秋の鳥海山を日帰り周回コースで満喫 ~東北の山旅2日目~

2015年09月22日(火) [日帰り]

• GPS: 08:40
• 距離: 20.4km
• 登り: 1,714m
• 下り: 1,732m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:20
• 休憩: 1:17
• 合計: 8:37

距離 20.4km 登り 1,723m 下り 1,741m

5:19 鉾立
6:05 賽の河原
6:26 御浜小屋
6:44 御田ヶ原
6:52 御田ヶ原分岐
7:04 7:07 七五三掛
8:01 8:02 御室
8:11 8:52 鳥海山
9:01 9:07 御室
9:20 9:25 七高山
9:44 行者岳
9:52 9:53 伏拝岳
11:02 11:19 河原宿小屋
11:54 幸次郎沢
12:14 千畳ヶ原
12:25 12:26 蛇石流分岐
13:08 御浜小屋
13:24 賽の河原
13:52 13:54 鉾立
13:56 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鉾立駐車場に駐車・車中泊
21日の月山登山後、羽黒口八合目から羽黒山観光をしたのち酒田市内の立ちより湯によってから夜の10時位に到着。連休中でも夜になれば駐車場はまだまだ余裕でした。

コース状況／危険箇所等

●危険箇所
　七五三掛~千蛇谷までの下りと谷を渡る岩場
　御室小屋~新山山頂までの岩場（岩場が濡れている状況では特に危険）
　御室小屋~外輪山の稜線に出るまで（落石）

その他周辺情報

立ちより湯：翌日の朝日岳登山口（古寺鉱泉）に向かう途中の経路上で選択
なの花温泉田田（道の駅庄内みかわ）：
〒997-1301 山形県東田川郡三川町大字横山字堤172-1
T E L　０２３５−６６−４８２６
　　　　　　　　営業時間　６：００〜２２：００まで
　　　　　　　　　　　　　（最終入館　夜２１：１５）
　　　　　　　　 休館日　 第３水曜日の6：00〜17：00

