涸沢


- GPS
- 56:00
- 距離
- 27.6km
- 登り
- 850m
- 下り
- 850m
コースタイム
二日目 06:30横尾-10:00涸沢(泊)
三日目 06:30涸沢-13:00上高地BT
天候 | ☀|☁ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
乗換え不要。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・残雪は例年より多め。涸沢への最後の登りで2カ所雪渓あり、アイゼン不要。 ・涸沢より上部、特に奥穂へのパノラマコースはアイゼン必携。 (小屋スタッフ談) |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
・再開後2回目の山行でいきなりのテント装備、これで夏の穂高はキツイだろうと
容易に想定されたが、海の日連休直後の週末なら混雑もましだろうし天気予報も
案外良さそう。霜降り飛騨牛ステーキとボルドーワインまで担ぎ、肝心の山の方
は「行ける所まで」と割り切って出かけてみた。
・上高地出発が10時。明神・徳沢と進むほどに暑さが増し、生ビール休憩も過ぎて
ペースは一向に上がらない。ご年配の団体と抜きつ抜かれつ、横尾にはなんと
13時半の到着。あっさりと停滞を決める。梓川沿いの静かなサイトにテントは
4張りのみ。静かにプチ・ゴージャスなディナーを満喫。
・翌日も晴天。横尾出発6時半過ぎと観光客並みのまったりぶり。多くの下山者と
すれ違いながらゆっくり歩く。ヒュッテが見えてからのつらい登りの部分に今年
は2ケ所大きな雪渓が残り、その涼しさに助けられて何とか涸沢に辿り着いた。
・すぐにテントを設営したものの暑くて中には居られず、当然これから登る気力は
全く無く、小屋とヒュッテを往復して生ビールの杯を重ねるうちに、何やら頭痛
と吐き気が・・・こんなところで高山病?まあちょっと今の体力には無理し
(飲み過ぎ)たかも。周囲を見ると昨日横尾で一緒だった人達が何組もバテて
いる。少し安心?し、幸い日も翳り始めたのでテントにもぐり込むとすぐに寝入
ってしまった。
・夕刻に目覚めたが食欲は無く、スープとコーヒーで暫し山を眺めて過ごす。日没
間際に穂高稜線の裏側から雲が上がってきて、幻想的なアーベントロートを一瞬
見せてくれた。
・翌朝は4時起床。体調は回復したが、雲が稜線を隠しているのを言い訳にピーク
ハントは諦めて、ヒュッテのテラスで日の出を待つ。モルゲンロートは今山行に
ふさわしく中途半端に終わったものの、奥穂へ北穂へと出発してゆく人達を見送
りながら、ゆっくり取る朝食も悪くない。
・下山もペースは上がらない。しかしどうやらザックの重さには少し慣れてきたよ
うだ。来週もテント泊でリハビリのペースを上げたいが縦走はムリだろうな、
八ヶ岳あたりかな。
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