ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 714034
全員に公開
沢登り
支笏・洞爺

【風不死岳ロックサムルート】山頂経由〜北尾根下山

2015年09月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:20
距離
6.5km
登り
1,008m
下り
946m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:04
休憩
0:17
合計
6:21
6:34
78
林道16号入口
7:52
8:00
198
ロックサム
11:18
11:19
4
夏道登山道合流
11:23
11:31
84
12:55
北尾根登山口
歩いて参りました!「風不死、バリエーションルート」(^^)v

ルート上に親指に似た岩がある事から名付けられた「ロックサムルート」
危険箇所がある事や藪漕ぎ必須である事からやや玄人向けの感があり、今までためらっていました。

風不死岳を枯沢から詰め、滝を高巻き、藪を漕いで山頂へ(^^
天候 曇り(時々少雨も、比較的展望良好)
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
危険箇所ありますが、感じかたに個人差があるため書き込みを控えます。
(※枯れ沢歩きです。)
いよいよです。
16号脇のスペースを見つけて駐車し、沢入口へ向かいます。
2015年09月12日 06:35撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10
9/12 6:35
いよいよです。
16号脇のスペースを見つけて駐車し、沢入口へ向かいます。
苔むした沢地形内です。(こちらは条件の良い区間です)
倒木を避けたりして進みます。
2015年09月12日 06:49撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
9/12 6:49
苔むした沢地形内です。(こちらは条件の良い区間です)
倒木を避けたりして進みます。
倒木などにより、歩きにくい区間もありました。
2015年09月12日 07:17撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/12 7:17
倒木などにより、歩きにくい区間もありました。
テン場っぽい所がありました。こんなとこで幕営する?(posi)
7
テン場っぽい所がありました。こんなとこで幕営する?(posi)
positiveさんと先頭を交代しながら登ります。
2015年09月12日 07:38撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
9/12 7:38
positiveさんと先頭を交代しながら登ります。
そして念願のロックに到着(^^)v
2015年09月12日 07:53撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
16
9/12 7:53
そして念願のロックに到着(^^)v
喜びを身体で表現するpositiveさん(^^
2015年09月12日 07:52撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
16
9/12 7:52
喜びを身体で表現するpositiveさん(^^
岩の親指・・・ロックサムです(^^
2015年09月12日 07:58撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
9/12 7:58
岩の親指・・・ロックサムです(^^
更に登ると支笏湖が望まれます。
記念写真をパチリ(^^
2015年09月12日 08:18撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11
9/12 8:18
更に登ると支笏湖が望まれます。
記念写真をパチリ(^^
岩の上に生えている木が印象的です。(posi)
8
岩の上に生えている木が印象的です。(posi)
更に登って行きますと、最初の滝に到達
左岸をへつる予定でしたが、濡れていてリスクあり。
安全重視、右岸を巻きます。
2015年09月12日 08:27撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
9/12 8:27
更に登って行きますと、最初の滝に到達
左岸をへつる予定でしたが、濡れていてリスクあり。
安全重視、右岸を巻きます。
高巻いているEi-taroさん。
8
高巻いているEi-taroさん。
そして直ぐに次の滝が見えてきます。
2015年09月12日 08:42撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/12 8:42
そして直ぐに次の滝が見えてきます。
滝そのものに、苔が付いている・・・珍しい光景です。
スケール感はこの様な感じです。
9
滝そのものに、苔が付いている・・・珍しい光景です。
スケール感はこの様な感じです。
positiveさん先行にてルンゼを登ります。
続いて私もクリアしました(^^

先行したはいいのですが、この先で少しの間進退窮まりました。判断が未熟で猛反省しました。(posi)
2015年09月12日 08:46撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11
9/12 8:46
positiveさん先行にてルンゼを登ります。
続いて私もクリアしました(^^

先行したはいいのですが、この先で少しの間進退窮まりました。判断が未熟で猛反省しました。(posi)
更に登ります。
2015年09月12日 09:08撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/12 9:08
更に登ります。
人の痕跡がまったくなかったのでミニケルンをつくってきました。この辺り、とても日高チックです。(posi)
13
人の痕跡がまったくなかったのでミニケルンをつくってきました。この辺り、とても日高チックです。(posi)
支笏湖とpositiveさん
2015年09月12日 09:21撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
9/12 9:21
支笏湖とpositiveさん
三つ又、それとも四つ又でしょうか。
今回は左のルートを取る事にします。

この判断、ナイスでしたね。(posi)
2015年09月12日 09:22撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
9/12 9:22
三つ又、それとも四つ又でしょうか。
今回は左のルートを取る事にします。

