ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 719302
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

一ノ沢登山口 横通岳・常念岳・蝶槍・蝶ヶ岳・横尾・上高地

2015年09月18日(金) 〜 2015年09月20日(日)
 - 拍手
GPS
166:30
距離
29.7km
登り
2,554m
下り
2,280m

コースタイム

コースタイムはあまりにも参考にならなそうなため割愛。
一応一日目は一ノ沢登山口5:36→常念乗越11:17
二日目は常念小屋5:45→常念岳7:55→蝶ヶ岳ヒュッテ13:39
三日目は横尾分岐7:13→横尾9:20→徳沢10:25→明神分岐11:34→河童橋12:23
って感じ。
天候 18日:晴れのち雨 19日:晴れのち雨 20日:快晴
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
行き アルピコ交通 新宿〜白馬線
   新宿駅 〜 安曇野穂高
   23:00 〜 3:52 4h52min ¥4,970
   安曇野観光タクシー
   JR穂高駅 〜 一ノ沢登山口
   5:05 〜 5:34 29min(めっちゃ飛ばしてくれて)¥5,000

帰り アルピコ交通 新宿〜上高地仙
   上高地バスターミナル 〜 中央道日野
   15:00 〜 22:10 7h10min(連休のため渋滞)¥7,250
コース状況/
危険箇所等
一ノ沢登山口〜常念乗越
一ノ沢沿いを歩く気持ちの良い道。
ただ雨の翌日とかは、
登山道も川になるもようなので注意。

常念乗越〜常念岳
岩だらけのきつい登り。
正規の道がわかりづらい。

常念乗越〜横通岳
背の低い樹林帯を抜けると、
程よい砂礫の開けた道。
正規ルートでは横通岳は、
巻く感じで行くのだろうけど、
登れば360°の眺望の稜線歩きができる。
晴れていたなら、
そのまま大天井岳行きたかったところだけど。

常念岳〜蝶ヶ岳
前半は岩場のきつい下りからの、
岩山アップダウン。
後半は展望の少ない樹林帯。
蝶槍前辺りから眺望が素晴らしいのだと思う。
曇だったからよくわかんなかったけど。

蝶槍〜横尾
樹林帯の急坂。
麓は砂礫で始まって、
稜線に向かうに従い岩が大きくなり、
足上げが辛くなるやろなっていう印象。
下りは、
浮石に気をつければ問題ないレベルだったけど。

横尾〜上高地
ほんとに緩やかなアップダウンがある程度で、
時折梓川に急接近し、
穂高やら明神やらが、
圧倒的存在感を見せてくれる。
上高地ってイメージ。
横尾はいろんな山への起点となるからか、
想像していた以上の人の多さにびびった。
徳沢はキャンプ場がメチャきれいで、
なんかいろいろシャレオツな感じ。
それにしても、
槍ヶ岳とか行くのには、
上高地から横尾までのこの道を、
行かなきゃなんないんだなぁ。
人が多すぎてあまり気乗りはしない。

上高地の梓川周遊道
予想通りの観光地過ぎて、
ちょっと気恥ずかしいな、
ガチ登山の服装は。
でも梓川を挟んで見える山々は壮大で。
そんな素敵な散歩道を、
早朝に歩いてみたいなって気はする。


その他周辺情報 常念小屋
素泊まり¥6,800
一泊二食付¥9,800(夕食はハンバーグとかがっつりな感じらしい)
一泊夕食付¥8,800
テント場\700(トイレチップ料込)
水リッター¥200(小屋泊は無料、お茶も無料)

蝶ヶ岳ヒュッテ
素泊まり¥6,500
一泊二食付¥9,500(夕食は質素で物足りない感じらしい)
一泊夕食付¥8,000
テント場¥700
水リッター¥200(小屋泊の人も同様)

上高地ルミエスタホテルの日帰り入浴。
11時〜13時 \2,100
上高地行きゃたくさんあるんかなと思ってたけど、
河童橋から西へ20分くらい歩いたから、
むしろ明神で寄るべきだったみたいだな。
12:40滑り込みで料金高く感じたけど迷うことなく入浴したけども。
事前調査は必要だな。

