念願の朝日連峰"プチ"縦走（天狗口〜狐穴小屋〜大朝日岳〜古寺鉱泉）

2015年09月12日(土) 〜 2015年09月13日(日)

• GPS: 34:13
• 距離: 33.9km
• 登り: 2,838m
• 下り: 2,699m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:57
• 休憩: 1:06
• 合計: 10:03

6:06 スタート地点
8:11 8:24 竜ヶ岳水場
9:55 9:58 栗畑
10:15 10:33 天狗小屋
10:42 10:50 天狗角力取山
11:20 11:20 ウツノシマ峰
12:32 12:33 湯沢峰
12:54 13:06 二ツ石山
15:26 15:37 高松峰
16:09 狐穴小屋

2日目

• 山行: 9:21
• 休憩: 0:44
• 合計: 10:05

6:15 狐穴小屋
6:30 6:31 三方境
6:46 6:46 北寒江山
7:14 7:19 寒江山
7:26 7:27 南寒江山
8:19 8:20 竜門山避難小屋
8:41 8:41 竜門山
9:50 9:51 西朝日岳
10:38 10:38 中岳
11:38 11:38 大朝日岳
12:02 12:34 大朝日岳山頂避難小屋（大朝日小屋）
13:03 13:03 銀玉水
14:21 14:23 古寺山
14:45 14:45 三沢清水
15:11 15:11 ハナヌキ峰分岐
15:15 15:15 一服清水
16:14 16:15 古寺鉱泉
16:20 ゴール地点

天候

12日　晴れ
13日　曇り後雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

1台を古寺鉱泉駐車場にデポし、南俣沢出合の駐車場から出発

コース状況／危険箇所等

＊特に危険を感じる箇所はなかったが、雨量観測所から粟畑へ向かう石段と天狗小屋へ降りていく石段が滑りやすく注意を要した。

その他周辺情報

大井沢温泉 湯ったり館（@300円）

写真

9/12 6:08

南俣沢駐車場を出発

9/12 6:31

バカ平で足馴らし

9/12 6:48

青空が嬉しい

9/12 7:10

奥に葉山が見える。左の月山には雲

9/12 7:36

辿る道筋に時折この花が咲いていて慰められた

9/12 8:12

ミヤマダイモンジソウかな

9/12 8:26

猟師の水場で一服

9/12 9:34

障子ヶ岳が見えた！

9/12 9:28

大朝日方面は雲の中

9/12 9:28

天狗角力取山へ

9/12 9:54

天狗小屋が見えてきた

9/12 9:58

粟畑から以東岳方面

9/12 9:58

主稜線は雲の中!?

9/12 10:38

天狗小屋脇の水場で水をもらいます

9/12 10:40

天狗さまの土俵と障子ヶ岳

9/12 10:45

天狗角力取山頂。大朝日方面の雲がとれてきてる！

9/12 10:50

これから向かう支稜線。主稜線の雲はもうすぐとれそう

9/12 10:51

振り返って障子ヶ岳

9/12 11:25

ウツノシマ峰あたりから。主稜線の雲はほぼとれた

9/12 11:49

湯沢峰手前の見晴し台から、先週歩いた以東岳の偉容。手前はエズラ峰？

9/12 11:50

遠くにかすんでるのはもしかして鳥海？

9/12 12:58

二ツ石山到着

9/12 12:58

空はすっきり

9/12 12:59

秋の空

9/12 13:23

旨そうなキノコ？後で聞いたらツキヨタケだそうです^^;

9/12 13:28

クマさんの爪研ぎかと思ったらツマ楊枝だそう^^

9/12 13:47

コベラメキから寒江山方面

9/12 13:48

あれがオベラメキかな

9/12 13:52

近づいてきた

9/12 14:02

オベラメキに立つ隊長

9/12 14:18

小さく狐穴小屋が見える

9/12 14:25

気持ちの良い稜線を進み

9/12 14:44

1337Pで寛ぐ隊長

9/12 14:51

気づくと後ろに女性が。後で聞いたら我々より2時間遅く出たそう。どんだけ足が速いの（我々が遅いの？）

9/12 14:52

気を取り直して高松峰に向かう

9/12 15:04

ミヤマリンドウ？カメラのストラップが写ってしまった^^;