この判断、ナイスでしたね。(posi)
沢地形を詰めて行くと・・・
(※やや大きめの段差を乗り越えるため、1箇所高巻きました。)
2015年09月12日 09:49撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/12 9:49
沢地形を詰めて行くと・・・
(※やや大きめの段差を乗り越えるため、1箇所高巻きました。)
ここで沢地形が終わりました。
藪漕ぎに備え、レインウェアを着て進みます。
この先、最も傾斜のある区間であるため、ある意味核心部の一つとも思えました。

傾斜がきつくて滑りましたね。両太ももが攣りそうで久々にツムラ68のお世話になりました。(posi)
2015年09月12日 09:53撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
9/12 9:53
ここで沢地形が終わりました。
藪漕ぎに備え、レインウェアを着て進みます。
この先、最も傾斜のある区間であるため、ある意味核心部の一つとも思えました。

傾斜がきつくて滑りましたね。両太ももが攣りそうで久々にツムラ68のお世話になりました。(posi)
藪の程度は低、コチラは傾斜の緩んだところです。
2015年09月12日 10:10撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/12 10:10
藪の程度は低、コチラは傾斜の緩んだところです。
(左は風不死岳)尾根を乗り越える時、樽前山がチラリと望まれました。普段は見れない角度からの展望ですので新鮮です。

樽前山が見えた瞬間はとても嬉しかったですね。(posi)
2015年09月12日 10:47撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/12 10:47
(左は風不死岳)尾根を乗り越える時、樽前山がチラリと望まれました。普段は見れない角度からの展望ですので新鮮です。

樽前山が見えた瞬間はとても嬉しかったですね。(posi)
低い雲ですが、見通しは比較的良好
支笏湖を撮影するpositiveさん(^^
2015年09月12日 10:56撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11
9/12 10:56
低い雲ですが、見通しは比較的良好
支笏湖を撮影するpositiveさん(^^
そして、風不死本峰に取り付きます。
「藪漕ぎ開始!」
鹿道を活用するも、途中から消失(^^;
掻き分け掻き分け、引っ張り上げて・・・ファイト!
2015年09月12日 11:10撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
9/12 11:10
そして、風不死本峰に取り付きます。
「藪漕ぎ開始!」
鹿道を活用するも、途中から消失(^^;
掻き分け掻き分け、引っ張り上げて・・・ファイト!
上部では藪が切れ、間もなく夏道と合流します。
2015年09月12日 11:14撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
9/12 11:14
上部では藪が切れ、間もなく夏道と合流します。
夏道に達し、再び握手(^^
そしていよいよ風不死山頂です。
2015年09月12日 11:20撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
9/12 11:20
夏道に達し、再び握手(^^
そしていよいよ風不死山頂です。
「風不死山頂に到着!」
本当に、大変有意義な道のりでした・・・。
支笏湖が望まれ、良い感じです。
2015年09月12日 11:24撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8
9/12 11:24
「風不死山頂に到着!」
本当に、大変有意義な道のりでした・・・。
支笏湖が望まれ、良い感じです。
positiveさん、山頂にて。
2015年09月12日 11:22撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
26
9/12 11:22
positiveさん、山頂にて。
樽前山も望まれます。
2015年09月12日 11:32撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
9/12 11:32
樽前山も望まれます。
それでは北尾根を下山します。
2015年09月12日 11:33撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
9/12 11:33
それでは北尾根を下山します。
北尾根登山口から16号入口へ移動、そして(^^
待っていました!positiveさん流、Yes Coke Yes!
ごちそうになりました(^^

充実感が大きいといつもより美味い!(posi)
2015年09月12日 13:09撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
24
9/12 13:09
北尾根登山口から16号入口へ移動、そして(^^
待っていました!positiveさん流、Yes Coke Yes!
ごちそうになりました(^^

充実感が大きいといつもより美味い!(posi)
(帰路より)
今日は特に感慨深い風不死岳、安全に終えて安堵しています(^^

Good Job!それでは!
2015年09月12日 13:35撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12
9/12 13:35
(帰路より)
今日は特に感慨深い風不死岳、安全に終えて安堵しています(^^

Good Job!それでは!