バスターミナルの上高地食堂で、
山賊焼きとメンチカツの定食を御飯大盛で。
\1,380+大盛\100
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
新宿の駅にこんなバスターミナルあったんやね。
新宿の駅にこんなバスターミナルあったんやね。
一気に穂高駅。
五人バスを降りて四人は中房温泉だったから、
みんなはタクシーでそっち向かって、
俺一人予約してたタクシー待ち。
一気に穂高駅。
五人バスを降りて四人は中房温泉だったから、
みんなはタクシーでそっち向かって、
俺一人予約してたタクシー待ち。
駅舎に灯りがともり、
予約時間がきたのだけどもタクシーが来ない。
電話したら、すっかり忘れ去られていたようで。
一人寂しく待ちぼうけ。
駅舎に灯りがともり、
予約時間がきたのだけどもタクシーが来ない。
電話したら、すっかり忘れ去られていたようで。
一人寂しく待ちぼうけ。
タクシーの運ちゃんがメチャ飛ばしてくれたおかげで、
30分位で登山口到着。

ここで、60代の男性と会ったので、少し話をして。
新橋から直でここに来るバスがあったとは。
俺が来た行程より便利かつ安価そして何より早く到着するんだから。
覚えておこう、毎日アルペン号。
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タクシーの運ちゃんがメチャ飛ばしてくれたおかげで、
30分位で登山口到着。

ここで、60代の男性と会ったので、少し話をして。
新橋から直でここに来るバスがあったとは。
俺が来た行程より便利かつ安価そして何より早く到着するんだから。
覚えておこう、毎日アルペン号。
金峰山や日光白根山で味わったのに似とる。
2000m超える山登るんやなって気持ちになるわ。
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金峰山や日光白根山で味わったのに似とる。
2000m超える山登るんやなって気持ちになるわ。
登山道?であってるよね。
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登山道?であってるよね。
気持ち良いね。沢。
気持ち良いね。沢。
標識にあったかみがあって、
歓迎されてる感じがするのは、
俺だけじゃないと思うな。
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標識にあったかみがあって、
歓迎されてる感じがするのは、
俺だけじゃないと思うな。
そう言えば、
前夜の雨で、
今日は水量多いだろうと、
運ちゃん言ってたな。
そう言えば、
前夜の雨で、
今日は水量多いだろうと、
運ちゃん言ってたな。
もう一度確認するけど、
登山道?だよね。
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もう一度確認するけど、
登山道?だよね。
雲海に快晴。
気っ持ちええ〜🎵
とか言って、ここでいつもの仮眠タイムとって、
起きたら...
雲海に快晴。
気っ持ちええ〜🎵
とか言って、ここでいつもの仮眠タイムとって、
起きたら...
ガスってるし。
こっから、きつなるって事やね。
こっから、きつなるって事やね。
眺望なしで、急階段かぁ。
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眺望なしで、急階段かぁ。
意外とこの800mが、長かった。
意外とこの800mが、長かった。
ここまで来ると、もう山は秋なんだなぁと。
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ここまで来ると、もう山は秋なんだなぁと。
おっ!見えたっ!!
おっ!見えたっ!!
これが常念岳か。
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これが常念岳か。
まじキレーだな。
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まじキレーだな。
晴れ間っ!
早くも疲れが癒されつつある。
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早くも疲れが癒されつつある。
この稜線を、実際に歩いていいんやね?
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この稜線を、実際に歩いていいんやね?
へぇ、あれが常念小屋ね。
へぇ、あれが常念小屋ね。
そそくさと受付を済ませ、
雨降る前にテント設営しよーっと。
ちなみにテント場は\700で、トイレチップ込み。
水はリッター\200。
そそくさと受付を済ませ、
雨降る前にテント設営しよーっと。
ちなみにテント場は\700で、トイレチップ込み。
水はリッター\200。
一張しかなかったので、
場所は選び放題だったけど、
地面は斜め、石多めというか、
埋まっててペグ打ちづらかった。
大きい石はたくさんあったので、そいつらで補強。

