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Yamareco

記録ID: 7141431
全員に公開
沢登り
甲斐駒・北岳

仙丈ヶ岳(小仙丈沢↑大仙丈沢↓)

2024年07月27日(土) 〜 2024年07月28日(日)
情報量の目安: B
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
SGtyuta その他5人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
29:05
距離
20.9km
登り
1,698m
下り
1,699m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:17
休憩
0:24
合計
6:41
距離 8.3km 登り 987m 下り 304m
7:17
4
7:59
31
8:30
8:54
304
13:58
宿泊地
2日目
山行
6:02
休憩
0:12
合計
6:14
距離 12.6km 登り 711m 下り 1,381m
6:08
66
宿泊地
7:14
7:19
25
7:44
7:45
17
8:02
8:07
156
10:43
10:44
16
11:00
32
11:32
45
12:21
1
12:22
ゴール地点
天候 1日目:曇り→俄雨→晴れ
2日目:ガス→晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美和湖公園Pから自転車で仙流荘へ
仙流荘からバスで北沢峠へ
コース状況/
危険箇所等
【小仙丈沢】
2つの滝以外は歩き主体の穏やかな沢。1つ目の滝は直登(同行者は巻いた)、2つ目の滝は支流を軽度のクライム(同行者にフィックス or トップロープ)。カールに入る直前での幕営だったが傾斜地なのでオススメできない。

【大仙丈沢】
上部はガラガラ地形のみの単調な内容。落石に気を遣う場合や急斜面もあるが、鹿トレースを利用するなど。水のある区間は岸トラバース or 河原歩きで進めるため沢靴を使わなかった。上部のカール地形の滑走はとても良さそうに感じた。
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
1つ目の滝。当然水際からアプローチ!
2024年07月27日 09:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/27 9:44
1つ目の滝。当然水際からアプローチ!
同行者に撮影していただいた僕と1つ目の滝。水のすぐ左の乾いたラインを直登しました。
2024年07月28日 19:16撮影
7/28 19:16
同行者に撮影していただいた僕と1つ目の滝。水のすぐ左の乾いたラインを直登しました。
美しい滝。水による風が気持ちよかった。
2024年07月27日 09:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/27 9:48
美しい滝。水による風が気持ちよかった。
フリーソロ。今いる所の少し上に1本残置ハーケンがありました。難度は…5.7がいいところ?あっても8でしょうか。入念にオブザベして成功イメージが強くなり、かつワクワクしたので強引にトライしました。が、この日は団体行動だったこともあり色々反省しました。それに登攀を前提にした共同装備でもなかったですし。
2024年07月28日 19:12撮影
1
7/28 19:12
フリーソロ。今いる所の少し上に1本残置ハーケンがありました。難度は…5.7がいいところ?あっても8でしょうか。入念にオブザベして成功イメージが強くなり、かつワクワクしたので強引にトライしました。が、この日は団体行動だったこともあり色々反省しました。それに登攀を前提にした共同装備でもなかったですし。
2つ目の滝。こちらも直登を検討したかったのですが、同行者を考慮して控えました。ちなみにこの左にある支流(写っていない)から登りました。
2024年07月27日 10:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/27 10:15
2つ目の滝。こちらも直登を検討したかったのですが、同行者を考慮して控えました。ちなみにこの左にある支流(写っていない)から登りました。
これは夕暮れの小仙丈カール内部に1人立って現地で書いたメモ。---
次第に鳥の声が遠ざかっていく。
鶯の声がいつの間にかなくなっていた。イワヒバリが遠くの茂みで鳴いている。時々聞こえてくるあの声は誰なのだろう?
小仙丈カールは静寂に包まれる。この表現がピッタリというような雰囲気。晴れたと思ったら今度はガスに閉ざされていく。
本当に静かだ。薄ぼんやりなカールの姿を見つめながら、「ああ、この時間をゆっくりとこの場所で過ごすことができて本当によかったな」と心から思った。
俄かに蝙蝠らしきものが合唱を始める。誰かの時間は誰かの時間と重なっていないこともあるんだなと改めて思う。目に見えているものが全てではないよね。そんな事を思いながら傾斜地タープに戻った。
---
2024年07月27日 19:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/27 19:21
これは夕暮れの小仙丈カール内部に1人立って現地で書いたメモ。---
次第に鳥の声が遠ざかっていく。
鶯の声がいつの間にかなくなっていた。イワヒバリが遠くの茂みで鳴いている。時々聞こえてくるあの声は誰なのだろう?
小仙丈カールは静寂に包まれる。この表現がピッタリというような雰囲気。晴れたと思ったら今度はガスに閉ざされていく。
本当に静かだ。薄ぼんやりなカールの姿を見つめながら、「ああ、この時間をゆっくりとこの場所で過ごすことができて本当によかったな」と心から思った。
俄かに蝙蝠らしきものが合唱を始める。誰かの時間は誰かの時間と重なっていないこともあるんだなと改めて思う。目に見えているものが全てではないよね。そんな事を思いながら傾斜地タープに戻った。
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翌、大仙丈沢を下りました。モレーンが何段か連なっており、いずれも滑走には急斜面というほどではない事を確認。いつかここに滑りに来たいですね。
改めて見ると小太郎山から派生する尾根が際立っていて良いですね!
2024年07月28日 08:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/28 8:25
翌、大仙丈沢を下りました。モレーンが何段か連なっており、いずれも滑走には急斜面というほどではない事を確認。いつかここに滑りに来たいですね。
改めて見ると小太郎山から派生する尾根が際立っていて良いですね!

装備

個人装備
沢靴(ラバーソール) 沢のネオプレングッズ(膝下)
共同装備
20m・30mスターティックロープ

感想

南アルプスという大きな山域にあって、このルートは非常にコンパクト(バス利用が前提)なので異質とも言える。個人的にそれは南アルプスに求めているものではないが、3000m峰の沢歩きに興味のある方などにはとても良いのかもしれないと思った。

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