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記録ID: 726842
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ハイキング
東海

籾糠山

2015年09月22日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
10.4km
登り
762m
下り
752m

コースタイム

日帰り
山行
6:50
休憩
0:40
合計
7:30
7:10
40
7:50
0:00
30
8:20
0:00
40
カラ谷分岐
9:00
0:00
60
木平分岐
10:00
10:30
30
11:00
0:00
40
籾糠分岐
11:40
0:00
70
カラ谷分岐
12:50
0:00
20
13:10
13:20
50
木平分岐
14:10
0:00
30
14:40
天生峠駐車場
天候 晴れ、薄日
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
行き:神岡の宿から国道41号、同471号、同360号を通って登山口の天生峠駐車場に至る。
帰り:国道360号、同41号を通り、飛騨古川で右折して県道90号線を通り、飛騨清美ICから東海北陸道に乗って名古屋へ戻る。
コース状況/
危険箇所等
 登山道は良く整備されて危険個所は無く、案内も沢山あって迷うようなことは無い。
その他周辺情報  帰りのルートで、カーナビが案内した国道360号の途中から下小鳥ダムの脇を通って飛騨清美ICに抜ける近道があるが、地元の人に様子を聞いたら、距離は遠いが飛騨古川まで出た方が安心だよ・・・と言われ、そのルートをとった。
 天生峠籾糠山登山口の大駐車場。花の季節は過ぎ、紅葉には早いし、高速から近い国道360号線の白川郷側が不通となっているので入山者は少ないようだ。
2015年09月21日 07:10撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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9/21 7:10
 天生峠籾糠山登山口の大駐車場。花の季節は過ぎ、紅葉には早いし、高速から近い国道360号線の白川郷側が不通となっているので入山者は少ないようだ。
 登山口には天生湿原や籾糠山の自然を守る人たちが常駐して管理をされている。熊よけ鈴を付けるよう指導された。「森林環境整備推進協力金」500円を払う。
2015年09月21日 07:10撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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9/21 7:10
 登山口には天生湿原や籾糠山の自然を守る人たちが常駐して管理をされている。熊よけ鈴を付けるよう指導された。「森林環境整備推進協力金」500円を払う。
 この登山道は階段が多い。しかし、写真のようにコンクリートや鉄を使わず、すべてが自然の雑木や風倒木で造られているので感覚的にも疲れが少ない感じである。
2015年09月21日 07:26撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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9/21 7:26
 この登山道は階段が多い。しかし、写真のようにコンクリートや鉄を使わず、すべてが自然の雑木や風倒木で造られているので感覚的にも疲れが少ない感じである。
 個々の実が団子状につながった珍しい木の実である。自然観察指導員?の方からタムシバの木の実であることを教えていただいた。
2015年09月21日 07:29撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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9/21 7:29
 個々の実が団子状につながった珍しい木の実である。自然観察指導員?の方からタムシバの木の実であることを教えていただいた。
 登山道脇につるされた金属の缶は打撃音で熊を避ける熊よけ鐘である。先日は飛騨古川の安峰山で親子熊に出会ったので、ここでも注意して登る。
2015年09月21日 07:32撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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9/21 7:32
 登山道脇につるされた金属の缶は打撃音で熊を避ける熊よけ鐘である。先日は飛騨古川の安峰山で親子熊に出会ったので、ここでも注意して登る。
 登山道に伸びる木は、切り倒さずにY字型の木で支えてある。
2015年09月21日 07:45撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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9/21 7:45
 登山道に伸びる木は、切り倒さずにY字型の木で支えてある。
 天生湿原周回道の北側分岐点。東回り、西回りに分かれる。ここは東の道へ進む。
2015年09月21日 07:47撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/21 7:47
 天生湿原周回道の北側分岐点。東回り、西回りに分かれる。ここは東の道へ進む。
 色鮮やかなリンドウ。
2015年09月21日 07:49撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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9/21 7:49
 色鮮やかなリンドウ。
 天生湿原は枯れ草色である。ここは春から初夏の季節が良いようだ。
2015年09月21日 07:51撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/21 7:51
 天生湿原は枯れ草色である。ここは春から初夏の季節が良いようだ。
 湿原の中に張り出した半島にある神社。
2015年09月21日 07:52撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/21 7:52
 湿原の中に張り出した半島にある神社。
 苗場山や平が岳ほどではないが大きな湿原である。この湿原がどのような条件で出来たかの地形・地質的な説明がほしい。
2015年09月21日 07:57撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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9/21 7:57
 苗場山や平が岳ほどではないが大きな湿原である。この湿原がどのような条件で出来たかの地形・地質的な説明がほしい。
 湿原の南端分岐点。登山道はここから南へ進む。
2015年09月21日 08:07撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/21 8:07
