【泊まり沢】黒部川水系 針ノ木谷(北葛乗越)


- GPS
- 21:39
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 2,111m
- 下り
- 2,148m
コースタイム
- 山行
- 4:24
- 休憩
- 2:44
- 合計
- 7:08
- 山行
- 7:16
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 7:43
天候 | ■9/13(金) 晴れ時々曇り🌥️ 14時半頃から雷雨⛈️ 気温:19.2℃~29.5℃ ■9/14(土) 曇りのち晴れ🌤️ 夜半から強雨☔️ 気温:13.5℃~28.7℃ ■9/15(日) 雨時々曇り☔️ 気温:12.5℃~18.4℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
前日深夜2時頃に到着したが、その時点で7割は埋まっていた。 下山後 駐車場に戻るとどこもかしこも一杯で路駐が溢れていた。 流石シルバーウィーク… |
コース状況/ 危険箇所等 |
■平の避難小屋は、東屋(というか登山道の通路)のような形。余程の風雨でなければ 充分に休むことができる。 今回は雷雨の後の雨が少し残っていたが、濡れることもなく 安心して気持ち良く一晩過ごさせてもらった。 ■針ノ木谷(~針ノ木谷出合) ピンクテープがしっかりあり、渡渉ポイントも分かりやすい。特に難しいことはないが、大高巻き部分は滑る箇所もあるので注意する。 ■針ノ木谷出合~北葛乗越 踏み跡•ピンクテープなし ・標高2020m付近 一旦伏流。水切れの不安から、ここで翌日分まで水を汲んだ。 ・標高2120m付近 完全に水が切れる。 ・標高2140m以降 沢を離れ、北葛乗越(2275m)へ向けて藪漕ぎに入る。 這松/石楠花/ダケカンバ/シラビソのミックスで、固く深い藪漕ぎを1時間ほど続けて 北葛乗越北の岩場に詰め上げた。 |
その他周辺情報 | ■登山中の観光 【黒部湖遊覧船 ガルべ】 https://www.kurobe-dam.com/kankou/mirutanoshimu13.html 2024年で運行を終了してしまうガルべに一度は乗ってみたいと 山に入る前に観光してきた。 ■下山後の温泉♨️ 【心笑館 駒止の湯】 http://cocoekan.jp/onsen.html シルバーウィークだけあり、いつもよりは混んでいたが それでもゆったりしていて気持ち良い😊 ■下山後のご褒美🍽️ 【ワールドカレーの館 すぱいすろーど】 0261-25-0035 長野県北安曇郡松川村南神戸4336-4 https://tabelog.com/nagano/A2005/A200501/20026951/ 安曇野にある 初めて伺うスパイスカレーのお店だったが、これが大当たり!! 値段も手頃で、下山後のご褒美にぴったり。とっても美味しかった♡ 辛いので 辛さ控えめで注文した方がいいとは思います。 下山後メシのレパートリーが増えて嬉しい☺️ |
写真
感想
【泊まり沢】 黒部川水系 針ノ木谷(北葛乗越)
相方のバースデー山行。今回相方は 双六谷を希望していたが、僕らの体力と天候悪化を考慮し 今回は針ノ木谷に転進した。
針ノ木谷もそのまま行くのでは面白くないので、地形図を見ていると どうも北葛乗越に詰め上げられそうだ。
まずは、今年で運航が終了してしまう黒部湖遊覧船ガルべに乗って しっかりと観光して、それからが本番というつもりが、何故か朝から胃が痛み出し、薬を飲みながらヨレヨレで行動せざるを得ない状況になってしまった💦 結局数分遅れで 計画していた14時発の渡しには乗れず、平の小屋で17時の便を待つことに。
待っている間に胃のほかに下痢にもなってしまい、本当にこのまま進んでも良いのかかなり迷っていたが、とりあえず平の避難小屋で泊まり 翌朝の状況で考えることにした。結局 翌日の夜まで胃痛と下痢は続いたが なんとかなりそうだったので 山行は継続した。
せっかくのバースデー山行なのに 心配かけてしまい 相方には申し訳ないことをした。そして 励ましてくれて感謝している。ありがとう!