初めて野外に建てた第二の家は、
なんだか感慨深いものがある。
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一張しかなかったので、
場所は選び放題だったけど、
地面は斜め、石多めというか、
埋まっててペグ打ちづらかった。
大きい石はたくさんあったので、そいつらで補強。

初めて野外に建てた第二の家は、
なんだか感慨深いものがある。
んじゃ、
大天井岳方面行けるとこまで、
行ってみよう。

あそこを歩けるのかと思うと、
ワクワクが止まらない。
んじゃ、
大天井岳方面行けるとこまで、
行ってみよう。

あそこを歩けるのかと思うと、
ワクワクが止まらない。
今回大活躍のサブザック。
トレラン用の中でも収納力があり、
なおかつクシャクシャにしてもOKな、
かさ張らない感じのを選択。

思いザックを背負い続けて、
これ背負うと、
足に羽でも付いたかのような軽快感があるね。
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今回大活躍のサブザック。
トレラン用の中でも収納力があり、
なおかつクシャクシャにしてもOKな、
かさ張らない感じのを選択。

思いザックを背負い続けて、
これ背負うと、
足に羽でも付いたかのような軽快感があるね。
メッチャ低い樹林帯。
でも、しっかりと中身はええ感じ。
メッチャ低い樹林帯。
でも、しっかりと中身はええ感じ。
樹林帯をサクッと抜けると、
もうそこからはパノラマしかない。
樹林帯をサクッと抜けると、
もうそこからはパノラマしかない。
綺麗な山容だなぁ、常念岳。
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綺麗な山容だなぁ、常念岳。
こっちは横通岳方面への登り。
こっちは横通岳方面への登り。
溜息しかない。
写真で見た景色をこの目で見れて、
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写真で見た景色をこの目で見れて、
写真で見た景色を歩ける喜び。
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写真で見た景色を歩ける喜び。
2726m。
現時点でのmoL史上最高峰。
その名は横通岳。
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2726m。
現時点でのmoL史上最高峰。
その名は横通岳。
ダメだ。
どんどん突き進みたくなる。
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ダメだ。
どんどん突き進みたくなる。
あぁっ!呑まれるっ!!
1
あぁっ!呑まれるっ!!
呑まれたので、帰ります。
呑まれたので、帰ります。
そこからは、ずっと雨。

しっとりした時はやはり苔。
そこからは、ずっと雨。

しっとりした時はやはり苔。
テントで夕飯作る。
やっぱカレーやね。
さらに今回は300gの大盛りレトルトでガッツり。
2
テントで夕飯作る。
やっぱカレーやね。
さらに今回は300gの大盛りレトルトでガッツり。
っていうか、この白飯メッチャええ。

中にスプーン入ってるし、
真空パックになってるから、
食べ終わったあとレトルトの殻を中に入れてチャックしめれば、
ザックの中カレー臭くなんない上、
綺麗に潰せるから、スペースもとらんし。
何より腹ぺこの俺を満たすのに十分な260g。

山登りのために開発された飯と言っても、
過言ではないだろう。
2
っていうか、この白飯メッチャええ。

中にスプーン入ってるし、
真空パックになってるから、
食べ終わったあとレトルトの殻を中に入れてチャックしめれば、
ザックの中カレー臭くなんない上、
綺麗に潰せるから、スペースもとらんし。
何より腹ぺこの俺を満たすのに十分な260g。

