永山岳〜安足間岳〜比布岳

2015年09月21日(月) [日帰り]

• GPS: 10:52
• 距離: 12.9km
• 登り: 1,306m
• 下り: 1,312m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:44
• 休憩: 1:09
• 合計: 10:53

5:39 スタート地点
6:00 6:00 三十三曲分岐
7:13 7:14 滝ノ上分岐
10:11 10:39 永山岳
11:20 11:22 安足間岳
11:38 12:12 比布岳
12:26 12:26 安足間岳
12:49 12:52 永山岳
15:02 15:02 滝ノ上分岐
16:04 16:05 三十三曲分岐
16:32 愛山渓温泉

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

旭川紋別道路の愛山上川出口（旭川方面のみ出入り可能）で降りて
国道39号進み愛山渓ドライブインで右折し30分ほどで愛山渓温泉です。

コース状況／危険箇所等

登山口から銀明水という休憩ポイントまで水はけが悪く滑りやすいです。
永山岳から比布岳までの稜線は切り立っていますので注意して進みましょう。

写真

9/21 5:35

5:15頃到着しました。混雑するシーズンなのか駐車場所を案内してくれる人達がいました。ありがたいです。
ここは下の駐車場ですが8割程度埋まっていました。

9/21 5:35

愛山渓温泉からスタートです。奥に見えるのがおそらく愛別岳。
この時まであの山頂に行くつもりでした。

9/21 5:36

駐車場横に登山口があります。

9/21 5:38

すぐそばに登山ポストがあります。

9/21 5:47

前日までの雨の影響でしょうか。登山道は湿っています。

9/21 5:49

結構グチャグチャです。もともと水はけが悪いようです。

9/21 5:56

川の横を進みます。

9/21 5:57

yahさん、shizu0421さんのレコを参考にさせてもらっていたので、渡渉場所に橋が決壊して無くなっているのは知っていました。
すぐ左側の石の上をヒョイッと渡れます。ロープを持って渡ろうとすると足はずぶ濡れになります。

9/21 6:00

渡渉が終わるとすぐに沼の平方面との分岐があります。永山岳方面に進みます。

9/21 6:12

これも予習済みですが、リュックを背負ってくぐるには中途半端につらい態勢になる必要があります。

9/21 6:21

マイナスイオンたっぷりの登山道です。

9/21 6:35

登山道の途中に滝が2ヶ所あります。これは昇天の滝です。

9/21 6:49

こちらは村雨の滝です。

9/21 6:51

村雨の滝の脇を登ります。

9/21 6:53

ここが一番近くで滝がハッキリ見える場所でした。

9/21 6:55

そして少しだけですがロープ場があります。岩が滑るので特に下山時は助かりました。

9/21 6:57

滝の上に出ると休憩できるポイントがあります。

9/21 6:58

沢沿いの紅葉が綺麗でした。

9/21 7:05

上の方が明るくなってきました。

9/21 7:15

徐々に太陽が当たっている部分が増えて、紅葉が一段と綺麗に見えます。

9/21 7:06

滝の上分岐。ここからも沼の平方面に行けます。

9/21 7:20

yahさん、shizu0421さんのレコでも難関となっていた登りが始まります。

9/21 7:24

岩は苔と水で滑り、道もドロドロで滑り、横の笹薮に迂回もできず本当に苦労しました。登りも下りも1時間くらいの格闘となりました。

9/21 7:31

徐々に沼の平方面が見えてきました。

9/21 7:51

愛山渓温泉（中央部）も遠くなります。

9/21 7:58

まだまだツルツル登山道と格闘します。この時点で本当に疲れてしまいました。

9/21 8:14

少し登っては休憩することが多くなります。
沼がかなり見えてきました。

9/21 8:15

ハイマツ帯になると徐々に登山道の水分が無くなってきます。

9/21 8:25

沼も全体が見渡せます。

9/21 8:25

この時は晴れていたので、遠くの十勝連山が見えました。今年は行く機会が無かったです。

9/21 8:49

ナキウサギがいそうな岩場を進みます。

9/21 8:52

当麻岳方面も見えてきました。

9/21 9:07

ようやく永山岳見えてきました。正直な感想は、まだあんなに登るの！でした。その時の状態にもよりますが、私は3時間以上登っていると足が攣ってしまうことがあり、さっきまでのドロドロ道の影響で早めに攣りはじめてしまいました。

