記録ID: 7163390
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
憧れの赤石岳~荒川三山
2024年08月18日(日) 〜
2024年08月21日(水)


- GPS
- --:--
- 距離
- 26.4km
- 登り
- 2,960m
- 下り
- 2,960m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:17
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 5:35
2日目
- 山行
- 5:42
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 7:15
12:40
3日目
- 山行
- 5:13
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 6:40
4日目
- 山行
- 4:42
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 5:10
0日目 東海フォレストの最終送迎バスで椹島へ、1年ぶりにロッジに宿泊
した。臨時駐車場には50~60台くらい、バスはほぼ満席だった。
1日目 天気は良い、椹島でも暑い!
今日は本山行でもっとも体力を使う。休憩を長めに取りながらゆ
っくり登るが汗が滴り落ちる。途中のボッカ返しの手前で休んで
いると、奈良から来られたご夫妻とお会いし、しばしの山談義、
彼らは1週間かけて広河原まで縦走するとのこと。すごい!!
とても楽しかったです。
赤石小屋の夕食の生姜焼きはとっても美味しかった。
2日目 朝起きると晴天、聖岳、赤石岳の朝焼けがとても綺麗だった。
少し重い足で登って行くと富士見平からは赤石、聖はもちろんの
こと、上河内岳や大無限山、反対側には荒川三山がきれいに見えて
いた。私たちが山へ入る前日に砲台状展望台下で滑落による事故が
発生したとの情報があったので、いつもより慎重に進んだが、あま
り気分は良くないものである。
北沢の急登をあえぎながら登り主稜線まで登ると反対側には中央ア
ルプスや御岳、恵那山を確認できた。ここにザックをデポし山頂に
向かった。山頂の落雷で裂けたという標柱はバリバリに割れており
自然の力の大きさを実感した。
以外に広い山頂からは360°の展望、登頂の喜びが何倍にもなった、
山頂の避難小屋で名物のTシャツを買いたかったが、見本のTシャツ
は1種類しか吊るしてなく小屋番さんもいなかったので諦めた。
大聖寺平では時間もたっぷりあったので昼寝をした。小石のベッド
に寝たが、以外にも背中は痛くなくウトウトしてしまった。
荒川小屋では宿泊者は15人くらい、静かだった。夕食のカレーライ
スは美味しかったが、翌朝、小屋番さんが起きてきて電気が点灯し
たのが6時、私たちはヘッドランプで支度をし朝食を食べなければな
らなかった。
3日目 いや~な雨の中を出発。急登のお花畑はたくさんの種類の花が見ら
れ、とても綺麗だったが雨のなかで写真を撮る気にもなれず残念だ
った。お花畑を保護するために柵が設置されており、いくつかの扉
を開閉するだけでも体力を使った。
雨と霧の中を悪沢岳まで来ると青空が少し見えてきた。大きな期待
を持ち、少し待ったが一旦諦めて丸山まで下ることにした。
北アの双六岳を思わせる丸山はとても気分が良く、天候が回復する
ことと雷鳥に会えることを願いながら30分ほど待ったが期待は見
事に裏切られた。その上、小屋近くまで下ってくると雨脚は益々強
くなった。
4日目 朝起きて、窓の外を見ると多くの宿泊者がカメラを構えて富士山の
雲海やご来光を撮っている。私もあわてて外へ出た。
自然が織りなす見事な風景や色彩に感動した。
椹島までの長い下りと鉄塔への急な岩尾根の登りは疲れた足には辛
かった。
椹島ではバスの待ち時間は2時間近くあり、のんびり今回の山旅を
振り返ることができました。
した。臨時駐車場には50~60台くらい、バスはほぼ満席だった。
1日目 天気は良い、椹島でも暑い!
今日は本山行でもっとも体力を使う。休憩を長めに取りながらゆ
っくり登るが汗が滴り落ちる。途中のボッカ返しの手前で休んで
いると、奈良から来られたご夫妻とお会いし、しばしの山談義、
彼らは1週間かけて広河原まで縦走するとのこと。すごい!!