山登りのために開発された飯と言っても、
過言ではないだろう。
雨は降ってたけど、若干の眺望が。
雨は降ってたけど、若干の眺望が。
18日終了。
19日開始。
いきなり、
何なん?
この景色はっ!
っていうか、槍っ!!
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この景色はっ!
っていうか、槍っ!!
なんか煙出てんのかな?あの山。
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なんか煙出てんのかな?あの山。
いや、マジでヤバいでしょ。
2
いや、マジでヤバいでしょ。
この景色。
空の色の変化も素敵やなぁ。
2
空の色の変化も素敵やなぁ。
昇ります。
陽に照らされる槍一家。
2
陽に照らされる槍一家。
こんな景色を見ていられるなんて、
4
こんな景色を見ていられるなんて、
なんてツイてるんだ、俺は。
2
なんてツイてるんだ、俺は。
紅葉も朝陽に照らされるとまた、
違った良さがあるなぁ。
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紅葉も朝陽に照らされるとまた、
違った良さがあるなぁ。
みんな朝陽見てる。
2
みんな朝陽見てる。
もう、
夜明け前にテントは撤収してたから、
即常念岳にトライ。
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もう、
夜明け前にテントは撤収してたから、
即常念岳にトライ。
こんなに岩だらけとは思ってなかった。

知らないうちに正規ルートから外れていたり。
ラクには気をつければ問題ないけど。
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こんなに岩だらけとは思ってなかった。

知らないうちに正規ルートから外れていたり。
ラクには気をつければ問題ないけど。
こんな感じに、
なってたんやなぁ、
なってたんやなぁ、
周りの景色。
槍を見つめて、
いつかは登るぞと心に誓った。
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槍を見つめて、
いつかは登るぞと心に誓った。
まだ、今のところ安定してるな。雲は。
まだ、今のところ安定してるな。雲は。
予想よりきつかった常念岳の登り。
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予想よりきつかった常念岳の登り。
でも、
眺望抜群やから、
チラチラとやりながら、
確実に標高上げてる。
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でも、
眺望抜群やから、
チラチラとやりながら、
確実に標高上げてる。
ん?ちょっとヤバくなってきたかな。雲。
ん?ちょっとヤバくなってきたかな。雲。
あっ、富士山見えてたんだ。
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あっ、富士山見えてたんだ。
もうちょいっ!
ってか、山頂狭そうな。
もうちょいっ!
ってか、山頂狭そうな。
2857m。

はいっ、最高峰更新っ!!

狭すぎだよ、常念岳山頂。
4
2857m。

はいっ、最高峰更新っ!!

狭すぎだよ、常念岳山頂。
うわぁ。
常念岳を越えると上高地方面はこんな事に。
4
うわぁ。
常念岳を越えると上高地方面はこんな事に。
これから向かう蝶ヶ岳への稜線。

す、素晴らしい。
3
これから向かう蝶ヶ岳への稜線。

す、素晴らしい。
やっぱりもうじき呑まれるな。
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やっぱりもうじき呑まれるな。
こっからはガスの中。
こっからはガスの中。
晴れてたら、
気持ちええやろなって感じの稜線。
気持ちええやろなって感じの稜線。
遮るものは、
何もない。
けど、
ここへ来て濡れたまま詰め込んだ、
テントとフライヤーの重さが、
ずっしりと足にのしかかる。
けど、
ここへ来て濡れたまま詰め込んだ、
テントとフライヤーの重さが、
ずっしりと足にのしかかる。
潰れる前になんとか、
蝶ヶ岳ヒュッテ到着。
潰れる前になんとか、
蝶ヶ岳ヒュッテ到着。
あっ!常念岳の一部。
あっ!常念岳の一部。
一応山頂に登った。
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一応山頂に登った。
晴れそうで、晴れない天気。
晴れそうで、晴れない天気。
バックに青空が欲しいところだねぇ。
バックに青空が欲しいところだねぇ。
ちょっと大滝山方面向かったところに、
誰もこない、
晴れてたら眺望いいであろう場所を見つけたので夕飯。

今夜は、
親子丼150g+牛飯200gを混ぜ合わせた、
なんかエネルギーの塊的丼。
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ちょっと大滝山方面向かったところに、
誰もこない、
晴れてたら眺望いいであろう場所を見つけたので夕飯。

今夜は、
親子丼150g+牛飯200gを混ぜ合わせた、
なんかエネルギーの塊的丼。
と、
準備してたら、
なんか空がスッキリしてきて。
と、
準備してたら、
なんか空がスッキリしてきて。
まさかの〜!
常念岳っ!!
なんかみんなが見てる方向、
あれ、
槍じゃね?