9/21 9:16

銀明水と言われる休憩ポイントで長めの休憩をとります。足の状態も良くないので、ここでリタイヤして下山しようかと本気で考えます。

9/21 9:27

1ヶ所ぐらい山頂に立ちたいという想いの方が勝り、ゆっくり進むことにしました。

9/21 9:32

永山岳が結構遠くに感じます。

9/21 9:37

山頂直下は急登のようです。大丈夫かな？

9/21 9:38

登山道に木製の看板があるのですが、そのほとんどが読めません。

9/21 9:49

標高を上げると沼の奥も見えてきます。

9/21 10:09

沼周辺の本格的な紅葉はもう少し先でしょうか？

9/21 10:15

やっとの思い永山岳に到着しました。ここでおにぎりと補助食を食べて長めに休憩します。

9/21 10:15

とりあえずグルリと1周写真を撮っておきます。雲が出てきて幻想的です。

9/21 10:15

沼の平方面。

9/21 10:15

登山道と反対側はかなりの崖です。

9/21 10:16

落ちたらひとたまりもありません。

9/21 10:44

ん！

9/21 10:46

愛別岳がうっすら見えました。見た瞬間に私は登れない山だと確信しました。ここまでやっとの想いで登ってきて、さらにあの最後の急登はとんでもありません。

9/21 10:41

永山岳まで通常コースタイムで3.5時間のところを4.5時間かけて登ってきました。愛別岳はあきらめますが、愛別岳への分岐は見ておきたい（前から気になっていました）ので、まだ時間が早いこともありもう少し進むことにします。

9/21 10:43

足の状態は相変わらず良くないので、とにかくゆっくり進みます。

9/21 10:46

振り返って永山岳方面。写真に写っているおじ様と少しお話しました。愛別岳に行くならもっと早い時間に登山を開始しないとダメだよと教えてくれました。それに愛別岳の分岐から私達くらいのレベルなら片道1.5時間位かかると思うよとのこと。