 湿原の南端分岐点。登山道はここから南へ進む。
 シシウドの花。
2015年09月21日 08:11撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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 シシウドの花。
名を知らぬ可愛い花。
2015年09月21日 08:11撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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名を知らぬ可愛い花。
 ここは色々な花が咲いてにぎやかである。ここのアザミは特殊で珍しいそうである。
2015年09月21日 08:12撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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9/21 8:12
 ここは色々な花が咲いてにぎやかである。ここのアザミは特殊で珍しいそうである。
登山道はこの辺りで三方向に分岐する。最初に左へ分岐して木平湿原へ向かう道がある。
2015年09月21日 08:15撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/21 8:15
登山道はこの辺りで三方向に分岐する。最初に左へ分岐して木平湿原へ向かう道がある。
 ここではカラ谷沿いに中央を進む道と、右へ別れてブナ探勝路へ進む道が分岐する。三本の道はいずれも籾糠山へつながる。
2015年09月21日 08:17撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/21 8:17
 ここではカラ谷沿いに中央を進む道と、右へ別れてブナ探勝路へ進む道が分岐する。三本の道はいずれも籾糠山へつながる。
 倒木に生えた可愛いきのこ。苔の緑が鮮やかである。
2015年09月21日 08:31撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/21 8:31
 倒木に生えた可愛いきのこ。苔の緑が鮮やかである。
 縄張りを示す小動物のウンチ。季節の変わり目で体調を崩したか?少し下痢気味である。
2015年09月21日 08:33撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/21 8:33
 縄張りを示す小動物のウンチ。季節の変わり目で体調を崩したか?少し下痢気味である。
 水が枯れたカラ谷。ここは伏流しているが、上流に進むとかなりの水量がある。
2015年09月21日 08:35撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/21 8:35
 水が枯れたカラ谷。ここは伏流しているが、上流に進むとかなりの水量がある。
 列をなす巨木。カツラの木のようでカツラ門と案内されている。
2015年09月21日 08:37撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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9/21 8:37
 列をなす巨木。カツラの木のようでカツラ門と案内されている。
 猛毒であるというが、色鮮やかなトリカブト。
2015年09月21日 08:39撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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9/21 8:39
 猛毒であるというが、色鮮やかなトリカブト。
 何の実か判らぬが、輝く赤が綺麗である。
2015年09月21日 08:48撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/21 8:48
 何の実か判らぬが、輝く赤が綺麗である。
 まだアジサイに似た花が咲いている。
2015年09月21日 08:59撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/21 8:59
 まだアジサイに似た花が咲いている。
 これがカニコウモリの花。葉がカニの甲羅に似ており、花はコウモリ草?に似ているらしい。教えていただいたが記憶が正しくないかも?
2015年09月21日 09:04撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/21 9:04
 これがカニコウモリの花。葉がカニの甲羅に似ており、花はコウモリ草?に似ているらしい。教えていただいたが記憶が正しくないかも?
 カラ谷奥の分岐点。右が籾糠山で、左は木平湿原である。ここは右へ進む。
2015年09月21日 09:04撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/21 9:04
 カラ谷奥の分岐点。右が籾糠山で、左は木平湿原である。ここは右へ進む。
 所々に置かれたトイレブース。
2015年09月21日 09:12撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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 所々に置かれたトイレブース。
 ここは籾糠分岐。山頂はもう近い。
2015年09月21日 09:30撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/21 9:30
 ここは籾糠分岐。山頂はもう近い。
 葉脈だけを残して綺麗に食べられた木の葉。
2015年09月21日 09:48撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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 葉脈だけを残して綺麗に食べられた木の葉。
 籾糠山山頂。
2015年09月21日 10:02撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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9/21 10:02
 籾糠山山頂。
 風倒木を切り刻んで飛び石上に置かれた登山道。
2015年09月21日 11:04撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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9/21 11:04
 風倒木を切り刻んで飛び石上に置かれた登山道。
 常時手入れされているようで所々に逝かれている。下山中に階段道を修理する人に出会った。ご苦労様である。
2015年09月21日 11:04撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/21 11:04