悠長に飯食ってる場合やないやんっ!
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なんかみんなが見てる方向、
あれ、
槍じゃね?

悠長に飯食ってる場合やないやんっ!
はぁ。

素敵すぎる。
はぁ。

素敵すぎる。
おぉっ!

夕日をバックに雲海に浮かぶ穂高・槍方面。
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おぉっ!

夕日をバックに雲海に浮かぶ穂高・槍方面。
上空を流れる雲が、
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上空を流れる雲が、
さらにいい味出してる。
さらにいい味出してる。
まさか今日の終わりに、
まさか今日の終わりに、
こんな景色が見れるなんて。
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こんな景色が見れるなんて。
テント場の各々のテントの灯りが、
山に来たなぁって改めて思わせてくれる。

という感じで、19日終了。
テント場の各々のテントの灯りが、
山に来たなぁって改めて思わせてくれる。

という感じで、19日終了。
さて、20日。

今日はさらに早く3:30にはテント撤収し、
人ごみの蝶ヶ岳から逃げるように蝶槍へ向かう。
さて、20日。

今日はさらに早く3:30にはテント撤収し、
人ごみの蝶ヶ岳から逃げるように蝶槍へ向かう。
あんまり表示がないから、暗いと迷いそうになる道だったな。
あんまり表示がないから、暗いと迷いそうになる道だったな。
今日は朝陽は拝めんかもだけど、
雲海無いし、日中きたいできるのでは?
今日は朝陽は拝めんかもだけど、
雲海無いし、日中きたいできるのでは?
どこ向いても異なる印象の風景で、
どこ向いても異なる印象の風景で、
何時間いても、
飽きなかったなぁ。
飽きなかったなぁ。
これが今日の日の出ってことで。
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これが今日の日の出ってことで。
あっ!くっきりと見えてきたぞ。
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あっ!くっきりと見えてきたぞ。
人増えてきたから、もう横尾方面に下ることにした。
人増えてきたから、もう横尾方面に下ることにした。
穂高やら槍やらを見下ろすのはこれで最後。
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穂高やら槍やらを見下ろすのはこれで最後。
樹林帯に突入。
下り始めはまだ木々の間から見えたりする。
下り始めはまだ木々の間から見えたりする。
振り返ると結構な急坂で。
振り返ると結構な急坂で。
2500mで森の中かぁ。
初体験やな。
2500mで森の中かぁ。
初体験やな。
所々に休める場所があるけども。
所々に休める場所があるけども。
砂礫から上に登るごとにどんどん石が大きくなるし、
たぶんかなりきつい登り。
砂礫から上に登るごとにどんどん石が大きくなるし、
たぶんかなりきつい登り。
ここ、結構良いよ。
ここ、結構良いよ。
ほら、ね。
横尾に着いた。
異常な人の多さに、
異常な人の多さに、
若干引き気味です。
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若干引き気味です。
上高地まではほぼ平坦な歩きが続く。
上高地まではほぼ平坦な歩きが続く。
こういう感じで、
ところどころ梓川の方面が開けてて、
存在感ある山々に圧倒されながら、
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こういう感じで、
ところどころ梓川の方面が開けてて、
存在感ある山々に圧倒されながら、
たまにこういう沢に癒されながら。
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たまにこういう沢に癒されながら。
人が少なかったら、
人が少なかったら、
ものすごくゆぅっくり歩きたい道だな。
ものすごくゆぅっくり歩きたい道だな。
いやぁ、めっちゃええ天気。
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いやぁ、めっちゃええ天気。
新村橋。
とぉっても爽やか。
とぉっても爽やか。
上高地のイメージだなぁ。
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上高地のイメージだなぁ。
徳澤はシャレオツな印象を受けた。
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徳澤はシャレオツな印象を受けた。
テント場メッチャ綺麗。
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テント場メッチャ綺麗。
そこに山があるから。
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そこに山があるから。
そう言っていた登山家の、
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そう言っていた登山家の、
気持ちがわかる気がした。
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気持ちがわかる気がした。
徳本峠入口。
明神分岐。
ここで入浴しておけば・・・
明神分岐。
ここで入浴しておけば・・・
もう着いたのか?上高地。
もう着いたのか?上高地。
うわぁ、ここのテン場景色がやばい。

