紅葉ピーク!大雪山系[天人峡から化雲岳・ヒサゴ沼泊]
- GPS
- 17:06
- 距離
- 32.4km
- 登り
- 1,968m
- 下り
- 1,952m
コースタイム
- 山行
- 7:52
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 8:04
天候 | 初日、晴れ・曇り。夜はガスと風やや強し。2日目、快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から滝見台までは問題なし。 滝見台から第一公園も特に問題ありませんが、標高1250mから1300mの急な登りくだりは、道幅が狭いところもあるので注意。 標高1300mから木道が続きます。ここは楽チン。 木道が終わるとドロドロした道になります。滑りやすくぬかるみやすい。トレッキングシューズにスパッツはあったほうが良いでしょう。 それが終わると若干の藪漕ぎになります。露などで草木が濡れていると下半身濡れます。レインウェア(下だけ)の装着を推奨。このあたりでクマの鳴き声がしました。 藪を抜ける登り切ると椅子らしき?ベンチがあります。そこからは見晴らしも良く歩きやすいでしょう。小化雲岳を右手に登っていきます。一つ丘を越えたところから化雲岳までの道のりでクマを見かけました。ここも気をつけたほうがよさそうです。 化雲岳からヒサゴまでのくだりは思ったよりもくだります。木道もあります。沼の手前で道を間違えました。階段壊れ箇所もあり足元一部注意です。 ヒサゴからヒサゴコル分岐まで、雪渓あたりから道がわからなくなりました。雪渓の右端を登るのが正解。自分は左にそれてしまって獣道に侵入してしまいました。マーキングがわかりにくい。 日本庭園周辺。ヒサゴからトムラウシ方面はマーキングが甘い状態でした。戻りのほうがマーキングがしっかり見えたのでトムラウシから化雲へ行く場合はわかりやすいでしょう。 |
その他周辺情報 | 天人峡温泉は、日帰り1,000円。タオルバスタオル付き。 |
写真
感想
最高の天気で憧れだったヒサゴ泊!
完璧でしたが、ちょっとしたトラブルもありました。前日札幌を出発して1時間少ししてから、シュラフを忘れたことを思い出し、札幌に戻り。時間も時間だったので、翌早朝に移動を切り替えて3時間運伝後に入山。ヒサゴに到着してから、入れたはずのヘッドライトが見当たらず、下山後に車の中で発見(他の照明器具もあったのでことなきを得てますが)。
星空を見ることと、ご来光は見ることできず、トムラウシまでたどり着けず、テン泊が小屋泊といったようにやり残したことは多かったですが、それでも満足のいく2日間でした。
ロックガーデン手前で時間的にも厳しい状態になりつつあり、しかもヘッドライトがないため、引き返すことを決断。トムラウシまで行っていたとなると下山時間は17時半から18時を超えていた可能性が高いと思います。足の調子も心配でしたし、この時期の日照時間から考えると、ここで引き返して余裕も少し生まれて下れました。
このルート自分の体と相談すると短縮に抜けるぐらいの行程でないと1泊2日はちょっと厳しいかなと思いました。または6~7月の日照時間の長い時でないと。。。
下山して、ヒサゴで一緒に宿泊した外国人二人を旭岳温泉まで送ってから、近くの温泉入って帰宅しました。30キロ以上歩いた後の温泉はしみますね。
最後にクマについて。
藪漕ぎあたりでは鳴き声うなり声が聞こえました。姿が見えなかったですけど、焦りました。。。2~30m近くにはいたと思います。そしてその後しばらくしてから、今度は2~300m先に黒い巨体が見え、こちらに向かって走ってくる。写真を撮る暇もなく、鈴を思いっきり鳴らして威嚇すると、向かうべき方向へ折れて走り去りました。それからはバンバン鈴鳴らして慎重に進みましたが、天人峡から入ったのは自分のみでしたので、何かがあっても誰も気がついてくれませんから、非常に危険を感じました。単独ならでは感覚ですね。
また来年。今後はなんとか7月ごろ、高山植物のピーク時に来れたらと思います。
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