避難小屋の晩は、相方の大好きな鰻を持って上がって 鰻丼と肝吸いをご馳走した。喜んでくれてありがたい😊
これからもお互いに体力をなんとか維持しながら 目標にしている山を一緒に目指していこう!!
翌朝 状態は良くないもののなんとか動けそうなので、そのまま山行を続ける。
分かりやすい渡渉と高巻きをしながら 船窪出合、針ノ木出合と進み、しばし進むかエスケープで針ノ木峠に逃げるか考えるが、やはりここはそのまま北葛乗越へ進むことにした。
針ノ木出合から先の沢は 滝もなく、綺麗なナメもある 穏やかな沢だった。天気も良く気持ちいい😊
途中伏流したので 泊まり用の水を汲むが すぐにまた水が出てきて騙される。結局2100m過ぎまでしっかり水は出ていた…
2140m付近から藪漕ぎに入るが かなり深い薮の上 腹に力が入らずなかなか進まない… 久しぶりのしっかりした藪漕ぎにブツクサ言いながら登っているとなんとか北葛乗越の北側の岩場にぶつかり 少し登ってから北葛乗越へ降りた。
予報では翌日午前中までは曇り予報だったのだが、夜半から風雨にやられ 予定の船窪から七倉を諦め、蓮華岳に登り返し針ノ木峠から扇沢へ下るプランに変更し、扇沢へ下山した。
結局 扇沢へ下山する頃には体調は戻り、駅のレストハウスで倒木カレー🍛を食べられるくらいになっていた😅
せっかくのバースデー山行を 相方にはこんな形で心配かけてしまったが、なんとか最後まで歩けて本当に良かった。
元々 身体は強い方ではないし 年齢的に体調管理を気をつけないといけないなと反省な山だった。
まあ、最終的には相方は喜んでくれていた様なので めでたしめでたしといったところか😆
東京都山岳連盟 【頂 山の会】
https://itadaki2009.wixsite.com/itadaki
悪天候で思うように歩けない今年の夏。この連休も半分は雨予報だったので、水量の少なそうな針ノ木谷から北葛乗越へ上がるバリエーションルートを計画しました。
でもけいた氏の体調が思わしくない…
いつ引き返しても良いので、無理せずけいたさんの判断に任せるということでゆっくりと出発。
涼しい平の避難小屋で泊まり、翌朝まずは針ノ木谷の破線ルートです。4人ほど下ってくる人たちに会いましたが、皆さん強そうでした。
針ノ木谷出合を過ぎると踏み跡もピンクテープもなくなり、誰もいない静かな沢を登りました。
沢床を登るのにロープは要らず、明るい沢とかわいらしいナメに癒されます🍀
水が切れると、薮が比較的薄い涸れ沢を拾って匍匐前進のような薮漕ぎ、後半はいよいよ隙間なく生い茂るシラビソやダケカンバを縫って、重いザックを引き抜きながらの力業。
風がないのでバテないようゆっくり登ると、やがて岩に直面。そーっと這い上がって回り込み、登山道のクサリを見つけた時はホッとしました。
3日目は雨予報が大きく早まったので、船窪小屋経由の下山を断念。風雨で寒いくらいの稜線をたどり、蓮華岳・針ノ木小屋を経由して下りることにしました。
雨の下山途中で足首をねん挫した方に遭遇。絆創膏しか持っていないそうですがかなり腫れていらしたので、けいたさんと二人で湿布とテーピングを貼り、痛み止めをお渡しした後は旦那さんにお任せしました。長い下りは大変だったと思いますが、無事下山されていればと思います。
今回は記録がないだけあって遡行価値のある沢ではなかったけど、久しぶりに手探り感のある山ができて楽しかった✨
そして誕生日は何と鰻丼!
胃腸が悪いなか、本当にお疲れさま。
今年もどうもありがとう😊
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