朝起きてこれ見せられたら登るっきゃないっしょ。
って気になるだろなぁ。
うわぁ、ここのテン場景色がやばい。

朝起きてこれ見せられたら登るっきゃないっしょ。
って気になるだろなぁ。
上高地、的な?
ビジターセンター。
案内図を見たけど、特に用事がなさそうだったんでスルー。

今はひたすらに入浴したい。
ビジターセンター。
案内図を見たけど、特に用事がなさそうだったんでスルー。

今はひたすらに入浴したい。
河童橋。

この辺になるとほぼ観光客で、
がっつり登山の恰好は浮いてる感じがして、
どうしても足早になった。
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河童橋。

この辺になるとほぼ観光客で、
がっつり登山の恰好は浮いてる感じがして、
どうしても足早になった。
白樺荘というホテルに日帰り入浴はないかと聞いたら、
ここから西へ20分くらい歩いたところにある、
何チャラホテルにならあるって。

そうなんだ・・・
白樺荘というホテルに日帰り入浴はないかと聞いたら、
ここから西へ20分くらい歩いたところにある、
何チャラホテルにならあるって。

そうなんだ・・・
河童橋渡った方の道からは霞沢岳が見える。
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河童橋渡った方の道からは霞沢岳が見える。
とりあえずギリギリ入浴時間に間に合い、
ソッコーで上がった。

ほんの20分やったけど、
湯に浸かれるってほんと幸せ。
とりあえずギリギリ入浴時間に間に合い、
ソッコーで上がった。

ほんの20分やったけど、
湯に浸かれるってほんと幸せ。
帝国ホテルも見てきた。
帝国ホテルも見てきた。
最後に観光して、
最後に観光して、
気持ちいい景色を見納めて、
終了。
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気持ちいい景色を見納めて、
終了。

装備

備考 サブザックとして準備したトレラン用のザック。。
テント張って荷物デポしたあとに散歩するのに、
ほぼ空身の状態なのに、
必要なものを背中に預けておけるってのは、
きっと便利だろうと思ってたけど、
ヤバいくらいに重宝した。
クルクル丸めて荷物もあまりかさ張らないし、
何より重いザックから解放された時の、
あの足取りの軽さ。
その無敵状態での稜線歩きはヤバかったなぁ。

テント泊の知識不足だった面があったことは否めない。
夜露があそこまで冷え込ませるとは思ってなかった。
寝袋の内側にまで結露が生じてしまったのは誤算。
二日目は寝袋の中に持参した衣類すべてを着込み、
その一番外をレインウェアにすることで、
快適な睡眠が得られ、
これまでの山行ではありえなかったほど熟睡できた。
ただ、その夜は雨が降らなかったので、
正直なところその対処が正しかったかどうかはわからない。

あとは一通り道具は使い、
足りないと感じたものもなかったから、
やっぱり17kgはテン泊縦走では、
俺にとってはベストなんかもなぁ。

感想

3日間。

俺に与えられた自由時間。

前日までにフル回転で仕事をし、
予想し得るトラブル全ての対処法を部下に引き継ぎ、
「3日間一切連絡つかないとこ行ってくるから、
アトヨロ。」
と言葉を残し、
9/17(木)23時新宿発の夜行バスに乗り込み、
安曇野穂高に向かった。