9/12 15:09

高松峰に続く岩場に取り付く

9/12 15:12

南側は切れてます

9/12 15:26

高松峰を登り切った。よく頑張った！

9/12 15:56

ランドマークかな

9/12 15:59

ここまでくれば一安心

9/12 16:08

狐穴小屋に向かいます。到着後酒宴になだれ込んだため翌朝まで画像なし^^

9/13 6:13

狐穴のビールはよく冷えてます

9/13 6:12

何とか装備を整え出発

9/13 6:13

管理人さん＆お二人、大変お世話になりました<(_ _)>

9/13 6:26

以東岳をバックに狐穴小屋

9/13 6:26

三方境に向かう

9/13 6:27

奥は月山かな

9/13 6:31

三方境から北寒江山へ

9/13 6:32

イワウメ？葉っぱが違うような？

9/13 6:44

北寒江山。空がこのままもってほしい

9/13 6:45

昨日歩いた稜線

9/13 6:46

三面方面。三方池が見える。左は相模山か

9/13 6:48

寒江山へ

9/13 6:50

朝日を浴びて主稜線を行く

9/13 7:16

寒江山はガスってしまった

9/13 8:10

ガスの向こうに竜門小屋

9/13 8:20

E管理人さんから「中で暖まって」と優しい言葉

9/13 8:23

でも足の遅い我々は先を急ぎます

9/13 8:36

竜門山通過

9/13 8:53

紅葉が進んでいる

9/13 9:47

西朝日岳もガスの中

9/13 11:08

テンション低めで金玉水で休憩してると

9/13 10:57

ガスが切れ大朝日が姿を現した！

9/13 11:20

小屋まで急ぎ、ザックをデポして山頂へ

9/13 11:40

山頂到着。よく頑張った！

9/13 11:36

素晴らしい稜線

9/13 11:36

ここを歩いてきた

9/13 11:43

祝瓶山方面。山頂からの祝瓶の方向をずっと勘違いしてました

9/13 11:33

これから下る小朝日方面

9/13 11:50

主稜線をバックに1枚

9/13 13:06

いつも冷たくて美味しい銀玉水

9/13 14:22

古寺山で最終兵器 一口羊羹を補給

9/13 15:55

羊羹パワーであっという間に合体の樹まで

9/13 16:16

今回も素晴らしい山旅でした。お疲れさま

撮影機器：

GR DIGITAL III リコー

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール シェラフ

感想

Tak_Ok

　朝日山地の山に登るたびいつか主稜線を繋げてみたいと思っていましたが、竜門小屋の管理人さんたちが出演したBSフジ「絶景百名山」をヒントに狐穴小屋を中心にすれば一泊で比較的手軽に縦走を楽しむことができるのではないかと考え、今回そのルートを実行してきました。

　好天の予感のなか相方sanjo隊長の車を古寺鉱泉駐車場にデポし、南俣沢駐車場を出発。前回の障子ヶ岳〜天狗周回と逆向きのコースを辿ります。樹林帯を過ぎ雨量観測所あたりで障子ヶ岳が姿を見せてくれるとテンションアップ！天狗角力取山までは順調に進みますが、今日はここからが本番で隊長も私も初めての、三方境に至る稜線にいよいよ一歩を踏み出します。主稜線にかかった雲が徐々にとれていく様子に歓声を上げながら湯沢峰・二ツ石山などいくつかのピークとコバラメキ・オバラメキの岩稜帯を何とかこなし、1337ピークで休んでいると後ろに女性登山者の姿が。高松峰で追いつかれて話をしてみると何と今から竜門小屋まで行くそう！しかも我々より2時間も遅く出発したとのことでまあ世の中にはパワフルな人もいるものです。

　高松峰から狐穴小屋まではほんのちょっとで、大きな安堵を感じながら小屋に辿り着き管理人さんに挨拶すると、先着の方から「山形の人じゃないか」と声をかけられました。何と4月に村山葉山を歩いた折に出会った山スキーを楽しんでいた方でした！小屋のサポートで何と30キロ超の歩荷をしてきたとのこと。この夜はわずかなアルコールと袋麺くらいですまそうと考えていたのですが、管理人さんたちの豪勢な酒宴に招ばれてしまい、素晴らしい御馳走と避難小屋爆笑事件や山スキーのお話などを堪能しながら寝落ち。断言しますが、狐穴は朝日連峰一番の小屋です（管理人さんにそう書けと言われたわけではけしてありません^^）。A管理人さん＆山プロのお二人、本当にあざーしたーっす<(_ _)>

　翌朝お世話になった狐穴小屋に別れを告げ、以東岳の偉容を背にいよいよ憧れの主稜線を歩き出します。寒江山の手前あたりまでは朝の光を受けた素晴らしい山容を楽しみながら進みますが、徐々にガスが眺望を阻み出して寒江山山頂はすっかりガスに。ガスのなか竜門小屋、西朝日とややテンション低めに進み、金玉水で一服していると何と大朝日岳山頂と小屋がはっきり姿を見せています！慌てて小屋まで急ぎザックをデポして山頂へ。山頂からは、今日歩いてきた主稜線をはじめこれから下る小朝日・古寺山への尾根道、祝瓶方面への稜線も見渡せるほどガスがとれており、隊長と大歓声！ガスのなか主稜線をとぼとぼ歩いてきた登山者への気まぐれな慈悲だったでしょうか。
　古寺鉱泉への下りは雨に打たれながらも一口羊羹パワーで想定より早い時間に駐車場に帰着。6月の石転び沢に続き深く心に刻まれる山旅となりました。

コメント

ramisuke

本当に助かりました！
sanjoさん、Tak_Okさん、高松峰でお会いしたramisukeです。
先日はお世話様になり、ありがとうございました。

他の記録もいくつか拝見しました。
参考になりますし、しかもとても楽しい記録ばかりですね！

また、ゆっくり読ませていただきます。
次回お会いした時には、ぜひ小屋宴会しましょう。

Tak_Ok

Re: 本当に助かりました！
ramisukeさん、こんにちは！朝日は大変お疲れさまでした。ramisukeさんに教えてもらわなかったら危うくツキヨタケを収穫してしまうところでした(^^;

竜門小屋の外で休んでたときramisukeさんの楽しそうな声が聞こえてきましたよ。

我々もramisukeさんのパワーを見習って山行を続けていきたいと思っていますので、またどこかの山でお会いしましょう！