクセス欄の説明通り、途中の真名井林道が赤杭尾根を乗り越す地点(標高約930m)にデポしておいた自転車で真名井林道を下り出発点に戻った。自転車のデポの手間はあったが、7kmの林道を何の苦労もなく20分程度で走破できた。 エビ小屋山について ------------------------ 赤杭尾根はよく整備された登山道でそのまま道標に従い下ってもよかったのだが、途中バリエーションルートであるエビ小屋山経由としたので少々説明したい。真名井沢ノ頭から下りてきてしばらくすると、左下にエビ小屋山を巻くルートとそのままピークを目指すルートの分岐(道標)がある。道標は整備されている巻道(古里駅方面)のみを示しているが、真直ぐすすむと、ほどなくしてエビ小屋山頂(標高1147m)に到達する。エビ小屋山は三角点が設置されているピークであるのにも関わらず、なぜか判らないがその存在を抹消するがごとく道標等では完全に無視されており(山頂標識もない)、赤杭尾根コースもこのピークを巻いている。また以前はあった山頂の私製標識なども全て撤去されていて、唯一頭を赤く塗られた三角点でその存在を誇示している。ピークからはそのまま尾根伝いに進む。しばらくすると急斜面の植林地が現れそこを直降することになるが、踏後は怪しくなる。ただ、白ペイントの帯が塗られた木がルートを示しており(恐らく本来は植林地の境界として塗られたものだと思うが)、その白帯に沿って下っていけば、15分ほどで林道にでくわす。この林道は最近切り開かれた真名井林道の延長部分であり、林道そのものが赤杭尾根コースの一部となっている(従来の登山ルートがそのまま拡張され林道になった)。つまりここで赤杭尾根コースに再合流。 地形的に若干混乱しやすいが、この林道を右に進めば(緩やかな登り)赤杭尾根乗越・赤久奈山・古里駅方面であり、左は巻き道で先ほどの分岐に戻る。 林道を右に進み5分もしないうちに赤杭尾根乗越地点に到達する。 この地点で林道にはチェーンゲートがあり、その先は舗装道路となっている。 尚、林道はそのまま大丹波集落(真名井橋)に下っていくが、赤杭尾根を古里駅に向かう場合は、ここから林道を離れ赤杭山(赤久奈山)・古里駅方面への尾根道を取る。 真名井林道について ---------------------------- 多くのに登山者とって、この林道は忌々しい存在であるようである。著者も費用対効果(結局地元土建屋のための、造ることに意義がある道)や環境への影響を考えると、もし時計を逆回しすることができるのであれば消し去りたい存在だと思っている。しかし我々の税金で造られてしまった以上、利用する権利は持っていると考えている。邪道と言われるかもしれないが、真名井林道は なかなか時間が自由に取れない40代中間管理職の著者にとって実は非常に重宝な存在なのである。 青梅線沿線の自宅から赤杭尾根乗越地点まで渋滞がなければ1時間程度で到達できる。乗越地点には安心して駐車できるスペースもある。たとえば日曜日、午前中はPTAだなんだと忙しくても、その後夕食まで数時間だが自由な時間が手に入る時がある。そんなとき、家内には「ちょっと近所に買い物行ってくる」などと言って、実は川苔山をピストンしてくることだって、この林道のお陰で可能なのである。 奥多摩に林道は多数あるが、一般開放されていて、かつ標高1000m位の尾根まで達している林道はあまりない。 残念ながら出来てしまった林道を今更取り壊すことは難しいので、精々有効活用するしかないと個人的には思っている。 因みに一番頭にくるのは交付金で林道を造ったくせに、安全理由などを盾に地元関係者にしか開放していない林道である。人の金で造っておいて、それを税金を払った大多数には使わせずに地元だけで独り占めするのは泥棒行為といえる。 尚、真名井林道は悪路であり(一部だけ舗装区間あり)、慎重に運転しないと事故に至らずとも鋭い岩石でタイヤをバーストさせたり、ボディを傷つけたりする可能性大である。また落石の危険も多いにある。乗用車(セダン)の場合、ライン取りができないとスタックする可能性が高い。車高の低いスポーティー車は絶対無理。くれぐれも自己責任での通行をお願いしたい。 多くの地図では真名井林道は山腹途中までしか開通していないように記載されているが、著者が知る限り2004年には既に赤杭尾根に達しており、しかも最近、従来の赤杭尾根登山道の一部をそのまま拡張した形でエビ小屋山方向に延長された。よって赤杭尾根ルートが一部区間とは言え標高900m-1000m付近で林道歩きとなってしまった。 |
写真
真名井橋から真名井林道を200mほど入った右側(左岸側)にある、真名井北稜への取り付き(登山口)。 No.39の方へ登っていく。 (35.83742, 139.15703)
真名井橋から真名井林道を200mほど入った右側(左岸側)にある、真名井北稜への取り付き(登山口)。 No.39の方へ登っていく。 (35.83742, 139.15703)