 常時手入れされているようで所々に逝かれている。下山中に階段道を修理する人に出会った。ご苦労様である。
 大きな風倒木を切り刻んだ跡があった。
2015年09月21日 11:06撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/21 11:06
 大きな風倒木を切り刻んだ跡があった。
 赤い実。
2015年09月21日 11:12撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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 赤い実。
シジミのようなキノコ。
2015年09月21日 11:14撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/21 11:14
シジミのようなキノコ。
 えびせんべいのようなキノコ。
2015年09月21日 11:16撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/21 11:16
 えびせんべいのようなキノコ。
 ボーロ菓子のようなキノコ。
2015年09月21日 11:20撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/21 11:20
 ボーロ菓子のようなキノコ。
 綺麗な色の大小のキノコ。
2015年09月21日 11:22撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/21 11:22
 綺麗な色の大小のキノコ。
 赤と灰色の草の実。
2015年09月21日 11:25撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/21 11:25
 赤と灰色の草の実。
 登山道の階段に生えたキノコ。
2015年09月21日 11:34撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/21 11:34
 登山道の階段に生えたキノコ。
 トリカブトの蜜を吸う蜂。蜜には毒が無いのだろうか?
2015年09月21日 11:47撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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9/21 11:47
 トリカブトの蜜を吸う蜂。蜜には毒が無いのだろうか?
 鹿か熊?が食べ残した笹の葉。柔らかい軸を食べたようである。
2015年09月21日 11:56撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/21 11:56
 鹿か熊?が食べ残した笹の葉。柔らかい軸を食べたようである。
 紫の綺麗な花。
2015年09月21日 12:15撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/21 12:15
 紫の綺麗な花。
 階段の横木から芽吹いた木の葉。植物の生命力はすごい!
2015年09月21日 12:16撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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9/21 12:16
 階段の横木から芽吹いた木の葉。植物の生命力はすごい!
 先端の宝石のような実が綺麗である。
2015年09月21日 12:30撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/21 12:30
 先端の宝石のような実が綺麗である。
 木平湿原。
2015年09月21日 12:46撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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9/21 12:46
 木平湿原。
 木の根に生えた柔らかくて美味しそうなきのこ。
2015年09月21日 13:30撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/21 13:30
 木の根に生えた柔らかくて美味しそうなきのこ。
 帰りに通った西回りの天生湿原。
2015年09月21日 14:07撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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9/21 14:07
 帰りに通った西回りの天生湿原。
 湿原の草原は鹿の寝どこにもなっているようだ。
2015年09月21日 14:08撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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9/21 14:08
 湿原の草原は鹿の寝どこにもなっているようだ。
 シダに着いた白い球は昆虫の卵?
2015年09月21日 14:11撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/21 14:11
 シダに着いた白い球は昆虫の卵?
 表示された国有林の使用期限は切れている。標柱やロープも木材や麻縄などを使ってほしいが?
2015年09月21日 14:30撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
9/21 14:30
 表示された国有林の使用期限は切れている。標柱やロープも木材や麻縄などを使ってほしいが?
 帰り着いた駐車場にはやはり車がほとんどいない。皆さんはもう引き上げられたようである。バスが一台止まっていた。
2015年09月21日 14:36撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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9/21 14:36
 帰り着いた駐車場にはやはり車がほとんどいない。皆さんはもう引き上げられたようである。バスが一台止まっていた。

感想

 昨日の天蓋山、今日の籾糠山と北アルプスの展望を期待したが残念ながらアルプスの遠望は得られなかった。しかし、薄日の射す適度な気温で、山歩きには良い天気であった。
 籾糠山の登山道は良く手入れされて歩きやすく、景色も変化に富んで良い山である。この季節は湿原の花の盛りは過ぎ、紅葉には早い端境期的な時期のようで、一人静かな山歩きを楽しむことができた。
 山頂では昨日も同じコースを歩いた2人の方と山談義を楽しみ、木平湿原へ登り返す途中では山の自然保護に関わる人から花の名前などを教えていただき、珍しい花の写真を見せていただいた。
 季節を変えて来てみたい山の一つに加えたい。

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