感想

【段取り】
週の頭に”風不死、楓沢ルート”を登り降り。
残すは、ロックサムのみとなりました(^^

「鉄は熱い内に打て」熱意が盛り上がっているうちに実行すべし!
段取りも日時変更もトントン拍子で進み、登山の準備があれよあれよの間に整のう。

秋のシーズンまっただ中!人それぞれに登りたい山もある。
そんな中、天気は雨上がりの曇りベース。ガスにやられて展望が無くてもいい。
ロックサムはこのタイミングに登るルートとして正に”打ってつけ”(^^

【登山】
下山場所とする”風不死岳北尾根登山口”にクルマをデポ、そこから林道16号脇に移りスタートします。

GPSにセットした沢地形入口を目指して林内を進みます。
GPSの示す地点と現地とを照合しながらルートを維持して進みます。

水が流れた後なのか、鹿道なのか、古い踏み跡なのか・・・
踏み跡があるようで・・・でも無い。
苔むした沢地形内を維持し、どんどんと詰めて行きます。

暫らく歩いて、ロックサム発見!思わず嬉しくなり、positiveさんと握手!

小休止の後、再び登ってロックサムの高さに来た頃に振り返ると、ロックと支笏湖の景観が良い感じです。

進んで行くと、沢に水が流れる様になります。
枯沢だと思っていたら、流れがあり少々嬉しくなりました。

その後、滝に当ります。
左岸のへつりは私達にリスク大
潔く右岸を巻いてクリア、更に登ると次の滝に当たりました。
ルンゼを登ってクリア、また更に詰めると三つ又地形に・・・。

左の沢を源頭まで詰め、そこから尾根に上がる形になります。
藪度は軽め、風不死本峰に取り付くと藪が本格化
鹿道を活用できるところは活用し、省力化して登りますが限界はあります。

最後は力技、掻き分け掻き分け引っ張り上げます。
そして夏道に合流!大変嬉しい瞬間でした。

お互いに何度も登っている風不死岳山頂ですが、この時ばかりは特に嬉しくて笑顔に。
低い雲ながらも支笏湖周辺、そして海への展望も得られ、最高の登山となりました。

北尾根を下り、そして16号入口に戻り、”締め”はpositiveさん流 Yes Coke!です(^^
(positiveさん、ごちそうさまでした。)


ちょっと気になっていたロックサム。
無事に終えて本当に良かったと思います。

それでは!

一度は歩いてみたかった「ロックサムルート」のお誘いを受けまして挑戦してきました。そびえ立つ岩塔を見たときはとても嬉しかったです。沢音を聞きながら風不死岳を登ることができるとは思っていませんでした。Ei-taroさんのルーファイで藪漕ぎも少なくて済みました。今日は鹿道のありがたさも実感できました。(鹿さんありがとう笑)藪漕ぎも仲間がいると楽しいですね。変化に富んだ山行でとても充実感がありました。Ei-taroさんありがとうございました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1987人

コメント

素晴らしいです(^^)。
せっかくのお誘いにもかかわらず本日は同行出来ず申し訳ありませんでした(~o~)。
是非3人でご一緒に藪漕をしたかったです(^^;)。
レコを見て萌えてきたので自分も11月〜12月にリベンジしますネ\(^o^)/。
2015/9/12 19:44
Re: 素晴らしいです(^^)。
morethanさんこんばんは、今日はご一緒できずに残念でした。
格好いいロックサム、サイコーでした。
険しい道のりもパティーで登ると楽しいです。
11月だと葉も落ちて更に見通しが良さそうですね。
2015/9/12 19:56
Re: 素晴らしいです(^^)。
morethanさん

ご一緒できる時にその様に出来れば、と思いますので、またの機会を楽しみに待っています。

続きはメールなどで連絡します(^-^)/
(※メール送信しました。)
2015/9/13 7:57
思った通り!
早々と計画を実行に移したのですね!

ロックサムルートは思った通り険しそうですね。
こんな所に水の流れる滝があるのは不思議な気がします。
2015/9/13 18:24
Re: 思った通り!
yahさんこんにちは。

Ei-taroさんのお陰でとても貴重な経験をさせていただきました。
いつもの北尾根やお花畑からのルートと違い、危険箇所と藪漕ぎが印象的でした。
日高を思わせるような沢があったことは本当に驚きでした。
せんじつyahさん達が行かれた楓沢も雪が降る前に行ってみたいと思っています。

それと、yahさんのブログにありました登山靴のリペアの記事、大変参考になりました。
今週中に私もリペアしようと思っています。
2015/9/13 19:22
Re: 思った通り!
yahさん、こんばんは

おかげ様で風不死、通ってしまいました(^-^)/

藪漕ぎ、フルパワー20分で何とか。
終えてみると良き思い出になりそうです。

大変辛いところですが、お薦めとは言えないのです。ご理解の程を<(_ _)>

※positive先輩の過分なお言葉、私何もしていませんです(((^_^;)
2015/9/13 21:56
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら