畑薙〜光岳〜聖岳〜椹島
- GPS
- 80:00
- 距離
- 51.5km
- 登り
- 4,401m
- 下り
- 4,189m
天候 | 1日目(9/19)晴れたりガスったり 2日目(9/20)曇り 3日目(9/21)晴れ 4日目(9/22)晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス | 畑薙第一ダム夏季臨時駐車場までマイカー、相変わらず遠い。 |
写真
感想
シルバーウィークだし人が少ないであろう南アルプスの南部へ!!!
のはずが、、、なんか人いっぱいだったぜよ。
そのおかげでいろいろ出会いもあり、失敗も多々あったが楽しい山行となりました。
■出発までのあれこれ
AM4くらいに畑薙第一ダム到着。夏季臨時駐車場で仮眠してさあ出発、、、と思ったら登山靴がない。ないない、ないったらない。そりゃそうだ自宅で静かに留守番してた。たまにはきれいにしておこう、とクルマから部屋に持って行ったらこれだ。
しかし備えあれば憂いなしというか我が愛車は「もう一部屋借りてるつもり」の物置なのだ!(自慢できない
そこには日帰り用途のアプローチシューズが「俺だよ俺、俺の出番だろ」と言っている。他にあるのはビーサンとメレルの街用スニーカー、行くしか無いたのむぜスカルパ。
でもあまり使っていないのには理由があり、やはり足が痛い。インソールも普段なら入れ替えて使ってるからなぁ。。まぁ行けるとこまで行きましょ、なんなら一泊でもいいし。
今回の装備は17kgほど。「秋装備で!」といろんな山小屋の情報が出てたし、テントは風抜けまくりのやつだから防寒ウェアいっぱい、ぜんぜん使わなかったけど。
1時間弱?仮眠。
■では出発(畑薙第一ダム〜茶臼小屋)
夏季臨時駐車場からえっちらおっちらと畑薙ダムの大吊橋まで。ここ実はゲートまでクルマでいいらしい、椹島ロッジからのバスでここに降ろしてもらっている人がいた。。知らんかった。
やれやれだぜ、、、と無駄足つかいつつ、ヤレヤレ峠とかなんちゃら沢とか先行の人と抜きつ抜かれつな感じで登っていく。靴はまぁ登りは問題ないかな〜たぶん下りが死ねるはず。。。
先行者なんか数人だろう、、、なんて思っていたが20人くらいは居た。なんてこった、テン場大丈夫なんかな?と不安になりつつ茶臼小屋へ。全く問題なく空いてた、けどあとで8割くらいは埋まってた。
1段上のテン場なKさんとダベって昼寝、1時間くらい寝れた。
昼寝から起きたらとりあえずビールでものんどくか〜と風景を眺めつつ一杯。ダラダラしてたら上空がガスからやや晴れくらいに、ちょっと稜線まで出て光岳への縦走路チェックを、、。夜明け前に行動するから、軽くルート目を通すだけでも違うもんな。
戻ってきたらテントお隣のNさんとKさんで宴が始まっていた。そこにジョインfeaturingしるこサンド。まだ明るいけど晩飯くいつつ、初テン泊のXさん(名前聞くの忘れた)も加わって4人の宴に。
テン場でこんなに喋ったの久しぶりだな〜。ただただ楽しいひと時でした。みんなキャラ濃いから俺やっぱり薄いなぁ〜と再認識。
■2日目(茶臼小屋〜光岳〜茶臼小屋〜聖平小屋)
難関?の光岳ピストン+ちょっと縦走DAY。シューズが不安でどうしようか悩んでいたが、KさんXさんも同じルートをたどるらしく行くことに。一人よりほかに居たほうが心強いな〜とか自分にしては珍しい感じ。
最小構成の装備でスタスタと。荷物が軽いとシューズは問題ない、重い時の下りがなぁ。。茶臼岳あたりで富士山方面が赤くなる。
振り返ると南アルプス南部で主たるでかい山がどーんと。
その後、雲が多くて分かりづらいけど日の出。復路で寄るつもりが間違って仁田岳へ。写真趣味な人が何人か、Xさんも。先を急いで下る。
けっこうアップダウンあんのね、、というかあんま下りたくないんですがどうなんですか〜と思いつつ易老渡からの分岐など。それにしても光小屋からの人?が多い、けっこうすれ違うな、、さては満員?と聞いたら定員の2倍だとか。テン場も3倍だったらしい、ハードやな。
イザルガ岳手前の水場に届かず水切れ、きつい登りでバテる。Xさんに抜かれる、おお登り早い。水場でようやくちょい回復、まだ何も食ってなかったのでスティックチョコパンを2本ほど。ぜんぜん食えない。水飲みすぎた笑
光岳手前でKさんとすれ違う、早いなあ。
光岳山頂+展望ポイントから石をチェック、石だ。ガスってるし行かなくていいや。
戻って期待のイザルガ岳。ここはこないだの北アルプス縦走した時にスゴ乗越小屋で一緒だった方にオススメされた「光はまぁとりあえず程度だけどイザルガ岳はいいよ」という感じ。確かに山頂手前が庭園風でいい雰囲気だった、晴れてればなぁ〜。