伐採地。谷底は真名井沢。反対側の山腹に見えるのが真名井林道。赤い矢印の地点で上部大崩壊により長らく通行止めとなっていたが、2010年7月時点では復旧しており、赤杭尾根まで車で入れる。悪路につき注意。乗用車はライン取りができない人は無理。4WDも注意しないと鋭い岩石でタイヤバーストなどの危険がある。
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伐採地。谷底は真名井沢。反対側の山腹に見えるのが真名井林道。赤い矢印の地点で上部大崩壊により長らく通行止めとなっていたが、2010年7月時点では復旧しており、赤杭尾根まで車で入れる。悪路につき注意。乗用車はライン取りができない人は無理。4WDも注意しないと鋭い岩石でタイヤバーストなどの危険がある。
少々脱線しますが、2007年11月頃の真名井林道大崩壊現場をご参考までに。この現場の、標高差にして約50m上をカーブで折り返した林道の上部が通っているのだが、そこの道床が抜け落ちる形で大崩落したもの。著者が知る限り2年以上車が通れない状態だった。それにしても地元建設業にとって林道がいかに”大切”かは理解できる。造るだけでなく、こうやって確実に自然災害が発生するので(無理矢理山肌に道を付けているのだから当たり前)何年にも渡って修復工事や災害防止工事で潤う仕組みとなっている。
少々脱線しますが、2007年11月頃の真名井林道大崩壊現場をご参考までに。この現場の、標高差にして約50m上をカーブで折り返した林道の上部が通っているのだが、そこの道床が抜け落ちる形で大崩落したもの。著者が知る限り2年以上車が通れない状態だった。それにしても地元建設業にとって林道がいかに”大切”かは理解できる。造るだけでなく、こうやって確実に自然災害が発生するので(無理矢理山肌に道を付けているのだから当たり前)何年にも渡って修復工事や災害防止工事で潤う仕組みとなっている。
伐採地からNo.43鉄塔を真名井沢側へ巻く形で登り尾根に合流した地点で、後ろを振り返り撮った写真。下山の時はここで矢印の赤テープの方へ巻いていかなければならないのだが、多くの人はこのまま尾根を進んでしまいNo.43鉄塔にでくわすようである。
伐採地からNo.43鉄塔を真名井沢側へ巻く形で登り尾根に合流した地点で、後ろを振り返り撮った写真。下山の時はここで矢印の赤テープの方へ巻いていかなければならないのだが、多くの人はこのまま尾根を進んでしまいNo.43鉄塔にでくわすようである。
少々とんで、エビ小屋山頂。標高1147m。 (35.84432,139.12294)
エビ小屋山から東に延びるの尾根を降り林道に合流する地点。ここで林道は再度赤杭尾根を乗越す形となる。この付近では赤杭尾根コースはこの林道を歩くようになっており、林道上に道標がある(矢印)。 写真左下方が川苔山、右上方が赤杭山、古里駅。 (35.84322, 139.12947)
エビ小屋山から東に延びるの尾根を降り林道に合流する地点。ここで林道は再度赤杭尾根を乗越す形となる。この付近では赤杭尾根コースはこの林道を歩くようになっており、林道上に道標がある(矢印)。 写真左下方が川苔山、右上方が赤杭山、古里駅。 (35.84322, 139.12947)
赤杭尾根乗越(35.84176, 139.13319 標高約930m)。 先に見える砂利道の部分を歩いてきた。チェーンゲートから先の砂利道は一般車通行止。砂利道は最近延長された区間で、ここで一度赤杭尾根を乗越すが、小丹波への峠道とはなっておらず、数百メートル小丹波側に入った後に上記の通り再度赤杭尾根を乗り越し、大丹波側(真名井沢側)に入る。
赤杭尾根乗越(35.84176, 139.13319 標高約930m)。 先に見える砂利道の部分を歩いてきた。チェーンゲートから先の砂利道は一般車通行止。砂利道は最近延長された区間で、ここで一度赤杭尾根を乗越すが、小丹波への峠道とはなっておらず、数百メートル小丹波側に入った後に上記の通り再度赤杭尾根を乗り越し、大丹波側(真名井沢側)に入る。
感想
奥多摩の山々が行楽地と化している中で、この様な比較的長い未整備ルートがあったことに驚きを感じている。 しかも”北稜”というネーミングは心を掻き立てるものである。 何時かは登ってみたいと考えていた。 しかし自分にとっては裏庭みたいに感じているエリアであり、わざわざ貴重なお休みを使う気にもなかなかなれず、存在を知ってから数年が過ぎてしまった。その”何時か”はある日突然やってきた。 とあるイベントがキャンセルになり土曜日が自由になったのだ。だが遠出する準備もしていなかったので、急遽北稜初踏を決意したのであった。 北稜と言うからにはさぞかし辛い道程が待ち構えているのだろうと覚悟したのだが、実際には2時間半程度で登りきってしまった。藪こぎルートではないし、標高差を考えれば当たり前といえば当たり前だが。。。 やはり次回は1月か2月頃、北稜の名前にふさわしい次期にスパッツと軽アイゼンの装備でチャレンジしたいと思う(その時は真名井林道下り用にクロカンスキーを担いでいこうか!?)。
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