槍ヶ岳
jijipiyo
uzuchika
- GPS
- 30:30
- 距離
- 27.5km
- 登り
- 2,242m
- 下り
- 2,242m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 9:35
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 10:50
| 天候 | 1日目 晴れ 2日目 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
土曜日の早朝に着きましたが、第3駐車場は満車で、鍋平へ案内されました。鍋平からは登山道があり新穂高登山センターの前に下りてこれます。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
超有名な山なので、登山道はしっかりと整備されています。頂上直下のはしごや鎖は落ち着いて上り下りすれば大丈夫です。 |
| 予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
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トイレもゴミ箱も設置してあって、サービスが素晴らしいです。
感想
今回は登山者なら誰もが知っている有名な山「槍ヶ岳」に行ってきました。1泊2日を予定していたので、新穂高温泉からの往復となりました。
台風一過で、ちょうど晴れ間の休日となったため、同じコースからアプローチする登山者はたくさんいたようです。
登山口から林道歩きが長く続いたため、腰周りの痛みが気になっていましたが、白出沢出合からの山道では調子良く歩くことができました。
槍平までも長い道のりなのですが、槍平から登りの傾斜が強くなってきて、ここからが本格的な登りが続くため、足が進まなくなってきます。が、千丈沢分岐点付近になると植栽が低くなり、登れば登るほど、眺望が一気に開けてくるので、テンションも上がります。
分岐点からは天気が良く西鎌尾根の眺望を期待して、千丈沢乗越方向へいく登山者も多く、そちらへ向かったのですが、尾根に辿り付く付近からものすごい強風に晒されて息もできないほどでした。さらに、ここまでの登りで足が疲れきっているので、さすがに雄大な景色を楽しむ余裕もなく、カメような歩きで休み休み登らざるを得ない状況でした。
そんなこんなで、ようやく目にした槍ヶ岳は大きく迫力がありました。ひと休みしてから頂上へアタックしましたが、はしごや鎖があり手足を確実に置きながら登れば大丈夫です。多少、恐怖感はありますが…。風が吹いていたため、早めに下りることにしましたが、天気にも恵まれ、この達成感は他の山では味わえないものです。
二日目は、朝から雨は降っていないもののガスと強風で天候が悪く、とにかく下るのみです。こんな天気の中でも、登って行く登山者がいるのを見ると、少しでもガスと風が止んでくれればよいのですが…。
分岐点付近からはガスが上がり風もなく、視界も開けてきたので、快適になってきましたが、槍平小屋に着くころには足が疲れ始めてきました。まだまだ登山道は続きますが、滝谷出合で一旦休憩。沢の水の流れはよく、確かに降雨時の渡渉は注意が必要だなと思わされます。
白出沢出合まで辿り着くと、前後の時間帯で多くの登山者が休憩していました。ここからは林道なのですが、単調でもあり足も疲れて痛くて、長く感じられました。
今回は、マイナーなルートと思っていましたが、多くの登山者が行き来していましたし、健脚な方が多かったように思います。また、天候にも恵まれて穂高や奥黒部の雄大な山々を眺めることができたし、帰りの駐車場までぎりぎり雨に降られることもなかったので、今シーズン最高の山行となりました。
久しぶりの1泊登山で急遽決まった槍ヶ岳でしたが天候にも恵まれ楽しい登山となりました。
ただ、高低差や行動時間も今まで経験したことのない厳しい行程で、一時は初日山頂到達をあきらめかけました。準備不足から森林限界を迎える前に足が止まりはじめ、ブレーキになったのが悔やまれますが、休憩を挟みながらなんとか登頂できのは嬉しかった。
鎖場や鉄梯子も新しい経験でした。
苦労も多かったですが初日の快晴のおかげで最高の登山が出来ました。
こんなに長時間の行程は初めてで、ここまで足が上がらなくなる思っていませんでしたが。
頂上から見たあの稜線の連なりが忘れられません。（死を予感させる風の強さもね！吹っ飛ばされそうでだいぶ腰が引けてました^^;）
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