山頂でチョコパンかじって粘るものの、ガスは取れず。
戻って戻っていろんな人と喋りつつ茶臼小屋へ帰還。12時までに、、と思ってたら2分オーバー。まぁ計算どおり。
のんびり撤収して、13時くらいにKさんと一緒に聖平小屋へGO。Xさんは予定通り下山。光岳ピストン後に下山もキツイよなぁ。
安全ペースで縦走路を、晴れていれば最高の稜線だろうな〜と思いつつも見どころ探しながら楽しく歩く。Kさんは小ピークも全部行くということなので、興味なかった上河内岳もご一緒する。結果、行ってよかったなあと。
これも、「晴れていればなぁ」な感じだが、そういや200名山だったのかと後で知る。
ガスの中を聖平へ。なかなかつかれた。。。
Kさんとビールで乾杯して飯食って就寝。よく寝れた、が夜中に雨が。ううむ。。。明日は大丈夫なのか。
■三日目(聖平小屋〜聖岳〜奥聖岳〜聖岳〜椹島ロッジ)
AM4すぎにKさんと聖岳まで。Kさんはそのまま縦走、私は下山。本当は荒川小屋まで行きたかったが、茶臼小屋〜聖平小屋までのアップダウンですら足の小指が痛むからダメになる前に下ることに。
おじさんたちに捕まるKさんを待ち笑、暗い中を出発。コースタイムやや削るくらいのペースで小聖岳。ここでご来光!というまさにタイミングぴったり。最高の朝焼けだな〜薄くて量が多い雲がナイスアシスト。
足の小指は痛むが気持ちだけは充実だ、やはり天気は大事だ。
前々日から見かけた同じルートのDXさんも同じタイミングで到着していた。空身だとトレランシューズでガンガン走っているようだ、タフだ〜。
それでは聖岳へ。南アルプスの百名山らしく、きつい登り。
しかし予想どおりに絶景が待っていた。
ああ最高。北アルプスまでよく見える、まぁ槍ヶ岳くらいしかわからんけど。
Kさんにお付き合いで奥聖岳まで、一人じゃ行かないからありがたい。
しかし寒い、体感温度はマイナスか?ってくらいだ。
聖岳に戻ってKさんと別れる、今これを書いているこの瞬間に二軒小屋で豪華ディナーのはずだ、いいな〜。
淡々と下って聖平小屋へ。予想以上に早く下ってきたので、椹島ロッジでバスにのってそのまま帰ってしまいたくなる。が、縦走装備で下りがやっぱり無理だった。どんどん痛み出す小指と格闘しながら、休憩しまくって靴を脱いでの繰り返し。
ヘロヘロになって林道を椹島ロッジへ。あ〜疲れた。
ロッジで受付したらレシート切れで待たされたり、ふんだり蹴ったり笑
昼寝して風呂争奪戦に参加して晩飯食ってレストハウスで生ビールがぶがぶしてこち亀読んでカマドウマが部屋に出没したりして就寝。
カマドウマ怖い。。。夢に出そうだ。
■4日目
バスでばーんと畑薙第一ダムへ。
受付を最後くらいのタイミングで行い、計算通りスカスカのバスに乗車。早けりゃいいってもんじゃないのよウフフ(ザックを膝にってのは辛いからね)。
ゲートでも降ろしてくれるの知らなかったぜ、、、くそう。
と思った次の瞬間バスとすれ違う人は田中陽希さんだった、お〜今から上河内岳なのか。人多いからソロ女性以上に話しかけられて大変だろうなぁ、、楽しんでご安全に〜。
早くも始まりつつあったシルバーウィークの渋滞やひどい運転のドライバーと戦いながら、自宅へ。
やっぱり縦走用シューズは留守番していやがった。また週末働いてもらおう。
小指の痛みと戦いつつ、終了。
コメント
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arukakatさん!
小聖岳の朝焼け、最高でしたね〜 (うっとり)
5時出発してたら、見られなかった景色でした。
ありがとうございました。
あの靴での下山、大変だったようですね。
この週末は北岳に行ってらっしゃると思いますが、足は大丈夫ですか。
少しの間でしたが、ご一緒させていただき、楽しかったです。
また機会ありましたら、宜しくお願いいたします。
追伸
しるこサンド、ハマりました(笑)
小分けタイプはあるけどあのタイプはなかなか見つかりません
rokuさん
お疲れさまでした〜。二軒小屋よさそうですね〜、レコ読みました。
足は小指が変な感触ですが大丈夫でした、、が別の問題が笑
わりとご近所さんのはず?なので、タイミング合えばぜひ遊んでくださいませ〜。
しるこサンド、小分けのやつを山行前に全部ひっぺがしてやりましょう!笑
今回は芋けんぴを持って行ったのですが、シュラフ忘れ事件のせいで記憶から存在を消してしまいました。。嗚呼
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