とても楽しかったです。
赤石小屋の夕食の生姜焼きはとっても美味しかった。
2日目 朝起きると晴天、聖岳、赤石岳の朝焼けがとても綺麗だった。
少し重い足で登って行くと富士見平からは赤石、聖はもちろんの
こと、上河内岳や大無限山、反対側には荒川三山がきれいに見えて
いた。私たちが山へ入る前日に砲台状展望台下で滑落による事故が
発生したとの情報があったので、いつもより慎重に進んだが、あま
り気分は良くないものである。
北沢の急登をあえぎながら登り主稜線まで登ると反対側には中央ア
ルプスや御岳、恵那山を確認できた。ここにザックをデポし山頂に
向かった。山頂の落雷で裂けたという標柱はバリバリに割れており
自然の力の大きさを実感した。
以外に広い山頂からは360°の展望、登頂の喜びが何倍にもなった、
山頂の避難小屋で名物のTシャツを買いたかったが、見本のTシャツ
は1種類しか吊るしてなく小屋番さんもいなかったので諦めた。
大聖寺平では時間もたっぷりあったので昼寝をした。小石のベッド
に寝たが、以外にも背中は痛くなくウトウトしてしまった。
荒川小屋では宿泊者は15人くらい、静かだった。夕食のカレーライ
スは美味しかったが、翌朝、小屋番さんが起きてきて電気が点灯し
たのが6時、私たちはヘッドランプで支度をし朝食を食べなければな
らなかった。
3日目 いや~な雨の中を出発。急登のお花畑はたくさんの種類の花が見ら
れ、とても綺麗だったが雨のなかで写真を撮る気にもなれず残念だ
った。お花畑を保護するために柵が設置されており、いくつかの扉
を開閉するだけでも体力を使った。
雨と霧の中を悪沢岳まで来ると青空が少し見えてきた。大きな期待
を持ち、少し待ったが一旦諦めて丸山まで下ることにした。
北アの双六岳を思わせる丸山はとても気分が良く、天候が回復する
ことと雷鳥に会えることを願いながら30分ほど待ったが期待は見
事に裏切られた。その上、小屋近くまで下ってくると雨脚は益々強
くなった。
4日目 朝起きて、窓の外を見ると多くの宿泊者がカメラを構えて富士山の
雲海やご来光を撮っている。私もあわてて外へ出た。
自然が織りなす見事な風景や色彩に感動した。
椹島までの長い下りと鉄塔への急な岩尾根の登りは疲れた足には辛
かった。
椹島ではバスの待ち時間は2時間近くあり、のんびり今回の山旅を
振り返ることができました。
天候 | 18日:晴れ 19日:晴れ時々くもり 20日:雨 21日:晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場へ着くまでに疲れてしまいます。 今回は畑薙臨時駐車場を利用、東海フォレストの送迎バスで椹島へ向かいました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
北アルプスと比べ、同じメジャーなルートでも危険箇所は多めです。 |
その他周辺情報 | 白樺荘で温泉入浴、ヌルヌルの湯はとっても気持ち良かったです! |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
|
---|
感想
南アルプス南部の山は大きい!縦走するにしても500m下って500m登り返すようなところばかり、北アルプスとは大きな違いです。
体力的には厳しいですが私達高齢者は1日の行動時間を短めに設定することにより対応しました。
赤石岳、荒川岳の縦走を計画する方は圧倒的に反時計回りが多いようです。これは赤石岳東尾根の急登を回避するためかな?私はたとえ天候が悪くても最低限、赤石岳だけでも登りたいと思い時計回りを計画しました。
急な尾根を5時間半ほどかけて赤石小屋へ到着、ここで何人かの登山者とお話しましたが、多くの方々が私達と同じ計画をしていることが分かり嬉しくなりました。
結局、4日間私達と同じ計画をしている方々が5~6組(単独の方もいました。)途中では前になったり後ろになったり、互いに声を掛け合ったり、写真を取り合ったりしながら楽しく歩くことができました。
旅は道連れと言いますが、まさしくその通りでした。
またいつかどこかの山で再会できることを心から願っています。
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コメント
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コメントありがとうございます。
そんなに弱気にならなくてもokamo1225さんならまだまだ大きな山も登れますよ。
私も長い間、山へ登っていますが、赤石岳、荒川三山は初めてなんです。今年、念願をかなえることができ嬉しく思っています。
それにしても南アルプスの山はスケールが大きいですね。登山口から山頂まで標高差が2000m以上、山と山の標高差が500m以上は当たり前ですからね。北アルプスのメジャーな山を登る気がしなくなってしまいました。
こんな大きな山の中に長い時間いると、ちっぽけで弱い心の自分を客観視することができました。山のように大きく強い心を持ちたいものですね。
涼しくなったら一緒に登りましょう!
よろしくお願いします。
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