9/21 10:57

このおじ様はこのまま当麻岳の方面へ向いました。ありがとうございました。

9/21 11:04

一瞬ですが、ここから旭岳の姿見駅と噴煙が見えました。下山時に当麻岳方面へ行ってみたいと思いました。

9/21 11:10

奥が安足間岳の分岐です。ガスがどんどん増えてきました。

9/21 11:10

崖側は本当に凄い！

9/21 11:10

迫力があります。

9/21 11:16

安足間岳分岐です。

9/21 11:18

登ってきた道です。

9/21 11:18

こちらが安足間岳です。

9/21 11:23

比布岳がうっすら見えます。

9/21 11:25

残雪が宇宙人みたいです。

9/21 11:27

愛別岳の分岐はこの稜線の途中です。足もなんとか持ちこたえています。

9/21 11:28

荒々しい道を進みます。比布岳まで標高差も少ないので、今日の最終目的地を比布岳にします。

9/21 11:29

旭岳側の斜面も急ですね。転ぶとどこまでも落ちてしまいそうです。慎重に進みましょう。

9/21 11:29

ここまで登ると紅葉がかなり進んでいるようです。

9/21 11:31

ありました！

9/21 11:31

愛別岳への分岐です。本当に矢印が下を向いているではないですか！なんかおかしくて笑ってしまいました。

9/21 11:31

丁度、戻ってくる人達がいました。凄い斜面です。

9/21 11:32

写真では伝わらないでしょうが、本当に凄い斜面なんです。こりゃ降りるのも登るのも大変です。私は行けない山のようです。

9/21 11:32

この方、愛別岳山頂から30分で戻ってきたそうです。1時間くらいかかると思っていましたが・・・。

9/21 11:43

当初の計画と違ってしまいましたが、比布岳に到着しました。今日は単独行動だったので、自撮棒を使って携帯で撮影してみました。なかなか良い感じ撮れます。

9/21 11:40

北鎮岳方面は雲の中です。

9/21 11:50

ここで昼食にします。

9/21 11:59

凌雲岳がかろうじて見えました。

9/21 12:10

それでは下山します。

9/21 12:20

何度見ても凄い愛別岳の分岐。

9/21 12:21

おっ！一瞬ですが北鎮岳が見えました。

9/21 12:22

山頂は賑わっているようです。

9/21 12:28

安足間岳の分岐に到着しました。当麻岳方面へ行って下山しようと思いましたが、完全に雲に覆われてしまったので、このまま来た道を戻ることにしました。

9/21 12:33

これ以上視界が悪くなると迷ってしまいそうです。

9/21 12:43

と思ったら晴れてきました。

9/21 12:52

永山岳に戻ってきました。

9/21 13:01

ガレ場を慎重に下ります。

9/21 13:14

振り返って永山岳方面。

9/21 13:31

銀明水の休憩ポイントでコーヒーブレイクにします。この先はまたあのドロドロ道かと思うと憂鬱になります。

9/21 13:14

当麻乗鞍方面ですが、いまにも崩れそうな岩があります。

9/21 13:32

こちらはこれから戻る登山道方面ですが、崩れた拍子にかろうじて岩と岩に挟まれたような感じです。

9/21 13:56

気合い入れて下山します。何となく神秘的な景色です。

9/21 13:56

ハイマツ帯です。この先が問題です。

9/21 14:21

このあたりで一瞬道に迷いました。一本道のはずでしたが、下ばかり見ているうちに本来の道から外れたようです。焦りましたが、とりあえず来た道を戻ってみたところピンクテープを見つけてひと安心しました。迷った時は焦らずに戻るというのが鉄則のようです。

9/21 14:33

さぁ、ドロドロ、ツルツル登山道の始まりです。1時間近く格闘しました。途中で転んで左の手首を痛めました。

9/21 15:04

やっと分岐に到着です。この先も滑りやすいので安心できません。とにかく時間がかかりました。

9/21 15:18

滝の横のロープ場も無事に通過。

9/21 15:54

疲れ切った体にこの倒木くぐりは辛かったです。

9/21 16:06

沼の平分岐まで来るとあと少しです。

9/21 16:27

最後の最後にドロドロ登山道がやさしく迎えてくれます。

9/21 16:30

登山口に到着です。

9/21 16:33

本当に辛かったなぁ。

撮影機器：

iPhone 5s Apple

μ1020 オリンパス

感想

luge1972

7月に利尻山に登ってから、色々な用事や天候も悪かったので久しぶりの登山です。
今年は大雪山系に一度も行っていなかったので、雪が降る前に行きたかったこともあり、以前から気になっていた愛別岳に行くことにしました。
愛別岳分岐からの急な下りと登りを一度見たかったというのが理由でした。
それと紅葉も始まっているようでしたので、込み合うルートでは無いルートで登ろうというのも理由のひとつでした。

ルートはyahさんとshizu0421さんが愛山渓から北鎮岳まで行かれたレコを参考にさせていただき、予習をしたつもりでしたが予想以上の滑りやすい登山道にすっかり体力を消耗してしまい、早々に愛別岳は諦める結果となりました。

やはり前回の登山から1ヶ月以上間が空いてトレーニング出来なかったことが良くなかったと思います。
とにかく自分の体力の無さを感じた山行でした。

大雪山系は今季は1回しか行けないようです。
冬までには南側の山に行ってみようと思います。