新穂高ロープウエーー西穂山荘ー西穂独標
- GPS
- 06:05
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 618m
- 下り
- 401m
コースタイム
天候 | 1日目:小雨、霧 2日目:快晴!! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
西穂高口駅から西穂山荘までは一度下って登り返します。雨だったので余計にきつく感じました。 西穂山荘から丸山、独標と酸素が少々薄いせいか私にはしんどかったです。独標直前以外は危険個所はありません。 |
その他周辺情報 | バス乗り継ぎ点の平湯温泉を利用しました。600円。 |
写真
感想
所属している山の会の山行に参加させて頂きました。西穂高岳が目標地点ですが私は始めから独標までと決めていました。色々のブログや雑誌に初心者はそこまで、と書いてあるので疑う余地はありません。
【1日目】
ロープウエーで終点の西穂高口まで登ると周りは一面真っ白。おまけに小雨が。レインウエアを着て眺望ゼロの中を西穂山荘に向かって歩き始めました。皆とペースを合わせるべくスタスタと歩を進めたんですが、既に2,000m以上のところですから少々酸素も薄いせいか、私にはいつもより苦しく感じました。遠慮なくペースダウンを宣告し、今回の責任者であるベテランの方と一緒に私のペースで歩かせてもらいましたが、結局山荘に着いたのはほぼコースタイムの1時間半でした。何だ、皆が速かっただけじゃないか!
先日のクラブツーリズムの蓼科山山行でも感じましたが大抵の方はコースタイムより速めに歩かれているのが実態なんですかねー? 私も山登りを続けてれば少しは速く歩けるようになるのかなー?
西穂山荘は綺麗で食事も美味しく快適でした。部屋は8畳間に7人の雑魚寝。女性が一人参加していますがお互いに平気です。まっ、当然ですね。
【2日目】
5時半に食事を済ませ6時15分に出発。これ以上ないという快晴に皆のテンションは上がります。私はまだ1年余りの登山歴ですがこういう天気の山行に憧れていました。ヤッホー!!
私は今日も遠慮なく昨日のペースで15分程で丸山到着。360度絶景です。来て良かったー、と思える瞬間!
丸山から独標まではガレの登りです。いつものダブルストックで独標直下まで来ましたがさすがにここからの岩登りにはストックは邪魔です。カメラも一緒にザックにしまって登攀開始。ブログやyoutubeでしか見たことがなかった○や×のマークを見ながら3点支持で慎重に上ります。時間にしてどれくらいでしょうか? 10分も掛からなかったと思いますが・・・やっと頂上に着きました!
進行方向前方にはピラミッドピーク、西穂高岳、ジャンダルム、奥穂高岳などが良く見えます。4名の仲間は既に西穂高岳に向かって進んでいるんですがどの辺りにいるのかよく分かりません。望遠鏡もないし・・・
残り3人は天気もいいし暫くここで眺望を楽しむことに。風もないので寒くもなく平日なので我々以外には一人だけ。ユッタリと天上の展望台を楽しむことが出来ました。
暫くするとヘリが。ジャンダルムあたりをゆっくり旋回しています。滑落した人がいるのかなー?と話していました。家に帰ってネットで調べたところ、前日の13日、悪天候の中ジャンダルムで滑落したがヘリが飛べず、今日7時頃にヘリで収容したとのこと。我々はその1時間後に独標にいたことになります。我々の見たヘリは事後検証でもしていたんでしょうか? 確かに何かを吊り上げるような状況は見えませんでした。
残念ながら52歳の男性は頭部外傷によるショック死で死亡が確認されたとのことです。ご冥福をお祈りします。
さて独標からの下りは登りにも増して慎重に。無事独標制覇しました。
丸山を過ぎた辺りから登ってくる人が徐々に増えます。この好天で日帰り客も出掛けてきたのでしょう。山荘の手前100mぐらいからは登りの団体に道を譲るためなかなか降りられません。韓国の人たちも沢山いましたねー。
山荘の前庭も賑わっていました。
さて西穂高岳を攻めた仲間が1時間半ほど後に降りて来ました。槍ヶ岳も見えて最高だったようです。私もいつか行けるか? イヤーやめとくか。
帰りはロープウエー経由平湯温泉でいい湯でサッパリ。
松本から特急あずさ利用、23時頃に帰宅出来ました。
私としては初めてのグループ山行でしたが、安全でおしゃべりも楽しく、天気も最高で満足のいく山行でした。皆さん、ありがとうございました。
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