写真

9/22 5:16

鉾立駐車場トイレ裏にある展望台より。鳥海山の山頂を見上げる。

9/22 5:16

左からトイレ、鉾立山荘、ビジターセンター（展望台よりその1）

9/22 5:16

展望台よりその2

9/22 5:16

ビジターセンター前の駐車場。夜明けとともに続々と車が入ってきます。

9/22 5:18

駐車場道路を少し登ったところに登山口。登山届用の小屋もありました。（写真右側）

9/22 5:19

秋田県側だけでもこれだけ登山口がある。

9/22 5:19

登山口で出迎えてくれる小坊主？安心してください。ゴミは捨てませんよ。

9/22 5:20

登山口から数分登った先にある展望台までは、コンクリートで整備された道が続きます。

9/22 5:22

駐車場を見下ろす。

9/22 5:24

階段よりは排水用のスロープを登った方が楽ちんです。

9/22 5:25

登山道沿いにある展望台より。深い谷に圧倒されます。

9/22 5:26

パノラマでも撮ってみた。

9/22 5:35

展望台から先は、土道に。それでも歩きやすいです。

9/22 6:04

快調に歩いて6合目賽の河原

9/22 6:05

岩がごろついてますが歩き辛くは無いです。

9/22 6:16

麓の方は、少し雲が多めで見えたり見えなかったり。

9/22 6:17

御浜小屋までの最後の登り、もうすぐ日も出てくるころ

9/22 6:18

写真右下の稲倉岳に朝日があたってきました。

9/22 6:18

登ってきた石畳の道、よく整備されてます。

9/22 6:20

雲の切れ間から日本海が見えてます。しかし見たかった日本海に浮かぶ飛島はみあたらず。

9/22 6:25

稲倉岳へも御浜小屋のあたりから登れるルートがあるようです。

9/22 6:26

御浜小屋に併設する御浜神社

9/22 6:26

小屋には入れましたがバッジとかは売って無いようにみえました。

9/22 6:27

小屋の横を抜けて先に進むと鳥海湖を眼下に展望が開けます。

9/22 6:33

山頂付近から太陽が、まさにダイヤモンド鳥海！

9/22 6:33

朝日が草紅葉を照らして黄金色に輝いてサイコーに美しいです。

9/22 6:44

御田ヶ原からも引き続きダイヤモンド鳥海が見られました。

9/22 6:52

御田ヶ原から立派な石畳を下ります。

9/22 6:52

下りきったとこで仙人平および鳥海湖への周回ルートへの分岐

9/22 6:52

9/22 6:57

下ったらのぼる（八丁坂）

9/22 7:05

9/22 7:07

9/22 7:11

七五三掛、ここで外輪山ルートか一旦下って谷筋を登る千蛇谷ルートとに分かれる、新山山頂へは谷筋ルートの方が近い

9/22 7:13

新山山頂が込み合う前に到着したい為、千蛇谷ルートを選択

9/22 7:17

その昔この谷をつたって溶岩が流れたのだろうか。

9/22 7:44

外輪山の斜面にはまだ雪が残ってる。

9/22 7:44

御室小屋までの登る応えのある斜面

9/22 7:52

登ってきた谷筋を見下ろす。

9/22 7:58

御室小屋の立つ丘までもうひと頑張り

9/22 8:06

御室小屋は後回しにして山頂を目指す。

9/22 8:06

デッカイ岩がごろごろしてるところを白いペンキを目印に登っていく。

9/22 8:08

思ってたより岩場が長い。

9/22 8:10

こんなとこ行くのってびっくり、一旦下る

9/22 8:11

どっかの遊園地のアトラクションみたい

9/22 8:20

最後の岩場を登って山頂に到着

9/22 8:20

先着で1人の方が山頂にいました。写真撮影を考えれば5人くらいで限界な感じのスペースしかありません。

9/22 8:22

雲が多くて日本海はよく見えませんが高度感は満載です。

9/22 8:23

この標識を持って写真撮影しましょう。

9/22 8:23

こんな感じで撮ってもらいました。

9/22 8:32

さっき間を抜けてきた岩場が眼下に有ります。

9/22 8:33

外輪山の向こうは雲海です。雲海が太陽に反射して眩しいです。

9/22 8:51

山頂が込み合ってきたので惜しみつつ下山します。下山は別ルートで、山頂直下に胎内くぐりという岩場のトンネルを通り抜けます。

9/22 8:53

そして岩場の登り

9/22 9:03

新山山頂から小屋へ戻って神社を参拝

9/22 9:06

神社はすでに閉山されていて中は拝めません。
あわせて小屋も閉じられていてトイレのみ使用可能です。

9/22 9:11

外輪山にある七高山山頂を目指して小屋を出発

9/22 9:12

外輪山まで急な登りを一気に駆け上がります。

9/22 9:17

昭和49年の噴火前までは七高山が鳥海山の山頂だったそうです。

9/22 9:21

立派な石柱の標柱です。

9/22 9:22

七高山からの新山

9/22 9:26

外輪山にガスがかかってきました。今日は雲が上がってくるのが早いようです。

9/22 9:26

こちらは内陸側の斜面

9/22 9:28

外輪山の稜線歩きの始まり

9/22 9:33

鳥海山の火山エリアを堪能

9/22 9:41

外輪山ルート1つ目のピークを通過

9/22 9:43

天空の要塞といった感じの山頂

9/22 9:50

新山山頂にもガスがかかりはじめました。

9/22 9:54

湯の台道への分岐点に到着。

9/22 10:03

河原宿小屋へ一気に降下します。小屋は一番遠くの雪渓のさらに向こうです。

9/22 10:25

途中のみちでウサギギクを発見

9/22 10:54

この時期までこれだけ残ってるという事は、一年中融けない雪渓ということでしょう。スキー板はいて滑ってる人がいました。

9/22 11:17

河原宿小屋に到着、ここもトイレのみ使用可能でした。東北のお山は小屋じまいが早いんですね。

9/22 11:21

千畳ヶ原への分岐は、小屋へいきつく手前に有りました。

9/22 11:25

しばらく木道が続きます。

9/22 11:27

草紅葉が美しいです。

9/22 11:35

静かな山歩きの始まりです。

9/22 11:37

鳥海山紅葉の部の始まり

9/22 11:45

その前に大きな下りが待ちかまえてます。

9/22 11:45

その下りは大きな岩場、難所です。

9/22 12:00

下ってくるのに一苦労でした。

9/22 12:00

千畳ヶ原は黄金色の絨毯で敷き詰められてました。

9/22 12:05

静かな紅葉散歩です。

9/22 12:05

木道で整備されていて歩きやすいです。

9/22 12:08

上の稜線上は新山山頂を目指す人で賑わってる事でしょう。

9/22 12:12

天空の草原を満喫。

9/22 12:14

遠回りしてよかったです。

9/22 12:45

鳥海湖まで戻ってきました。

9/22 12:51

鳥海湖と鳥海山堪能させてもらいました。

撮影機器：

iPhone 6 Apple

装備

個人装備

ザック20ℓ トレランシューズ レインウェア（上下） 飲料水 行動食 帽子 手袋 スマホ（GPS) エイドキット 地図 熊鈴

感想

idetti

シルバーウィーク東北の山旅2日目、今回の山行予定の山の中で一番登って見たかった鳥海山に登ってきました。昨日の月山登山からしばらくこのエリアのお天気は安定した晴れが続く予報だった為、コースタイム次第では鉾立からの往復ルートではなく外輪山の伏拝岳から湯ノ台道に入り川原宿小屋まで下って千畳ヶ原に抜け、鳥海湖に戻る周回コースを歩いて見ようと考えていました。

その計画は実際実行に移すことになり、予想していた以上の草紅葉の絶景と静の鳥海山を堪能する事が出来大満足の山行になりました。

七五三掛から山頂、外輪山ルートの活火山らしい岩山の鳥海山、特に山頂直下の岩場をくぐったりするアトラクション的なルートは今までに経験のない面白さに感動しました。多くの人が登る人気のルートだけあって賑やかなルートと静かなルートをあわせて体験できた事で登る前から興味深々だった鳥海山が登山口に戻ってきたころには好きです鳥海山になった事は言うまでもなく駐車場のお土産屋さんでバッジとあわせて”好きだ鳥海山”ステッカーまで買ってしまいました。

自分の中の名山の一つになりました。