穂高駅からはタクシーで一ノ沢に向かう予定だったが、
予約していたのに、相手側がすっかり忘れているという、
先行き不安なスタートで。

一ノ沢登山口に着くと60代の男性がいて。
どうやって来たのか聞いてみると、
新橋から出てる毎日アルペン号で直接だってさ。

自身の調査能力に嘆きながら山登りを開始。

不安も嘆きも吹き飛ばすような爽快な道だったな。
前日の雨のせいで沢の水量がすごかって、
渡渉に若干不安はあったけど、
溢れた水が登山道を流れてきてて、
なんちゃって沢登りが楽しかった。
でも、
得意の睡眠不足で途中30分仮眠をとって起きたらガスまみれ。
常念乗越までの急坂は、
景色が見えてたらもっと足取り軽かったろうなぁ。
テント張ってたら、
天候が若干回復したので、
当初の予定で行けたら行きたかった大天井岳方面に向かい、
ガスったら速攻引き返すつもりで、
行けるとこまで行ったんだけど。

二日目以降に全貌を見ることができた穂高〜槍までの稜線を、
初めて一部を生で見て、
スゲェスゲェとどんどん高みを目指して歩いてたけど、
ガスったので引き返し。

雨が降った時のテント内が、
これほど冷え込むものなのかと、
寝たような寝てないような感じで、
19日の朝に。

事前情報(てんくら)では、
19は天気が良いとの事で、
この3日間でハイライトとなる日と位置づけての、
常念岳〜蝶ヶ岳までの縦走。

予報に違わず、
素晴らしき日の出を見られ、
最高の雲海にうっとりし、
朝日を浴びて赤く焼ける槍ヶ岳に声もなく。

ただ気になるのは雲海。
昨日も見たからな。
晴れ間は午前中だけのような気がしたので、
絶対にテン泊装備で蝶ヶ岳手前の樹林帯を抜ける事はできないと判断し、
常念岳周辺で壮大な景色を眺めながら、
居眠りした。

予想通りガスに包まれたのだけど、
予想以上にアップダウンのキツい道だった。
眺めていると気持ち良さそうな稜線だなぁと思えても、
実際そう甘いもんでもないんだね。

でも、その日は最後にご褒美が。
雲海をバックに夕日に照らされる常念までの稜線と、
穂高〜槍方面の稜線。
もしなんか見れたらいいな程度の気持ちで、
人の少ない見晴らしいい場所で、
夕飯作ってる時だったから飯ウマで。

20日。
あっという間に最終日だなと思いながら、
昨夜は一昨日の夜の反省を踏まえて、
持ってきた衣類全てを着こむと言う、
他人には見せらんない状態で寝袋入ったおかげで、
山登り前日に初めてってくらい良く眠れ、
朝4時にはテントを撤収してナイトハイクスタート。

蝶ヶ岳ヒュッテメチャ混んでたから、
とにかく人混みから逃げたくて、
一足早く蝶槍まで向かった。

同じ考えの人多いんかな。
しばらくして振り向くと、
なんだか光がチラホラと。

独占はできんかったけど、
みんなで、
ただただ静かに朝を迎えるのは、
なんだか良かったなぁ。

もうしばらくは来ることもできないだろうからと、
最後の光景を目に焼き付けておくべく、
結局3時間くらい蝶槍周辺でノンビリ過ごし。

蝶ヶ岳〜常念岳へ向かう人達が増え始めた頃、
下山開始。

そこからは、
一度なんちゃって槍見台でチキンラーメンを食して以降、
大した休みもとらず、
ひたすら上高地へ。

人がとにかく多くて。
だから、バスの便がたくさん出せるんだろうけど。
登山者+観光客だもんねぇ。
でも、それだけ人がいたとしても、
そういうストレスすら吹き飛ばすような景観がここにはあるからな。

そして最後に一ノ沢登山口で出会った男性と、
食堂で偶然の相席で。
話を聞くとまったく同じコースを、
テント泊と小屋泊、
時間帯の違いはあったけど歩いていたようで。
さらに帰りのバスも一緒という。

なんか他の人のレコで、
そういう偶然の出会い話読んでたけど、
我が身に起きるとは。

同じ山を登って見てきたもの、
感じた事を降りてきてから語り合うって、
なかなか面白かったな。

帰りの恐ろしい渋滞を除けば、
メッチャ良かった、
初めてのテン泊縦走。



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